英国の庭園 - 歴史から具間見て
sabato, il otto settembre 2007
sono le otto e trenta di sera.
来月の終り頃を予定している英国への旅ですが、
個人的な事が重なって、ちょっと最終決定できないで
おります・・・(/_ ;)
でも、英国へ飛び立つ前に、興味ある英国の庭園に
ついて少し知識をつけておこうと思っています。
前回のエントリーは薔薇の歴史だったのですが、今回は
イングリッシュ・ガーデンの歴史について触れてみたいと
思います。
イギリス 花の庭 (広田 靚子)著

イギリス庭園の文化史―
夢の楽園と癒しの庭園 (中山 理)著

ガーデニング王国 花紀行―
英国コッツウォルドの愛すべき風景
(林 望、 鈴木 せつ子)著
上記の3冊から図版や本文から引用させて頂きました。
ジュリアス・シーザーがブリテン島に侵攻したのが
紀元前一世紀、この島が「ブリタニア」としてローマ
帝国の属州に組み入れられたときより、庭園の
歴史は始ります。
古代ローマ人はあらゆる面でブリテン人よりはるかに
進歩した文明を謳歌していました。ローマの博物学者
の大ブリニウス(23-79年)によれば、当時のローマでは
下層階級の人々でも庭園の一部を畑として利用すること
を許され、そこで収穫したものを日々の糧としていたそう
です。
高度な地中海文明を持つローマ人が辺境ブリタニアの
ライフスタイルに満足できずに、祖国と同じようなヴィラを
建築したことは当然で、多くの植物種や庭園技術も
ブリタニアに持ち込まれたい違いないでしょう。
4世紀になってローマ文化が広まるとブリテン島の南部
地域、グロスターシャのチュドワースやサセックスの
ビグナーなどの地域ではこぞってヴィラが建築され
地中海文明の華を咲かせていました。
ヴィラの邸宅には、回廊や中庭も備わって、中庭には
季節ごとに色とりどりの草花が咲き乱れ、果樹園では
果物がたわわに実っていたそうです。
ところが、4世紀末には、ローマ帝国が弱体化し、アングロ・
サクソン人を中心勢力とする「蛮族」がブリテン島に侵入
し始め、これまでヴィラの庭園を美しく飾っていた草花も
血なまぐさい戦いの波にもまれ、ブリタニアで蓄積された
庭園文化もローマ文明と同じ運命を辿っていきます。
(「イギリス庭園の文化史」から抜粋です)
イギリス人の「心のふるさと」コッツウォルズ
ウィリアム・モリスが「イングランドで、最も美しい村」と称えた
バイブリーは、コッツウォルズの中心に位置しますが、この村
を往来する交通機関は何もない。
紀元前、イギリスにやってきたローマ人は、バイブリー近くの
サイレンスターに定住した。ウースター(現在のウースター州、
グロスター州にあたる)の長は、ローマ人に、コルン川沿いに
ある15領地と、自分の娘ビージーを捧げた。
そして、彼女の名前が地名となり、15の領地はビーガン
バイリングと呼ばれ、時を経て、バイブリーとなった。
ローマ人の後にやってきたアングロ・サクソン人もやはり
この地に定住した。
村のセント・メリー教会の北側の壁には、墓石が埋め込
まれていて、サクソン人がここの教会に出入りしていたこと
を物語っている。なぜなら、その墓石に彫られた輪つなぎ
模様は、スカンディナビア地方特有のデザインであり、
今日でもヴァイキングが作ったものを信じられている。
Biburyの素晴らしいHPを見つけましたので、ご覧下さいませ↓
http://www.kazanuto.com/bibury.htm
ロンドンからバスで2時間、コッツウォルドの主要な街、
サイレンセスター (ローマ以来の由緒が残る村)に着く。
紀元前、ローマ人が上陸し繁栄したこの街は、当時、
コリニウムと呼ばれていた。街のはずれに、彼らがこの
地に残した足跡を集めたコリニアム博物館があり、
ローマン・モザイクなども展示している。
その後、イギリスにやってきたサクソン人は、この地に
定住し、コリニアムという地名を、チャーン川の上流、
テームズ川の源流という意味のサイレンセスターに
改名した。彼らがこの街に残した物は、この地名だけで
あり、サイレンセスターは、サクソン人によってほとんど
破壊されてしまった。その復興は、中世になって羊毛
産業の重要な町となるまで、待たなければならなかった。
(「 ガーデニング王国 花紀行―
英国コッツウォルドの愛すべき風景」文と図版引用)
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