文化・芸術

2017/02/17

神の手をもつ絵師 若冲☆

      

 

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 皆様、こんにちは
まだまだ、朝晩は寒い日が多いですが、日中の陽射しに
春を感じるこの頃です。

 

 
   高3と中3の教え子達は、一人を覗いて、私立には其々
合格できたようで、ちょっと安心しています。残すは都立校
と大学の受験のみとなりました。みんな、最後まで頑張って!!


  ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

    本日は、BSプレミアムカフェをつけていたら、また、
素晴らしいアンコール番組が放映されていました。

 

 神の手をもつ絵師 若冲(初回放送:2001年
  京の都に生きた画家 伊藤若冲

 

  失礼ながら、家事をしながら途切れ途切れですが
観ていたのですが、ジョープライス氏が収集した
若冲の絵画と生涯をドキュメンタリードラマのように、
紹介されていました。
   

 

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   プライス氏が60年以上前に、ニューヨークの日本美術商で
一目惚れして購入したという若冲の「葡萄図」の一部です。

 

  私も若冲の作品は、どちらかというとこういったシンプルな
水墨画で表現した動植物画が一番好きです。プライス氏が
その時に何の知識もなかった江戸時代の絵画が後に、
ロサンゼルス郡立美術館に日本館を設立するほど
日本の文化を情熱を持ち守って来て下さったことが分かり
最後には、感動するほど感謝の念が湧いてきました。

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 今回のドラマでも相国寺の僧侶・大典禅師が若冲と懇意
にしていたことが良く描かれていましたが、昨年、その二人
展覧会が相国寺で行われたようですね。
 
 
   障壁画50面(重要文化財)全てが公開されたとのことです。

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  その役所として、若冲は岸辺一徳と僧侶は山本學氏が
演じていて、お声からして深みのある二人の演技が非常に
このドラマの質を高めていました。

 

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 プライス氏が作品を眺めているところへ、若冲が蘇って
プライス氏に「この作品は、お好きですか?」と聞くシーン
です。「もちろんです!」と氏は答えています。

 
     
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 少しボケてしまいましたが、若冲の作品の中で実際に観て
私が一番素晴らしいと感じたのは、右の作品で
  「月下白梅図
です。こちらもバーク・コレクション展で展示されていたかと
思うのですが、梅の枝が天に向かって生命力強く描かれて
いたのが印象的でした。

 
   たったと言いますか、この200年の間に、日本はすっかりと
電子時代へと変貌してしまいました。塾の生徒も先生も電車
の中でもみんな携帯を離さないで、携帯の中で会話して
物事が処理されていきます。それは、本物、実物をみないと
等しいことですよね!?

 

 プライス氏のような審美眼を持っていた人が、若冲や
江戸時代の自然を愛する芸術家の作品を大切に保管し
世界中の人々に展示する機会を齎してくれています。

 

 人間の命ばかりでなく動植物の命を大切にしていこうと
いう若冲の秘められた願いを私達は携帯から少し離れて
生命という尊厳について、考えさせられる良い番組でした。

 

 ハイビジョン、スペシャル、さすがです!!優れた番組は
何度も放映し続けて頂きたいです。

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2016/04/25

根津美術館☆日本美術&庭園に堪能☆

         

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  先日、Nさんご夫妻と根津美術館へ行って参りました。
以前、今頃参りましたときの[藤の花]の美しさと香りが
忘れられずにおりました。今年は少し花数が少ないよう
ですが、やはり日本庭園に咲いている藤の花は美しい
艶やかな着物姿の日本女性のようでした~

 

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   もちろん、展示会場の方では、尾形光琳の杜若屏風を
じっくりと堪能してきました。

   伊勢物語の絵巻物も恋愛について流れるような書と
絵も楽しく拝見してきました。

 

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   久しぶりのVisiting Tourのようで、やはり絵画も庭園も親しい
人達と巡り歩くと楽しさも倍増しますね~

 

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   杜若は、チラホラ咲いているだけでしたが、庭園内の
新緑の美しさに3人で感嘆の声を上げました~


    
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   こちらの楓が池に映って、モネの世界を彷彿とさせますね

 
すれ違う人達もみなさん、こちらの庭園の美しさに穏やかなお顔を
されていました。平和なひと時を過ごせることに感謝の気持ちまで
湧いてきます。

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  NEZUCAFE」で、ミートパイをランチで頂きました~
紅茶もポット付きなので、美味しくお得です~ 庭園を
観ながらのお食事は、より美味しさを増すようです

 
    日本美術と日本庭園を満喫でき、幸せなひとときを
過ごせて、Nさんご夫妻にも感謝ですm(_ _)m

 

  根津美術館、展示品も庭園も一級品で素晴らしい
日本を代表するアートスポットですね~皆様も新緑の
美しいシーズンにぜひ、お勧めです

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2013/07/03

 「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 ー 天才の肖像」@東京都美術館

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          「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 ー 天才の肖像

   先週、いよいよレオナルド展も終了するとのことで、会社の帰りに
 飛び込みセーフで、約一時間弱、鑑賞することができました。

    Dsc_1212

  大判のチラシ冊子が置いてあったのですが、とても良く撮影されて
 いますね↑ 『音楽家の肖像』 レオナルド作

  その日は、そんなに混雑もなかったのですが、閉館間際でしたので
 とにかく、3Fのレオナルドの作品を目掛けて、手稿などは申し訳程度に
 鑑賞してしまったのですが・・正直、レオナルドが描いたのかしら?と
 微妙な気持ちになってしまいました。。

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受胎告知」は、何度観ても絵からくる魔法のようなパワーを感じたの
ですが、こちらは、どちらかというとベタな写真のような奥行のなさに
少々、ガッカリとしてしまいました。

 でも、目の前にしばらく立っていると、顔の陰影などが段々と観えて
きたり、繊細な音楽家の表情を良く現しているように見えました。



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             貴婦人の肖像
      ロンバルディア地方のレオナルド派の画家

 1490年頃に板に描かれたそうなので、少し板が歪んでいるほど
でしたが、とても美しい気品のある肖像画でした。

       Dsc_1213_2

          「聖家族と洗礼者ヨハネ」 
        
 ベルナルディーノ・ルイーニ

  こちらの聖画像が、一番神々しく色彩も豊かで素晴らしい
作品でした

  
  沢山の手稿ももっとユックリと拝見したかったのですが
第III部の「レオナルドとレオナルドデスキ」に、一番時間をかけて
鑑賞しました~

  久しぶりの美術鑑賞ですが、また、少しずつアート復帰できれば?
なんて思うこの頃です。

   
    
    ~~~~~

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        「ダ・ヴィンチと禁断の謎

    FOX Japan で水曜日の11時から放映されています。
こちらも少しレオナルドのイメージとは違いますが、
デフォルメ・ファンタジー映画って感じですが、当時の人物や
背景など分かって面白いですね

  

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2012/12/02

☆不二子姫親子と楽しんだ「チョコレート展」☆

                Dsc_01111      

   先月、不二子姫のお誘いもあって、科学博物館で開催されている

       「
チョコレート展

 へ息子さんのT君とご一緒に鑑賞して参りました

                Dsc_01081_3

      デジカメを忘れてしまったのですが、こちらのショコラだけ宝石のように
 綺麗に撮れました~

   チョコレートは、4000年前のマヤ文明で飲用されたことが始まりで、
 それからヨーロッパに渡り長い年月をかけて、現在のチョコレートととして
 形成されていったようです。

   カカオ豆の原寸大の大きいことや原産地の方々の数々の工程を通して
 チョコレート状になることなどビデオが見れます。

Dsc_01051  Dsc_01041

 カカオになって、工場内を疑似体験できるような楽しい装置も色々と
工夫されていました。

 T君は板チョコになる機械と風の装置やチョコ状に押し出されてくる
プレスボタン等を楽しんでいました

 小さなお子さんと一緒だと自分も子供になったように、キャーキャーと
楽しむことができました~(o^-^o)

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    さすが、上野ならではのパンダや恐竜など名物のチョコレート像が
   展示されていました('∀`)
     

          Dsc_01151

  チョコレートの香りが漂っているので、食べたくなりますが、試食コーナーは
 なかったので、ちょっとガッカリですね・・・

   Dsc_01221

  帰りがけにランチしようとしたのですが、館内のレストランはどこも
いっぱいなので、文化会館にあるテラスがあるカフェで軽食を3人で
戴きました。

  西美が前に見えて、とてもロケーションが素敵です~ ただ、カフェ
なのであまりランチとしては?? でも、T君は伸び伸びできたので、
良かったかもしれません~

      

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      ここでもパンダのアンマンがありました~

   T君もドンドンとおしゃべりが上手になって、小紳士とおしゃべりを
 楽しめるようになりました~  大好きなチョコレートができるまでを
 なんとなくだけでも分かって、これからもチョコの製造者に感謝しつつ
 美味しく頂いていきましょうね~

   ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

   

       Dsc_0013  

 不二子姫のお母様から美味しいカリントウとイチジクのジャムに
不二子姫から香りが良いコスメ製品を戴きましたm(_ _)m

     

             Dsc_0029

   いつも優しく穏やかな微笑みの不二子姫とご一緒できる時間が
 持てて、私もとても幸福感に満ちた気持ちになります~

   息子のお店も今週にはオープンできそうですので、どうぞご家族で
 ピザを食べにいらしてくださいね~

  

         

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英国の水彩画展で、心洗われる♪

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          巨匠たちの英国水彩画展@Bunkamura

 先日、Y子さんと食事したあとに、Bunkamuraの前を通りがかり
ましたら、以前からチラシなどで気になっていた英国の水彩画展が
開催されていたので、脚がスーとそちらに入ってしまいました。

  水彩画の淡いタッチと英国ののどかな牧歌的な風景画に、
若い頃、ホームスティした頃の情景がよみがえり懐かしさが
こみ上げてきました。

       Work_pic6

           サミュエル・パーマー
     《カリュプソの島、オデュッセウスの船出》
       1848-49年 水彩、グワッシュ・紙

 こういった船出の絵画は、何か心の底を洗い流して、希望を持って
生きていくように!と元気付けてくれるような力強さと未来へのロマン
を感じさせてくれます。

 
 水彩画ばかりでなくパステル画もあり80点ほどの作品は、英国人が
持つ心の原点や自然や国を愛する優しさ等が、静かな画面の中から
ゆったりと伝わってくるような気がしました。

  若い頃に滞在したノフォークの「ヤーマウスの海岸」の水彩画があり
若き日にタイムトリップしたような郷愁を感じて、霧の中にボンヤリと
浮かぶ海岸線を歩いた日々が思い起こされました。

  油絵のように直接、目に入ってくる強烈なインパクトはないのですが
水彩画が持つ柔らかな色彩に、何か大切なことを忘れてはいけない、
とフト、我に帰らせてくれる素敵な展覧会でした。

  12月9日まで、渋谷のBunkamuraにて開催です。

      

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2010/12/15

『鼓の家』★BSベストオブベスト 芸の継承が迫力あるドキュメント!

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  能楽囃子方五十年―亀井忠雄聞き書き
   亀井 忠雄 (著)

 今、BSで特集番組、「BSベストオブベスト」を放映しています。
とても内容が良いので、少し見ただけで、吸い寄せられてしまいます。
だから、なるべく、見ないようにしているのですが、たまたま、今朝、
お掃除を終わったあとに、お茶で一服していたら、芸の厳しい世界が
映し出されているでは、ありませんか

 上記は、亀井氏の芸の伝承に関るご本とのことですが、現在、出版
されていないようで残念です。

 2004年に初回が放映されたそうですから、番組に出演されていた
3人の息子さん達ももっと立派に、歌舞伎やお能の世界でご活躍されて
いらっしゃることと思います。→「三響曾」というHPを見つけました。

 私の叔母が元気なころは、よくお能を観に連れて行ってくれました。
良く分からないながらも衣装の美しさと独特の舞いと、さらに古典器楽が
激しくも煌びやかに響く舞台に魅了されて鑑賞していました。

 こちらのドキュメント番組の気迫に久しぶりに、ただただ、芸の継承の
厳しさを自分の生活の甘さと照らし合わせたような反省も感じましたが、
それこそ、魂を奪われたようになって観てしまいました。

 歌舞伎囃子方の田中家と能楽囃子方の亀井家が、普通の家族と
師匠と弟子という芸の親子を描いた優れたドキュメンタリーです。

 凄まじいのは、先代の田中伝左衛門さんとその芸を継ぐことになった
娘の佐太郎さんとの「親子鼓」にまずは、目を奪われました。

 「楽しちゃいけない、続けなさい。良かったですね。はい、もう一回。」
とお稽古は延々と続いたそうですが、女性ながら父の後継者となり
能楽囃子大皷方・亀井忠雄さん(人間国宝)と結婚されます。

 3人の息子さんが生まれて、小さい内から正座をさせて、母は師匠と
なって厳しく息子に、父からの芸を教え込み、長男を能楽囃子方に、
次男と三男を歌舞伎囃子方にとりっぱに育て上げていきました。

 現在でも一般の方にもご指導されているそうです。
その他にも舞台挨拶やお弟子さんの公演を鑑賞したり、息子さん達の
演目を設定をされ、家事全般もこなされて、スーパーウーマン振りを
カメラは映していきます。

 稽古場に入って、着物に着替えて向き合った瞬間に、もう親子では
なく芸の伝承世界に入っていくその緊張感がまた、見ものでした!

 最後に、亀井氏とご長男が「安宅」の延年の舞をお稽古すると、お互いに
「命のやり取りをした」と言うほど、心臓がおかしくなってその場で死んでも
良いというほどの激しい鼓と唄いに、4次元の世界で繋がっているような
芸術家の炎のような演奏を聴けて良かったです。

       

      Kamei_2

        亀井広忠氏

 ご長男の大鼓師の亀井広忠氏は、特に素適で、これから私も
舞台を聴きに行きたいと思いました。やはり、サラブレッドは輝きが
どこか違いますね!

インタビュー記事で、この番組の内容も分かるような親子関係が
書かれています↓

http://www.performingarts.jp/J/art_interview/0802/1.html

日本伝統もこのような血みどろの修行によって支えられていることを
観れて、私も気持ちがすごく引き締まりました。ありがとうございます!

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2010/12/04

★ 京都の紅葉を満喫 ★

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                   南禅寺 境内 紅葉 

皆様、お久しぶりです。
先月はとても忙しかったのですが、月末に娘が連休を取れたので、それって!!
って感じで、京都の紅葉を観に行って参りました。

今もあまり時間がないので、簡単に、撮影した先だけ記入いたしますが、
京都の紅葉の素晴らしさに感動して、絵を観たときに感動するような胸が
一瞬、詰まるほど、南禅寺の境内の紅葉に包まれた時は、美しさに震えました

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                  嵐 山

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             ★ 清水寺ライト・アップ ★  

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                東福寺 周辺

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  東福寺周辺の紅葉が色鮮やかで素晴らしかったです
今年はそれでも温暖化で、紅葉の葉が縮じんでしまうウィルスの病気が
蔓延してしまったそうです~ 残念なことですね。。

   来年の春、桜が咲く頃にまた、訪れてみたいとは思いますが。。
京都は日本の宝ですので、世界に誇れる都市があることを大事に今後も
大切に守っていきたいですね!

   また、追々、少しづつ他もアップして行ければと思っています。それにしても
京都のタクシーのおじさん達は口達者な人達が多くて、会話を楽しませて下さい
ました。ああいったリップサービスも国際都市ならではですが、現在は、アジアの
人達の観光客が増えて、少し対応に苦慮されていると皆さん、仰っていました。
でも、昨年度の拝観料は、京都ではものすごくアップしたそうです~ 今回も
紅葉詣出の人達は凄かったです!! アジアでも観る価値がある都市なんですね!

     

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2010/05/24

ミュージカル★『絹の靴下』@青山劇場

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                      絹の靴下』@青山劇場

 実家の母は、ミュージカル物が大好きなので、時々、お伴?で
付き合っています。宝塚好きな方には申し訳ないのですが、実は
娘も私も少し弱いのですが、父と母は、「綺麗だから、観なさい!」と
時々、何枚か勝手に席を取ってしまうことがあります~

 今回も私は予定を変更して、今村ねずみさんが主役を務めるといる
ことで観劇してきました~ ねずみさんは相手役の元宝塚トップスター
湖月わたるさんが大柄なので、踊る時も引き舞わされる(笑)って程では
ないのですが、エレガントな舞いとパリでの甘い恋愛を仕掛ける役としては
上手に演じていて素適でした~

  湖月わたるさんは、元宝塚のトップスターで男役が主だったかと
思いますので、女性的に変身したシーンよりも最後の場面で若者達の
リーダー的存在になってさっぱりとした役と、パンツスタイルで踊って
いた雄姿(?)は、さすがに洗練された迫力があって魅了されました

  考えてみれば、話しの設定は1950年代のソビエト・アメリカ冷戦下の
時代に、パリで知り合った男女の恋物語です。堅物のロシア人女性と
自由奔放な米国人男性がいかに、その男性的な女性に「絹の靴下
(アメリカの資本主義)を履かせて、内面から女性的に変身させると
いういわば、現代の中国の状況のような社会形態が奥にはあって
あとから、考えさせられました。

  衣装も何度も変わって、踊りも大部分を占めるし、役者さん達はとても
真面目に演じていますので、踊りや華やかな舞台がお好きな方には
合うのではないでしょうか?本当に全力疾走と言う感じで、皆さんには
拍手を送りたいです

  私はパリの舞台の絵が背景に描かれていて、それが妙に物哀しく
郷愁を誘って観えました。私がパリに大昔に滞在したころは、「冷戦」
の終わり頃かとは思いますが、あの頃のモノトーンが強いパリを思い出
しました。記憶違いでなければ、あの背景の色彩も最後にカラーに
変わっていたような?現在のパリは、もうモノトーンではなくて、パステル
がかった感じがするほど華やかですものね~

 でも、少しドタバタ過ぎる場面がありましたので、それがコメディータッチ
なのかもしれませんけれど・・どうでしょうか?テーマが少し暗くなるのを
避けて、明るくするのも良いのですが・・・。

 

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       ニノチカ

原作は、グレタ・ガルボ主演の映画「ニノチカ」(1939年)と
のことで、観てみたくなりますね!
パリは確かに、快楽を覚えてしまう、という街としての魅力は
多分にあると思います~

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     『絹の靴下 』特別版 [DVD]
      出演: ルーベン・マムーリアン, フレッド・アステア

 映画『ニノチカ』↑のブロードウェイミュージカル版を映画化したものだ
そうです。フレッド・アステアとシド・チャリースのダンスが素晴らしいとの
ことですが、現在は在庫がなくて残念です。どこかで見かけたら、ご覧に
なってくださいね!

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2010/05/13

「ビジネス・セミナー」 & 「ヴィラ・メディチ」

                      Dsc_0520

                            『踊り子』ドガ@山梨県立美術館

 こちらは、何年か前に撮影したのですが、ドガの彫刻って魅力的
ですよね?

 ところで、最近は、一日講座セミナーに参加して見聞を広げて
います。たまに、一日バイトなんていうのもドキドキしながら参加
してみて、今までに知らなかった業界を覗いてみたり? 結果的に
よい関係者に出合えて、今年は何かよい運が向いているような?
どうしても落ち込む年周りとか弾むように明るい年周りとかあるの
かもしれませんね~?

           Cimg1083

              『花輪を編む娘』
               1866-70年頃
               カミーユ・コロー

  「ボストン美術館」展に展示されていたコローの人物画です。
風に吹かれて銀灰色の色彩に、可愛らしい少女が佇んでいます。
そこだけ本当に風が吹き、スポットライトを浴びて浮き上がって
みえるほど素適な絵でした~ ドガやルノワールやモネが
コローの人物画を手本にしたとのことです。イタリアへ留学中に
描いていたので、後ろに観える城は、ヴィラ・メディチという
歴史的にも重要な建造物です。ナポレオンが進攻してフランス・
アカデミーの本部にしたようです。1928年からは一般公開され
数々の美術展が開催されている、と図録には掲載されています。

 つい「ボストン美術館展」の絵を紹介したくなったのですが、
そんなわけで、今日もあるセミナーに参加してきました。思ったより
大変収穫があって、最近のビジネス事情が分かる良い内容でした。
  今、世界で経済が一番力を付けているのがアジア、特に
中国なので、英語もアジア訛りの変な英語を分かる人の方が
営業マンとしても活躍できるそうです。中国語をマスターして
いると逆にやりこめられてしまうそうなので、中国語はソコソコ
日常会話ができて、アジア英語を操れる人が最も営業マンとして
成功するんだそうです~ なんか、分かるような気がしますね

      Cimg1174

 会場は千代田区区役所のそばだったので、帰りがけに
区役所の9Fにあります「
千代田図書館」に寄ってきました。
りっぱな広い図書館で、平日でもいっぱいの人達が来ていました

  そのセミナーでは、今後の日本企業はアメリカに買収されて
いくであろうから、英語の勉強は必須だけれど、それプラス何か
特化した法律や英文会計や実務契約などを勉強して資格を取ると
就職に有利でしょう。と今後、勉強する指針を示して下さいました。
ジャングリッシュでも自信を持ってアジアの威信で、今後は欧米と
ビジネスしていくと良いようですね~

   図書館で少しお勉強してから、外に出ると、皇居のお堀端と
グリーンが本当に美しく観えて、日本ではないような?とても
贅沢な眺めが広がっているのを改めて感じたりしました~
  

     セミナーでお会いした方々とは次回もまた再会できるでしょうか?
また、続けて受講してみたいようなグローバル・ビジネスのお話で
楽しかったです!

 

  

            

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2007/03/24

女子世界フィギュアー 美姫ちゃん&真央ちゃん、素晴らしい演技でした!!

sabato, il ventiquattro marzo 2007
sono le ventire equattrodici

          070324_oth_andomao160_1
    世界フィギュアースケート、金&銀
              
Yahooスポーツから

美姫ちゃんがついに金メダルを取りました!!
すごい頑張りましたね!!! 真央ちゃんも
SPが5位だったにも関わらず素晴らしいすべりで
堂々の2位に入りました!!

男子シングルでも高橋大輔選手が銅メダルの
演技をした時は、感動して涙がでましたが、
やはり華の女子が銀盤の上を舞うと美しくて
余計、緊張感と芸術性の高まりを感じますね~☆

      Micky
      完璧な演技を終えた後で
             毎日新聞ニュース

最終出場者の練習時間から、キレのあるすべりで
とても自信が溢れていたのを感じました~☆ 今年
から甘い物も我慢して、大分、体もしまった感じで
全身からスケートをすることの喜びさえ溢れ出て
くるように見えましたね~(o^∇^o)ノ
メンデルスゾーン第一番のドラマチックな曲に乗って
確実に、高さと速さでジャンプした快心の演技に
今まで最高の演技をしていたように見えました!

荒川静香選手と高橋大輔選手と同じコーチという
ことで、そのコーチングもずば抜けているのだと
思います!! 選手を厳しく育てつつも徐々に
内面から自信を持たせていくので、本人も意識
せずとも最高の演技ができるように、ものすごく
コーチの方は気を使って本番まで望んでいるのだと
思います。

時々、選手たちに語りかけているときは、その演技者
たちにマナーなども教えているようです。美姫ちゃんも
派手だったメイクもほとんどしなくても内面から輝いて
見えてくるほど素敵な女性になっているようですが、
まだ若干19歳との若さです!! まだまだ、これから
実力ともに素敵な女性になって、これからの日本の
スケート界を引っ張っていくような存在になって欲しい
ですね~♪

真央ちゃんも今回はちょっと惜しかったけれど、まだ
16歳だし、これからもいい演技でどんどん私達を魅了
してくださいね~☆

世界フィギュアーで1位から3位まで、アジア人が占めて
1,2位とも日本人が独占したなんて、本当に素晴らしい
ニュースで感動から涙がしばらく止まりせんでした。 

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