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2009/11/15

 「陶然忘機」高潤生現代印作・かな篆刻展 12/12-14

      Postcard
   「陶然忘機」高潤生現代印作・かな篆刻展 案内状

 先週末、高潤生先生の篆刻教室がありました。今回は、
まずは来月、先生の個展があるので、その案内状を頂きました。

 先生のHPより詳細を以下に、引用させて頂きます。

「陶然忘機」高潤生現代印作・かな篆刻展

 文字とは、様々な出来事から受けた感覚をアートとして表現すること
のできる無窮の可能性を持つ素材です。
文字アートを創作するに当たり、浮世の喜怒哀楽や、一行の詩から
インスピレーションを得るときもあれば、時には一回の美肴、一献の
美酒を味わった際に、新たな着想が浮かぶこともあります。

 この度、三重県松阪市の松浦葡萄園が始めてワインを世に送ること
を祝し、柳田國男邸併設のギャラリー「緑蔭館」にて個展を開催する
運びとなりました。
上質なワインの薫りはそれ一つでも素晴らしいものですが、拙作も
併せてより楽しんでいただければ幸甚です。

*「陶然忘機」とは、李白の詩 
「歓言んで憩う所を得たり。
美酒聊か共に揮う。…我酔い君復た楽しみ、陶然として共に機を忘る。」

によります。
心地よく陶酔して世俗の欲念を忘れてしまう、との意味です。

会場 緑蔭館ギャラリー 東京都世田谷区成城6-15-13 地図
会期 2009年12月12日~14日
時間 10時~19時 (14日は17時まで)
主催 
松浦葡萄園
後援 岩の原葡萄園・本居長世Memorial House

(高潤生東京かな篆刻教室会員作品展も併せて開催いたします。)

   ****** 

私もこの春より先生と生徒さん達とご一緒に、とても文化的な
雰囲気の中で、いつも楽しく参加させていただいております。

光栄なことに、先生の作品の片隅に、今回は、拙作も展示させて
いただくことになりまして、ご主催者の「松浦葡萄園」の松浦様
高先生にも感謝申し上げます。

先日、画材屋さんの前を偶然、通りかかりましたら、ピーンと
きました額がセールで出ておりました~ なので、それに
合わせて、作品を展示するつもりです。

ご後援者の「岩の原葡萄園」様は、日本で初めて葡萄園を
開墾された歴史(1890年/明治23年)あるワイナリーです。

松浦様は、その「岩の原葡萄園」様よりブドウ栽培を教えて
いただきまして、この度、「松浦葡萄園」をオープンする運び
となったそうです。高先生もワインはても美味しかったです!と
仰っていました。

私は前日にも展示のお手伝いに参ります。案内状をこれから
知り合いの方へ送らせて頂きますので、「」と「篆刻」の美
の世界をご堪能下さいませ。

      Budou

 今回、私が刻印した「葡萄」です。実家の柚子と一緒に
撮りました。ほとんど、先生のデザインされた
古璽風文字
葡萄を3粒アレンジしました。「3」という数字は縁起がよい数字
ということで、先生は「松浦葡萄園」のロゴマークは、下記のように、
松浦様の「松」に3粒の葡萄をデザインされています。とても
シンプルでいて動きもあって素敵ですね

      1

  「松浦葡萄園」ロゴマーク
   designed by 高 潤生先生

また、その「3」に纏わる老子のことばを教えて下さって
メールにて先生より詳細に、意味を送って下さいましたm(__)m

 ****

教室で紹介した老子(ろうし、紀元前5世紀頃。中国の春
秋時代の思想家。姓は李。名は耳)のことばは、
『老子』第四十二章の一部です。

道生一、一生二、二生三、三生萬物。
(道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は萬物を生ず。)

老子の「道」とは、全ての存在を規定する原理であると
同時に、それら全てを生み出した母なる存在でもある。
道はあまりに広大で漠然としているので定義や解釈を超
えているが、人為を廃し自然であることが道に通ずると
される。

------

非常に深遠な意味が含まれていますが、「3」という数字が
すべてを生み出す語源になっているそうですが、それを
理解できるのは私はいつのことか?または、自然が生み
出される定義に「3」が関わっているのでしょうか?

高先生は、もっと人は、古文を読んで古き良き時代の
雅(みやび)な世界を知ることが心を豊かにし、お香を
焚いて気分を良くすれば体調も良くなると、教えて
下さいました。

          Dsc_3561_2

 今回のプリントでは、 「趙之謙」の「側款」白文印を
説明下さいました。側款について、先生よりまた詳しく
メールにて教えて頂きました。

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「側款」とは、篆刻者は印を刻してから印石に署名すること
です。作者名だけにしたものもありますが、送り主の
名前、年月日、制作場所、また所感などを合わせて側款に
刻するときもあります。

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 世界文化遺産に指定されている中国三大石窟の
一つ「龍門石窟」が造営されたのは、北魏の時代で
力強く直線の強い文字が書かれていたそうです。

 「龍門石窟」は紀元493年前後から約200年間に渡って
掘れたそうですが、今回、調べてみてその凄さに圧倒
されました。Wikipediaさんのページへご参照ください↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E9%96%80%E6%B4%9E%E7%AA%9F

その時代は、南魏と北魏の王朝があり、南魏は華やかな文化
でしたが、北魏は少数民族だったようです。

江南省、洛陽市、洛水の川の傍らの山一面に、仏様が
掘ってあるそうです。
両親が亡くなった時などに、無事に
成仏するようにと掘られたとのことです。

そこに書いてあったユニークで力強い文字を「趙之謙」が
見て、(200年前の夜は明りがないので)、冬の夜にやることが
なく、古代の錐刻法を用いて、均初という友人のために
福徳長寿」刻したことを「側款」に刻しています。

中国の歴史も学べたり、古人の言葉から考えるべき「道」を
ご指導いただけて今回も大変、勉強になりました。

いつも三重より新幹線に乗っていらしてくだいまして、大変
ありがとうございます。

高先生の芸術活動は三重県県庁のホームページ
みえの文化びと」に紹介されたとの喜ばしいお知らせが
ありました↓

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/bunkabito/asp/detail.asp?record=137

先生の作品のテーマは、これからも「健康」をイメージして
創作されるとのことです。

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