レオナルド誕生日記念コンサート 「レオナルド・ダ・ヴィンチ時代の宮廷音楽」 4/15
sabato, il trentuno Marzo 2007.
sono le otto e quarantasei.
「音楽家の肖像」
レオナルド工房作
43×31センチ 1490年頃
アンブロジアーナ美術館(ミラノ)
4月15日は、レオナルドのお誕生日ということで
現在開催中の特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ」
では、お誕生日記念コンサートがイベントの一貫
として挙行されます。
レオナルド・ダ・ヴィンチ誕生日記念コンサート
・受胎告知~レオナルド・ダ・ヴィンチ時代のマリア賛歌
・レオナルド・ダ・ヴィンチ時代の宮廷音楽
mixiで、上記の宮廷音楽に行かれなくなった方が、
「チケットを譲ります」というお知らせを出されていて、
コンタクトを取りましたら、私が一番だったそうなので、
こちらのコンサートに行けることになりました☆(*^o^)乂(^-^*)☆ !
チケットはすでに完売とのことですので、やっぱり、
どこかでレオナルド様が呼んでくださっているのか、
この幸運にもF様に御礼申し上げます<m(__)m>
現在、斬新な古楽で人気を博している古楽団体
「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」と「アントネッロ」が、
レオナルド・ダ・ヴィンチと同時代で宮廷で演奏された
古楽を演奏されるとのこと、大変楽しみです~☆
はっきりとはしていないのですが、《受胎告知》の前でも
レオナルド作詞の曲が歌われるようですので、本当に
素晴らしい記念コンサートに行けることをあとから
知りまして、レオナルドのお誕生日を祝える最良の日
となりそうです~☆゜・。・゜★
上記トップ画像は、今回の演奏会で演奏される作曲家、
ジョスカン・デ・プレ(Josquin des Prez 1455?-1521)とも
イル・モーロとも聖歌楽隊長フランキーの・ガッフリオとも
言われていて、レオナルドが描いたとされています。しかし、
私はあまりピンとこないので、きっと弟子が大部分は描い
たのかもしれません。
レオナルドと同時期ということで、フランドルから遠征してきた
ジョスカン・デ・プレは、フィレンツェやミラノで音楽家としても
活躍していたレオナルドの即興曲などにも大いに影響が与え
られたそうです。美術ではレオナルド、音楽ではジョスカン・デ・プレ
がルネサンスの芸術文化を華咲かせた深い関係性も
今回の演奏曲の中から響いてくるかもしれません~♡~♬
今までにもないレオナルドの音楽性が近づくことでまた、
興奮して参りました~ヽ(^o^)丿
「A portrait of the Master」
Francesco Melzi
ウィンザー城 (イギリス) 王室図書館蔵
レオナルドの最愛の弟子であったフラチェスコ・メルツィの
肖像画をもう一度、観てみると確かに、音楽家としての
繊細な顔立ちが浮かび上がって見えます~☆
レオナルド・ダ・ヴィンチ自作の楽器
「アッシュバナーム手稿より」
1487~90年頃
パリ、フランス学院図書館
もし、レオナルドが作曲した曲を残せるような録音機を
発明していたら、彼の創作した美しいメロディーや詩も
現在、聴くことができたかもしれませんね~(^_-)-☆
《リラ・ダ・ブラッチョ》はレオナルドの自作楽器と、池上
先生のご著書である「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の画集
にも図版とともに掲載されています。
演奏にも長けて、即興歌も上手な演奏家であったので
フィレンチェ時代には「美しい声で歌が上手」な音楽家
として知られていたそうです。だんだんと音楽家としての
イメージも膨らんできましたね~☆
私は美しい人間の歌声に弱いのとそれがもしかしたら
レオナルドが作曲した詠なんて!!そして、あの美しい
《受胎告知》の面前で聴けるなんて、考えただけでも、
ロマンが広がって、また感涙となるでしょう・・・!!
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