[ベルト・モリゾ展」 @損保ジャパン東郷青児美術館
martedi, il nove ottombre 2007
sono le tre meno ventidue

「ベルト・モリゾ展」
3連休の真ん中の日曜日は、損保ジャパン郷青児美術館で
開催中の
「ベルト・モリゾ展」
を<Visiting Tour Club>のmiemeiさんとわん太夫(Blog)さんが
ご一緒してくださり、わが娘も急に参加することになって、
皆さんと楽しんで参りました~(*^-゚)v♪
ベルト・モリゾとの出合いは、他のブログでも皆さんが書かれて
いらっしゃるように3年前の「パリ、マルモッタン美術館展」でした。
その時は、モネの絵も年代を追って沢山展示してありまして、
終盤の目が悪くなってからも真っ赤な色合いの庭を描いていて
凄まじいまでのモネの画家魂に圧倒されました。
その時にモリゾの愛情に満ちた作品も同時に観て、あまりに
お子様に対して純粋に伸びやかに絵を描いているその画風と
絵から受ける明るい光に胸が熱くなって、ものすごく感動した
ことを覚えています。ですので、今回、モリゾの個人蔵ばかり
を集めた作品を鑑賞できるのをとても楽しみにしておりました。
ご一緒したmiemieさんもわん太夫さんもお嬢様がいらっしゃるし
私も娘がいるので、娘に対する慈愛溢れる眼差しに篤く感想を
述べ合ったりしました。見終わったあとも
「すごく良かったですね!!」ともう一度、それぞれの好きな作品の
前に行って、「ここの白に描き方がよいわね!」とか「下、横から
覗いてみると絵の具の塗り方が分かるんですよ。」とわん太夫さん
が教えてくださったので、覗いてみると彼女の生々しいまでの
タッチが見えてくるようでした。
「コッテージの室内(ジャージー島の室内)」
1886年 個人蔵
まだ、娘のジュリーが7,8歳くらいでしょうか?夏に家族で
海へ遊びに来たようで、明るい海からの光が美しく描かれて
います。お茶を飲んだ後にジュリーにポーズを取らせたのか?
ちょっと留まっているポーズが愛らしいですね~☆ 一瞬の
何気ない子供の表情を的確に捉え、海からの陽ざしが
テーブルとイスにまで透明感を持たせて、全体的な構図の
切り方もとても素敵ですね!
こちらは、マルモッタン美術館展にありました大作(右)と違って
小さな絵で、まだ習作のように思案している様子が伺えます。
ジュリーの顔が半分、手で隠れていたり油彩だけなので、何か
輝きが違って見えますね! やっぱり、右はジュリーを中心に描く
ところが親心ですが、春の精のように自然の中で、少女が二人
サクランボを採っている様子が美しく描かれていてます。やはり
3年も研究を重ねて仕上げただけに、素晴らしい作品だと思います。
娘に、「貴女にちょっと似ているでしょう?」と聞いたら
「お母さんみたいだ!お母さん、こういうポーズするよ!」
なんてお互いに言い合っていましたが、二人ともこのように
美人ではないのですが、少し物憂げな表情をするときが
あるので、ジュリーの前で語り合えたので、いい思い出に
なりました。ジュリーが大分、大人っぽくなりましたね~☆
今回、この作品が一番華やかで、私は好きな作品でした。
パステル画でもっと実際はソフトで軽やかで本当に上品で
いて力強い作品です。バックの色も何色も使って、目の光
と顔立ちがものすごくきれいに描かれています。
今回の展覧会では、モリゾの愛が満ち溢れた家族の作品が
多くて、モリゾの良さがとても良く紹介されていたように思います。
輝く白の使い方や荒削りにも見える程のシンプルで力強いタッチ
に現代的な絵画を見い出そうとして模索しているのを感じました。
天才的な光り輝く作品の数々に、印象派の巨匠達にも多くの
影響を与えていた素晴らしい女性画家だったことに尊敬の念と
芸術を貫いた彼女の生き方の強さを同時に感じることができた
展覧会でした。
また、この展覧会に休みだと言う娘を少し無理やり連れ出した
のですが、彼女が「なんか元気になれた!」とあとでメールして
くれたので、一緒に観ることができて嬉しかったです。
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コメント
こんにちは
私も何年か前のマルモッタン展で彼女の
大きな「桜の木」の絵に感激しました。
今回は小品でしたが、こうしてブログで
並べて見ると、興味深いですね。
Juliaさんのおっしゃるように進歩の
あとがよく分かります。
私も日曜日の4時ごろに損保ジャパンに
いましたが、お目にかかれませんでしたね。
投稿: 一村雨 | 2007/10/10 06:05
一村雨さん
コメント&TBをありがとうございました。
一村雨さんもモリゾの絵を温かく受け留めて
下さって、嬉しく思います。
日曜日は午後4時頃にはもう会場を後に
したころかもしれません。一村雨さんに
お会いできなくて残念でした・・・。
また、お暇を見てぜひ鑑賞会へもお顔を見せて
くださいね~(^_-)-☆
TBはまた後ほど~伺います~☆
投稿: Julia | 2007/10/10 23:38
筆のタッチを見ると、画家の息遣いが聞こえてくるような気がしますよね。
モリゾの場合はそこから、愛情が溢れ出てきていますよね
先日は有難うございました
投稿: わん太夫 | 2007/10/15 23:46
わん太夫さん
コメント、ありがとうございます~ヾ(´ー`)ノ
>筆のタッチを見ると、画家の息遣いが聞こえてくるような気がしますよね。
モリゾの場合はそこから、愛情が溢れ出てきていますよね
先日はご一緒できて、楽しかったです。
わん太夫さんに教えて頂いて、下から覗いたときに
モリゾの白が結構厚く塗ってあったので、まだそれが
強烈に印象に残っています。
会期終了まで、もう一度観にいきたくなります!!
素敵なモリゾのプライベート・コレクションでした~☆
今週末はフィラデルフィア美術館展を混むかもしれませんが
観にいく予定です。
投稿: Julia | 2007/10/16 06:53
私のブログに、リンクを付けさせていただいちゃいました・・・
投稿: わん太夫 | 2007/10/16 12:18
わん太夫さん
ご紹介いただいて、嬉しかったです~☆
これからもモリゾの展覧会をして頂いて
他の作品も紹介して欲しいですね!
損保ジャパン美術館の関係者の方にも
御礼申し上げます。
投稿: Julia | 2007/10/16 18:44
コメントとTBありがとうございました。
家族に注ぐ優しいまなざしが印象的でしたが、この当時の女性としては凄い人なのですね。
仙台出張中なので返信が遅れてしまいました。
投稿: とら | 2007/10/19 11:36
とらさん
ご出張のお疲れの後に、コメント&TB、ありがとうございました
>この当時の女性としては凄い人なのですね。
確かに、現代で男女とも己の芸術を貫くのは大変なことかも
しれませんけれどね。。
男性はピサロが印象派のメンバーを面倒みていたようですが、モリゾも陰ながら自宅を開放してよく画家達と交流のばを設けていたようです。
この後、ムンク展を観に行ったのですが、まだ、ちょっと。。^^; とらさんが現地の美術館でご覧になったように、きっとムンクの絵は彼の地の方がしっくりと観えるかもしれませんね。。
投稿: Julia | 2007/10/19 19:06