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2008/06/04

「イギリス・妖精めぐり」 井村君江(著)

martedi, il tre gihgno 2008
sono le ventire e quarantasette

                A00120001756
              イギリス・妖精めぐり―はじめての出会い
            
井村 君江 (著)

 今年は何かしらじっとできないようなエネルギーが身辺に渦巻いていて、
日々、いろいろなことが回りで起こりつつあります。でも、自分のしたい
ことに向けて、動の中でも静を保っていけたら。。と思ったりしています。

 お天気もあまりよくないので、こんなときは読書に限りますね!
図書館でギリシャ神話に混じって、このような妖精物の本が
ありましたので、借りてみました。妖精の入門書とのことで、
スコットランド、イングランド、ウェールズ、アイルランド、コーンウォール、
マン島と、イギリスの6つの地域の妖精譚が、45篇収められています。

           Rose

 妖精画といえば、やはりイギリス人のCicely Mary Barker
の妖精が一番、私的にはぴったりときます~heart04 

 イギリスの美しい田園地帯や昔ながらの石造りの家々や花々を
観ていると、何か自然と一体になって生息する人間や動物以外の
スピリチュアルな存在が実存するように思います。それは古い伝統
や民話など土着に伝わる口承された伝説に神秘性が隠されている
こともあるかもしれませんね。特に、ケルト民族が残したケルト神話
に深いルーツが秘められているようです。昔から画家や文学者や
詩人たちが、その創造の「源」としての「妖精界」に深い関心を寄せて
きたようです。

              Lavender 

 ギリシャ物語ですと神が主人公ですが、スコットランド高地から
イングランド全域に住みブラウニーなどは勤勉な家事が大好きな
妖精で夜になると現われて、台所をピッカピッカにしてくれたり、
コーンウォールの妖精、ピクシーも家事や農作業を手伝ってくれ
ますが、ちょっといたずら好きだったりして、とても人間的な妖精達
です。トールキンの『ホビット』や『指輪物語』にも登場してくる
ゴブリンは人間を怖がらせたりして、鉱山や洞窟の地下に住んで
います。

         Candytuft_2

作者の井村君江さんは妖精やケルトに関する著書を沢山
出版されています。その中でも今回の本は、2,3ページづつの
短編集になっていて子供から大人まで、妖精に関する入門書
のようで楽しく読んだり、基本的なことがわかります。

 もし、イギリスやスコットランドを旅したときに、よい妖精に
出会えたら、そっと見守って秘密を暴かないことや理由を
尋ねたり、鉄で触れないようにすれば、妖精とよい関係で
いられるようです~heart04

              08401092_2

また、家事を手伝ってもらったら、捧げ物として新鮮なミルクや
果物をそっと差し出しておくと喜ばれるようです。でも洋服を
新調してあげると家から出て行ってしまいます。

でも、妖怪のような悪い妖精もいますので、そのときは大体、
十字架を見せるか信仰心が強いことを表すとよいそうです。

 まだまだ楽しいお話がいっぱいなのですが、遅くなりましたので
この辺で。。でも、イギリスやウェールズ辺りで少しでも過ごしたことが
ある方は妖精の存在って、本当に信じられるのではないでしょうか?

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