光に魅せられた私の仕事―ノートル・ダムライトアッププロジェクト 石井リーサ明理 (著)
domenica, il trenta marzo 2008
sono le vinti e tre quarti

光に魅せられた私の仕事
ノートル・ダムライトアッププロジェクト
石井 リーサ明理
本書の内容:
照明デザイナーである筆者がチーフデザイナーとして参加した、
パリのノートル・ダム大 聖堂のライトアップ・リニューアルプロジェクト
の経緯を中心に、これまでの筆者自身の歩みやデザイナーとしての
仕事の取り組み方などをつづったエッセイ。
日本でも照明デザイナーで有名な石井幹子氏のお嬢様で、やはり
世界的に活躍されているお嬢様の石井リーサ明里さんが書かれた
照明デザイナーとはどんな仕事か?というのを彼女の手がけた
プロジェクトと実体験を通して、大変さや面白さが伝わってくる
エッセイです。

ノートル・ダム大聖堂のライトアップ
(リニューアル時に担当された)
石井さんはパリの職場でチーフデザイナーになってから
世界中のプロジェクトを同時にいくつも抱えてお仕事を
こなしていったそうです。英語はもちろん、フランス語も
堪能ですがやはり、仕事の職習慣や文化が違うことから
ご苦労も多かったようです。特にこちらのノートル・ダム
大聖堂のプロジェクトでは、ライトを設置するときは零下
まで下がる厳寒の中、 真夜中に照明を調整するなど
本当に大変なお仕事なのが よく伝わってきました。
でも、持ち前のバイタリティーで現場の人たちときちんと
意見交換をし合って自分のキャリアアップへと繋げていく
スピリットは見習うべきだと思います。そして、大聖堂の
ファザードの点灯式 (2002年12月23日)で、新たに大聖堂
が照らしだされ輝いた瞬間の感激から素晴らしい仕事の
達成感が伝わってきました。このプロジェクトから世界中
ライトアップのオーダーや講演会の仕事が個人的にも
入るようになって、独立するきっかけとなったようです。
詳しくはこちらのインタビュー記事からどうぞ↓
光に魅せられて
30年以上前にパリへ行ったとき、ノートルダム大聖堂は
遠目に見ただけでしたが、荘厳な雰囲気が漂っていましたが
表面が黒かった印象がありました。でも、5年位に前に行き
ましたら、きれいに洗浄されて白く輝いていたので、ちょうど
この頃だったのかもしれません。ライトアップ・ツアーに参加
してパリ中の建造物が美しくライトアップされていたのに、
私自身も感激したのが改めて思い出されました。特に、
エッフェル搭の宝石のようなきらめきは技術もさることながら
世界中から美を求めてこの芸術の都パリへ人が押し寄せる
のには、「灯り」の美しさにあることが頷けます。
それにしても石井さんの世界にまたぐ活躍のスケールの大きさに
本当にまぶしいほど彼女自身が輝いているような大きな女性に
感じます。お仕事で悩んでいる方がいらしたら、ぜひ彼女の努力
やファイティング・スピリットを本書で学んでみてくださいね!
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