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2007/04/08

大回顧展 『モネ展』印象派の巨匠、その遺産 - 鑑賞会 No.9

domenica, il otto aprile 2007
sono le dicisette e mezo

          Img_main
           「日傘の女性」1886年
                オルセー美術館

先日以来、風邪で半病人の状態でしたが、今回は、強力に
モネ好きな方、ミズシーさんがご一緒してくださるとの事で
ちょっとフラフラしながらですが、とにかく、乃木坂にある

国立新美術館へ昨日(4/7)が初日開催の

 「大回顧展 『モネ展』印象派の巨匠、その遺産

を観て参りました。何しろ、世界中の美術館から100点
近くもモネの絵を借りてきたという国立新美術館の力の
入れようはすごいものがありましたね!!

3年前位の今頃、都美で開催した「パリ/マルモッタン美術館展
を観てから、自分が絵を好きだったことを再認識して、
その夏にはジヴェルニーの「モネの館」まで飛んで行きました。

    Mone_yard_3
      「モネの館」2Fから庭を望む

会場に着いた時は、すでに長蛇の列でした。風邪でボォ~と
する頭でしたが、最初の部屋に入ってみました。やはり今回
の目玉作品、
  「日傘の女性」の絵が展示してあったので、動けない位の
人だかりでした。各パートで、気に入った作品を画集から
図版をお借りして、書いて見たいと思います。

Sec1. 近代生活

     Fujin
     ゴーディベール夫人
     1868年 オルセー美術館

やはり、オルセー美術館からお借りした作品は本展
でも素晴らしい作品が多くて、今日まで「オルセー美展」を
都美で開催してましたが、ほとんどよい作品を日本へ
貸し出しているのでは?なんて余計な心配をするほどでした。

こちらは、郷土であるル・アーヴル地方で名士の奥様を
描いた肖像画です。モネの絵で、これだけの大作を観れ
るのは、日本ではこれからもないかもしれませんね。。
衣服の質感も色も見事で、上品な夫人の横顔から裾に
広がっていくラインがとくに印象的でした☆

Sec2. 印象 階調

   Kasasagi_1
        『かささぎ』
        1868-69年
        オルセー美術館

 こちらもオルセー美からですが、思っているよりも大きな
  作品でやはり雪の温もりとカササギが止まっているポイント
  に目が惹かれます!

 確か、ルーヴル美術館にも似たような作品があったと思う
  のですが、こちらはモネの雪の作品でも最高傑作!とも
  いえるかと思うほど、いつまでも眺めていたい作品ですね♪

Sec.2 印象 色彩

     Camiue_1
      『庭のカミーユ・モネと子供』
       1875年
      ボストン美術館

 この作品の実物を見たかったので、対面した時は 
  とても懐かしいような喜びが湧き上がりました~☆
  母親なら誰でも子供とこのような眩しい位平和な
  思い出があることと思います~ヾ(´ー`)ノ

  もう大きくなってしまったわが愚息もこの位のときは
  私とべったりで足元でよく粘土を作っていました(^_^;

  モネが絵筆を持って、庭で二人を描いたと思っていた
 のですが、実際は想像上で母子像を描いたそうです。
  バックの溢れるばかりのバラとカミーユのドレスと
 
ジャンのスカイブルーの衣装が大変鮮やかでした。
  後日でも印象が強かった母子の場面を思い出してモネが
  描いたのかもしれませんね!

Sec.3 構図  反射映像

  Degepalace  
  『サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会から見た
                    ドゥカーレ宮』
      1908年
      メトロポリタン美術館

ここのセクションから水の反射が美しく、ヴェネチアが
これほど美しく描ける画家もあまりいないように思います。
モネ自身もヴェネチアの独特な光にすっかりと魅了されて
いたようで、1912年の5月から6月にかけて
モネ、ヴェネツィア」展で29点もの作品を出品したとの
ことです。全作品を見てみたくなりますね!!

    Vvenecia
      『大運河、ヴェネチア』
       1908年
      ボストン美術館

この作品を観れるとは!! ミズシーさんと一緒にこの
ヴェネチア・シリーズは感激して、もう一度戻って、二人で
溜息混じりに眺めておりました。

このセクションだけでも普通の展覧会なら大勢のお客さん
が入るのではないでしょうか?

Sec.4  連作 移ろい

    Saintlazare
      『サン=ラザール駅』
      1877年 オルセー美術館

モネの代表的な駅の絵もオルセーから来ています!
数々の画集で観てきた『サン=ラザール駅』。パリの
近代化を捉え、汽車の煙や天井から差す光など見事に
臨場感が溢れていて素晴らしいと思います!!

正面左側にある建物がまだ、パリでは建っていると、どこか
で読んだ記憶がありますが、パリの駅舎って天井が今でも
こんな感じですよね~!

   Tamise_1
     『テムズ川のチャリング・クロス橋』
        1903年
             リヨン美術館

 このチャリング・クロス橋が連作で3点展示してありました。
 それぞれが水と大気の織りなす美しいハーモニーに、ミズシー
  さんも鳥肌が立つくらい!と感激されていらっしゃいました~☆

 モネは霧の出るロンドンが好きで、冬を選んでロンドンに
  行ったとのことですが、日の光と水に映りこむその光が
  キラキラと輝いて優しさの中にも厳かな雰囲気が漂って
  いて、美しい絵でした。

 このほかにも、一連の『ポプラ』、『積みわら』、『ルーアン大聖堂』
  『睡蓮』など展示してありまして、なんだか現実でないような
  「モネの園」=天国にいるような不思議な幸福感に包まれ
  ました~♪

 ミズシーさんはmixiでも印象派コミュのリーダーさんで、
  特に、モネにかけてはものすごく造詣が深いです~☆
  私もモネについては知っているほうだと思っていましたが
  家族関係や日本人の買い付けの方々まで大変お詳しくて
 ご一緒させて頂いて、本当に勉強になりました<(_ _)>
  21日(土)はコミュのオフ会があるそうですので、ぜひ
  皆様もミズシーさんの解説をお聴きくださいませ。
  本当に二人の奥様に対しての愛情溢れるご説明も
  モネのご親戚なのでは?と思うほどでした。

 このあと、東京ミッドタウンへ二人で行きましたが、
  私もあまり調べて行かなかったので、地下の広い
  バイキングのようなところで食事をしてしまいました。
  美味しかったですが、もう一つ落ち着かなくて。。(/_ ;)

  どうも再開発のような場所は苦手かもしれません。。。

 もう一度、ジヴェルニーにある森の中の『モネの館』へ
  行きたく なってきました~☆ 

     Mone
       「モネの館」 絵葉書

  

    

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2007年 美術鑑賞会」カテゴリの記事

コメント

遅ればせながら行ってきました。章立てはちょっと難しくしてありましたが、気楽に観てきました。

投稿: とら | 2007/04/23 08:53

とらさん

コメント&TBを有難うございました
とらさんのご解説はご専門家の目のようですね~☆

皆さん、章立てのことを気にされていますが、
まぁ~あれだけのモネの絵を生きている内に
もうそうは見れないかと思うとその場にいるだけで
幸せでした~ヾ(´ー`)ノ

投稿: Julia | 2007/04/24 19:36

こんばんは。
オフ会、参加してきました。
モネの柔らかな光の捉え方と、ミズシーさんの囁くような解説がマッチして、とても充実した鑑賞会でした。

大回顧展に相応しい、見どころ満載の展示でした。

投稿: mizdesign | 2007/04/25 02:50

水さん

コメント&TBを有難うございました。

ミズシー氏はモネを敬愛していらっしゃるので
ご家族のことから大変お詳しいですよね!!

>モネの柔らかな光の捉え方と、ミズシーさんの囁くような解説がマッチして、とても充実した鑑賞会でした。

本当に~素晴らしいモネご解説者で皆様もご堪能されたことと思います。

>大回顧展に相応しい、見どころ満載の展示でした。

ミズシーさんも私もご一緒した日は調子が悪くて
二人で青い顔をしながら見ておりましたが、
精神的にはモネの絵から救われた感じがする、
とお互いがモネの光で癒されました。

投稿: Julia | 2007/04/26 01:07

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