「グレイ・ガーデンズ」@シアター・クリエ
あまり期待はしていなかったのですが、母に誘われたので
先週、日比谷のシアター・クリエで、
「グレイ・ガーデンズ」
のミュージカルを見て参りましたが、とてもよかったです
この不況下にも関らず会場は満席で、主演のお二人の実力に
皆さんが惹かれて観に来ていらっしゃるかのようでした。
東京公演は最終日まで、もう満席御礼だそうです。
私は、草笛光子さんのお芝居は観たことがありましたが
大竹しのぶさんは初めてでした。彼女ならではのコミカルな役
を表情豊かに演技されていて、さすが、スゴイ!と思うほど
見事に二役を演じていました。
ミュージカルというほど歌の上手な方はそれほど・・・という
レベルですが、実話に基づいているお話なので、大変興味
深く観れることは確かですね!
ミュージカル女優に憧れたセレブの女性が、最後には、
猫屋敷でゴミで埋もれた生活をしている悲劇と喜劇が
混ざったような面白いお話でした。
でも、結局は、母と娘が屋敷で夢の中で生活している
ような感じで、どうしても離れがたい母娘の情を感じて
少し身につまされる思いでした。
原作のアメリカでも映画やお芝居でいろいろと賞を取った
そうですが、夢と現実が交差しているのと、どこか親子の情が
切れがたいところが何か人の心を打つのだと思います。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
HPからストリーの概要などを引用させていただきます。
時が過ぎようと、夢が無情にうち砕かれようと、
ひたすら愛をぶつけ合った母娘を描いた、ミュージカル『グレイ・ガーデンズ』。
本作は、第35代アメリカ合衆国大統領ケネディの妻、ジャクリーンの
エキセントリックな叔母とその娘の実話に基づいています。
セレブから没落して、ゴミ屋敷と化したグレイ・ガーデンズ邸で、
メディアの好奇の目にさらされながらも人生を謳歌した、母娘の生き様
やファッション・センスは、
ジョン・ガリアーノら数多くのデザイナー、ファッションエディター達から
現在も「ファッション・アイコン」として崇拝されています。
ブロードウェイでミュージカル化され、2007年トニー賞3部門
(ミュージカル主演女優賞・ミュージカル助演女優賞・
ミュージカル衣裳デザイン賞)に輝いた『グレイ・ガーデンズ』、
日本版演出を手がけるのは、唯一日本人でオン・ブロードウェイ作品
(『太平洋序曲』)を演出した宮本亜門。
大竹しのぶ、草笛光子という、日本で考えられるベストの配役に、
彩乃かなみを加えて、母娘の30年の移ろいを豊かに表現します。
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HBOフィルム製作テレビ映画『グレイ・ガーデンズ』オフィシャルサイト(英語)
ドリュー・バリモア、ジェシカ・ラング主演で今春アメリカにて放映された
テレビ映画。
ミュージカル版の結末のその後のイーディス母娘についても描いている。
米テレビ界最高の栄誉である、エミー賞17部門にノミネート!!
http://www.hbo.com/films/greygardens/
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