「息子の南イタリア・ツアー 2010/06」 説明文 No.2
「息子の南イタリア・ツアー 2010/06」 説明文 No.1」からの続きで、No.2 を
書きま~す
「南イタリアとマルタ―2006~2007 (地球の歩き方)」
場所の説明文(No.1ともに)は、こちらの本より抜粋させていただきました。
ナポリから北上、約14kmにポッツオーリという小さな町があります。
前回もお知らせしたソルファータという硫黄や温泉が湧き出る海岸線沿い
にあるフレグレイ平原の坂道を下っていくと古代ローマ時代の円形闘技場
があります。
こちらは、ローマのコロッセオ、カプア(カゼルタ近郊)の円形闘技場
に次ぎ、世界トップ3に入る規模を持つとのことです。
息子は、一人でこの地下へ入っていきましたら、とても怖かったので
何か口づさみながら歩いていったそうです。猛獣や囚人やら剣闘士やら
当時の凄まじい実態を想像しながら、
一人で歩く気分は想像するだけで~アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
「ヴィーナスとアドニスの泉」@カゼルタ
今回の旅行で一番、写真を多く撮ってきたのは、ナポリから内陸に約33km、
カゼルタにあるブルボン家の王宮内と庭園でした。宮殿の後ろに約3kmに
亘って延びる庭園は、頂点の大滝からいくつもの小さな滝を中心軸に構成
されているそうです。
ロココ様式と新古典様式の見事な内装とのことで、絵画や装飾品も
豪華な展示がされていたそうです。
ナポリ王国がヨーロッパで偉大な権力をふるっていた頃、
カルロス3世は敵の攻撃を直に受けないところに、政府の
本拠地を置こうと考えていました。海からの攻撃を避けるため
内陸でありナポリからそれほど遠くない肥沃な土地、という
条件を満たしたのがここカゼルタでした。
建築家、ルイジ・ヴァンヴィテッリは、フランスのヴェルサイユ宮殿
を参考に、ナポリから続く並木道から宮殿内のアーチをくぐり、庭園、
大滝を一直線に結ぶ長大な透視図を用いた図面を1751年に披露され、
翌年から工事が始まり、1773年から息子が引き継ぎ、1780年にほぼ
完成したとのことです。
19世紀には、ヴルボン家の貴族達が春と秋の離宮として利用
しながら、ゲーテをはじめとする著名な旅行者をもてなして、有能な
音楽家達には宮殿内の劇場で演奏され優雅な時を過ごしていました。
1997年、ユネスコの世界遺産に登録されたそうです。
ナポリ王国がヨーロッパで権力があったことで、ナポリの周りには
今でも世界遺産規模の遺跡が多いわけですね!
最終日には、やはりナポリ市内の卵城からナポリ湾を見てきたようです。
息子とは毎日、携帯メールで一言づつでもやり取りしていましたが、
ナポリという土地柄にいることで、東京へ帰ってくるまで心配でした~
息子は、なんとか、旅のイタリア語会話はできたようですが、アジア人
として「偏見」と「差別」をされたそうで、今回はかなりそれがガッカリときた
みたいです。
でも、2週間もこのように遺跡を回ったので、将来に思い出したときに
きっと何か深い思いが湧いてくるのでは?と少し期待しています。
「ガゼルタ」の絵画などその他の写真は、こちらのアルバムからご覧下さいませ↓
「息子の南イタリア・ツアー 2010/06」
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