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2007/01/18

素晴らしい画集です! 『西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ』 池上英洋(著)

giovedi, il diciotto Gennaio 2007
sono le venti e ventisette.

             First
       『西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ
                          池上 英洋 (著)

とうとう、池上先生が小学館より上梓された

   『西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ

の画集を購入することができました。 

一昨年から画集が出版されることはお聞きしていまして、
画集を制作するにあたり編集作業で泊り込みでご苦労
されていたお話を伺っていましたので、それから待つこと
一年間!一昨日、手中にしてからレオナルドの世界に
浸っています。

        Leo_5

銀座コアビル内にある書店 「ブックファースト」6F で
予約していた本を手にした時に、大型でずっしとした
重い画集を受け取ると、胸がカァ~と篤くなりました~☆

ここの本屋さんは、ちょっと本を読むスタンドがあるので
早速、『ラ・ジョコンダ』に見つめられながら画集をそろり
と開けて見ることにしました。もう、ドッキドッキで恋人と
合うように、高鳴る鼓動を抑えて一ページ目をめくりました。

       Angel_3 

最初の表紙は、『キリストの洗礼』でレオナルドが任されて
描いた私の大好きな「天使」の顔の部分が大きく現れ、
「本当にレオナルドの画集なんだわ!」と何か神聖な書物
を手にしているように、その瞬間でも何かレオナルドの霊が
宿っているようにも感じました。       

全体を見渡してみていると、今まで先生のご講演や
ご執筆の中で拝見したり拝読していたことが全て、
この画集に結集し、宝石のように美しい図版とともに、
レオナルドの一生がよくわかる構成となっています。
池先生にご教授いただいたことなどは、まとめて

こちらよりご覧下さいませ↓
レオナルド・ダ・ヴィンチ

☆池上先生自らご出版に当たってのご苦労とご感想
を述べられていらっしゃいます↓
レオナルド・ダ・ヴィンチ―西洋絵画の巨匠8』(小学館)
 刊行のお知らせ

☆池上先生とイタリア留学中にご友人でいらしたオペラ歌手の
森田先生も池上先生のご解説の素晴らしさを言及されています↓

西洋絵画の巨匠⑧ レオナルド・ダ・ヴィンチ 池上英洋著

☆構成や図版などの詳しいことは、Takさんのブログで
ご覧下さいませ↓
読終『西洋絵画の巨匠 レオナルド・ダ・ヴィンチ』

http://bluediary2.jugem.jp/?eid=892
 
    
  Takさん作成バナー拝借です。

Lapisさんのブログで、先生の詳細なご解説文と美しい
図版をお楽しみくださいませ↓
池上英洋『レオナルド・ダ・ヴィンチ』  

http://blog.so-net.ne.jp/lapis/2007-01-17

Megurigami Nikkiさんも本書を「現時点で最も正確な
レオナルド評伝」と評されています↓
-[
西洋絵画の巨匠 8 レオナルド・ダ・ヴィンチ]

Marimoさんは、本書に対して心打たれたことを正直に
素晴らしい文章で感想を述べられて、私は今回の
一連の感想の中では一番、感激いたしました↓

池上英洋先生執筆「レオナルド・ダ・ヴィンチ
最初の出だしを抜粋させて頂きました↓

まれにおもしろい本に出会うと、時を忘れて夢中に
なって読んでしまうものです。
この本はまさにその一冊でした。
すっかり時を忘れて一気に読んでしまいました。
そのせいか画集というより私にとっては、素晴らしい
図版の載った一冊の本という気がしました。
                   - Marimo san


      

     Yes

「モナリザ」と「最後の晩餐」は、A4サイズの見開きで
4枚続きのように大判の図版プレゼントが付いています。
特に、「最後の晩餐」は↑の図版のとおり表がキリストの
顔と使徒達の手の間から開くようになっています。
開いた瞬間は、ものすごく大きく広がりがあり崇高さも
感じられるほどの美しさです↓

Last_1  
  
もっと実際は広がりがあります。上手く撮れなくてすいません。

こんなにぎっしりと詰まった内容の画集は見た事が
ありません。これだけのりっぱな画集にするためには、
どれだけご尽力を尽くされたのか実際に拝読して
その大変さがこちらにも伝わってきました。この画集に
携わった人が20名以上もいらしたことが画集の最後に
書かれています。一冊の画集を出版する凄さを教えて
頂きました。

       Drawing_1

カラーの図版も美しいのですが、この画集の素晴らしい点は、
ドローウィングの線の美しさが非常にきれいに一本一本、
くっきりと鮮明に観ることができることです。上記、左は
「世界で一番美しいといわれる素描」ですが、顔の陰といい
髪の毛の柔らかな線の美しさは、ほとんど原画に近いのでは
ないでしょうか!!

書店から売り切れにならない内に皆様もどうぞ、お早めに
お買い求めくださいませね! 今春、 東博に
 

 特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ ― 天才の実像

が来る前に、しっかりとこちらの画集で予習をされると、より
展覧会を楽しむことができると思います。先生のご解説は
小さなスペースの中でピシッと正確な言語で述べられていて
拝読していてもその単語一つでも勉強になる程ですが、
レオナルドの概観を知るためには最適な画集であることを
ご推薦申し上げます。

最後に、先生が書かれた「はじめに」の章を引用させて
頂きます。


------------------------------------------

 レオナルド・ダ・ヴィンチは、ルネサンスを代表する
人物である。彼の生み出した作品がルネサンス芸術
の頂点を示しているだけではなく、波瀾に富んだ彼の
人生そのものが、ルネサンスという激動の時代の特質
をよく表している。レオナルドは、それまでの固定観念
にとらわれることなく好奇心に翼を与え、得られた仮説
を実験によって検証していく。彼は近代的思考を行った
最初のひとりだった。
 レオナルドの意識は二つの「世界」の探求へと向けられた。
ひとつはそれまで神の手の中にあった、人間の内と外に
ある存在としての世界(World)を把握することであり、もう
ひとつは大航海時代を背景に、われわれが立っている
この球体としての世界(Globe)の姿を明らかにすること
であった。本書では、レオナルドが残した作品を概観

することで、二つの世界の探求が最終的にめざしていた
「美の理想」の理解を試みる。それはひとりの人間が
挑んだ、史上もっとも壮大な冒険の記録である。
                
                       池上英洋
-----------------------------------------------

★2月4日(日)の夕方に本書ご出版記念パーティを
Takさんご主催で開催いたします。ご参加希望の方は
プロフィール内のアドレスかTakさんの以下のページ、
あるいはmixi内コミュ (ikeの会)までお問い合わせ
下さいませ。 

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レオナルド・ダ・ヴィンチ」カテゴリの記事

コメント

Juliaさん、こんばんは
この画集、本当に素晴らしいですね!
Juliaさんが仰るように、デッサンの一本一本の線がとても美しかったです。
帯の言葉通り、まさにレオナルドの「決定版画集」ですね。
特に真筆問題については、興味深く読みました。
TBさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

投稿: lapis | 2007/01/18 23:59

Juliaさん、こんにちわ
中を見せて頂き驚きです。
安すぎますぅ~是非買わねば!
私は『洗礼者ヨハネ』が大好きです。
恥ずかしながら、ダヴィンチの細かい事は解らないのですが
ただ ひたすらに魅了されます。

そうそう、Juliaさんの撮った飼葉桶のイエス様の
お写真、愛らしくて大好きです。
暖かい日差しに包まれていて幸福に満ちている感じがします。

投稿: るる | 2007/01/19 12:43

とりあげていただいて感謝です。

記事にしたのでTBさせていただきました。

るるさんのコメントにもありましたが、この画集、やたらと部数が出るので質の割に安価なのも特徴なのです。

投稿: ike | 2007/01/19 12:53

>Lapisさん

コメント&TBを頂きまして、有難うございました。
Lapisさんのブログでも先生の画集のよさを最大限
引き出し書き上げてくださったので感激しています。
さすがです!! 

家の愚息が以前も左利きとお知らせしたことが
あるのですが、このレオナルドの画集を見て、
何か感化されたのか、今、自分の右手をデッサン
しています!!「自分で俺って天才!」などと
ほざいておりますが、結構、イケてます!?

レオナルドの線の美しさが際立つ優れた画集ですね!

投稿: Julia | 2007/01/19 22:39

るるさん、

まぁ~お優しいコメントを有難うございます!!
るるさんもお元気でいらしゃっいますか?

こちらの画集、図版も盛りだくさんでまた、
先生の解説も小さいなスペースによくこれだけ
情報がピシッと収まっている、と関心するほど
明解に書かれていてどれもこれも素晴らしいです!

先生も仰っているように、ホント、お得ですよぉ~(^_-)-☆

>Juliaさんの撮った飼葉桶のイエス様の
お写真、愛らしくて大好きです。
暖かい日差しに包まれていて幸福に満ちている感じがします

わぁ~こちらも本当に嬉しいコメント、有難うございます(^o^)
その日は穏やかな日差しが差していたので、ホワァ~とした
感じで撮れたかと思いますが、ミニチュアにしても敬虔な
気持ちに包まれました。

先生のご出版記念パーティに、るるさんもぜひいらして
くださいませね~☆

投稿: Julia | 2007/01/19 22:49

先生、

コメントとTBを有難うございました。
先生の誠意あるお人柄と叡智が十分に
盛り込まれた素晴らしい画集ですね!

いつも拙い記事へリンク紹介して頂いて
そちらも感謝申し上げます。

出版記念パーティはこれからTakさんと
計画して盛大に盛り上げて参りますので
宜しくお願い致します。

投稿: Julia | 2007/01/19 22:54

こんばんは!とうとう出版されたのですね~。
まだ実物は手にしていないのですが
大変美しい画集のようですので、早速明日にでも本屋に行きます!!
レオナルド展も本当に楽しみです!!!

投稿: ぴく太 | 2007/01/20 00:58

ぴく太さん

( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんはぁ♪~
遅くにコメント有難うございます。

>とうとう出版されたのですね~。
そうですね!ぴく太さんの「とうとう」は
一昨年、初めて「ミラノ展」の鑑賞会で
ご一緒した時に、先生から小学館からこの
画集が出版されるとお聞きしたからですよね!
その時の記事を発見しましたが、イマイチ、
記事が上手く書けていなくて恥かしいです↓http://www.floralmusee.com/floral_muse/2005/12/_no5_68b3.html

本屋さんで、ぜひ実物をご覧になってみて
くださいね! レオナルド・ファンならすぐに
吸い込まれてしまうでしょう~☆

投稿: Julia | 2007/01/20 01:23

juriaさんこんにちは。
私もさっそく画集を手に取りじっくり堪能させていただきました。
おもしろくて一気に読み進んでしまいました。
まるでレオナルド・ダ・ヴィンチの長い軌跡を、その時代にもどって楽しめた気がします。
素晴らしい画集ですね!

感想も含めこちらでも記事にさせていただいたのでTBさせていただきます。

投稿: marimo | 2007/01/22 13:53

marimoさん

marimoさんの感想、素晴らしかったです~☆
本当に良く書けていて、とても感激いたしました。

私達の中で一番、先生の画集について率直で
感動したことを心をこめてよく伝えていると思います!!

女性で上手にこのように表現できるブロガーの
方って本当の所少ないので、marimoさんは
将来有望です~ヾ(´ー`)ノ

あまりお仕事に支障がないように、これからも
女性ブロガー同士、頑張って参りましょうね!

では、後ほど、伺います。

投稿: Julia | 2007/01/22 22:12

Juliaさん
こんばんは

先日は幹事、お疲れ様でした。
この本の出版記念パーティに参加できて、とても嬉しく思っています。

投稿: lysander | 2007/02/07 01:59

lysanderさん

日曜日は素敵なスーツ姿でご参加いただきまして
大変有難うございました。

lysanderさんのネクタイがとても印象的で
さすがに絵を見慣れていらっしゃる方だけ
あるなぁ~なんてことばかり感心しております(^_^;

でも、こちらの画集についても素晴らしい論評を
お書きで敬服いたしました。また、今後とも
ブログを通して宜しくお願い致します。

投稿: Julia | 2007/02/07 11:31

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