大回顧展 『モネ展』印象派の巨匠、その遺産 - 鑑賞会 No.9
domenica, il otto aprile 2007
sono le dicisette e mezo
先日以来、風邪で半病人の状態でしたが、今回は、強力に
モネ好きな方、ミズシーさんがご一緒してくださるとの事で
ちょっとフラフラしながらですが、とにかく、乃木坂にある
国立新美術館へ昨日(4/7)が初日開催の
「大回顧展 『モネ展』印象派の巨匠、その遺産 」
を観て参りました。何しろ、世界中の美術館から100点
近くもモネの絵を借りてきたという国立新美術館の力の
入れようはすごいものがありましたね!!
3年前位の今頃、都美で開催した「パリ/マルモッタン美術館展」
を観てから、自分が絵を好きだったことを再認識して、
その夏にはジヴェルニーの「モネの館」まで飛んで行きました。
会場に着いた時は、すでに長蛇の列でした。風邪でボォ~と
する頭でしたが、最初の部屋に入ってみました。やはり今回
の目玉作品、
「日傘の女性」の絵が展示してあったので、動けない位の
人だかりでした。各パートで、気に入った作品を画集から
図版をお借りして、書いて見たいと思います。
Sec1. 近代生活
やはり、オルセー美術館からお借りした作品は本展
でも素晴らしい作品が多くて、今日まで「オルセー美展」を
都美で開催してましたが、ほとんどよい作品を日本へ
貸し出しているのでは?なんて余計な心配をするほどでした。
こちらは、郷土であるル・アーヴル地方で名士の奥様を
描いた肖像画です。モネの絵で、これだけの大作を観れ
るのは、日本ではこれからもないかもしれませんね。。
衣服の質感も色も見事で、上品な夫人の横顔から裾に
広がっていくラインがとくに印象的でした☆
Sec2. 印象 階調
こちらもオルセー美からですが、思っているよりも大きな
作品でやはり雪の温もりとカササギが止まっているポイント
に目が惹かれます!
確か、ルーヴル美術館にも似たような作品があったと思う
のですが、こちらはモネの雪の作品でも最高傑作!とも
いえるかと思うほど、いつまでも眺めていたい作品ですね♪
Sec.2 印象 色彩
この作品の実物を見たかったので、対面した時は
とても懐かしいような喜びが湧き上がりました~☆
母親なら誰でも子供とこのような眩しい位平和な
思い出があることと思います~ヾ(´ー`)ノ
もう大きくなってしまったわが愚息もこの位のときは
私とべったりで足元でよく粘土を作っていました(^_^;
モネが絵筆を持って、庭で二人を描いたと思っていた
のですが、実際は想像上で母子像を描いたそうです。
バックの溢れるばかりのバラとカミーユのドレスと
ジャンのスカイブルーの衣装が大変鮮やかでした。
後日でも印象が強かった母子の場面を思い出してモネが
描いたのかもしれませんね!
Sec.3 構図 反射映像
『サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会から見た
ドゥカーレ宮』
1908年
メトロポリタン美術館
ここのセクションから水の反射が美しく、ヴェネチアが
これほど美しく描ける画家もあまりいないように思います。
モネ自身もヴェネチアの独特な光にすっかりと魅了されて
いたようで、1912年の5月から6月にかけて
「モネ、ヴェネツィア」展で29点もの作品を出品したとの
ことです。全作品を見てみたくなりますね!!
この作品を観れるとは!! ミズシーさんと一緒にこの
ヴェネチア・シリーズは感激して、もう一度戻って、二人で
溜息混じりに眺めておりました。
このセクションだけでも普通の展覧会なら大勢のお客さん
が入るのではないでしょうか?
Sec.4 連作 移ろい
モネの代表的な駅の絵もオルセーから来ています!
数々の画集で観てきた『サン=ラザール駅』。パリの
近代化を捉え、汽車の煙や天井から差す光など見事に
臨場感が溢れていて素晴らしいと思います!!
正面左側にある建物がまだ、パリでは建っていると、どこか
で読んだ記憶がありますが、パリの駅舎って天井が今でも
こんな感じですよね~!

『テムズ川のチャリング・クロス橋』
1903年
リヨン美術館
このチャリング・クロス橋が連作で3点展示してありました。
それぞれが水と大気の織りなす美しいハーモニーに、ミズシー
さんも鳥肌が立つくらい!と感激されていらっしゃいました~☆
モネは霧の出るロンドンが好きで、冬を選んでロンドンに
行ったとのことですが、日の光と水に映りこむその光が
キラキラと輝いて優しさの中にも厳かな雰囲気が漂って
いて、美しい絵でした。
このほかにも、一連の『ポプラ』、『積みわら』、『ルーアン大聖堂』
『睡蓮』など展示してありまして、なんだか現実でないような
「モネの園」=天国にいるような不思議な幸福感に包まれ
ました~♪
ミズシーさんはmixiでも印象派コミュのリーダーさんで、
特に、モネにかけてはものすごく造詣が深いです~☆
私もモネについては知っているほうだと思っていましたが
家族関係や日本人の買い付けの方々まで大変お詳しくて
ご一緒させて頂いて、本当に勉強になりました<(_ _)>
21日(土)はコミュのオフ会があるそうですので、ぜひ
皆様もミズシーさんの解説をお聴きくださいませ。
本当に二人の奥様に対しての愛情溢れるご説明も
モネのご親戚なのでは?と思うほどでした。
このあと、東京ミッドタウンへ二人で行きましたが、
私もあまり調べて行かなかったので、地下の広い
バイキングのようなところで食事をしてしまいました。
美味しかったですが、もう一つ落ち着かなくて。。(/_ ;)
どうも再開発のような場所は苦手かもしれません。。。
もう一度、ジヴェルニーにある森の中の『モネの館』へ
行きたく なってきました~☆
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コメント
遅ればせながら行ってきました。章立てはちょっと難しくしてありましたが、気楽に観てきました。
投稿: とら | 2007/04/23 08:53
とらさん
コメント&TBを有難うございました
とらさんのご解説はご専門家の目のようですね~☆
皆さん、章立てのことを気にされていますが、
まぁ~あれだけのモネの絵を生きている内に
もうそうは見れないかと思うとその場にいるだけで
幸せでした~ヾ(´ー`)ノ
投稿: Julia | 2007/04/24 19:36
こんばんは。
オフ会、参加してきました。
モネの柔らかな光の捉え方と、ミズシーさんの囁くような解説がマッチして、とても充実した鑑賞会でした。
大回顧展に相応しい、見どころ満載の展示でした。
投稿: mizdesign | 2007/04/25 02:50
水さん
コメント&TBを有難うございました。
ミズシー氏はモネを敬愛していらっしゃるので
ご家族のことから大変お詳しいですよね!!
>モネの柔らかな光の捉え方と、ミズシーさんの囁くような解説がマッチして、とても充実した鑑賞会でした。
本当に~素晴らしいモネご解説者で皆様もご堪能されたことと思います。
>大回顧展に相応しい、見どころ満載の展示でした。
ミズシーさんも私もご一緒した日は調子が悪くて
二人で青い顔をしながら見ておりましたが、
精神的にはモネの絵から救われた感じがする、
とお互いがモネの光で癒されました。
投稿: Julia | 2007/04/26 01:07