さようなら《受胎告知》ツアー by 池上先生ご引率 鑑賞会 No.17
sabato, il sedici giuno 2007
sono le ventidue e cinquanta.
Visiting Tour Clubのコミュニティの管理人として
美術の鑑賞会としては、今回の
「さようなら《受胎告知》ツアー」
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の実像」
で最後となり、しばらくはお休みを頂くことになりました。
池上先生から直接にご引率されるだけあって、ご参加者も
鑑賞会メンバーと恵泉大の生徒さんと関係者の方々など
総勢30名近くいらして下さって、東博前の正門では
私達だけでもお祭りのように熱気立っておりました~☆
先生から「皆さんは、何度も《受胎告知》を観られたでしょう
から、外で少しレクチャーします!」と仰られて、東洋館
に設置してある椅子とテーブルがあるところで、私達だけ
陣取って先生から《受胎告知》についてのレクチャーを
4、50分、話して頂きました。池上先生のブログで、概略が
紹介されています→「さよなら受胎告知」ツアー」
恵泉の生徒さんたちが《受胎告知》の絵の大判図版を
手で持っていてくださって、大変だったかと思いますが、
有難うございました<m(__)m> 他にも図版を見せていただき
ながらレオナルドについて情熱を感じるくらいに次から次へと
隆々と流れるように先生はお話くださいました。
途中、お話が途切れたのは、それまで待ち時間ゼロ分
だったのが、鑑賞の方達が正門から列を成して並び
はじめ、時間ごとに動き出して歩いてくる音やその多さに
先生も皆さんもだんだんと不安顔になるほどでした。
「夜間の時間は並ぶことが今までなかったのに。。。
早く入ればよかったですね。」と先生もちょっと異例のこと
(最終週)で驚かれているご様子でした。
先生のお話は、レオナルド関連の図録やご著書に書かれて
いた内容がほとんどでしたが、特に次の点が、はっきりと
分かってよかったです。
マリア様の背後にある壁の石組みが以前から奇妙に感じて
いたのですが、半分だけ黒で角だけ石組みは、建築工法的
には、明らかに誤っているそうです。通常は、受胎告知
の図像でマリアの背後にある建物は、「キリスト教会」を
描くものと解釈されているので、イエスが登場する前の
場面というもことあり、あえて、レオナルドは「不完全な建物」
を描いたという可能性が高いそうです。

《受胎告知》 部分
そのほかに、奥に描かれている赤いベットや白ユリの由来
などの装飾品のご説明に、今回は特に面白く感じました。
ご説明を受けている間に、風がどんどんと強く吹いてきて、
またそれに伴って、観客の方々も一目、レオナルドの作品を
観ようと途切れることなく増えてきたので、私達もここで
観ないと時間切れになってしまいそうなので、入って観る
ことにしました。
それにしても、先生のご本も面白いですが、ご説明は
レオナルドに対する「愛」が伝わってきて、拝聴して
いるだけで、その「愛」でこちらまで包み込まれて
しまうほどの明解で熱がこもったお話しぶりです~♪
その先生の情熱と観覧者の方が押し寄せる熱気で
ボワァ~と東博の地所内が光輝くような熱気を感じて、
不思議な興奮を覚えてしまうほどでした!

レオナルド・ダ・ヴィンチと受胎告知 ユリイカ 第39巻第3号詩と批評
岡田 温司 (著), 池上 英洋 (著) 特集=レオナルド・ダ・ヴィンチ
やはり、《受胎告知》の会場内は大変な混雑で、今回で
7度目ですが、一番、混んでいてゆっくりと観れないのが
残念でした。それでも、池上先生と後方からご一緒に観たり
2列目に並んで、《受胎告知》の大天使ガブリエルとマリア様
にお別れを告げることができて良かったです。

レオナルドお誕生日コンサート
(表慶館にて)
昨年の暮れに《受胎告知》が来日するとの号外版を送って
いただいてから、レオナルドのことで燃え上がっていて、
展覧会の初日ももちろん行きましたし、池上先生の講演会、
「レオナルドの誕生日コンサート」やN響の人たちが奏でる
管楽器と弦楽器のレオナルド・コンサートにも参加して、
《受胎告知》も7度も幸せなことに観ることができました!!
池上先生と皆さんとで《受胎告知》を鑑賞して外へでると
もう真っ暗でした。もう会期も明日(17日)で終了してしまうか
と思うと一抹の寂しさも伴うものですね。。
その後も、皆さんと「池先生のご慰労会」と称して、先生を
囲んで、みなさんと楽しく素晴らしい時間を過ごすことが
できました~☆
私はちょっと忙しくなるので、これで、しばらくは、
鑑賞会の管理人としてはお休みを頂きますが、一応
最後にこのように盛大な会がもてた事と、池上先生や
森田先生はじめNikkiさんなどお優しくて、時々、暴走する
私を親身にご心配下さる方々と出会えて、ものすごく幸せ♪
と心から感動とともに、レオナルド展と過ごしたこの
半年間の全てに感謝したい気持ちが沸いて参ります。

東京堂出版 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』
池上先生ご編纂、森田先生、田畑氏(Nikkiさん)
その他、 ご共著
池上先生は全くお疲れのご様子も見せずに、私達と
いつも楽しく過ごせるように考えて下さっています。
一昨年の秋から先生とご一緒に活動して参りました
鑑賞会も引き続きNikkiさんが管理人を引き受けて
下さいましたので、また先生とともに絵を見る機会を
作ってくださるとの温かいお言葉を頂きました。
昨夜は、レオナルド展の「さようなら《受胎告知》ツアー」
を飾るべき盛大なお別れ会ができて、ご一緒に過ごして
下さった皆様にも御礼申し上げます。
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![池上 英洋 監修: Pen (ペン) 2010年 5/15号 別冊 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QDvr5KUjL._SL75_.jpg)























コメント
初めて参加させていただいて、とても有意義な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
Juliaさんのまとめ記事を拝見して、内容を再確認しました。
キリスト教会の「不完全な建物」という箇所はやはり印象に残っています。
それにしても、「レオナルド展」は入場規制ありで物凄い盛況ぶりでしたね。
投稿: kyou | 2007/06/17 11:31
Kyouさん
コメント、有難う御座います
コミュの方にもご参加いただいて、有難う御座います。
Kyouさんは素晴らしい植物画を描かれるので、
レオナルドの博物学的な植物の描き方にも
ご関心を持たれたのではないでしょうか?
>キリスト教会の「不完全な建物」という箇所はやはり印象に残っています。
そうですね。。あの壁がどうしてあのような不思議な
描き方をしていたのか、ずっと謎だったのですが、
本を読んでいてもなんとなく頭に入っていなくて
先生のお言葉で説明していただけると大変理解できます。
>それにしても、「レオナルド展」は入場規制ありで物凄い盛況ぶりでしたね。
そうでしたね!! 日本人の方達ってとても整然と列を
なして、前に進む足音だけが響いてきて、少し恐い位
でしたが、レオナルドの絵を一目観ようとした方々が
最後にいらしてくださったようですね!!
また、先生のツアーでぜひKyouさんにもお会いいたしましょうね~o(*^▽^*)o~♪
投稿: Julia | 2007/06/17 11:51
参加させていただき ありがとうございます。
池上先生のお話しは心に響くお話しで、参考になりました
きっと池上先生のレオナルドに対する熱い思い「愛」が心に響かせるんでしょうね。
池上先生にお話しを伺ってから「受胎告知」を観ると感動がひとしお! 息が止まるかと思いました(本気です)。
Juliaさんとお会い出来たことも嬉しかったです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ミクシィの日記に書こうと思ったのですが
あまりにも感動の中にいて 頭の中がまとまりません。
もう少し落ち着いてから日記に書きます♪
感動、感動の「受胎告知」ともお別れかと思うと寂しいです。
投稿: うめ | 2007/06/17 20:11
うめさん
お忙しい中をいらしてくださって、有難う御座いました
本当に初めてうめさんにもお目にかかれて大変嬉しく思いましたo(*^▽^*)o~♪
>きっと池上先生のレオナルドに対する熱い思い「愛」が心に響かせるんでしょうね。
うめさん、さすがですね~キャーq(≧∇≦*)
先生は何事にもハートがあるし、直球なので
それが私達に「愛」となって投げ込まれて
次々とご自身のファンも作ってしまうのかも
しれませんね~☆☆☆
>池上先生にお話しを伺ってから「受胎告知」を観ると感動がひとしお! 息が止まるかと思いました(本気です)。
オォ~w(゜o゜)w うめさんも感受性が強い方なのですね~☆
今日は、「パルマ展」を観て参りましたが、あの全作品をあわせても
レオナルドの《受胎告知》に叶う絵がなくて残念でした。
その後、東博の前まで行きましたが、午後5時頃で20分待ちとのこと。。さすがに、ちょっと無理と思って諦めました(/_ ;)
今頃、壁から外されているのでしょうか?
池上先生、東博の関係者も本当に最後のお別れを
告げていらっしゃるでしょうね。
私達に感動を与えてくださったレオナルドの《受胎告知》ですが、
いよいよお別れですね~。゚(゚´Д`゚)゚。
感動し過ぎると、中々、感想なんて書けないので、
どうぞ感動のお気持ちのままでも~~大切に
なさってくださいませ。
投稿: Julia | 2007/06/17 22:05
こんにちは。
恥ずかしながらトラックバックさせていただきました。
投稿: kyou | 2007/06/20 20:22
kyouさん
素晴らしい記事へTBを有難うございました
こちらの方が、恥かしくなるくらいプロフェッショナルな
記事ですね~ヽ(^o^)丿 また、どうぞ遊びにいらして
くださいませ。
投稿: Julia | 2007/06/20 22:49
おつかれさまでした。いろいろとありがとうございました。
なんだか感慨深いものがあります。
また平穏な日常が戻ってきます。またのんびりとイヴェントを続けてまいりましょう!
投稿: ike | 2007/06/24 13:59
ike先生、
興奮状態の6ヶ月間で、レオナルドの作品とともに
池先生と関われた全てのことに感謝申し上げます
先生のレオナルドに対する叡智と造詣の深さより
素人の私達も多くを学べて、最高の時を過ごすことが
できました。
>なんだか感慨深いものがあります。
はい、展覧会場から《受胎告知》が外されたら、どんなにか
寂しいことでしょうね。。ウフィッツィ美に無事に戻った
ようですね。。
>またのんびりとイヴェントを続けてまいりましょう!
わぁ~有難うございますo(*^▽^*)o~♪
皆さんからも、「次は何ですか?」と質問されるので
少しご静養されてから、またご一緒して
くださいませ 楽しみにしております!!
近い内に、こちらのブログよりレオナルド総集編で
アルバムを作成しますので、その時はお知らせを
致します。先生のブログでも拙コミュをご紹介頂いて
嬉しかったです。これからもどうぞよろしくお願い致します。
投稿: Julia | 2007/06/24 16:23