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2007/04/22

モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@Bunkamura - 鑑賞会 No.10

domenica, il ventidue aprile 2007
sono le dicisette e un quarto.

             Chirashi_7

先週の土曜日のことになりますが、娘と渋谷でランチ
することになったので、ちょうど、観にいこうと思って
いたBunkamuraで開催中の

  「モディリアーニと妻ジャンヌの物語展
      --運命のアーティスト・カップル」

を一緒に観て参りました。最後が悲惨なので、娘には
ちょっとどうかな~?と思ったのですが、とにかく人生
勉強じゃないけど、一緒に観てみることにしました~☆

入場したすぐの所に、モディリアーニの若かりし頃の
ハンサムな写真がド~ンと展示してあり、二人でワォ~♪
と顔を見合わせた位素敵でした~☆

展覧会の構成は、お互いが合う前の絵から始まり、
ニースへ旅立ち、そして悲劇の最後で終わると言う
二人の愛と悲劇の軌跡を辿った深い内容となって
4章に別れています。HPからお借りした図版と絵葉書
からいくつかご紹介したいと思います。

Scene 1 出会う前のふたり
第2部 モディアーニに出会う前のジャンヌ

本展を観に行かれた方たちのブログを読むと、皆さんが
ジャンヌの絵が上手だったことに驚かれています!私も
彼女の才能あるアーティストとして描いた絵にとても心打
たれる思いでした。

     Pic_k_02_1 
   
 ≪ピッチャー、瓶、フルーツ≫
     ジャンヌ・エビュテルヌ
     油彩・キャンヴァス 個人蔵

まるで水彩のような透明感があって、美しい静物画
ですね~♪ 果物をきれいに美味しそうにまた構図も
少し変形して描いて、とてもいい作品です~☆

  Pic_m_02_1     Jyanne
  16歳の肖像写真          ジャンヌ・エビュテルヌ
   個人像               ≪自画像≫
                     グワッシュ・厚紙 個人蔵

16歳のときの写真で、すでにしっかりと成人した女性の
強い眼差しで、かなり意志強固な感じがしますね~!

右の《自画像》も少し反抗期かしら?なんて思いたく
なるようなちょっと社会に抵抗したくなるような年頃
だったのでしょうか? 確か、6歳の幼児の頃のお写真
もありましたが、その時の視線も強くて、こちらがたじろぐ
ほどでした! やっぱり、その後の将来を見据えていたの

でしょうか~?

でも、まだ、日常のスケッチでは、シスターに学校へ
連れ戻されている絵やお母様の広がったスカートの
裾で戯れて遊んでいる絵など微笑ましかったです。
かなりきちんとしたご家庭のお嬢様だったのが伺えます。

Scene 2 出合いと同棲の始まり

お互いの顔のデッサンが描かれていて、ジャンヌの絵も
モディリアーニの影響を受けて変化していく過程がよく
分かりました。

      Osage1
      《珊瑚の首飾りの女性
       (マドレーヌ・ヴェルドゥ)》
      1918年 モディリアーニ

モディリアーニの絵もジャンヌの絵に影響されて
いるのか女性的な華やかさが増しているように
感じられました。

Scene 3  ニースへ旅立ち

     Jyanne2
     《肩をあらわにしたジャンヌ・エビュテルヌ》
     1919年 油彩・キャンヴァス
     アメデオ・モディリアーニ 個人蔵

ニースへ移ってから、モディリアーニの健康もよくなって
明るい色使いになり、ジャンヌも女の子を出産して幸せ
な時を過ごしたようですね。ジャンヌのお母様もこの時は
一緒にニースに滞在していたようですが、モディリアーニ
のことを「優しいいい人である」と二人の仲を認めていた
ようなコメントが貼
られていて、初めて知る事実に感激
しました。

そういえば、この展覧会の出品元もジャンヌの遺族が
所有していたコレクションを公開しているので、その
中身が濃いことも分かりますね!

Scene 4

パリに戻ってから、モディリアーニの健康は悪くなる
一方で、ジャンヌが最後は自分の死を予告するような
水彩画を描いています。

また、飛び降りたのも両親の住むアパートの6階から
ということで、写真が展示してありましたが、かなり
インパクトを感じて、娘と少し暗い気持ちになりました。

アーティストとして、素晴らしい才能がありながら、
それでもモディリアーニの後を追ってしまったジャンヌ
が愛おしく感じます。本展では、モディリアーニの作品
が霞んでみえるほど、ジャンヌの斬新な色使いや構図
など観ることができて、新しい発見でした。

短い間でしたが、アーティスト同士が凌ぎを削って、絵
を描きながら魂の交換をしていたからこそ、片方を喪失
した時の悲しみが大きかったのかもしれませんね。。
結末は悲しいけれど二人の関係がそれほど強かった
ことを認めてあげるよい追悼の展覧会だったと思います。

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コメント

昨日、観てきました。
ジャンヌ展あるいはモンパルナスの灯展としたほうが良かったかもしれないと思いました。

投稿: とら | 2007/04/29 16:50

とらさん

まさしく「ジャンヌ展」と冠する方が
よさそうな良質な展覧会でした。

ジャンヌの才能が花開かずに終わってしまった
ことは無念でしたね。。

投稿: Julia | 2007/04/30 19:26

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 Bunkamuraで開かれているこの展覧会の前売券は買ってあったのだが、最近モジリアーニを観すぎたためか、出足が遅れた。でも観にいってみると、予想とはまったく違った展覧会であることが分かった。 この展覧会の主役はジャンヌ・エビュテルヌであって、モジリアーニは脇役に過ぎない。彼女の家族との関り、少女時代、モジリアーニと知り合った1916年12月、彼女の画の進歩、ニースでの出産、そしてモジリアーニの病と死、最後に彼女の飛び降り自殺。これらが時代順に並んでいる会場を歩いていくと、ジャンヌが定めれれた運命... [続きを読む]

受信: 2007/04/29 16:52

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