
息子がイタリアで、「天使のカード」を数枚、お土産で購入してきてくれました
昨日、「アルバム」をアップしたままでしたが、今日はちょっぴり説明書きを
加えてみたいと思います

サレルノ
今回は、2週間ほどナポリを拠点として、近郊の街や遺跡まで一人で
列車に乗って、動き回ってきたようです。高台(多分、アレキ城?)から
見下ろしたサレルノの景色は絶景ですね
ナポリから列車で30分ほど、南下した所に「サレルノ」があります。
アマルフィ海岸にも含まれているそうで、風光明媚な湾岸都市ですね~
街はきれいで、人も優しく住みやすそうに感じたそうです。
サレルノのピザ屋さんでは、快くピザを作らせて下さったそうです。
右側のピッザヨーロさんは、ニューヨークで修行されたので、英語でも
話してくださったそうで、息子に親切にして下さって、タント グラッチェです

地図は、ZenTechのHPよりお借りしました。
翌日は、サレルノよりさらに南下した「ペストゥム」にある「パエストゥムの遺跡」
まで行ってきたようです。
ケレス神殿@「パエストゥムの遺跡」
紀元前6世紀初頭、ギリシアの植民地時代に建てられた古代ギリシア建築の
最高峰と言われる遺跡(1998年世界遺産に登録)が美しく残っています。
息子が行くまで知らないような史実やギリシア神殿の現存に、なにかイタリア
の奥深い歴史の流れを知ることができて感激でした。

当日は、かなり暑かったようです
。あまり感想らしきは言わない息子
ですが、若者の心に2000年以上前の建造物はどう映ったのでしょうか?
ローマ人の侵略、洪水、マラリアの被害、サラセン人の侵入で、一時は、
廃墟に化したそうですが、18世紀半ばに、当時の測量士によって、木と沼地
の間に神殿は発見され、1928年以降に本格的な発掘作業が始まって、
古代の神秘の謎が少しづつ解明されて行ったようです。
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「エルコラーノの遺跡」
次の日もナポリから海岸沿いを上に20分ほど列車に乗って、ポンペイ
近くにある「エルコラーノの遺跡」まで行ってきたそうです。
ポンペイはヴェスーヴィオス火山の火山灰に埋もれた都市でしたが
エルコラーノは、流れてきた溶岩によって埋め尽くされてしまったそう
なので、発掘作業は困難だったとのことです。
ギリシア人都市として生まれ、古代ローマ直属の自治都市として
栄えた後、ローマ貴族の別荘地となったそうです。港町なので、経済的
に豊かで文化水準の高かったことが美しい家屋の装飾や彫刻からも
分かるそうです。

フォロの浴場@「エルコラーノの遺跡」
浴場にある女性用の脱衣所のモザイクで、良く残っていますね!
トリトーンがキューピッドや海の生き物に囲まれたモザイクが活き活き
と描かれていて、海の近くの土地柄を表しています。
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ソルファターラ@ポッツォーリ
ナポリから約14kmにあるポッツォーリという小さな町には、フレグレイ平原
が広がっていて、「ソルファターラ」と呼ばれる硫気孔があり、箱根の地獄谷
のような硫黄と蒸気が噴き出しているそうです。地下では、マグマが沸騰して
いるそうなので、ナポリ近郊はまだまだ、活火山に囲まれていて、ちょっと
怖いですね~
でも、上の「エルコラーノの遺跡」のすぐそばにも新しい住宅がひしめいて
建っているそうです~
▲△▲

「ファルネーゼの雄牛」@国立考古学博物館
「ナポリ国立考古学博物館」には、フェルネーゼ・コレクションと
呼ばれるギリシア・ローマ時代の模刻を含めた大理石彫刻と
ポンペイ・エルコラーノ遺跡からのモザイクをはじめとする発掘品
が展示されて、世界的に名高いそうです。
息子は、ポンペイもエルコラーノの遺跡の現場を観に行ってしまったので
それほどこちらの博物館では、感慨は持たなかったようですが、上記、
2作品が一番すごい!と思って撮影してきたそうです。
下の作品(?)は題名は分からないのですが、現代作品のようで、
当時の爆発したときの猟師の姿を現わしているのかと?思ったり、
不思議な感じがします。
今回は息子の渋いツアー巡りに(笑)、ナポリ周辺の遺跡の多さには
ちょっと驚いたり、勉強になったりしました!まだ、続きますよ。。
容量の関係もあるので、一時ここでストップしますね!
沢山の方が、「息子の南イタリア・ツアー 2010/06」アルバムに
いらして下さって、ありがとうございますm(__)m
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「南イタリアとマルタ―2006~2007 (地球の歩き方)」
場所の説明文は、こちらの本より抜粋させていただきました。
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