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2008年10月

2008/10/27

「原始物語の1000年」「ピサロ展」「ヨーロッパ20世紀音楽」など芸術の秋を堪能!!

lunedi, il ventisette ottombre 2008
sono le ventuno e trentaotto

     080818_banner_genzi

   だんだんと紅葉情報も各地から聞かれるようになりました。
富士山の麓へ行こうとのお誘いもあるのですが、ここの所、
絵画や音楽を鑑賞して楽しい週末を過ごしております。
まだ、PCの調子が悪いので、いっぺんに書いてみることに
します。

 まずは、土曜日、横浜美術館で開催中の「源氏物語の1000年」を
観て参りました。

   High1_img1  
    国宝 紫式部日記絵巻 五島本第三段 絵・詞 
    [鎌倉時代/五島美術館] 8/30(土)~9/6(土)展示

さすがに横浜美術館の特別展だけあって展示作品も豪華でしたshine
少し展示スペースの間隔が狭いのと鑑賞者の方々が多いので
見づらかったですが、紫式部が王朝のロマンを書き始めてから
1000年の間、私たちを魅了し続けた華麗なる世界を絵と書などで
堪能することができました。
(11月3日で終了です)

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 それから、「アートテラー とに~さん」のお話をレクチャーホールで
聴いて参りました。「源氏コード」の意味や「光源氏の系図や女性遍歴」
を「リカちゃん人形の系図と男性遍歴」と対比させるなど図版とともに
お話がすごく面白くて、とに~さんの大熱演のステージを楽しむ事
ができました~heart会場はほぼ8割位で大勢の方が、とに~さんの話術に
魅了されているように、笑いながら楽しまれているご様子でした。
とに~さんがアートテラーとして真剣に美術を分かり易く楽しく解説
しているのに感激しました!!

 また、とに~さんと私は、11月30日(日)にご一緒にイベントをする
予定でおります。もうお席の半数は予約で埋まっておりますので、
どうぞ私まで(Mail:
FZR03113@nifty.ne.jp)お申し込みくださいませ。
詳しくは、こちらのページをご覧ください↓

『【吉本興業】でピカソがわかる!』★「ピカソ・トークショー」
日時: 2008年11月30日(日)15:30 ~ 18:00
会場: イタリアンバール 「イル・ヴィゴーレ」六本木店
     
http://r.gnavi.co.jp/g339000/

※西洋美術史家の池上英洋先生もゲスト出演されます~♪ 

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

美術館へ行く前にも、湘南にお住まいの友人と横浜港を見渡せる
素敵なレストラン、「
ATTIMO」でランチをしてしばし近況報告を語り
合って楽しいひと時を過ごす事ができました~lovely

       Dsc_1969        Dsc_1972

     Dsc_1971

   RISTORANTE ATTIMO」 は みなとみらい21のパシフィコ横浜
     2階にあって素晴らしいロケーションです!

○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

 昨日(26日)は、日本橋三越ギャラリーで「パリ・ロマンティック・ノエル展
を観て参りました。フランス人のジル・ポティエのクリスマス・モード満載の
フラワーアレンジメントを鑑賞してきました。思ったほど作品は少ないですが、
フランス的な濃厚なノエルタッチが素敵でした~(^o^)丿
(26日で終了です)

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜   

        Kicx3559   

 それから、午後は玉川上水の国立音大で
ヨーロッパ 20世紀音楽の巨匠たち」のコンサートを拝聴してきました。
あまり現代音楽は聴きなれないので、始めは戸惑いましたが、現代の
世相を表すべくいろんな音が激しく奏でられ、社会が混乱や迷走して
いることや神への祈りや自然への畏敬などいろいろな物が各楽器の音
に込められているようで、面白くもありましたが、やっぱり私は古典の方
が落ち着いて聴けます。
 でも、圧巻は、2部の「I.クセナキス 『ぺルセファッサ』」で、打楽器が
6ヵ所もホールに設置されて、すごいリズムの渦に取り巻かれて異次元
にいるような不思議な体感でした。そちらはエネルギッシュで素晴らし
かったです!!

 先週のオペラ観劇に続いて、ご招待券をいただきまして貴重な幅広い
音の世界を教えてくださった同音楽大学の講師でいらっしゃる
森田先生
に感謝申し上げます。

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪

   Pisaro 

 そして、本日が最終日(27日)の大丸デパートで開催していました
ピサロ展」を見て参りました。ピサロ周辺の画家たちの作品と
ピサロの子どもや孫の作品もあり、多彩に鑑賞することができて
大変よかったです。作品は小作品が多いながら、クールベやミレー
の優れた素描を観れたことは収穫でした!!
それから、ピサロが教えを受けたコローの作品が2点、最初に展示
してありまして、やはり光の使い方や幻想的な物語的な漂いなど
コローの持つよい部分がその2点に凝縮しているようで素敵でした

    Courbe

 クールベ 《石割りの少年

 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・

 このように、3日間はものすごく充実した芸術を堪能できて本当に
幸せでした。私はやはり絵を観たり音楽を聴いたりしているときが
夢のような時間を過ごせて幸福感に満たされます。素晴らしい作品
や音楽や講演をご提供してくださる各機関の方々にも御礼申し上げます<m(__)m>

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2008/10/19

歌劇 「コシ・ファン・トウッテ」院生オペラ公演@国立音大

sabato, il diciotto ottombre 2008
sono le ventitre e quaranta

            Kicx3557

                    大学院オペラ2008
                 コシ・ファン・トゥッテ K.588
              全2幕(イタリア語原語上演/日本語字幕付)

 国立音楽大学で講師をされている森田先生からモーツアルト歌劇
  
     「コシ・ファン・トゥッテ K.588」

のご招待券を頂いたので、本日、音楽の大好きな友人、Chieさんの
御都合が良かったこともありご一緒に、観劇して参りました。大学院生
のオペラがこんなにレベルが高いとは正直思っていなかったのですが、
一言、素晴らしかったですsign03 二人で終わってから、「すごい!良かったね!」
としばらく興奮が冷めやらず感動状態が続いていました~shine

         Kicx3550

  国立音楽大学講堂大ホールの窓からの景色も落ち着いて
見えて、やはり音楽にぴったりの素適な環境ですね~♪ 
娘も3歳からバイオリンやピアノを習わせていたので、できたら
音大に進めたかったのですが~本人のやる気とともにバブル
も弾けて夢と消えました~weep 
しかし、今はパン屋さんで頑張っていますよぉ~!!

 な~んてことは余計ですが、今回のモーツァルトの歌劇は
どちらかというと喜劇に近くて、出演者の表情を観ているだけでも
楽しかったです~lovely

 前のお席に座ったので、下のオーケストラ・ボックスも見えて
演奏される方々も沢山いらっしゃいました。今回はモーツアルト
特有の明るさとコミカルな部分がクラリネットなど管楽器や、
バイオリンやチェンバロなどの演奏とぴったりと合って、そちらも
聴き応えがありました~♪ 4時間以上も演奏された皆さんも
大変だったことと思います<m(__)m>

 もちろん、今回、ご出演された主役の姉妹の二人と恋人役の
男性二人に哲学者役の方と小間使いの方もみなさんが本当に
一生懸命に歌われ演技も感情豊かでした。

 グリエルモ役の須藤さんはもうプロなのでしょうか?お声も良く
声量もあって演技も上手なので、これからは
世界へ羽ばたいて
活躍されることでしょうね~note

こちらの6人で4時間以上も歌われていたので、本当によく歌詞を
暗記し、大熱演されていたと思います。オペラの楽しさや面白さが
すごくわかって、本当に楽しく観劇できたことを御礼申し上げます。

 衣装や舞台装置もシンプルですが、モーツアルトの感じがよく
出ていてそちらもとても良かったです~sign01 本当にブラボーが
飛び交うほど最後は拍手喝采の素晴らしいオペラでした~heart04

     Kicx3559

      ヨーロッパ
      20世紀音楽の巨匠たち

10月26日も同ホールで、くにたち・シンフォニエッタ2008
の演奏と渋谷淑子さんのピアノ独奏が15:00~から開催
されます。こちらも先生からご招待状を頂いたので、また
楽しみに聴きに行く予定です。森田先生、本当にありがとう
ございました<m(__)m>

             

続きを読む "歌劇 「コシ・ファン・トウッテ」院生オペラ公演@国立音大"

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2008/10/15

■ 『【吉本興業】でピカソがわかる!』★ by アートテラー とに~ with 池上先生 11/30

アートテラー とに~さん shine『【吉本興業】でピカソがわかる!』★shine

sun無事、日曜日にイベントは終了いたしました<m(__)m>
沢山の方のご参加を本当にありがとうございます。

ribbon当日の楽しかったイベント記事は、こちらに書きました↓
「アートテラー とに~ お笑い会」 第1回

sign04sign04

この秋、ピカソ展が2館(サントリー美術館国立新美術館)で開催
されているのを記念して、下記の日時に、
アートテラー とに~さん
と私とで、

     2358339_149731671s
   とに~さん似顔絵 by yukimoneさん

  shine『【吉本興業】でピカソがわかる!』★shine

と題したお笑いトーク・イベントを開催する運びとなりました。
 
      0810_h

     ピカソ展公式サイト:
     http://www.asahi.com/picasso/

mapleイベント開始終了時間が、下記のとおり変更させていただきました。

日時: 2008年11月30日(日)
    
場:14:20 14:45-17:15
会場: 品川ターミナルラウンジ http://terminallounge.jp/ 

住所: 東京都港区高輪3-18-11 2F

詳細Map: http://chizuz.com/map/map1187.html  
Blog: 
http://terminallounge.weblogs.jp/
TEL: 03-3446-6055

会費: 大人:  1000円  学生: 無料

お茶とお菓子が付きますショートケーキコーヒー。持ち込みもOKなので、
ご協力をお願いいたします<m(__)m>なるべく、各自
飲み物はお持ちいただくと幸いです。

■トークイベント・スケジュール
開場:14時20分 (※少々、早めになりました!)
開始:14時45分 始めのご挨拶

①14:50 - 15:05 ミズシー氏 『印象派の集い』コミュの管理人
             『セザンヌからの影響について』
②15:05 - 15:20 池上英洋先生 恵泉女学園大学准教授
             『ピカソの恋人たち周辺について』
    休憩
③15:30 - 16:10 アートテラー とに~さん 元吉本興業芸人さん
             『【吉本興業】でピカソがわかる』
④16:15 - 17:15 ティータイム 講演者の方とお茶とお菓子で
             楽しいひと時をお過ごしくださいませ~heart04

diamond当日の内容です。

■「アートテラー とに~ 『【吉本興業】でピカソがわかる!』 」

とに~さんは、元吉本興業の芸人さん。その独特の視点と、
巧みな話術で、今までにないアートテリング(=美術談義)を展開。
横浜美術館で定期的に開催されるアートガイドイベント
“とに~の美術展へようこそ!”
では、常に会場を笑いの渦に巻き込んで、ファンを着実に
増やしています。

そんな、とに~さんが、今回、皆様にお話しするテーマは、
『【吉本興業】でピカソがわかる!』
というもの。
ピカソと吉本興業の間にある意外な共通点の数々をお話しして
くれるそうです(^-^)

また、スペシャルゲストとしまして、レオナルド・ダ・ヴィンチの
ご専門家でもいらっしゃる西洋美術史家の
池上英洋先生をお迎えして、
ピカソの恋人達の周辺について、短時間ですがお話いただけると言う
贅沢な企画です~☆☆☆

さらに、『印象派の集い』コミュの管理人のミズシー氏より
『セザンヌからの影響について』
最初にお話しをしてくださる事になりました。

お申し込みは、mixi内コミュ ぴかぴか(新しい)アートテラー とに~ お笑い会』 
か、拙プロフィール内にありますメールアドレスまでご連絡くださいませ。

高輪にひっそりと明治時代から佇む洋館
  品川ターミナルラウンジ
http://terminallounge.jp/
様におきまして、秋の日を贅沢に楽しく過ごしましょうね~~(*^_^*)

お話のあとは、お茶japaneseteaとスイーツcakeを頂きながら、とに~さんと
池上先生とミズシー氏を囲んで、おしゃべりしたりサインを頂いたり、
お写真を撮りあったりと楽しいひと時を過ごしたいと思います~lovely
 
三人の講演者の方々は本当にお優しいし、トークでは魅了されてしまいま~すheart04


どうぞ大勢の方のご参加をお待ち申し上げております<m(__)m>

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 とに~の美術館へ行こう!
 http://ameblo.jp/artony/

かわいい祝 とに~さんが「ヨコハマ経済新聞」ヘッドラインニュースに
掲載されました~チャペルぴかぴか(新しい)

http://www.hamakei.com/headline/3551/

るんるん横浜美術館で元お笑い芸人「とに~」がおもしろ作品ガイド

  1224213867_photo_2 

  「ヨコハマ経済新聞」ヘッドラインニュース(図版

「一部抜粋」

日本画家の父親を持ち、幼いころから美術に親しむ環境にあったという
とに~さんは「美術館がデートコースや親子のコミュニケーションの場と
いった休日の過ごし方のひとつになれば。もっと若い人にも美術館に
足を運んでもらえるようこれからも『笑い』を取り入れて魅力を伝えて
いきたい」と抱負を語る。また、横浜美術館について「この企画を快く
引き受けてくれて、ガイド中に会場の雰囲気とかけ離れた音楽を
流した際も趣旨をわかってくれた。他の美術館ではできなかったと思う」
と話した。

 

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2008/10/12

VTCツアー 『西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」』@損保ジャパン美術館 - 池上先生ご引率

domenica, il dodici ottombre 2008
sono le dicinove e dodici

  先週、Nortonのセキュリティーのヴァージョンアップをインストール
してから、PCの処理が遅くなって本当に困っています。ですので、
あまり画像やリンクなどは張り付けないで、文章だけでも書いて
行きたいと思います。

    10月10日(金)、今回のVTCツアーは池上先生のご引率の下、
西洋絵画の父 『ジョットとその遺産展』」
新宿の損保ジャパン美術館で、夜間鑑賞会をして参りました。
今回は、イタリア美術にお詳しいNikkiさんが1次会の幹事さんで、.
わん太夫さんが2次会の盛り上げ幹事役さんでお疲れ様でした<m(__)m>

 池上先生から学生さんの鑑賞会にご同行させていただいてから
今秋で3年目になります。やはり、損保ジャパンで開催していた
「プラート美術展」が最初でした。その時に、先生のご解説で目が
覚めるように美術史の面白さに感激したことを懐かしく思い出しました。
今回もご専門のイタリア美術でもあるので、ものすごく詳細にご解説
くださって、大変勉強になりました<m(__)m> また、ご解説して頂いた後に、
自由時間に絵を観かえすとすごいことが起こります!!絵の方
から迫ってくるように絵がキラキラと動き出すかのように眩しさで
包まれてしまいます。不思議ですが、いつもそうなんです!!

 そして、今回はご参加者が各ブログやmixiの日記に本展について
レポートを書くというのが参加条件となっています。皆様も夫々、
個性的に各々の観点から書かれていて大変素晴らしいと思い
ました。私は、今回は先生が教えてくださったことで、印象に
残ったことを書かせて頂きます。

 ジョットは旅する画家で、弟子のガッティ、ダッティなどジョッテエスキと
呼ばれるジョットの追従者たちを引き連れて、リミニという日本で言えば
湘南の海岸辺りで描いたり、フィレンチェ、アッシジ、ローマ、ミラノ、
ナポリなど各地の画家を集めては、工房を作ってはジョット様式を広めて
行ったそうです。

 今回の目玉作品は、ジョットの「聖母子像」ですが、こちらは
イタリアでも3日前に日本へ貸し出しすることが公表されたそうです。
それだけ貴重な板絵で、国外へ持ち出しすると、以前の「受胎告知」
のように反対論(バッシングなど)が出てしまうことを避けたようです。
そして、保険も莫大なことがあって、少しでもその保険が安くなること
から、損保ジャパンが展覧する運びとなったようです。

また、初期の頃の作品なので、まだ、稚拙なところがあります。
それは、イエスの足と比較してもわかるのですが、マリアの手の
大きさが大きいことです。幼児にしてはイエスも少し固い顔で
描かれています。しかし、空間の奥行きを持たせていたり、
衣の下に肉体が感じるように描れていて革新的です。マリア様
の顔が少し横に傾いていたり、手にも感情を表して描いたのは
ジョットが初めてだそうです。このようなことは、ジョット以前の
ビザンティン様式では禁止でしたので、衣装等も線を何本も
引いていたようです。もちろん、感情表現もなく奥行き感もなく
平面的に描かれていました。

マリアの黄金の光輪には、見事なほどの装飾が描かれていますが、
それはジョッテスキの仕事である、と仰られたようですが、そこは
よく聞き取れなかったので間違えているかもしれません<m(__)m>
先生が教えてくださらなければ、気が付かなかったですが、
美しいモチーフが確かに描かれています。

 フレスコ画破片の《嘆きの聖母》は、1966年の大洪水で、被害を
受けてしまったそうです。先生はこの作品がとてもお好きであると
何度も仰っていました。また、先生のブログにもご解説が書かれて
います。元は巨大な作品で、磔刑図の下に描かれていたそうです。
赤いシノピアという顔料で下描きをしてから、漆喰を上に塗るそう
ですが、洪水で漆喰がはがれたために、その線が残って見える
ているそうです。

 最後に一人でそっと、こちらの《嘆きの聖母》に対面してきました
ところ、実際に子どもを亡くした母の悲しみが溢れるように感情が
抑えながらもこちらに訴えてくるようで、心が打たれました。


 次のガラス絵「ピエタ」は、やはり貴重な作品とのことでした。
その前のステンドグラスもそうですが、当時にしてはかなり高価な
ガラスで造られているそうです。制作するには、かなり高い技術力
がいるとのことです。マリアは胸をはだけているのですが、悲しくなると
そのようなポーズで描かれる事が多いそうです。石棺の下には
イエスの血を受ける聖杯が置いてあります。700年前のガラスの
作品ですが、単眼鏡で覗くととても精緻で美しいです。最初に
観た時は本当に崇高さも感じて感激でした。

 「聖母子と二人の天使」.は、イエスの手にしている小鳥はヒワで
胸には珊瑚のネックレスをしていますが、どちらも受難な人を表す
アトリビュートです。珊瑚は小さい子のお守りだそうです。

 ロレンツォの「聖ニコラウス ・・・・」で、一番左に描かれている
聖人ニコラウスは、3つの金のボールを持っています。貧しい家
の娘は持参金がないために娼婦などをして自分で稼いで持参金
を作ったそうです。しかし、ある家に3人の娘も同じように、娼婦を
していたのですが、この聖人が1個づつ金のボールを窓から投げ
入れてあげたので、それを持参金に返還し一人づつ嫁いで行かせ
ました。それで、プレゼントをする聖人(セントニコラウス)ということ
から現在のサンタクロースという名前になったそうです。

 まだまだありますが、この辺で終わりにします。図版がないので
ちょっとつまらないですね。。

 3枚の資料も配布していただきまして、所々説明していだきました。
ジョットの晩年は、悲しいときには悲しい顔をしていたり、下から上を
見上げているような感情表現が豊かになった図版も添付してくださって
よく分かりました。

 池先生はこの後、美術館側からお呼びがあったのでお話して
いらしたのですが、今度から休館日、休日と金曜日以外の夜間は、
VTCで夜間鑑賞会をさせていただけるとの嬉しいお申し出があった
そうです。本当になんという素晴らしいお話でしょう!!
 今回もジョットの作品を観る事ができて、当館には御礼申し
上げます<m(__)m> フレスコ画も輸送するには大変だったことと
思いますが、ジョットの絵を観れたことと池先生のご解説を拝聴
できたことは、イタリア美術の大事な原点が少し分かったようで
本当に良かったです。ありがとう御座いました。

 ご参加いただいた方も大変熱心に聴いていらっしゃいました。
そのあとの飲み会もすごく楽しくて、ちょっと盛り上がり過ぎた位
ですが、最高の夜になりました!!
 

      

続きを読む "VTCツアー 『西洋絵画の父「ジョットとその遺産展」』@損保ジャパン美術館 - 池上先生ご引率"

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2008/10/05

☆ ピアノ・コンサート&再会の喜び ☆

sabato, il cinque ottobre 2008
sono le mezzogiorno

今週、絵の鑑賞会をVTCで企画しているのですが、それに
参加できない方が、ピアノ・コンサートに誘ってくださいました。
会場は、上野文化会館小ホールで、イギリス人ピアニストの
イモジェン・クーパー氏の演奏でした。

    Td20081001

プログラムは、オール・シューベルトでした。

  「3つの小品D946」
  「ピアノ・ソナタ第16番D845」
  休憩
  「ピアノ・ソナタ第17番D850」

あまりシューベルトは真面目に聞いたことがないだけに
どうなるかちょっと不安でしたが、クーパーさんのタッチが
しっかりとして、左手のリズム感が素晴らしいので、
シューベルトというのは、このような優雅でいて感情表現が
豊かな作曲家だったことが始めて分かりました。

特に、3番目のソナタは流麗な流れに身を包まれている
ような素晴らしい演奏でお客さんたちも感動されている
ように最後は力強く拍手を送っていました。

どちらかというとブーニンのような硬質感のある響きで、私は
甘いロマン派の弾き方よりは好きなのですが、彼女の力強い
音色にかなり元気付けられるような爽快感さえ味わえました。

そして、音の合間にイギリス的な透明感ある光が溢れていて
昔、イギリスで滞在した時の空の色やホームスティ宅の窓辺を
思い出して、懐かしくなるような感慨も味わいました。

衣装もフリフリのドレスではなくて、パンツドレスのような所も
彼女の大人の女性としての姿勢を表しているようでカッコ
よかったです!!アンコールにおいてもすべてが彼女の音に
対する生き方を表しているようでそちらもソリストとしての自信
がみなぎっていることを感じて、素晴らしいアーティストの演奏
を聴けたことで感動いたしました。

クーパーさんがN協と定期演奏会で競演した録画が
11月9日(日)に教育テレビ午後9時から放映されるそうです↓
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2008-11-09.html
 

*-*-*

それから、昨夜はやはり鑑賞会には参加できないけれど、
「ミレイ展」は観たいという以前からのブログ仲間の方が
遠方より上京されて、もう一人ブログの方と3人で飲み会
をしました。ものすごく絵画や文学などに造詣が深いので、
お二人のブログには一日1000人近くの方達が訪問される
というブログ界の大御所です!!

「ミレイ」は元々お好きだったそうですが、3時間近くも
じっくりと鑑賞されご満喫されたそうです。3人で絵やワインや
ウィスキーやヨーロッパでマックに入った時の注文の仕方など
ワィワィと話は尽きませんでした~(^_-)-☆

やはり共通する趣味があると話題も盛り上がって、楽しい時間を
過ごせますね!!

たまにしか会うことができませんが、このような大人のアート仲間が
いてくださることは、またお会いして茶のみ友達のように楽しい時間が
持てるようで嬉しい
です~☆♪♪☆

ご一緒していただいた3人の方には、改めて感謝申し上げます<m(__)m>

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