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2008年9月

2008/09/29

「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」@Bunkamura

lunedi, il ventinove settembre 2008
sono le venti e tredici

        Img20080910_p_2
          《オフィーリア》 1851-52年 テート蔵 

週末に、Bunkamuraで開催しています

    「
ジョン・エヴァレット・ミレイ展

を観て参りました。やはり、評判とおりオフィーリアの実物は
美しくて心の中に焼きついてしまいました。

正直申しますと、私には恋多き年頃の娘がおりまして、
この死顔のような若き女性の絵を観ることは恐怖でもありました。
物語とはいえ、なんとなく健康的とはいいがたく図版で観ても
直視できないものがありました。

しかし、実際に観てみるとそんなことは飛んでしまい、ただただ
《オフィーリア》の世界に入りこんでしまったのでした。それに、
テート美術館の学芸員さんがおっしゃっていた言葉、
 「オフィーリアの顔は少し恍惚感がある表情に描かれている。」
というようなニュアンスでしたが、オフィーリアの真っ白な顔にはまだ
かすかな息をし、歌を口ずさんで天を見上げているように見えます。
思ったほど死に迫っていなくて、むしろ現実を逃避できる安らぎを
感じているように思えました。

ミレイが5ヶ月近く、川辺に座って植物のスケッチを入念に
していたそうですが、本当にどの植物も緻密に描かれていて
妖精が今にも踊りだしてきそうでした。そして、川の底へ徐々に
引き込まれていくオフィーリアを草花や水さえも暖かく包みこんで
いるように見えました。

ジョーゼットのドレスにビーズの飾りが煌いていたり、オフィーリア
の手には、ケシやヒナギクの花輪をまだかすかに握り締めている
ようなところが、彼女が息をしている証に見えます。

モデルのシゼルの存在もこのような名作を生む一つの大きな要素
になったのでしょう。当時の画家たちに詩的な感情や創作意欲を
喚起させるような霊感の泉だった彼女自身もオフィーリアのように
最後は若くして夭折してしまうとは。。しかし、神秘的で官能的で
すらある彼女はこの絵の中でまだ生き続けているようです。

そのほかの絵ももちろんよかったですが、最初に展示してあった
「ギリシア戦士の胸像」は、わずか10歳位で描いたようで、その
デッサン力には天才の力を見せつけられたようで驚きました!!

それから、スコットランドの風景画も詩的で大変美しくてよかったです。

油絵の香りが漂うミレイの素晴らしい展覧会は、10月26日までです。
どうぞこの機会に芸術の秋を楽しまれてくださいませ。
美しい《オフィーリア》を一枚観るだけでも価値があると思います。

 

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2008/09/27

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明』 解説者:池上英洋 新刊お知らせ!

sabato, ilf ventisette settembre 2008
sono le venti

          978488721746101
   レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明

   「機械篇」 著: カルロ・ペドレッティ
   訳: 田中久美子・小倉康之・森田学

   「飛翔篇」 著: ドメニコ・ラウレンツァ
   訳: 加藤磨珠枝・長友瑞枝 訳・解説:池上英洋
    東洋書林社、6,800円+税

 概要:
  ルネサンスの巨人レオナルド・ダ・ヴィンチの貴重な手稿400点余りを
  収めたヴィジュアルブック。科学・芸術・建築・解剖学など広範囲に
  活躍した天才レオナルドがいかに「世界」を探求したかが手に取るように
   わかる。脅威な描写力とイメージのすべてがここに。

  池上先生(ブログ)のご解説付きで、レオナルドに関する文献
の翻訳を2冊セットで新たに上梓されたとの素晴らしい記事を
拝読しましたので、こちらでもご紹介させていただきます。


 以前からレオナルドの専門書で翻訳を手がけていらしゃっると
お聞きしていましたが、2冊のご本になったようですね!!
森田先生小倉先生なども翻訳をされているようです。

Nikkiさんこと、田畑氏も翻訳のブラッシュアップ(工学)を
されていらしたとのことです。こうしてまた新たにレオナルドに
関する専門的な文献が刊行されたことはレオナルド・ファンの
一人としてとても嬉しく思います。


 図版もとてもきれいだそうですから、本屋さんでもどうぞ
お手に取られてご覧になってくださいませ

 池上先生のブログ記事から内容を抜粋させていただきました


レオナルドの手稿解読の第一人者ペドレッティと、飛翔関係の研究で知られる
ラウレンツァによる書の翻訳です。

とてもおもしろい本です。レオナルドの手稿のみを手掛かりに、実に緻密に
レオナルドの「機械」と「飛翔」について掘り下げられています。単なるレオナルド称賛
ものではなく、同時代の工学の状況を考慮しながら、その真の姿を冷静に浮かび
あがらせています。とくに、レオナルドの飛翔への情熱とその一連の挑戦の物語は、
感動的ですらあります。

レオナルドの飛翔については大変興味があるので、少し早いですが

自分へのクリスマスプレゼントととして購入してみようかしら?

と思っている所です。

===
追記:
もうクリスマス・プレゼントの先取りをしてしまいました~heart04
本当に印刷がきれいなので、手稿などが鮮明によく
わかります。ちょっとだけ、掲載させていただきます<m(__)m>

   Dsc_1886

  レオナルド・ダ・ヴィンチ 藝術と発明
   「機械篇」 著: カルロ・ペドレッティ
   「飛翔篇」 著: ドメニコ・ラウレンツァ

 とてもきれいな表紙で、モダンなデザインの装丁を見るだけで、新しい
レオナルドについての見解が述べられていることを予感させます。

    Dsc_1881

        「飛翔篇」 P56,P57

 右側の飛行機の模型は、昨年の「レオナルド・ダ・ヴィンチー
天才の実像展」で、展示されていたのと同じようですね。

 池上先生のご解説は、この「飛翔篇」の最後の章、
「科学者レオナルドという存在」と題して、2冊の論評を明確に
述べられています。まずは、そちらを一気に読んでしまいました。
レオナルドについての研究がこの数年に亘って掘り下げていく
内に、レオナルドの周辺あるいは以前の技術者や科学者達など
についても発掘されて、レオナルドが急にあれだけの膨大の知識
や技術が付いたのではないことが解明されてきたようです。

 今後もますます新しいレオナルド像が浮き彫りにされていくことを
レオナルドの生涯を通して愛情のあるまなざしとともに先生の
鋭いご見解を述べているので、その章だけでも大変面白いです。

 また、本文を読んでから感想もアップしたいと思います。

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☆ 「SEX AND THE CITY」 映画 ☆ 

venerdi, il venticinque 2008
sono le ventiedue e dicinove

      1024x768_satc_3
                 SEX AND THE CITY

 娘から次の日がお休みなので、「レイトショーを観にいこう!」と
昨日、携帯に電話がありました。

 仕事が終わってから食事をして近くの映画館で久しぶりに
映画鑑賞です!以前から、女性にはとても楽しい映画と聞いて
いたので、娘が誘ってくれてよかったです~lovely

 New Yorkに住む40代の友達が集まって、それぞれの恋愛や
結婚生活についてお互いにコミカルに時にはシリアスに語り
あって、助け合っていくという友情物語(?)です。

    1024x768_satc_1      

  

 アメリカではテレビ番組だったようで、長いシリーズ物とのこと
です。仕事もできておしゃれで活き活きと生きているのだけれど
個人的にはそれぞれの悩みがあって、それが微妙にお互いに
絡み合っていきます。最大のテーマは主人公のキャリーが結婚
する予定が運命のいたずらか。。でご破算になり悲嘆にくれたり、
最後はまたハッピーエンドに向かったりとその間、女性同士が
慰め合い旅行までします。

 キャリーのアシスタント役をされた黒人の若い女性、ジェニファー
ハドソンはとてもチャーミングで主題歌も歌っているそうなので、
これからもきっと活躍されるような大物の予感がしました。

 私が好きなのは、シャーロット役のクリスティーン・ディビィス。
彼女はお嬢様ぽっくって歩き方もチョコチョコってかわいい~heart04
でも、彼女のセリフでは肝心な部分が光るので、4人の中では
ノーマルだけど古きよきアメリカの伝統を感じさせます。

 それでも、なんと言ってもキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカー
の演技が光っていて素晴らしい!! プロデューサーも引き受け
ているというので、この作品を心より愛して演じているのが感じ
られます。それは、派手な衣装で演じているのではなくて、失意の
どん底で、すっピンでも堂々としていたことでわかります。フィアンセ
が「君と結婚がしたいんだよ。」と言っていた意味が最後にズシンと
わかるただのコメディとはちょっと違うヒューマニティに溢れている
ところが人気の秘密かもしれませんね~heartshine

 題名のとおり、ちょっと小さい子と見られないのが残念な大人な
部分もありますが、それもオープンで健
康的で明るいので許せます~happy01

 シニカルなダイアローグも英語が分かる人なら、笑い転げる
場面も多いし、英語ならではのスピード感が溢れるテンポも
楽しめると思います~scissors

 NYのアッパーイーストサイドに住めるなんて、本当に最高の憧れですheart02
ニューヨークの美しいシーンとともに彼女たちの元気な笑い声が
弾ける明るい楽しい映画を娘と一緒に観れたことも嬉しかったです~heart02

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2008/09/23

「狩野芳崖 悲母観音への軌跡」展@藝大美術館 &周辺建物散歩

martedi, il ventitre settembre 2008
sono le venti e quattorodici

            Hogai
   「狩野芳崖 悲母観音への軌跡@藝大美術館

昨日からの暗い気持ちを少し引きずりながら上野へ向かい
ました。上野駅からダァ~とすごい家族連れの人たちで
ほとんどは、上野動物園に向かっているようでした。元気な
子どもたちの笑い声や休日で穏やかな顔をしている人たち
を見て、大体の人たちはこうやって健康的に過ごしている
ことにホッといたしました。

 「 狩野芳崖 悲母観音への軌跡-東京藝術大学所蔵品」

は、会期が本日で終了でした。皆さんの評価が高いのと
狩野一派ということで、これは見ておかなければ!と
思って行きましたところ素晴らしい日本画を拝見できて
本当に良かったです。

   05_03_kano_2

    『不動明王』 明治20年作

第1展示室に展示してありました重要文化財に指定された
『不動明王』は、突然、カラフルな色彩の日本画に少々異彩
を放って見えましたが、私はどちらかというと色彩が豊かな
方が好きなので、ものすごく魅力的な 『不動明王』に観えて
しばし見つめておりました。

なんでもアメリカ人の美術史家フェノロサとう人が、日本画の
伝統に西洋絵画の写実や空間表現を取り入れた、新・日本画
の創生を芳崖に託したそうで、こちらもかなり西洋画的な手法
を取り入れているのかもしれませんね!

    4_2_2

       悲母観音
        1888年

 第2展示室の中央に大きな「悲母観音」が展示してあり
観音様が宙に浮いて、生命を宿した子どもを優しく
見下ろしているようです。精緻に描かれたお袈裟の文様
には所々金で描かれていて、それが目を惹きます。
 作品が大きくて観音様が天から私たちをも見下ろして
いるように感じます。なんとも圧倒されるような迫力で
芳崖が絶筆してしまったのが分かるほど何か魂の奥底が
感じられる芸術の最高峰を拝顔するようでした。

 羽をつけた天使(天女)や聖母マリア様を思わせる西洋絵画
を模写したような下絵の数々も興味深く観ることができました。

 「悲母観音」の下方に描かれているのは、妙義山という
ことですが、妙義山は昔、家族で遠足のように散歩コースを
登ったことがあります。かなり岩場や崖が多くて、大変な思いを
したことを思い出しました。その下絵も展示してあったので
何か懐かしさとともに芳崖が描いた険しい山が身近にも
感じたりしました。

芳崖は、藝大の設立にも関与して教壇に立つ手前で
亡くなったそうです。こうやってその藝大でいつまでも
作品を保存し展示してくださるので、芳崖も本望と喜んで
いることでしょうね。日本画の新しい画法の先駆者と
なった芳崖の作品を拝見できて藝大美に感謝いたします。

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2008/09/22

もっと子どもを抱きしめて上げてね!

lunedi, il ventidue settembre 2008
sono le sette e diciotto

         Peace02
                  「カーネーションの母と子」
          いわさき ちひろ

 最近は町を歩いていても子どもを抱っこしている
お母さんをあまり見かけなくて、バギーに乗せて歩いて
いる人がほとんどです。

 先日は、娘と豊洲ららぽーとで椅子に座って、おしゃべり
している30分の間に、バギーに乗せているお母さんたちが
何人かそばに座ってきました。子どもたちがすごい声で
泣いているのに、全然、抱っこしてあげないで、そのままです。
また、一人、ものすごい鳴き声をした赤ちゃんを乗せたバギー
が前を通過しました。

 電車の中も混んで来てもバギーのまま乗って入ってきます。
交差点でもバギーが前だから、カーブしたら後輪に巻き込まれる
恐れがあるのにバギーを前にして立っています。子どもは荷物
なのかしら??

 そして、昨日は低学年位の男の子がお父さんの怒鳴り声と
ともに殴れらているような音が裏のマンションから響きました。
 「痛いよー。痛いよー。ギャー!!」
という悲鳴とともに。。

 お母さんはいないのかしら?助けて上げたいけど、警察に
電話しようかしら?としばらく悩んでいたけれど、少ししたら
どなたかが行ったのかもしれません。。少し収まりました。

 雨だから、外で走り回れないと子どもはストレスが発散できなくて
ちょっといたずらっ子になってしまう時があります。そんな小さな子に
手を上げなくてもいいのに?と本当に胸が痛んで悲しかったです。

 そうしましたら、今朝のニュースでは母親が息子を殺した!!と
のことで、ますます暗い気持ちになって一日、落ちこんでいました。

 どうして?? そんなことが!!
母子ともに病気があったとのことですが、ほかに選択はあったでしょう。

 男の子は10歳位までが純真で本当にかわいいし、母親を一番に
慕ってくると思う。

 職場でも自分の家庭が優先でかなりお休みを取る男性も増えて
いるのに、なんで、小さな子どもがこんなに犠牲になるのかしら?

 その子の父親は??奥さんと子どもを見捨ててしまったの?

 どうぞ小さなお子さんたちをぎゅーと抱きしめて上げてくださいね。
そして、もっと外で元気に一緒に遊んで上げてくださいね。どうぞ
子どもたちと触れ合って上げてください。

 弘輝君のご冥福を祈ります。

 

 

 

  

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2008/09/19

ランチタイムは幸せタイム~☆☆☆

venerdi, il dicinove settembre 2008
sono le diciotto meno sei

        Kicx3474

夏場は暑いので、大体、ランチはお弁当を持って行きました。
ちょっと前に会社勤めを引退して、家で仕事をしたり木彫りを
したりする家のダンさんは、お料理上手です~happy01shine

それで、今は事実上、台所を明け渡した状態なのですが、
そうなると楽なようなちょっともう用なしのような?寂しいとき
があります。私はどちらかというと洋風が得意なので、息子は
時々は私の手料理が食べたいみたい・・・。(と思う。。bleah

 たまに、ダンさんが朝から台所でゴトゴトと煮たり焼いたり
しているとお弁当を作ってくれるときがあります。右端の黒く
なっているのはぶりの照り焼きです。それと、定番の
ウインナーと卵焼きです。卵焼きはちょっと甘くて本当に
味しいです~lovely ピーマンが細く切ってあって、かなり辛口に
味付けしてあります。ちょっと野菜不足なので、グレープフルーツ
ジュースを飲んだり、二十世紀を送ってくださった元同僚の方が
いて、さっそく美味しい梨も頂いて、これで栄養満点ですね~heart

 あんまり誕生日やら記念日って特別何にも present はないけれど、
ダンさんのまかないでいつも私の健康は維持できています。
ブログなんて読まないけど、たまには感謝です<m(__)m>

 食事したあと、若いゆっきーちゃんとダベリング~~heart04
北海道の洞爺湖へ来週末行かれるそうで、紅葉もきれいで
美味しい食べ物もあるしで、羨ましぃ~clover、まだ行った事のない
北海道は憧れの地です~shine ゆっきーちゃんが先週末にお土産
で買ってきてくれた刺身コンニャクとお味噌もすごく美味しかったわぁ~happy01
富士吉田の手造り店、感激でした~fuji でも、また続いて旅行へ
行くことになるんだわねぇ~airplane 若いときしかあっちこっちと飛び
歩けないから楽しんできてね~heart

   

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「かおりの国から」「香・大賞」実行委員会編 - 素敵な本です☆

venerdi, il dicinove settembre 2008
sono le otto e ventidue

       31099312
       かおりの国から
       「香・大賞」実行委員会編
        共同通信社

台風が近づいているせいか、なんとなく蒸し暑いような
天候不順であまり外出もできにくいこの頃です。

そんなときは、家でゴロっと横になって本を読んでいます。
香りに関するとてもいい本を図書館で見つけました。

香りというと専門的なアロマテラピーの本をいつも
読んでしまっていますが、一般の方々から募集した香りに
ついてのエッセイや詩を集めた本で感動的でした。

思ったよりも日本人の香りが生活に根付いていて
とても人間味溢れたエッセイが満載ですので、香りに
ご興味がおありの方はぜひ読まれてくださいね!!


ふとある香りを嗅いで、知人や家族と共有した香りから
在りし日の人を思い出すという、時々、涙したくなる
ような悲しいエッセイを読んで電車の中では本当に
困りました。

お母さんが毎年ひな祭りで作ってくれたお寿司の香り、
戦争中、敵の目から隠れるために穴を掘って、夜に
なるとパイナップルを採ってそれだけを穴で食べていた
ので、戦後もパイナップルを食べるとあの時の香りを
思い出したり、彼と別れようと思っていたけど、貸して
くれた本の袋から彼の部屋の香りや彼のタバコや
整髪剤の香りが漂って、彼をいとおしく思い直したことや
目が見えなくなった義母がくちなしの
花の香りで救われた
お話、香水の付け方を工夫した若い女性が彼との距離を
気にしていたけれど、ある日、付けすぎたと思ったけれど
デートの後に肩を抱きしめてくれた。。恋愛のお話の数々!

嗅覚は人間が動物的本能が残された最後の部分です。
記憶を司る海馬が香りを感じる大脳辺縁系のすぐそばに

あるので、香りと記憶が一瞬にして閃きあい過去を思い
出す事になります。私は強烈なのはやっぱり、沈丁花の
香りです。自分の卒業式や子供たちの卒園、卒業の時に
生垣から香ってくる香りに、人生でも節目の時期を思い出し
ます。

審査員の藤本義一氏が香りについての歴史や文学との関わりを
詳しく書かれています。また、アロマテラピーについてもご自身を
実験台にしてそれぞれの精油の特徴や効果を述べられていて、
大変興味深かったです。


アロマテラピーの歴史や変遷などもよく調べられていて、検定試験
を受けるのでお習いしたことが文学者の筆致で解説されて
いるので、とても分かりやすく書かれています。

さらに香りがどのように能まで伝達し体中に影響を与えるかなど、
アロマテラピーについて基礎から中級までを学べます。
図書館で見かけたら、どうぞこの藤本氏の章だけでも読まれることを
お勧めします。

懐かしい日本人の持つ柔らかな感性を思い起こさせて
くれて、香りに対する繊細な感情にも感動
した良書です。

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2008/09/15

「HIDEMI SUGINO」ケーキ&「田川啓二 オートクチュールビーズ展」&PAUL

lunedi, il quindici settembre 2008
sono le otto meno venti

           Kicx3458_2
                     HIDEMI SUGINO@京橋

3連休の中日は、スイーツ好きで早起きのえりりさんと
えこうさんをお誘いして、日本でも指折りのパテシィエ、
イデミスギノ氏のお店に朝早くから並ぶことにしました。

4,5年前に神戸から移ってまだ、間もない頃に友人に
連れてきて頂いたのですが、その頃はまだ空いていて
すぐにイートインに入れたのですが、口コミで瞬く間に
SUGINO氏のケーキの美味しさが評判を呼び、お昼近く
に何度もお店に行ったのですが、ケーキは売り切れで

それ以来、中まで入ったことがありませんでした。

今回、お二人が早めに9時10分頃に並んでいてくださった
お陰で前から10番目でしたので、フランスでも受賞
したという幻の一品、「アンブロワジー」を頂く事ができました~lovely

薄ーいお花の形をしたチョコが周りに付いていて、それだけでも
素晴らしいカカオ味が濃厚です!! ケーキは店内で撮影でき
なくて本当に残念だったのですが、姿も大変きれいです~shine
こちらに大きなお写真を掲載されているページがありました
ので、リンクさせていただきます<m(__)m>↓

http://specialite2005.web.infoseek.co.jp/170601Img076.html

もちろん、ショコラムースにピスタチオとラズベリージャムなどが
微妙に相俟っているので、濃厚なショコラベースだけではない
最高に美味しくて一堂、繊細なお味に大満足でした~heart02

私はあとは、カシス・ムースの「スボワー」と最後に随分と
待ったのですが、「アナナスアワイ」を3人でご一緒に頂き
ました。「アナナスアワイ」はハワイをイメージさせるケーキで
パイナップルが小さく砕いてフィナンシェの上に円形で
乗っています。トップの生クリームがまた絶妙です~heart04 
最高級のリキュール酒で味付けされていますので、出来立て
ということもありますが、とにかくもう食の芸術品と言えると思いますsign03

お茶は、ロータスティ(蓮の紅茶)をいただきました。きれいな絵柄の
カップ&ソーサーでそちらもおしゃれですね~shine

ケーキは確かにお値段はお安くないですが、娘と時々一緒に造って
ムースにするためにどれだけ卵白を混ぜ合わせるか大変なのを
知っておりますので、スギノ氏とスタッフの方々が毎日、手抜きを
しないで一品一品丁寧に造られていることを思うと頭が下がります。

一度、神戸のお店を閉めたときも、世界各国13ヶ国を周って、ご自身
の造られるケーキが美味しいことを実感されて、東京の京橋店を
開く事になったそうです。そこで、上記の「アンブロワジー」で
世界大会クープ・ド・モンドでグランプリ獲得されて、口コミでどんどん
その「アンブロワジー」の美味しさで、朝早くから並ばないと頂けない
ほど有名店になっていったようです。

NHKの対談番組で、杉野氏がご出演されていて、それはそれは
精魂込めてケーキを造っていらっしゃることを話していました。
その番組をパン職人の娘が観ていまして、すごく感銘を受けた
ようです。

日本では、こういった食の職人さんたちがあまり職業として
尊敬されない扱いをされますが、実は、本当に命を削ってまで
ケーキやパンを手造りされています。材料の吟味もさることながら
その日の温度や湿度で、材料の成分も微妙に違えて配合しています。
そして、職場を清潔に保つことで、仕事が終了してからもキッチンや
シンクや冷蔵庫に至るまで清掃を完璧にして一日が終了します。

時々、海外へ行っても日本の食文化の高さをいつも感じで
帰国して参りますので、もっとこのような食で働く人々を称えて
私たちの食文化の高さを世界に発信していきたいと思います。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆

  Kicx3459 

この後、日本橋三越デパートで開催中の
田川啓二 オートクチュールビーズ展」を鑑賞して
徹子さんのドレスやそのほか沢山のビーズや刺繍で造られた
素晴らしいドレスの数々に目が回るほどでした。
ゴッホの「星月夜」やクリムトやモネなどの模写をすべて
ビーズや刺繍で造ってあり素晴らしかったです~shineshine
100点ほどのビーズ作品を見渡せる豪華な展覧会になって
いますので、21日(日)までどうぞお見逃しなく。。。

Youchanさん、チケットありがとう御座いました<m(__)m>
いつも本当に助かります。

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°
 
   
    Kicx3469 
     PAUL@八重洲店

          Kicx3465
その後は、また、京橋に戻って、「PAUL」で
キッシュを久しぶりに頂きました。娘が数年前に
働いていたお店ですが、お値段もあまり変わらず
パンもお代わりできて、美味しく頂けました。

えりりさんとえこうさんは絵画も大好きですが、
お食事もお好きなのでいつもご一緒すると
ホットできて安らぎます。本当に一日、ご一緒に
ありがとうございました<m(__)m>

また、10月は三越デパートでいい展覧会もあるので
ぜひスイーツセットで参りましょうね~heart04

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2008/09/14

「イタリア近代歌曲の夕べ」でミニ・オペラを堪能~☆

domenica, il quindici settembre 2008
sono le venti e mezo

        Img288

先週の金曜日の夜は、こちらでもご紹介しておりました
森田学先生もご出演された
 

二期会イタリア歌曲研究会・イタリア近代歌曲の夕べXX
 「
マリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコとその周辺

を上野の東京文化会館小ホールで拝聴して参りました。

       Moritasensei_2
       2曲歌われた森田学先生

小ホールなので、ピアノと歌の両方が会場に美しく響き合い、
音の旋律の輝きを感じで堪能できました。森田先生は、
二匹の木食い虫の歌をそれぞれの虫の表情やアクセントまで
変えて (一匹はナポリ訛りで、と池上先生が仰っていました)、
よく響くバスの歌声で晴れやかに歌われていました。

二期会代表者の嶺貞子氏のソプラノは、やはり第一声で
歌の持つ真髄を感じられて、最後まで魅了されました。

テデスコの曲はどちらかというとフォーレやドヴィッシーに
近く印象的な流麗な音の流れを感じてよかったです。伴奏者
の方達も難しい旋律を美しく弾きこなされていて、そちらも
とても素敵でした。


たまには、生演奏と人の声の美しい音色に触れるひとときを
持つと魂が癒されるようで、とても良かったです。

森田先生とお知り合いになれて、こういった素晴らしい機会を
何度も味わうことができて幸せです。

===

そのあと、池上先生ご夫妻とわん太夫さんやそのほかの方々と
ご一緒に飲み会をして、今後のVTCでの鑑賞会について話し合い
をして参りました。先生が詳細に亘って
ガイドラインを先生の
ブログにご表明くださっています。

本物の芸術に触れることで、心が豊かになれることをお二人は
教えてくださいます。これからも私も稚拙ながらブログなどで、
その芸術について少しでも書いていきたい、と思いますので
たまには、拙ブログも覗きにいらしてくださいませ。

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2008/09/09

爽やかな朝にレース編みなど~~(^o^)丿

martedi, il nove settembre 2008
sono le sette e dicisette

              Dsc_1796_3

若い頃は好きだったレース編みをまた近頃、再開してみました。
レース編みの本のデザインもとても素敵なのが多くて、少し気が
早いけれど、クリスマスのオーナメントで雪の結晶を編んでみま
した。

    Dsc_1800_2 

          Dsc_1801 

 少しラメが入ったエミール・グランデの糸はすごくお気に入りです

    Dsc_1809 

今朝は特に爽やかな朝で、レース・ラベンダーも咲き出しました。
ブルーのコースターもちょっといいでしょう?

       Dsc_1813 

 植物と自然にも合うレースをこれからも編んで行きたいと
思います~lovely

                              Dsc_1816_2   
                        華やかな友人のために赤のコースター を~heart04      
  :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

            18200121_2131553825   

 先日も絵をご一緒に鑑賞したえりりさんのドール・ペット、
みるふぃーゆちゃんに、ちょっとプレゼントをさせていただき
ました。少し夏っぽいけど、かわいく着けていただいて、
ありがとうございます<m(__)m> また、ドレスでも今度は編める
といいですが・・いつのことやら??

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2008/09/08

クリムト&ムンクに会えた青山ユニマット美術館!

.domenica, il sette settembre 2008
soo le ventitre meno un quarto

        Kicx3417
                         青山ユニマット美術館

今日は久しぶりに大満足の展覧会を素敵なお二人と鑑賞できて
何か神様に感謝したくなるようなそんな素晴らしい一日でした~heart

 青山ユニマット美術館で開催中の「女性美賛歌」展に
ムンクとクリムトの同館収蔵作品が出展されているとあって
以前から大変楽しみにしておりました。

 今回のミニ鑑賞会は急に決まったのですが、
えりりさんと
とに~さんもご参加いただけることになって、3人でランチまで
楽しいひと時を過ごせました~lovely

 まずは、青山ユニマット美術館の収蔵品の豪華なことには
いつも驚くのですが、今回もシャガールの描くお花や女性美の
華麗な作品を拝見できて、シャガールの持つソフトな色合いや
空間の使い方やデッサンの的確さなど再認識できて良かったです。

 また、デュフィの描いた「マダム・ルーティネスコの肖像」も
きれいなバックのブルーと大胆に描いた女性の線の美しさ
など、演奏会の絵には観られないデュフィの豪快な肖像画
にしばし見とれておりました。

 それから、藤田嗣治「横たわる裸婦」がとても美しく見え、
バラ」と題した白と赤のバラの絵が背景の乳白色に映えて
バラと葉の存在感が浮き立つようで、素晴らしい作品だと
あとで3人でも感想を言い合ったほどです。

  ***

       Tenrankai_munch
  「二人の姉妹―ラグンヒルとダグニー・ユール」
       エドヴァルド・ムンク
      1892 油彩/カンヴァス

 久しぶりに絵を観て、衝撃が体を突き抜けました!
ムンクの作品で写実的といいますか、「叫び」の前年度
に描いただけあって、肖像画のような一見、静かな作品
に見えますが、歌手の頭上にあるオーラからムンクの
緊張した信号が送られて伝わって着ました。

 私は表現主義的な絵よりどちらかというとムンクの
しっとりとした肖像画の方が人物の内面性を感じて
好きです。こちらは、色彩もベージュ・ピンク系で穏やか
な色合いですが、恋人のダグニーの後姿などから何か
意味ありげな一枚で、ドラマチックな何かを連想させます。

   ***

      Tenrankai_ieelichter_2
        「イルリヒタ(Irrlichter)」
         グスタフ・クリムト
       1903年 油彩/カンヴァス

 クリムトの怪しいまでの美しさ、女性の耽美性、色彩のなんと
豪奢なことか! 精緻に描かれた線の一本一本に何かの呪い
か生命の儚さを感じさせるようなシュールな絵には、惹きこまれる
魔力が潜んでいるようです。

 このカットは日本の浮世絵に影響されたのでしょうか?以前、
「琳派展」で煌びやかなクリムトの絵を観たことはありましたけれど
今回は何かクリムト本来の感覚を直接感じ取る事ができる貴重
な作品だと思います。

  ***

       Jeanfrancoismillet
    「眠るニンフとサテュロス」
    ジャン=フランソワ・ミレー
  1846-1847年 油彩/カンヴァス

ミレーの小作品でしたが、暗い画面にニンフの背中に
スポットライトを浴びせて美しい女性美を浮かび上がらせて
います。ミレーにしては珍しい裸体を描いていて魅力的です。  

 ***

 青山ユニマット美術館の絵を買い付ける財力もすごいと思う
けれど、それぞれの画家が持っているよい資質を選んで収蔵
していると思います。絵の見せ方もとても落ち着いてきれいに
展示しているので、鑑賞者と対話できるよい美術館だと思います。

 今回は、ムンクとクリムトの2作品がかなりインパクトが強く
久しぶりに、魂に入り込んでくるような作品を観れて、本当に
絵の力の強さにまた衝撃を受けた日となりました。


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  ここで、ご一緒したとに~さんについてご紹介いたします。
とに~さんは、大学を出られた後、吉本興業で芸人さんを
されていましたが、今のお笑いに限界を感じ出して、今まで
お好きだったアートをもっと一般の人に親しみを持って理解
していただこうと「アートテラー」という職種名で現在は、
横浜美術館などで、ギャラリートークを実施されています。

 詳しくは、とに~さんのブログをご覧くださいませ↓
 とに~の美術展へ行こう!

今日はランチでお話していると、素晴らしいアイデアが次々
浮かんできて、それも実践的で若い人たちにもっと芸術を
見て欲しい、というお気持ちを強く持たれていることがわかり
私も以前からそのような気持ちがあってVTCの鑑賞会など
開いておりましたので、大変共鳴できました。

10月の中旬に、横浜美術館でギャラリートークが決まっている
そうですので、皆様もぜひお出かけくださいませ。

       Kicx3424

えりりさんのかわいいペット、モンブラン君とみるふぃーゆちゃん
を抱いたとに~さんです。マイサンと同年代なのに、大変博識で
もっと世の中の人に、アートを浸透できるような活動がしたい、と
まずは楽しめるようなネタ探しや企画をいつも考えていらっしゃる
すごい方です。

これからもVTC内でもどんどん活動をご一緒にしていければ
嬉しいと思っております。このギャラリートークもmixiのマイミクさん
からたくさんリクエストをされて、横浜美術館がそれをご承認して
くださったという経緯にも感動しました。このギャラリートークの日
には、北海道から駆けつけて聞きに下さる方など遠方からお越し
くださったりと、とに~ファンは多いようです。

今回は、急にご一緒に鑑賞できて、ランチで上記のお話ができた
ことはとても有意義に過ごせましたshine

続きを読む "クリムト&ムンクに会えた青山ユニマット美術館!"

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2008/09/06

フランスからの素敵な薔薇**(* ̄ー ̄*)

sabato, il sei settembre 2008
sono le venti e quaranta

      Dsc_1776_2
         Madame Alfred Carriere/マダム アルフレッド カリエール

お陰様で、「Julian Rose」ショップも開店してから本日で3ヶ月を迎えました。
思いがけず古くからの友人やVTCの皆様がローズソープをお買い上げ
くださって、本当に嬉しく感謝申し上げます<m(__)m>

上記のポスト・カードはフランスのプロヴァンスに住むMさんから、第2回目
の輸入品として送ってくださったのですが、最高に奇麗なカード~heart04 と
PCの横に置いて、ため息混じりで眺めております~lovely

Vincent Perriolさんという画家が描いた
Rosa the' noisette/薔薇 ノワゼット」という題名で、
前回の絵葉書よりも前面に薔薇が沢山描かれていて、薔薇の包み込む
ような優しさが素敵で、こちらでもご紹介したくなりました~☆☆☆

      Dsc_1754_2
         ローズ・ブーケ・香り付けキャンドル

  Dsc_1768_4  

ブーケ型なので背が高い
キャンドルです。
最後の仕上げが手造りのようで
色付けも丁寧な仕上がりになって
なんとな~く、大人っぽい
薔薇のキャンドルの色気に
負けそうです~~coldsweats01

 
heart濃厚な色香で灯りを付けても妖艶heartshine

     Dsc_1780_3 
            shine  秋色のキラキラ指輪 shine    

 今回は品物も素敵なのですが、ちょっときれいにお写真が撮れたので
すいませんが、いろいろとアップさせていただきますね~ヽ(´▽`)/

        Dsc_1783_4

 きれいなデザインですよね~shine ブランド物ではないですが
とてもしっかりと出来ていて輝き方もおフランス的~ringshine

        Dsc_1784   
          ☆ キラキラ3色指輪 

 こちらもかわいく撮れたので~wink      
   

プロヴァンスに住んでいらっしゃるMさんのお陰で、このように
彩り鮮やかなフランスの商品が揃いました。決してブランド物
でなくても、彼女のセンスの良さが光っていますよね~shineshine

私が一番に喜んでいるのですが、このような素敵な商品に
囲まれていると、最近はあまり美術館へ出歩かなくても
気分がとても癒されまくりです~heart02  ご主人にも配送など
お手伝いいただいてご協力ありがとうございました<m(__)m>

‥…━━━☆・‥…━━━☆

また、「3ヶ月記念日」としても「敬老の日」へ近づいているので、
少しだけキャンペーンをしております。よろしかったら、詳しい
ご案内はこちらよりどうぞ↓

「敬老の日」に向けてキャンペーンをします!9/6-12

  Julianrose   

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