« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

2008/12/26

「セザンヌ主義展」&とに~さんのトークイベント@横浜美術館

     
       081115_banner_cezanne      

 23日の祝日は、「とに~の美術館へ行こう!」 のトークショーが
あるので、横浜美術展へ行って参りました。

         091223
        ゲームの変遷を力説するとに~さん

 友人のMさんと待ち合わせていたのですが、京急に乗ったところ
羽田の方へ曲がってしまい、会場へ10分の遅刻です(滝汗)coldsweats02

 内容は、前回の品川での『アートテラー お笑いの会』でも上手に
メモ取りをしてくださったともみすとさんのメモを引用させて頂きます<m(__)m>


 ----

 今回は「格闘ゲームの歴史でわかる西洋近代美術史」と銘打ってのお話。
(1)ERカンフー & 印象派前
   画面が暗い・室内を描いている

(2)ストリートファイター2 & 印象派
   室外で明るい画面、光の表現が発達、服装にこだわり

(3)侍スピリッツ & ジャポニズム
   日本的な表現、近景と遠景の表現

(4)バーチャファイター & セザンヌ
   3次元的表現、複数のカメラアングル→多視点


  ----

最初のリアルゲームでは、ゲームをしたことがないおば様が
お相撲役をされて、張り手で勝っていたのですが、次の人に
代わったら負けてしまって、場内、割れんばかりの笑いで
楽しかったです!最初のゲーム画像は、確かに平面的で動きも
ぎこちなくて暗い画面って言うのを、絵画で比較すると、印象派前
のアカデミックな落ち着いた絵になる、というのも解り易いですね!

セザンヌの初期の絵も宗教的でひどく暗い絵を描いていた、と
聴いたことがあります。

最後のゲームは、バーチャーファイターで、実際に描く人たちが、
格闘技をし体がボコボコになりながら描いたので、動きにリアル感
が出せ、登場人物たちに躍動感を演出できたそうです。


        Seibutsu_3_thumb
        セザンヌ 静物画
      (ルーヴル美術館で撮ったかもしれません?
      こちらは展示していません)

 セザンヌも同じように静物画を描く時は、リンゴをじっくりと見て、
なめてみたり、またじっと見る、と行った観察行為を繰り返すことで
実物感を出せる絵が描けるようになったそうです。

セザンヌの絵が当初、暗かったので、印象派のピサロがセザンヌを
郊外の自宅へ招き、一緒に写生を描いている内に
明るい色彩に変
わっていくようになったと、どこかで読んだことがあります。

 ゲームでは、リングアウトなどの飛び跳ねる場面を3次元の世界で
描くことができ、それが革命的に後々のゲームの発達を牽引して
いったそうです。

 セザンヌの描く多視点で物を立体的・造形的に描く画法が、
後のブラックやピカソのキュビズムへ続き、その後の画家たちへも
多大な影響を及ぼすようにになって行った、とゲームと合わせて
観客によく分かるように、とに~さん流に解説して下さいました。

 わが愚息もよく格闘ゲームをしていましたが、まさか、セザンヌの
絵の様式と照らし合わせるような奥深い意味が隠されているとは!!
あぁ~面白かったです!! アートテラー とに~さんは横浜では
ちょっと緊張しているように見えて笑みが少ないですが、私たちに
絵とゲームを結びつけて一生懸命にそれこそ格闘しながら、お話し
している姿に好感が持てました~
lovely

 そのあと、Mさん、ともみすとさん、えこうさんややすまるさんたちと
展覧会を観てきました。思ったより観客が多いのと、絵の数も140点
展示してあることから油絵の匂いがかなり強く感じました。

展覧会の題は、「セザンヌ主義 父と呼ばれる画家への礼讃」です。
とに~さんのトークショーを聴いてから観たので、セザンヌの様式
の変遷などがよく解りました。

         Seznnu_2 
       「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」
                セザンヌ
                 1904-06年頃 ブリジストン美術館蔵 常設

 セザンヌの絵は、正直申しまして、海外の美術館で観た作品や
ブリジストン美術館やプーシキン美術館にあるサント=ヴィクトワール山
クラスの傑作が展示してあるかと思いましたが、そのほかの
国内外の優れた作品の方がどうも光って見えるほど、セザンヌの
作品がどちらかというとお手本に近い絵が多いように思いました。

もちろん、静物画の一つ一つの果物の造形美というのは優れて
おりますが、何かこれっと言われると、もう一つインパクトが小さい
ような絵が多かったのは少し残念でした。メトロポリタン美術館蔵の
《ガルダンヌ》の造形美が持つ風景画もよかったのですが、
セザンヌが死ぬまで絵筆を放さず描き続けた努力家の作品群としては
全体的に少々、物足りない感慨を受けてしまいました<m(__)m>

 それでも、安井曾太郎 《婦人像》、岸田劉生 《静物》、意外な所で
佐伯祐三 《パレットを持つ自画像》など日本人の作家が素晴らしくて
友人のMさんも感激していらっしゃるようでお誘いしてよかったです。

絵の変遷について、それぞれの画家と対比して丁寧な構成なので、
とても分かりやすくよい展示方法に見えました。

 また、所々に、現地の映像も映し出されて臨場感を持つことができ、
その現代的な映像美も美しかったです。

 そして、セザンヌのアトリエが大きく写真で引き伸ばされて壁画の
ようになっていたのは素敵でした。

 そのアトリエを保護する運動を最初に着手したのが、ジェームズ・
ロードというアメリカ人の自伝作家で、『ピカソと恋人ドラ』という本
の中に書かれていました。フランス人は美術品を保護することに
あまりお金を出したがらないので、アメリカの政府が基金を募って
セザンヌのアトリエを守ってきたそうです。そういえば、モネの家も
アメリカ人の大勢のファンが基金を募って保護したことを思い出し
ました。なんだか自国の文化を他国のお金で守るというのも奇妙
ですが、何かその辺も文化の違いが面白いですね!

        Kicx3696

 そして、展覧会を観終わってから、みなさんとで8階の展望室へ
行きましたら、とってもきれいな横浜の夜景が~shine

その展望室はデザイン・ルームのようで、とても現代感覚が
溢れていて、癒し音楽をバックにシトラス系に少しフローラルな
ローズの香りも漂って、デートに来るのはちょっと最高かもsign03




    Kicx3692    Kicx3689

 えこうさんのドルチ君はみんなの人気者で、本当にかわいい~heart
いい大人がって思うけど、本当にぬいぐるみがいると周りが和んで
優しい雰囲気になれます~note 

 その後はランドマークの豪華なクリスマス・ツリーをチラッと見て
桜木町の鳥専門店でとに~さん取り巻きメンバーと忘年会をしま
した。いつものアート仲間の人たちと違って、すごい元気で本音
ズバズバ!!ちょっとぴっくりでしたが、なんだか盛り上がって、
2次会まで珍しくお付き合いしちゃいました~beer

 横浜は土地が広々としているせいか、なんとなくゆったりとして
のんびりとできますね~happy01 とに~さんと皆さん、本当に楽しい夜
をありがとうheart04

 ご一緒してくださった皆さんの笑顔しか浮かばない位、よく笑った
横浜アートお笑いディでした!! また、次回は品川に来年の1月
17日に『アートテラー とに~ お笑いの会』で楽しいとに~さんの
パフォーマンスがご覧になれます!! ご興味ある方は、どうぞ
いらしてくださいね~heart04

                           

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/12/25

Happy Christmas!☆森田先生のクリスマス&マリア様のようなF姫☆

     Kicx3679
         ショーケース@資生堂パーラー

Happy Christmasheart
今夜はクリスマス・イヴですが、今年は例年になく銀座の
クリスマス・イルミネーションなども寂し気です・・・。

それでも、銀座の資生堂パーラーにあるクリスマス・ツリーや
ショーケース内のデコレーションは本当に美しくて、つい足が
止まって魅入ります。

         081213_1615111_2
        イエス誕生場面@星美短期大学

 先日(12/13)、星美短期大学において森田先生がご出演された、
イタリアの音楽とクリスマス」と題したミニ・コンサート&講演会
を拝聴したときに、短大の玄関に展示してありましたイエス誕生時
の飼葉桶シーンを撮りました。携帯なので、画面が小さくて残念
ですが、東方三博士が尋ねてくる所が臨場感ありますね!

 森田先生のお話しによると、イタリアではあまりクリスマス・ツリーは
飾らなくて、イエスの飼葉桶を13世紀頃から、主に子どもたちに見せるために
展示するようになったそうです。生誕劇もヨーロッパの中世に始まったようです。
日本では、1560年大分県で初めて聖史劇が上演され、続いて山口県で
聖書が日本語に訳されて教会などで、キリストについて勉強会が始まった
そうです。

日本では、クリスマス・イヴだけ騒ぎますが、イタリアではイヴの夜から
25日の朝にかけて3回のミサが行われ、25日の日没まで降誕祭として
祝っています。最初は、ローマで不滅の「太陽神の祭り」が、
紀元274年12月25日にキリスト教のお祭りになっていったようです。   
      

        081213_1436321    

 森田先生のお歌はイタリア語の曲が多く、先生のバスがよく
会場内に響いて素敵でした~(*^_^*)
第一部は、アヴェ・マリアなどクリスマス曲3曲を含む全7曲でした。

 第2部は先生がイタリアで過ごしたクリスマスの想い出やルネサンス
からバロックに至るまでのミサ曲を聴かせて下さいました。特に、
300年前のキリエ作曲 のミサ曲が荘厳で素晴らしかったです。
3回ミサがある内、真夜中のミサの時に、このような美しい響きの
ミサ曲を流すようですね!会場の皆さんも聞き惚れていらっしゃる
ようで、とても敬虔な祈りを誘うような音色を拝聴できて感激でした。

また、プッチーニ作曲《ラ・ボエム》のオペラを若きホセ・カレーラス
が若者の役で、クリスマス・イヴを若い女性と楽しく過ごす事になる、
という最初のろうそくの火を灯すシーンをDVDで見せていただき、
とてもよかったですshine

 そういえば、先日も『RENT』というミュージカルを母と観に行ったの
ですが、若い女性がろうそくの火をもらいに男性の部屋に入って
いく現代版《ラ・ボエム》のようで、そちらも印象的なシーンでした。


 そのほか、クリスマスの起源やクリスマス・ツリーのルーツなど盛り
沢山のお話しで楽しく拝聴させていただきました。中でもイエスズ会
の神父さんの下で、クリスチャンではないけれど、キリスト教のお勉強
をされているときに、神父さんから
『私も神の教えを少しづつ階段を登るように勉強しているけれど、
貴方も専門である音楽を一歩一歩階段を登るように上へ向かって
精進されてください。』と訓えてくださったお言葉がとても胸を打ちました。

そして、こんなに生産的で我先にと押しのけていく世の中ですが、
クリスマスの時位静かに家族で平和な時を過ごすことが大事なのでは?
と仰っていました。森田先生こそお歌を含めて神父様のような温厚な
お人柄な方なのでは、と感じ入るほど心が温まるクリスマス・イベントでした。

   shine shine shine

      Giotto_adoration
                 Adoration』
                   Giotto


 最後にですが、今年は初めてジョットの作品が日本へ到来しました。
天使が沢山飛んでいるのがジョットの作品の特徴です。マリア様が
イエスを抱いて崇拝しているようです。

 クリスチャンではなくても今夜から明日の朝にかけては、ただ、ケーキ
やご馳走を食べるだけではなくて、何か目に見えない神に感謝をしたい
ですね。

 今日は、以前からの友人で、韓国にお嫁に行かれたF姫が、赤ちゃんと
ご一緒に東京へ里帰りをされたので、ミルクを上げたりしてあやしたりと、
なんだかおばあちゃんになって孫を胸に抱いているような不思議な幸せ感
を感じました~heart

 とてもしっかりとした赤ちゃんで、異国の地でもF姫を守ってくれそうな
逞しい息子さんでした!きっと、すくすくと彼女の下で育っていくことと
嬉しくなりました。いつの時代も母親と幼児という関係は、何か神秘的
で純粋な愛情に満ちていて素晴らしいです。マリア様のようなF姫に
合えて素敵なイヴの日を過ごせましたlovelyshine 

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/12/14

告知■第2回 『アートテラー とに~ お笑い会』 新春 1/17 開催(^O^)/

第1回目(11/30)の『アートテラー とに~ お笑い会』 は、とに~さんは
もちろんのこと、池上先生、ミズシー氏の両紳士ともご友情出演くださり、
30人以上のご参加者と共に会場内、とても盛り上がって、お陰様でよい会
となりました(^O^)/* (イベントまで、こちらをトップページとさせて頂きます)


           Select_two_3      Select_003_2
                              Photo by 安藤とも 様 

そこで、第2回目も皆様のご要望がすぐにありましたので、来年早々、
以下のとおり、開催したいと思っておりますlovely

チャペルアートテラー とに~ お笑い会』第2回決定exclamation ×2 ぴかぴか(新しい)
ハート日時: 2009年1月17日(土)14:00-16:15 開場: 13:30      
ダイヤ会場: 品川ターミナルラウンジ
http://terminallounge.jp/ 
がま口財布会費: 大人: 1000円  学生: 500円 +
ケーキ代、500円

         Mainvisual

Bunkamura ザ・ミュージアムで2009年1月2日から開催する
ピカソとクレーの生きた時代」展

http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_k20/index.html
に合わせて、色の魔術師と呼ばれるパウル・クレーについて
『【パティシエ】でクレーがわかる!』
と題してまた楽しみなトークを話してくださいます
cakeshinebirthday

クレーの絵もお菓子も大好きな私は、クレーのちょっと面白い絵と
パティシエがどう結びつくのか楽しみでありま~すわーい(嬉しい顔)


かわいいかわいい


ハート新年のお楽しみコーナーexclamation ×2
----
1とに~プロデュースによるオリジナルケーキショートケーキ
今回のイベントの目玉は、ケーキ作り初心者の僕が、ケーキ作りが
趣味の友人(プロ級)とともに、クレーをイメージした新しいケーキ作りに
挑みます!
一体、どんなケーキが出来るのでしょう(笑)??
by とに~さん
-----

2写真コーナー『ケーキを美味しく撮って見ましょう』カメラぴかぴか(新しい)
ゲストに『スイーツ写真愛好家』の安藤カメラマンをお迎えして
ケーキショートケーキをきれいに美味しそうに撮る方法を教えて頂きます~バースデー


教えてくださる「安藤とも」カメラマンは、スイーツをとても美しく
撮られます!
以前から、彼女のブログ・ファンでした↓

チューリップ深川で暮らす日々

http://blog.livedoor.jp/fukagawalife/

shine



           Select_005_3     Select_002_3
                  Tea Time ~  Photo by 安藤とも 様
            

前回もお茶♪( ^‐^)_且~~ とスイーツの持ち寄りが好評でしたcafe+cakeshine
洋館の中で友達の家にいるように寛いでくださったと嬉しい
メッセージをいただけましたので、次回も同じように、ティータイム
を設けたいと思います~lovely 皆様からもご協力をお願いします<m(__)m>

             Column_pic2 
               
                    ↓ 

Kicx3462

たとえば、クレーの作品からイメージが、ポール(八重洲店)の
ケーキを想像するとかhappy01


会場は、前回と変わりませんので、どうぞ皆様のご参加をお待ちしております~るんるん 
一番、寒い時期なのでいっぱい着てきてくださいね!!

また、寒いこともあって、当初より一時間早めの1400スタートにしましたので、
よろしくお願いいたします<m(__)m>

mixiにご登録の方は、ご参加表明はこちらからお願いします↓
http://mixi.jp/view_event.pl?id=37893490&comment_count=1&comm_id=3836728

また、拙プロフィール内メール・アドレスへ直接、お申し込みくださいませmailto

+++

会場: 品川ターミナルラウンジ
http://terminallounge.jp/

住所: 東京都港区高輪3-18-11 2F
詳細Map: 
http://chizuz.com/map/map1187.html
Blog: 
http://terminallounge.weblogs.jp/
TEL: 03-3446-6055

+++

新年会はそのあと、ご参加されたい方とご一緒に品川近辺で飲み会
となりますビール 今回はとに~さんもご一緒ですウッシッシ

では、新春も楽しく笑って『福来るheart02』って感じで明るく皆様と過ごしたい
と思いま~す揺れるハート


+++

とに~の美術館へ行こう!
http://ameblo.jp/artony/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/12/12

「イタリアの音楽とクリスマス」 森田学 先生 12/13 - お知らせ

イタリアの音楽とクリスマスxmasshine12/13  お知らせ

        El_111po_2

イタリア語のご専門家でオペラ歌手でいらっしゃる森田学先生
今週の土曜日、赤羽の星美短期大学においてクリスマス・コンサート
(講座)でご出演されます。

お知らせが遅くなりまして申し訳ないのですが、森田先生が留学中
のイタリアのお話しも拝聴できたりととても楽しみです。

 先日、文化会館小ホールの演奏会で伴奏された煌く音を奏でる
ピアニスト、山岸茂人氏と森田先生の素晴らしい歌声をクリスマス
間近に拝聴できるのもまた魅力的で楽しみでもあります。

出演:森田学(お話・歌)、山岸茂人(ピアノ)
場所:星美短期大学 大講堂
日時:12月13日(土) 14:00~16:00
受講料:当日3000円

■講座内容
 イタリア・オペラ研究を専門とし、声楽家でもある講師がクリスマスを
話題の中心としてイタリアの生活や文化・芸術についてのお話と実演で
イタリアをより深く知り、感じとっていくイタリア好きのための文化講座です。
留学先だったボローニャや歌手としての活動拠点だったジェノヴァで
体験した事などもお話ししながらイタリアをうきぼりにしていきます。

■開講スケジュール

チケット問い合わせ⇒星美短期大学・公開講座センターhttp://www.seibi.ac.jp/college/el/el_f.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/09

品川ターミナル・ラウンジ 周辺の晩秋

     Dsc_2016_2 
      品川ターミナル・ラウンジ 

 11/30 「アートテラー とに~ お笑い会」第1回を開催した場所は
品川駅から7,8分歩いた高輪にあります「
品川ターミナル・ラウンジ 
という明治時代に建てられた洋館です。周りは由緒あるお寺に囲まれていて、
開発された品川駅周辺の喧騒とはうって変わって、緑も多く落ち着いています。

    Dsc_2062_2
   洋館のすぐ手前にある東禅寺は、慶長14年(1609年)に創建され、
       安政6年に
イギリス公使館が置かれた由緒あるお寺です。石畳の上
       を歩いて紅葉を眺めていると、とても静かな気持ちになれます。 
       

            Dsc_2068 

      Dsc_2054
    
 手前の角のお家にあるプラタナス(?)の紅葉が見事でした~maple

    Dsc_2056
            高輪公園側から見え上げた洋館

      Dsc_2070_3   
         公園でひときわ紅葉が美しかったイチョウshine

house 「品川ターミナル・ラウンジ」の館内もどうぞ。。。

  Dsc_2029
      木枠の窓へ差し込む陽射しも柔らかく~shine

           
    Dsc_2047_2    
           屋根裏へと続く階段になぜか惹かれて~happy01   

              Dsc_2025    

   イギリスにホームスティしたときも同じように階段がしっかりとした
       木と手摺で出来ていたのを想い出しました。

    Dsc_2036_2 

    天井の一枚板や壁にある飾り板などても贅沢な木を使っているそうです。
       木村氏というお医者さんの別邸だったそうで、東には東禅寺の杜が見え、
       当時は東京湾も眼下に見渡せたのかもしれません。

    Dsc_2040_2

    100年以上経ってもどっしりとした組み込み式の木の床は
        びくともせずに私たちが踏みしてきた歴史をも見守ってきた
        のかもしれませんね!

  ヨーロッパの古い邸宅に行くと同じような木の温もりを感じる時が
    ありますが、新建材やガラスだけで出来た建物にいるのとは違う
    贅沢な時空空間を味わえるような趣きがある館です。

   東様、また来年早々、拝借しますが、よろしくお願いします。
    イベントととは別の日に撮影させていただいて御礼申し上げます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/12/06

★アートテラー とに~ お笑い会 (*^_^*) ★ No.1

           Select_024
         スケッチブック講義で熱演するアートテラー とに~さん
                           Photo by 安藤 とも   

  11月30日(日)、『アートテラー とに~ お笑い会』の第1回目を高輪に
あります「
品川ターミナル ラウンジ」様にて開催させていただきました。

 高輪の住宅街にひっそりと明治時代からたたずむ洋館は、木造建築
が持つ柔らかな雰囲気で会場の皆様をアットホームな気持ちに包み込み
和やかに寛いだとの嬉しいお言葉を皆様よりいただけました。

          Dsc_2016 

品川ターミナル ラウンジ
代表の東様にもここで御礼申し上げます<m(__)m>

 私はトーク・イベントは初めての試みでしたので、とに~さんのトーク前に、
お二人の素晴らしいゲストをお迎えして会はスタートいたしました。

     Kicx3670_2
       セザンヌからの影響』 ミズシー氏

 今回のテーマは、主にピカソについて語る会でしたが、まずは
印象派の画家についてお詳しく、アート仲間としても3年以上も
お世話になっておりますミズシーさんから現在も横浜美術館で
開催中の『セザンヌ主義展』からセザンヌについてお話し下さい
ました。

 ミズシー氏はとても落ち着いてセザンヌの生い立ちから家族や
様式の変遷をお話しいただき、最後はピカソへ多大な影響を与えた
革新的な様式、キュビズムについてもご解説くださいました。一番
印象に残ったのは、セザンヌが実の父親より送金し続けてもらって
いたことを「セザンヌはニートである!」とのお言葉でした。
お忙しい中、ご出演していただきまして、ありがとうございました<m(__)m>

                           Select_013_2 

                 画家の恋人たちについて池上英洋先生
                                          
Photo by 安藤 とも

 それから、いつも鑑賞会などで大変御世話になっております
池上先生も奥様と可愛らしいお二人のお坊ちゃまとご一緒に、
この会のために、ご多忙中にも関わらず、駆けつけて下さいました<m(__)m> 

 今月、16日に『恋する西洋美術史』という光文社から出版される
本の中に、ピカソの恋人について詳しく掲載されているので、そちらを
お読み下さい(笑)、とのことでした。ピカソについては人間的にあまり
お好きでないようで、他のミケランジェロやルノワールなどの恋人に
ついてお話ししていただきました。ルノワールが若い頃は大変貧乏
だったけれども彼が生涯を通して明るい絵を描き続けたことを
ルノワールが残した言葉を引用され、恋人から妻になり母になり
最後には老女になった妻を描いた図版を観せていただき心が
温まりました。

  先生のご新刊には、先生の若い頃の恋愛についても述べられて
いるそうでかなり興味が湧きますね(*^_^*)。レオナルドも含めて
楽しいお話しにいらしてくださって、大変
感謝申し上げます<m(__)m>

 第一部は、ここで終了して、10分ほどお茶やお菓子を皆さんで
召し上がって休憩いたしました。

        

    Kicx3673_2
  「【吉本興業】の歴史吉本興業』でピカソがわかる!」 
         by アートテラー とに~さん
   

 そして、いよいよ当日のメイン・スピーカーであるアートテラー
とに~さんの「『吉本興業』でピカソがわかる!」という漫談を
軽快なリズムで巧みな話術によって、会場内を魅了されました。

 今回は、とに~さんが手書きをされたスケッチブックで講義をして
下さいました。【吉本興業】の芸人さん達の顔写真を年代ごとに
次々とご紹介していただきつつ、ピカソ展の図録の図版に合わせて、
ピカソの各時代と吉本の芸の変遷を対比させながら、とに~さんの
分かり易いお話しで、楽しく大熱演のパフォーマンスでした!!

 日本の懐かしい芸人さんたちとピカソの様式の変遷との対比は
日本とスペインの垣根を取って、新たな芸の織り成すすさまじさと
20世紀が持つ混沌と変化の歴史をも顧みることができました。

 ここで、VTCのメンバーでもいらっしゃるともみすとさんがきちんと
とに~さんのお話しのメモを取ってくださったので、そちらをブルーで表し、
私はピンクでその対比表に追記しましたので、以下へご紹介させて
いただきます。

     22348213_2782793031s
     Photo taken by TOMOSUMITO san
  

---
 
大阪、ピカソ=スペインという定着したイメージが実はよく似ていた、
と言うところから。

 吉 本=大阪………関西方面、ノリがいい、ひったくりが多い
 ピカソ=スペイン…大陸の西、 情熱的 、治安が悪い、
人情味がある

という共通点がある。

いよいよ本題

  Pss1
    『自画像』
 

 吉 本=暗黒時代(松竹に落語家がいっぱいいて苦労する)
 ピカソ=青の時代
『カザジェマスの死』親友の死を描いたり暗い絵が多い

 吉 本=黄金時代(エンタツ・アチャコが漫才を確立)
 ピカソ=バラ色の時代 
『アビニョンの娘たち』

 吉 本=戦後・解体再構築 (戦後~1970年代)、
       仁鶴、三枝、ベテラン→松竹、若手主義 『ヤングおーおー!』
      
 ピカソ=キュビズム(解体して再構成)

     Ps3
  『肘掛け椅子に座るオルガの肖像』 1918年

 吉 本=原点回帰(もう一度落語(若手)に戻った、(1980年頃)
 ピカソ= 新古典主義

 吉 本=シュールな表現(チャーリー浜や島木譲二のネタ)
 ピカソ=シュルレアリズム

 吉 本=子供にも真似できるネタ(オリ・ラジなどのネタ)、ダウンタウン
       NSC (New Star Creation)

 ピカソ=子供にも理解できる絵画

---

もっと詳細でしたが、私のメモも少々飛んでいます。最後は、ピカソも
吉本興業の芸風も子どもでも誰でも真似できるようになってしまって
とに~さんは吉本興業からは離れてしまったそうですが、これから、
吉本の芸やピカソの絵画の評価はどうなっていくのか?と言う言葉で
閉められていました。

 ピカソの展覧会が、2館で開催されていることと、とに~さんでしか
できないピカソ談義なのでは?と直感で、最初にお会いした時に
ご依頼というか軽く伺ってみてことから、今回のようなトークイベントに
繋がりました。その直感が当たって、とに~さんだけしか演じ表現でき
なかったピカソ談義の極意を堪能できました。

 私はあまりお笑いについては詳しくないのですが、こんなにもキラキラ
とした話術で人を魅了する話芸というのに、今回、とに~さんから直接
間近で言葉のシャワーを浴びるようなものすごい体感をしたような気が
しました。ピカソの絵を観た後と同じようなようななんともいえない迫力で
この先、普通に生きていけるかしら?(笑)、いえ、お笑いや絵画の迫力
なしで生きていけるかしら?などかなりカルチャーショックを受けた所です。

とに~さん、本当に素晴らしくて、この日のために沢山、準備してくださって
ありがとうございました。また、来年早々からよろしくお願いします。

 とに~さんの講演が終了し、ティータイムでお茶やお菓子をいただいて
みなさんでご歓談を楽しんでくださったようです。

 ご興味をお持ちになった方は、下にスケジュールを書いておきましたので
一度、アートテラー とに~のすごいお笑いパフォーマンスにぜひ、ご参加
くださいませ!!

 迷いながらも洋館にたどり着いた皆様、本当にありがとうございました<m(__)m>
初回でしたので、至らないことが多々ありましたことをお詫びいたします。
お手伝いくださって、最後の打ち上げまでお付き合いくださった方々にも
御礼申し上げます。楽しくて和やかな会だったことは皆さんのメッセージで
伝わりまして、ホッといたしました~lovely

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

この度、プロカメラマンの安藤とも様が撮影をご協力下さいました。
安藤様は日々の暮らしを素敵に撮影されています。以前から私も
彼女のブログファンでした↓

深川で暮らす日々
http://blog.livedoor.jp/fukagawalife/

そのほかの関連ページにも少しづつお写真をアップさせて頂きます。
今回、お越しいただいて感謝申し上げます<m(__)m>

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

maple今後の「アートテラー とに~」さんのスケジュールです。

■横浜美術館 ギャラリートーク 

とに~の美術館へようこそ!
http://www.yaf.or.jp/yma/info/2008/11/post_21.html

初の夜間開催となる12月12日(金)18:00~19:00(開場17:30)
天皇誕生日12月23日(火)15:00~16:00

とに~の美術館へ行こう!

http://ameblo.jp/artony/

■忘年会: 12月23日 ギャラリートーク終了後 横浜で

■新年会: 第2回目 『アートテラー とに~ お笑い会
        日時:  2009年1月17日(土) 1500-1715
        会場:  品川ターミナル ラウンジ

こらからもどうぞ『アートテラー とに~ お笑い会』に多くの方が
ご参加されて、アートに親しみを感じ、美術館へより多くの人たち
が足をお運びくださることを希望しております。

続きを読む "★アートテラー とに~ お笑い会 (*^_^*) ★ No.1"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »