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2006年9月

2006/09/30

☆ トリノ、24時からの恋人たち ☆ & これから観たい映画 ☆

sabato, il venticique Settembre 2006,
sono le otto di sei.

      Trino_1
       「トリノ、24時からの恋人たち

もう明日から10月ですね~!
ここの所、毎週末のように美術館通いをしておりましたが、
ちょっと映画も観たくなりましたので、イタリア映画を観て
参りました。イタリア語をお習いしてから3ヶ月が経つかと
思いますが、まだ文法中心なのでそれほど語彙がないの
ですが、所々でも単語を掴めたりすると以前よりもやっぱり
こういうときは、こういう挨拶をするんだわね!な~んて
一人で嬉しくなっておりました~☆

イタリア映画発祥の地であるトリノの象徴、モーレ・
アントネッリアーナの中にある国立シネマ・ミュージアム。
映画の父リュミエール兄弟の作品からハリウッド作品
まで古今東西の映画のフィルムや資料、セットが仕掛
けたっぷりに展示され、さながら多くの映画人たちが
残した人生を映すメリーゴーランドのようだ。このもう
ひとつの隠れた主役とも呼べる夢のような場所を舞台に、
浮遊感をたたえながら紡がれていく愛の寓話、それが
『トリノ、24時からの恋人たち』。

場所はトリノを舞台にして三角関係の話を国立シネマ・
ミュージアム内で主に、昔の懐かしい映画の場面を
観ながら通過していく青春の苦悶を幻想的に描いた
イタリア的な映画でした。少女もまだ女性になりきって
いない少年のようですし、少しあり得ない設定のお話
の中から大切なことを導いていくようなちょっと考え
させられる映画でした。


バスター・キートン、フェデリコ・フェリーニ、フランソワ・
トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダールなどの各場面
が映画の特殊技法で映し出されますので、私以上の
世代で映画好きな人には懐かしさを伴う映画かもしれ
ません。ハリウッド的な明るさはないのですが、独特な
ヨーロッパの伝統が街の風景からも感じられて、あまり
日本人には好まれない映画かもしれませんが、やはり
イタリア映画ってどこかカトリック的な教えを感じたりして
白黒の残像とともにドキュメンタリーのような、なんとも
言えない不思議な魅力があるものですね!

     --------*---------*----------

そのほか、チラシなど頂いてきて、これから、
観てみたくなる映画をご紹介いたします。

☆まずは、『クリムト』です!

    Klimt_2

                              Crimto 


チラシも上記の2種類ありますが、
公式ホームページ
とても素敵です~☆ 10月28日(土)からBunkamura

ル・シネマシネスイッチ銀座で放映されるのが決まった
ようですね!!クリムト役のジョン・マルコヴィッチの演技が
楽しみですね~♪

“ウィーン分離派”として知られる芸術家のグループを
創設したオーストリアの画家、グスタフ・クリムト。
官能と情熱に満ち溢れた世界、あでやかで豊かな色彩、
描き続けた“宿命の女(ファム・ファタル)”。
「モデルに触れないと描けない」とされた彼が創り出す
絵画は当時のウィーンではタブーとされていた裸体、
妊婦、性描写。それらをこともなげに描き続け、周囲
から罵倒されたクリムト。時代に嫉妬されたひとりの
天才画家が辿る数奇な運命とは…。主演のジョン・
マルコヴィッチが、絵画に新たな潮流を生み出した稀代
の画家クリムトを見事に演じきる。絵画、衣装、セット
など細部にまでこだわった演出は、観ている我々を
絢爛豪華な世紀末のウィーンへと誘う。

☆「ニキフォル - 知られざる画家の肖像」  

        Nikifl
               『ニキフォル

このポーランドの画家については知りませんでしたが
チェコでもグランプリを取ったそうですから、画家の
生涯の映画を見るだけでも楽しみですね~☆それも
この画家の役を女優さんが演技するというのですから
見物ですね!!!

劇場は、
東京都写真美術館ホールで、11月3日
から上映されます。

   

チェコのカルロヴィ・ヴァリ映画祭でグランプリを受賞
したほか、各国の映画祭で大絶賛された伝記ドラマ。
ポーランドを代表する現代絵画の鬼才として世界的
に知られる画家ニキフォルの生き様を描く。
監督はポーランドの名匠クシシュトフ・クラウゼ。
86歳のベテラン女優クリスティーナ・フェルドマンが、
男性であるニキフォルの晩年を圧倒的な演技力で
熱演する。単なる伝記映画の枠を超え、ニキフォルの
人間性に迫った感動作。

☆『オーロラ』 お正月ロードショー予定  

       Orora
                 オーロラ

2000年に日本でヒットしたニルス・ダヴェルニエ監督
の『エトワール』もオペラ座のダンサー達の生き様を
描いていて素晴らしかったのですが、今回もその
オペラ座からトップダンサーが3人とダンサーが
総勢35人も出演するというダンス映画になっている
ようで、来年早々からこちらの映画を鑑賞するのが
楽しみですね~♪

踊ることを禁じられた国に生まれた、類稀な踊りの
才能を持つ王女オーロラは、傾国を救うため、
異国の王子との婚約を迫られる。美しいオーロラに
求婚するため、自国の舞踏団を率い、舞踏会に望む
隣国の王子たち。しかし、彼女が愛したのは見合いの
ための肖像画を描いた名も財もない絵描きだった。
やがて家臣の企みに掛り国王の逆鱗に触れた
絵描きはオーロラの目の前で処刑されることに・・・。

劇場は、Bunkamuraル・シネマシャンテシネで来年
お正月より上映されるそうです。  
           

どうしても私の趣味でヨーロッパの映画が主流に
なってしまいますが、またVisiting Tourで何か
企画して皆さんでご一緒に観れるといいですね~☆   

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2006/09/28

「ベルギー王立美術館展」@西美 - 鑑賞会 No.22 (I)

giovedi, il ventotto Settembre 2006,
sono le nove meno setto.

        Ikalos
         ピーテル・ブリューゲル(父)(?)
            『イカロスの墜落』(部分)

日曜日に、この秋、最高の美術展との評判高い

        「ベルギー王立美術館展」

   Kanban_2

を「オランダ・バロック美術館」のToshi館長さんと素敵な
奥様とご一緒に鑑賞して参りました。Toshi館長からとても
丁寧な解説をお聞きすることができましたので、フランドル
絵画についてより理解が深まったように思います。そのあと、
もう一度、一人で観ていますとVisiting Tourのメンバーの
KANさんとお会いすることができましたので、常設も早足で
ご一緒に観ることができました。

    Lecan
    「ブラッスリー レカン」アールヌーボ様式

この日は、台風がそれたことでとても爽やかな秋日和となり
先に、上野駅の『
ブラッスリー レカン』でランチを3人で優雅
に頂きました。週末でもランチセットがあるのでリーゾナブル
です。そのレカンの上にでて階段を上るとJR上野駅へと
繋がる新しい広い歩道ができていて、美術館へも近道
できるので教えて頂いて、とても良かったです。Toshi 館長さん、
何から何までその日は、ご教授下さいまして有難う御座いました

この展覧会、やはり素晴らしかったです!!ベルギー美術館
からこれだけの名画を一挙に日本へ100枚以上(素描を含む)
貸し出すことはなかったそうですし、特に、板絵はいままで
門外不出だったとのことです。あまりにも沢山のよい絵画が
あったので、いくつかに分けてToshi館長のご説明(
ピンク
を交えて、私の拙い感想を書かせて頂きます。Toshi館長さん
も私も主観的なことを述べておりますので、ご意見が違う

ところもあるかもしれませんがご了承下さいませ。

■古典油彩

  
  Photo01
          「イカロスの墜落」
        ピーテル・ブリューゲル〔父〕(?)
  16世紀後半 油彩/カンヴァス 73.5×112.0cm

こちらのブリューゲルの作品を見れたことは、真鷹問題は
ありますが、海と空の色が特に美しく描かれ、手前の陸地
から空にぐ~と広がる空間が物語性を秘めていて、不思議な
宇宙的な絵のように感じて良かったです!イカロスの足だけ
が海から出ているということで、それが問題の点らしいですが、
そこをアップしたポストカードがありましたので、どうぞ上記の
図版をご覧くださいませ。

遠近法は、奥は青色、真ん中は緑色、そして、手前は茶色で
描く。下地が白だと奥の青がだんだん白くなってくる。板絵
というよりキャンバスを2枚合わせて描いている。


西美でこの度、購入したというピーテル・ブリューゲル(父)
が描き、長男で同名のブリューゲル(子)が模写したという
「鳥罠(わな)のある冬景色」が展示してありました。
個人的にこの絵は大変好きです!

最近は、冬景色の絵が人気があるので、絵画市場でも
高騰している。このような雪景色でも、氷の上にいる
人達は、いつ氷が割れて落ちるかも知れないと言う
リスクを負っているなど、人生についても暗示している。
しかし、あまりこのように他館の展覧会の中に、西美で
所有している作品を展示するのは少しお行儀がよくない

その奥の部屋、右手の壁には、大きなルーベンスの
『聖ベネディクトゥスの奇跡』の大作があり、その横には
ドラクロワが模写した同作が並んで展示してありました。
私はルーベンスの方が荘厳な感じがして良かったので
すが、他から引用してみますと。。

 モンテ・カッシーノに修道院を設立した聖ベネディクトゥス
に関するエピソードを描いた作品。作品自体は未完成
ですが、後年ウジェーヌ・ドラクロワによって模写されました。
本展ではドラクロワ版も展示されます。2大巨匠の作品を
見比べるチャンスです。 (レッツエンジョイ東京)
 

左手の壁側には、ルーベンスの肖像画が3点
ありまして6番の『ネーデルランド総督アルプレヒト大公』
については。。

絵のコンディションは良くないが、一緒に描いた
コルネリス・ド・フォスは肖像画に秀でていた。
London(多分、ナショナル・ギャラリー?)に
あるティッチアーノが描いた肖像画で窓から腕を
出すポーズを模倣したかもしれない。ルーベンスは
顔を赤っぽく描いて、顔の陰をグレーにする。

奥には、ヨルダーンスの風俗画が2枚ありました。
奥様も私もあまり好みではない、との意見が一致
しました。

赤ら顔に描いて、肌の陰をグレーにするので
固い感じがする。中央にいる母親と子供の顔
が西美の常設にある『聖家族』の聖母子に似ている。
王侯貴族の生活を庶民の生活の中で、ユーモアを
交えてプレゼンテーションする。



常設にある聖母子の顔に確かに似ていました。
そういえば、もう一点ヨルダーンスのゴテゴテした
絵もこの横に展示してありましたが、あまり好感が
もてなく観ておりました。ルーベンスのようにイタリア
へ留学をすることもなかったので、もう一つ絵の
描写があか抜けないそうです。

右手奥には、ヴァン・ダイクの肖像画が3点
展示してありまして、特に3番目のこちらが
神父さんも男前なのですが、とても繊細で
品があって美しい肖像画でした。

     Yordens01
「イエズス会神父ジャン=シャルル・デッラ・ファイユ」
     アンソニー・ヴァン・ダイク

ヴァン・ダイクはルーベンスのような歴史画家に
なりたかったが、肖像画家としてみんなから
認められていた。手の構図が決まっている。
指が物語っていて表情がある。目の回りの
下地が薄いので、薄く絵の具で描く。
   

今日はここまでにしたいと思いますが、この章だけ
でも大変見応えがあって、これは破格級の展覧会
なのを肌で感じられます。私達はどちらかというと
フランドル絵画は静物画か風景画はよく見ますが、
このように、品格のある肖像画や歴史画はあまり数は
観ていないので、ここにあるフロアーだけでも何度も
見に行きたくなる作品ばかりでした。

この続きもお楽しみに~。

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2006/09/27

T氏お誕生会@蕎麦屋

mercoledi, il ventisetto Settembre 2006
sono le setto e dodici di mattina.

       Ebiten_1
       《満留賀》   上天丼 お新香

昨晩は、このブログでもよくご登場するT氏の
お誕生会をT氏が大好きなお蕎麦屋さんで
仲間内でしました。外見は確かにもう古ーい
お蕎麦屋さんで、お若い女性は寄り付かない
雰囲気ですが、昔ながらの美味しい天丼のたれ
など日本食を堪能できました~☆

   Egg
    - 出汁まで美味しい卵焼き -

T氏ご推薦の卵焼きです! お出汁がたっぷりと
含まれているのでふわぁ~と柔らかくて、湯気が
たっている内にどうぞ召し上がれ~~☆

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2006/09/24

「レオナルドのもう一つの遺産」@明治大学博物館

domenica, il ventiquatro Settembre 2006
sono le dieci e sei di sera.

             Leonard

24日(日)に終了してしまうということなので、チケットを
頂いていたので、昨日(23日)慌てて御茶ノ水にある
明治大学博物館で開催していた

  明治大学博物館―“レオナルドの手稿”
     全展示(ファクシミリ版)/近代会計学の父ルカ・
                                    パチョーリとの関係―』

を観て参りました。

   Meiji_2


明治大学の建物はしばらく建て替えに時間がかかって
いたようですが、りっぱなガラス張りのビルに変わって
いてびっくりとしました。

  Bridge02
       『レオナルドの橋』

 1Fのエレベーターを降りる所に展示してあった
  『レオナルドの橋』の模型です。軍事用に使用する
  時に造ったようですが、このように模型がこの下
  の階の会場前にもいくつか展示してありました。

   Bridge_1

 同じ橋ですが、こちらは橋ごと移動できる便利な
  船の通行橋のようです。

   Isan_2

展覧会HPより概要:
オナルド・ダ・ヴィのもう一つの遺産(絵画以外)
である“レオナルドの手稿”と呼ばれる鏡面文字で
記されたれなるどのメモ、素画、素描の類は
約4000紙葉にも及んでいます。

  その内容は、科学技術、土木工学、建築、解剖学、
天文学、地質学、動・植物学、音楽、幾何学、彫刻、
絵画論、都市計画など多岐にわたり、風力・水力・
重力・火力・筋力などの自然力や木材・金属などの
撓みによる反発力などを利用した様々なアイデアや
工夫が鏡面文字で素画とともに記されています。
 
レオナルドの着想と工夫は、すべてが自らの実験と
科学的思考に基づくものであり、今日の飛行機、
自動車、クレーンなど様々な先進技術の原型をなす
ものでありました。

 
また、ルカ・パチョーリ(1445-1517)はその著
『Summa de arithmetica geommetria. Proportioni,
et proportionalita』(通称『スンマ』)の中で複式簿記に
ついて詳細な記述を残しています。この部分は
「パチョーリ簿記論」と呼ばれ会計学史上極めて重要な
文献として世界的に有名であります。そのパチョーリと
レオナルドはミラノで共同研究を行ったともいわれること
があり、その著作の数学的・芸術的比例のところでは
レオナルドが様々な多面体の図を描いています。

 いろいろな手稿が並んでいて、再度、レオナルドが
 考案した技術的なすごさに敬服しました。小さな所で
  展示されていたので、なんとなくありがたみが感じ
  られませんが、レオナルドの筆跡や波打つきれいな
  線など再度、「レスター手稿」から観ることができて
  懐かしいような嬉しい気持ちになりました。貴重な
  資料を公開してくださってありがとうございました。

     Leonard_cd
 
 
PCルームがありまして、上記のDVDを観ることが
  できます。レオナルドが発案した手稿からそれを
  模型にした図版がグルグルと3Dで見れたり、
  大砲の音がしたり、バックの音楽も素敵です。

 
よくできたDVDなので欲しいところですね!!

 しばし、受付のお姉さまとお話していたら
  鑑賞者の方々はレオナルドに対しての知識
  は詳しい方が多くて、お子様たちもお父様に
  連れられて結構、観に来ていらしたそうです。   

 模型を直に観ることができるので、きっと夢が
  あってお子様達でも十分楽しめる展覧会だった
  と思います。この500年前の偉人に対して、子供

  さん達がどう思われたでしょうか?今の画一的な
 教育ではなかなか創造性を伸ばす余地がない
  ですが、このような展覧会を一緒に観る親子さん
  が増えてくることはいいことですよね~☆

 「ダ・ヴィンチ・コード」の映画ばかりでなく
  このような良質の展覧会がレオナルドを知る
  素晴らしい機会になると思います。

    

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山梨県立美術館 常設展 - ミレーの偉大さ!

domenica, il ventiquatro Settembre 2006,
sono le nove di mattina.

   Ochibohiroi
    『落ち穂ひろい、夏』
     ミレー  1853年

            Vertical05_1
                『種をまく人』
           ジャン=フランソワ・ミレー
            1850年

山梨へ行くというと、会社のT氏が「ぜひ山梨美術館へ
行ってきてください!ミレーの絵と今ちょうど、エコール・
ド・パリが開催されてますよ!」と勧めてくださったので
思い切って一泊してこちらの美術館へ来れて、今に
して思えば、本当によかったです~☆


      Miley_2
     『夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い』
       1857-60年頃  ミレー

まずは、常設展のみ何点かご紹介したいのですが、
現在は、『秋』というテーマで秋らしい風景画が沢山
展示されていました。奥の方にミレーの部屋があり
まして、エッチングやミレーの写真などを含めて13点
も展示されていました。始めは、普通に眺めていた
のですが。。。

      Milet

         『冬 (凍えたキューピット)』
           ミレー   1864-65年

 205x112 の大作を前にした時に、なんとも言えない
  ミレーの暖かみのある色と優しい線に包まれて、動け
  なくなり自然に涙が出てくるほどでした。この題材では、
  特に、雪の上のキューピットが寒々と外で立っていて、
  中から男女が抱きかかえるように手を置いているという
  人間的な優しさが絵にとてもきれいに表現されている
  と思います。 美術館のHPより詳しい解説がされてい
  ますので、少し引用させて頂きます。

物語:
紀元前6世紀から前5世紀に活躍した、古代ギリシア
のアナクレオンの叙事詩から着想を得ていると言われ
ています。夏の間、遊びすぎて帰る家を忘れてしまった
キューピッドが、雪の中で寒さに凍えてしまい、農民に
扮した老詩人に助けられます。家の中で暖まった
キューピッドはいたずら心を起こし、背中の黄金の矢を
老人のハートに射りました。そのため老人は年をとって
なお恋をするようになったという物語です。これも
『四季』の連作の一つとして描かれたものです。



『四季』の連作について:

ミレーは生涯に3回「四季」連作を描きました。
最初は1852~53年のアルフレッド・フェイドー注文
による連作で、《春、葡萄畑にて》《夏、落ち穂拾い》
《秋、林檎の収穫》《冬、薪集め》(秋と冬は異説もあります)
です。2番目はパリのトマ邸の食堂を装飾するため

のもので、《春、ダフニスとクロエ》《夏、ケレス》
《冬、凍えたキューピッド》です。天井画の《秋》は
焼失しました。最後の連作はフレデリック・アルトマンが
注文したもので、《春》《夏、蕎麦の収穫》《秋、積み藁》
《冬、薪を運ぶ女》(冬は未完成)です。最初と最後の
連作は季節ごとの農作業が中心に描かれていますが、
2番目の連作は古代ギリシアの詩や神話から題材を
とった古典主義的な作品です。
   

    Loran
      『鶏に餌をやる女』
       ミレー  1853-56年頃

ミレーがバルビゾンにパリの疫病から逃れるように
移りすんでから、2番目の奥様を描いているそうです。
明るく朝日がふわぁ~ときれいな
黄金色に包まれて
農村風景ながら何か平和で人間として本当に豊かな
ことは何か、という思いが伝わってくるようです。

思いもかけず、ミレーの素晴らしい作品に触れることが
できて、とても心が洗われるような清清しさと人間的な
暖かみが絵から伝わってくることを体感でき、ミレー
の絵を観ることができて、本当に良かった!と久しぶりに
絵画の偉大さを感じ入ることができました。

そのほか、常設の中では、こちらのクロード・ロランの
『木を切り出す人々(皮のある風景』が夢の中のような

森に船が浮かんでいて、幻想的でもあり写実的な
ロランらしい素敵な大作も観れてよかったです~☆

   Loran01
    『木を切り出す人々(皮のある風景』
      クロード・ロラン   1637年頃

特別展はまた、後日、書かせていただきます<m(__)m>

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2006/09/23

山梨県立美術館 彫刻集

domenica, il ventitre Settembre 2006,
sono le venti.

    Millet_1
              山梨県立美術館

もう一週間も経ってしまいましたが、先週の土曜日に
甲府へ行ったついでに湯村温泉に泊まって、翌朝
こちらの美術館へ寄って参りました。美術館は
芸術の森公園(60,000平方m)の中にありまして、
散策すると素晴らしい彫刻が設置されています。
作者名を控えてこなくて申し訳ないのですが、いくつか
その彫刻をご紹介いたします。



  Govh_3    Funakoshi_1
     『ゴッホ』            『花を持つ少女』
                        船越保武

オーヴェル・シュル・オワーズ
にオリジナルがあるそうです。

   

Rodin_4     Odoriko 
 『テオドール・ルソー』         『踊り子(?)』
      ロダン

         Milletrusor
           『ルソーとミレーの記念碑』
             アンリ・シャピュ作

フォンテーヌブローの森の入口にオリジナルが設置
されているそうです。森の伐採から自然を守ったこと
を土地の人たちから感謝された記念とのことです。

     Jardin01_1    
    美術館前に小山があって頂上にも彫刻が
                   設置されています。

 
 彫刻だけでも結構、長くなってしまったので、
  肝心の
常設特別展は後ほどにします<m(__)m>

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2006/09/22

Returned from LA

venerdi, ventidue Settember 2006,
sono le vendidue mono tre.

    La

息子がロスから本日の夕方、わが家に戻ってきました。
ビバリーヒルズのTシャツが私へのお土産です~☆
重いのに液体洗剤5ドルだったとかで、ワザワザ持って
帰ってきました~(゚m゚*)プッ Timberland のスニカーが
39ドルだったそうです~w(゜o゜)w Tシャツも3枚2000円
とか~~ww


この一ヶ月、シューちゃんのアパートで他に日本人の
学生さん達と4人でシェアーして居候させていただいた
そうで、シューちゃん始め、アパートの皆様もお世話に
なりました<(_ _)> と言ってもこのブログ知らないかしら?

それにしても全てが楽しかったらしいです(^u^)
サンタ・バーバラにラス・ベガス。。ちょっとは遠出
してきたらしい~イイナ~☆

やっぱり息子がいると家の中がパァ~と明るくなって
いい感じです!!少し人の家で遠慮したのか、ちょっとは
イイコになって帰ってきました。シューちゃんがさっそく、
「寂しいー」とメールや電話をくれたようです。本当に
お世話になりました~<m(__)m>

「LA最高!!」ってさっきからそればっかり~☆
来週から大学が始まるけど、卒業までの単位は大分
取れたみたいだから、後は将来のことでも考えますかね!

また、バイトしてお金を貯めてLAへ行くそうです!
若い子にはやっぱり、アメリカがいいようですね~(^_-)-☆ 

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2006/09/21

☆ 今田美奈子 お菓子と食卓のファンタジー ☆

giovedi, ventidue Settembre 2006,
sono le undici meno venti.

         Minako_1

今日は会社の帰りがけに、お茶友達のフジ子姫と
待ち合わせて銀座松屋で13日から開催しています

 
今田美奈子 華麗なる世界展  
       
お菓子と食卓のファンタジー                                                                             

を観て参りました。いつもの美術展と違って、会場前
には、このようなきれいなお花がいっぱい~☆

   Cakes01_1

想像していたよりもずっとゴージャスな展示でまるで
おとぎの国のお菓子とテーブル・セットを見ている
ような夢の世界をフジ子姫と、
「わぁ~きれい~☆ すごい~美味しそう~☆」
の連続で、もうそれしか言いようのない位、ケーキも
本物のようですし、テーブル・セットの食器類も眩しく
光っておりました~~☆☆☆

本展は「今田美奈子食卓芸術サロン」の30周年を
記念して開催するもので、お菓子と食卓芸術が
織りなす華やかで夢に満ちた世界を余すところなく
ご紹介します。ルイ16世とアントワネットの結婚披
露宴の食卓や、イースターやヴァレンタインなどの
お祝いのテーブルセッティング、そして3m×3mの
スケールに作られた精巧なお菓子のヴェルサイユ

宮殿をご覧いただきます。さらに、優雅なシュガー
デコレーションをはじめ、伝統的な焼き菓子、
メルヘンの中のお菓子やケーキなど約150点を
展示します。お菓子と食卓のファンタジーあふれる
世界をご堪能いただき、本展が身近な暮らしを楽しみ、
豊かにする契機になれば幸いです。 
 

構成:

第1部 メルヘンのお菓子(伝統のお菓子との出会い)
童話を題材にしたヨーロッパの伝統的で素朴なお菓子が
展示してありました。「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家」
などクッキーで可愛らしい屋根になっていて、最初のここだけ
で、フジ子姫と目を丸くして驚きましたww

2部 歴史物語の中へ
お菓子で作ったヴェルサイユ宮殿(約3m×3m)が素晴らし
かったです!!

    Cakes06

始めは模型でできているのかと思いましたら、全部手作り
のお菓子だそうです。全部仕上げるのに2ヶ月ほどかかった
とのこと。。人間も木の一本一本も大変細かい作業が要求
されたかと思いますが、ヴェルサイユ宮殿の全体像も分か
ってすごい芸術作品ですね!

■ヴェルサイユ宮殿内のオペラ座で開かれたルイ16世と
マリー・アントワネットの結婚披露宴でのスーペの食卓
(22人分のテーブル)
■ カトリーヌ姫のお輿入れのテーブルセッティング
■ マリー・アントワネット、ポンパドゥール夫人、貴婦人たち
に由来する華やかなケーキやお菓子など。

特に、ポンパドゥール夫人のケーキがバラがきれいに
飾られていて美しかったです~☆

   Cakes05_1
       デビュタント (社交界へのデビュー)

それぞれの王妃、貴婦人達がお菓子(?)の材料で
素敵なドレスのデザインがされています。これにも
溜息が~~♪

また、それぞれの王妃や貴婦人達の説明も書かれて
いるので、歴史のお勉強になります。

第3部 暮らしを彩るお菓子と食卓
ヨーロッパ伝統のお菓子、シュガーデコレーション、
食卓芸術などの本物を学び、これを日常の生活に

生かすことを提案しています。
■ 新しいウエディングパーティーのテーブルセッティング
をはじめ、誕生日、イースター、ヴァレンタイン、大晦日
などのテーブルセッティングを展示しています。
■さまざまなお祝いのシュガーデコレーションや、
ヨーロッパ各国のセレブレーションのお菓子

     Cakes08

イースターやクリスマスなどそれぞれのお祭りの
セッティングが華やかで可愛らしかったです。
ツリーに飾ってあった小さなクッキーのオーナメント
も絵柄がとてもおしゃれで良かったです!!


お菓子好きな方ならケーキと名の付くお菓子の全てが
展示されているのでお勉強になるかと思います。
それも大変彩りより美しいケーキばかりです~☆
会場内には甘いバニラの香りが漂っていて、
ケーキを掴み取って食べてしまいたくなるほど
本物なのか色とりどり美味しそうなケーキで
埋め尽くされています。

テーブル・セッティングも豪華を極めていて
ちょっと夢の世界ですが、ベビー誕生の祝い
の席などもあって、それぞれが意味深いです。

沢山のお菓子を観たので、この後、ケーキセットを
二人で頂いてきました。

    Cakes04

フジ子姫は来月、お友達がいるカリブへ遊びに
行くとのこと。。どうぞ気をつけて、カリブ海の島を
楽しんでくださいね~☆

*図版はポスト・カードから構成部分などは
Fuji-tv Art NETさんから引用させて頂き
ました。 

 

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2006/09/20

☆ 『Floral Musée』 2歳です ☆

marcoledi, venti Settembre 2006,
sono le ventidue e ventisei.

               Vertical07_1
                  『冬、凍えたキューピッド』
                   ジャン・フランソワ・ミレー
             1865年


   本日、「Floral Musée」が誕生してから2年が
     経ちました。毎日、多くの方がご訪問くださって
     とても嬉しく思っております。

  鑑賞会も昨年の今頃から一年間で大小合わせて
    27回以上開催することができました。ご多忙中に
    ご解説してくださった先生方やご一緒に鑑賞して
    くださった皆様には心より御礼申し上げます。

  また、いつも何気にこのブログへ遊びにいらして
   下さって様子を見守ってくださっているブログ仲間の
   皆様も本当にありがとうございます。mixiで知り合い
   とても仲良くなった鑑賞会の皆様の友情にも改めて
   感謝いたします。これからも微力ながら細々とでも
   鑑賞会は続けて行きたいと思いますので、よろしく
   お願いいたします<(_ _)>

 先日、山梨県立美術館へ行ったときに、ミレーの作品
  『冬、凍えたキューピッド』を観て、ただ涙が自然に
  落ちてきました。キューピットが凍えているのを女性
  が家の中から優しく抱きかかえようとしています。
  後ろの男性の伸ばした手のなんと暖かい表情だった
  ことでしょう。とにかく、この絵の前に立ったときに、
  画家が描いていた何か魂のような物に触れた気が
  しました。

 ミレーの絵をまとまって観たのはこの時が始めて
  でしたが、静寂さの中に柔らかい人間の線と色の
  暖かみに私の心のどこかが反応してしまったようです。
  これからも絵を観続けて行こうと思います。3年目に
  向けてミレーの絵に出合えたことは素晴らしい収穫
  でした。

 来年のこの日まで、また皆さんと楽しくアートを語り
  合えたらと思います。今後もどうぞ、「Floral Musée

 をよろしくお願いしま~す(*- -)(*_ _)ペコリ

☆関連サイト
バルビゾン芸術の歴史と遺産 - 井出洋一郎氏
 (拙ブログ)
井出洋一郎が贈るミレー名品25選

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2006/09/19

北京故宮博物院展@高島屋

martedi, diciannove Settembre 2006,
sono le dieci e cinque di sera.

             Kokyu4_2
                慈禧太后 朝服像
         (じきたいこう ちょうふくぞう)

今朝、T氏が
「ちょっと忙しくて行けないので、良かったら
  行って見ませんか?Juliaさん好みじゃなさ
  そうだけど。。。」 
と言われて下のチケットを下さいました。早速、父も
好きそうなので、電話すると
「お~行こうか!最近のデパートも遅くまで開く様に
なって変わったなァ~!
」 
っていうことで、速攻決まり、会社の帰りがけに
高島屋の8階ホール前で待ち合わせました。


       Takashimaya_2
       清朝末期の宮廷芸術と文化
           
北京故宮博物院展   

確かにアジア系はもう一つ今までは興味が
なかったのですが、映画の「ラストエンペラー」
の壮大な場面が頭に残っていて、ラストエンペラー
として知られる宣統帝「溥儀」(ふぎ)とその前に
半世紀も中国の実権を握っていたとされる女帝
西太后「慈禧」 (じき)に関する展示とあっては
ちょっと興味が湧いてきます

中国が誇る北京故宮博物院は世界有数の博物館で、
1987年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
また、明・清両朝の宮城であった旧紫禁城内廷の
遺構をそのまま博物館として活用していることでも
知られています。
 これまで、同博物院の所蔵品による展覧会は
わが国でも数多く開催されてまいりましたが、今回は
同博物院の全面的な協力を得て、女帝・西太后と
ラストエンペラーとして有名な宣統帝溥儀の二人に
焦点をあてて構成します。西太后がまつりごとを行った
「垂簾聴政の間」の復元をはじめ衣装や宝飾品、溥儀が
愛用した自転車、眼鏡などゆかりの美術品や貴重な
資料約140件が並びます。

 映画やドラマ、小説などにたびたび取り上げられ、
日本でもよく知られている二人の足跡をたどるとともに、
宮廷内の生活の様子や当時の社会的背景なども
合わせて紹介します。清朝末期の宮廷芸術と文化に
触れるだけでなく、中国の近代史にも親しむことの
できる絶好の機会になるでしょう。


Kokyou3_2

      金明黄色綢繍彩雲龍紋夾朝袍

 

    Kokyu 
      明黄色綢繍彩雲龍紋夾朝袍
     

  ご覧のように、それぞれの晴れ舞台で着用
    する礼服が刺繍で豪華に色取り取りの模様が
    差してあって、とてもきれいでした~☆
  「龍」の顔が特徴が合ってそれが家紋のように
     どこかしらに描かれています。日本人の
     デザイナーの人たちもこの衣装からかなり
     ヒントを得ていたのではないでしょうか?

  いろいろな図柄があるのに、ゴテゴテした感じに
    ならずに不思議に調和していて、今観ても
    ファッションの先端のような感じ~?
  「慈禧」の纏足やアクセサリーに写真とその当時
    を思い起こさせる展示品で楽しめました。

  「溥儀」の乗っていたという自転車やテニスして
    いる写真まであってなんと現代的なのかと驚き
    ましたが、幼少期から数奇な運命を辿っていった
    「溥儀」の一生を垣間見ることができて面白かった
    です。

   豪華な「垂簾聴政の間」のセットが設置されていて
    なんとも王宮の贅沢な生活を間近に感じられます。
    「
ラストエンペラー」のDVDをもう一度見直してみたく
    なるような、なんだか映画のシーンがどうも頭に
    浮かんでくる展覧会でした。 

  ~~~~~~~~

  そのあと、父と京橋まで歩いて行って、昔から
     お蕎麦屋さんとして有名な「美々卯」へ入り
     天ぷらそばをご馳走になりました。昔ながらの
     太い梁がある日本家屋のような店内にいると
     日本人としてとても落ち着きますね!

        Mimiyu

  父も上記の展覧会を日本の歴史を振り返りながら
   楽しんで見ているようでした。  そして、父は以前
   山梨県立美術館でミレーの絵を観て、やはり
   感激したそうです~☆

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2006/09/18

山梨のハーブ園 (ナードアロマテラピー研修センター)

lunedi, il diciotto Settembre 2006,
sono le diechi meno quattro di sera.

       Cosmos_1
       道端のコスモスがとてもきれいでした~☆

先週の土曜日(16日)、台風の影響で行けるかどうか
前日まで分からない状態でしたが、当日は雨がパラっと
降っただけで、一日ハーブ園でオーガニック・ツアーを
楽しめました。研修センターは甲府の先の塩崎まで
特急「あずさ3号」に乗って行って参りました。


  Firm01
   
    甲府盆地を見下ろす山の上にある農園

ハーブ園といいましても日本でもいえ世界でも一番
ハーブの研究をしているという


   ナードアロマテラピー協会
      山梨研究・研修センター

という広大な敷地内にハーブが完全無農薬で生育されて
いまして、そのハーブを摘み取って、
水蒸気蒸留器でアロマ
オイルやウォーターまで作るというアロマの農場実習ツアー
へ参加して参りました。

  Dry_1
   摘み取ったハーブの実を乾燥させています

3年前に橋本先生宅で娘と二人で、アロマテラピーの
基礎を習って、アロマテラピー検定試験の1級から
アドバイザー資格まで一気に取得させて頂きました。
それからも、各ハーブの成分まで詳しくお習いして
いたのですが、私がアートの方へ次第に興味が
移ってしまいまして、以来、ソープ作りやこのような
イベントに時々参加だけさせて頂いております。

  Herbtea

 

 Tea_3

研究所の前にもハーブ園がありまして、そこで摘み取って
きたハーブで、生のハーブティーをいただきます。本当に
美味しくてやっぱり市販のとは全然違います!!

研究所の社長さんから当日の予定をレクチャーしていただき
早速、蒸留水作りの元であるユーカリの収穫から始めます。

    Teatree_1
       群生しているユーカリの若木

     Tree   
   刈り取ったユーカリの木
   
                                     Cut_1 
                  皆さんで葉だけ取ります

  Tank
  蒸留窯へ摘んだユーカリの葉を入れます

    Jyoryu
          蒸留システムの解説図 

             Water_1
            数時間後にポタポタと水滴に
                   なって落ちてきます。

 お昼から30分も車に乗って山の方にある農園へ行き
  ました。

   Firm02
   ここでもユーカリの木が元気に生育していました

   Firm03
      甲府盆地を見下ろす広大な農園

   Firm04
     右下にはラベンダー畑が見えます

何しろ、完全無農薬ですから、雑草取りが手作業なので
それが一番大変とのことでした。私も以前、草取りをした
ことがありましたが、3時間位で次の日に腰が抜けました。
開墾するときも2mも下の土を掘り返すそうです。そして、
ほとんどが以前は葡萄畑だったので、鉄線がどこかしらに
残っていてそれをグルグルと手で巻き上げて処理する
のにとてもご苦労がいるそうです。バラをこれからも
2000本以上植えるために開墾をしていくそうです。


ここでは、お弁当を食べて少しだけハーブを摘ませていた
だいていたら、雨がパラッと降ってきましたので、次の
ワイン・セラーへと向かいました。  

   Vine02
       敷島醸造  本格的なログ・ハウス

  上記の農園の近くで生育しているので、こちらもできる
  だけ農薬を使用しないので葡萄の量を少なめに生育させ
  ているという敷島醸造さんのワイン・セラーにお邪魔しました。
  何しろ、今回の参加者は30名位いたのか店内は一杯に
  なってしまいました。そして、ワインの試飲をたっぷりと
  おつまみ付きでさせて頂いて、皆さんも楽しそうにして
  いらっしゃいました。私もお土産で2本、購入したので
  送ればよかったのですが自宅まで持ち運んだら、それが
  結構、この山登り
(少し)とワインの重さで足腰がガクガクと
  してしまっています(^_^;


    Vine03_1

             Vone04  
            店内も絵を飾っていて素敵です~☆

 ここで栽培している葡萄を一人一パック、お土産で
  下さったのですが、やっぱり農薬を使っていないせいか
  市販のとは違って大変濃いお味で美味しかったです!!
  ワインも娘が一時、滞在していたカナダのケロウナ
  ワインに似ていて透明感がある飲み易いお味です。
 


  この後、研究所に帰って社長から世界中のオイルの
  農薬度を測定していることや、ナードの次なる戦略、
  フランスへ海外ハーブ研修の案内などお話いただき
  ました。あとは簡単なユーカリについてのレクチャーも
  あり盛り沢山な内容でした。社長さんはじめスタッフ
  の皆様、橋本先生、一日大変お世話になりまして、
  ありがとうございました<(_ _)> とてもリフレッシュできて
  無農薬のご苦労や美味しさなど様々のことが分かり
  ました~☆ 来年はバラ摘みを企画されているとの
  ことです。また、来年もぜひ参加させていただこうと
  思います~(^o^)

    Waters
   2本もハーブウォーターのお土産です

              Herb_1
    ローズヒップや摘んできたハーブの葉
      家でお茶にして頂いたらまた美味しかったです~♪

 この後は、私は一人で久しぶりに温泉宿に泊まりまして、
  次の日に山梨県立美術館へ行って参りました。それが
  とても良かったので、また後日、書けたらと思います。

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2006/09/15

山梨のハーブ園とミレー美術館へ

venerdi, quindici Settembre 2006
sono le undici ventidue.

                     
                    Vertical04_1      
                      「落ち穂拾い、夏」 ミレー

 明日はアロマの橋本先生のご引率の下、山梨県にある
  『
ナード・アロマテラピー協会』の研究・研修センターで
  広大なハーブ園のハーブを刈り込んで、 それを蒸留させ
  ハーブの蒸留水までを作る実験実習へ行って参ります。
 お天気は曇りのようですが、富士山が見れたら嬉しいです~☆

 そして、その夜は近くの温泉に一泊して、翌日は
  『山梨県立美術館』へ寄ってくるつもりです。一泊
  しようかどうしようか迷ったのですが、特別展で
  惹かれてしまいました。

 
巴里憧憬-エコール・ド・パリと日本の画家たち展

       Modigliani
       アメデオ・モディリアーニ
      「少女の肖像(ジャンヌ・ユゲット)」
          1917-18年 

    モディリアーニの絵にまた合えます~☆
    エコールド・パリの頃のシャガールやキスリング、
    そのほか、藤田嗣二、佐伯裕三など日本人画家
    も展示されているようです。まぁ~このモディリアーニと
   
常設のミレー、クロード・ロラン、クールベ、ドーヴィニ
    などの絵を観れるのがすごく楽しみですね~♪

                  Vertical05
                     「種をまく人」
                       ミレー

    ☆図版は、山梨県立美術館のHPからお借りしました。                     

 

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2006/09/13

『クリーブランド美術館展』 @森アーツ(II)-鑑賞会 No.21

先週の土曜日に見に参りました
 
 『
クリーブランド美術館展
     女性美の肖像 モネ、ルノワール、
                            モディリアーニ、ピカソ 』

(拙ブログIの続きを書いて見たいと思います。図版は
図録から解説も図録から引用させて頂いて自分なりの
感想を付け加えます。

本展は、女性の肖像画が多く占められていますが、第1章
から第5章まで19世紀末の印象派の成立から20世紀初頭
までの西洋近代美術の流れを概観できる構成となっています。

前回の続きから書こうと思ったのですが、第一章からまた
主要な作品などもご紹介がてら書いてみることにします。

第一章 モネ、ルノワール、ドガ: 印象派の時代

図録でも表紙になりましたこちらのルノワール
の女性画は大変美しいですね。

     Renoir 
       《ロメーヌ・ラコー》
  ピエール=オーギュウスト・ルノワール
          1864年

まだ、ルノワールが23歳の時、仲間の画学生だった
モネ、バジール、シスレーとともにフォンテーヌ・ブロー
の森で自然を前にして絵画制作を始めていた頃に
ラコー家からの注文で娘さんの肖像画を描いたそうです。
少女も聡明そうなきれいなお嬢さんですが、少女の目が
特に美しくて生きているかのようでした。全体的に淡い
色調が落ち着いている中で、利発そうな少女の強い視線
にややルノワールが押されているような気配さえ感じら

れる初々しい作品で素敵です~♪

第3章 ロダン: 近代彫刻のさきがけ

    Rodin_1 
      オーギュスト・ロダン
        《考える人》
        1880年頃

今年はロダンの彫刻と何度も出合う機会があって
”ロダン年”かしら?と思うほどです。西美で今年の春
『ロダンとカリエール展』(
拙感想文)で沢山の彫刻を
観たときは、男女の絡まったようなどちらかというと
愛情たっぷりな作品が多かったのですが、今回は、
青銅時代のりっぱな青年像といい、この《考える人》と
その他、愛情作品も一点含めて、計六点を男性的で
内面的な感情や思索的な表情を表す彫刻などが展示
してありました。

この《考える人》は部屋の中央に設置してあり、彫刻の
大きさがとてもよく見やすくて、このサイズが一番
《考える人》のポーズと体全体を見渡せるので、人間の
肉体美を存分に眺め回すことができます。《地獄の門》
の最上部に設置する予定だったこの考える像は、下の
部分のカオスを熟考しているそうです。

その他、《カレーの市民の一人、ピエール・ド・ヴィエッサン
の英雄的な頭部像》の頭部が巨大で驚くほどでしたが
悲しい苦悩の表情が観る者に伝わってくるような荒削りで
いて、人間の魂の叫びが奥底から聞こえてくるようでした。

第4章 ピカソ、ブラック、マグリット: 20世紀の前衛

     Picaso_1
    ケープを纏った《ジャンヌトン》
        パブロ・ピカソ
          1901年

1900年パリ万博のスペイン館で作品が選ばれたため、
ピカソは初めてパリに出ました。パリの雰囲気に触発
されたピカソは数ヶ月間、パリに滞在して、キャバレーや
娼婦館などを歩き回ったそうです。その頃、バルセロナや
マドリードで一緒に暮らしていたらしい女性像とのことです。
ベラスケスやゴヤ、スーラやシニャックなどの影響も見られ
豪快な筆づかいと絵の具を厚く塗って色彩で形態をつくり
だしているとのことです。ピカソが初めてみたパリの洒落た
雰囲気とスペインの肖像画のような伝統的な面も感じさせ、
ピカソの高揚とした気分が伝わってくるかのような明るい
作品でした。

     Modi
    
    《女の肖像》
     アメデオ・モディリアーニ
       1917-1918年頃

先日のBunkamuraで観たモディリアーニの《母と子》
拙記事)の素晴らしい作品の余韻がまだ残っているので
今回もこの美しい女性像の前でも、しばしうっとりと惹き込
まれておりました。図版だとなかなか実物の艶がかった
渋めの色や珍しく目の玉が描かれていて、その瞳もとても
透き通っていてきれいなのですが、ちょっと分かりにくいと
思いますが、こちらも本当に素晴らしい女性像でした。

娘に「この人は本当は彫刻家だったから、なんとなく
顔が立体的に浮き上がってみえるでしょう?」と
ちょっとは知っていることをいうと、
「へぇ~彫刻家だったの!!ホントー浮き上がってきたー!」
と少しは分かった様です~(^_^;

モディリアーニの隠れていたような絵画がこの一月の間に
2回も観ることができて、私も益々、モディリアーニ・ファンに
なりましたが、日本中の多くの人たちが今秋の展覧会で
もっとモジ・ファンになることは間違いナシ!でしょうね~☆

第5章 ミュンター、モンドリアン、ムーア: 北ヨーロッパの光

こちらは近代絵画が多かったですが、彫刻は面白い作品が
多かったですが、それほど印象に残る作品は少なかったように
思います。

「クリーブランド交響楽団は、米国でも水準が高い演奏をする。」
とT氏が教えてくださいました。このように素敵な絵を所蔵して
いるクリーブランド美術館を含めて、米国の都市の文化的な
高さを知ることができて良かったです~♪

11月26日(日)まで会期中は無休とのことです。そして、
チケットの代金ではいろいろな特典がありますので、
どうぞ
HPでご確認してぜひ、ご覧になってくださいませ。

           
 * * * *

そして、この美術展と合わせてお隣の『グランドハイアット東京』 
では、レストランなどでチケットを見せると10%割引になるという
お得情報をチラシで見ておりましたので、迷路のような六ヒル内
をグルグルと3人で目指すイタリアン・カフェ『
フィオレンティーナ
までお上りさん状態で歩いていきました。

       Black6white_1
         
混んでいたのでお店の外の椅子で座って待っていると、目の前
には顔の形があるのとないモノクロームのオブジェが設置して
あり面白かったです~☆

         Mango_2
          マンゴー・アイスクリーム

マンゴー・アイスクリームは生のマンゴーもくりぬいて
入っていたり、レモンをかけていただくと独特の臭みも
消えて最高に美味しかったです~ヾ(´ー`)ノ ムース・
マンゴーアイスのようで、これは大推薦です!!

       Matsuri_1 

お客さんは、芸能人まがいの美しい人たちもいたりで
六本木は本当にちょっと異次元の世界と眺め回して
いると、壁側では、スルスルとカーテンが上がるので
何事かと思ったら、町内会のお祭りで神輿を担いだ
外人さんも混じって賑やかでした。

初日でしたので、しっかりと2巡回もできてたっぷりと
素敵な名画に酔いしれて、最後はカフェで美味しい
スイーツをいただけました。KANさんはこの後も他の
鑑賞会があったのに、こちらまでご一緒して下さって
忙しい一日でしたが、本当にありがとう御座いました。
とてもいい初秋の半日をご一緒できましたね~ヾ(´ー`)ノ

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2006/09/11

☆ ニースからの聖母子 ☆

lunedi, il undici settembre 2006
sono le ventitre e trenta

   Madonna
                小椅子の聖母
          Raphael Santi  1514年 (部分)

本日、9月11日は、New Yorkで同時多発テロが起こって
から丸5年経った日です。mixiの友人登録している二人
の女性がこの日にちょうど遭遇されてしまったとの衝撃的
な日記を読んで、驚くとともにそれでも被害に遭われた
関係者の方々のご冥福を改めてお祈りいたします。

        Raffaello01
            《大公の聖母》
              1504年

 日曜日にニースから友人が一時帰国のため東京へ
  滞在されているので、ランチをご一緒しました。まだ
  生まれて6ヶ月しか立っていない小さな可愛らしい
  赤ちゃんを連れてきてくれました。友人は元々、スラー
  として美しい方でしたが、今回お会いした時は、大分、
  お母様の貫禄がついたようにふくよかになって
  会った瞬間、 ”母の笑顔”で輝いていました~☆

     Present_1
         - コルシカ島のお土産 -

 ご主人はコルシカ島の生まれなので、ナポレオンの
  血筋に近いお嬢様ですね~☆ 本当に可愛らしくて
  おとなしくて笑顔がチャーミング~☆ 最近、あまり
  赤ちゃんをダッコしていなかったので、ちょっと抱かせて
  頂いたら、もうかわいくてかわいくて~☆゜・。・゜★

 ラファエロの描く聖母子は、母性に近い優しさが
 
溢れ出ていると言われますが、友人もとてもいい
  お母様になられて幸せそうなので、二人を見て
  いたらラファエロの図像が浮かんできました。


        rapha_tenpi 
          
 《テンピのマドンナ》
              1508年

 母と子の姿がこのように美しく神々しいものだとは
  久しぶりに自分が子育てを離れてみて客観的に
  観ることができました。子供を一丁前にするまでは
  ある意味、日々格闘でもあります。私も本当に夢中
  で、2, 3年前まではお母さんをしていましたが、もう
  今では絵の方にシフト替えです...(^_^;
  画家の多くが宗教的な意味合いで聖母子像を描くこと
  が多いのでしょうが、家族の母子でも絵に描いて
  みたくなる気持ちがとてもよく分かりました。

 M子さん、暑い中、私にお会いしてくださって本当に
  ありがとうございました。久しぶりに赤ちゃんを抱か
  せて頂き、こちらまで幸福感を分けていただいて
  嬉しかったです~☆ 

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2006/09/10

『クリーブランド美術館展』 @森アーツ(I)-鑑賞会 No.21

domenica, il diechi settembre 2006,
sono le cinque e cinque.

          Catalog_2
        - 図録-(ルノワール 《ロメーヌ・ラコー》
                                                      美しい表紙)

モネの絵が3点も来るというので、大変楽しみにしていた

      クリーブランド美術館展

を森アーツセンターギャラリー(森タワー52F)まで、Visting Tour
からはKANさんがご一緒してくださいました。そして、いつもの

南翔饅頭店(ナンショウマントウテン)でランチをするというと
食いしん坊の娘がお休みなので着いてきました。

        Mochi        Brocory_1
       *もち米入り焼売*       *ブロッコリーの葉*

初日だったこともありましたが、館内は大変空いていて
いましたので、私たち3人でそれぞれの絵の前でじっくりと
立ち止まって大変贅沢な時間を過ごせました。今回は、
日本初公開の50点を含む、60点のみの展示でしたので、
会場はゆったりと各章毎に別れて絵の間隔も広く取ってあり、
フィリップス・コレクション展の時と同じような構成がされていて、
大変見やすく分かりやすい丁寧な展示となっていました。

どちらかというとアメリカ人好みの色彩が多かったようにも
見受けられましたが、印象派好きの人たちにはたまらない
ような優れた作品をみることができて幸せでした~☆
図録も今回は色もよく解説も詳しく書かれていたので、
購入することにしました。また、図版を図録から拝借して
自分の感想を交えながら、図録からも解説を引用させて
頂きます。

【1】 モネ、ルノワール、ドガ: 印象派の時代

    Mone01
             《春の花》
    Claude Monet  1864年


   このように地が黒というモネの絵は初めて
   観ました。まだ、印象派の様式に移る少し前
      の24歳頃の作品とのことです。様々なお花が
      それぞれに色彩豊かに、モネが戦地から帰って
      きて自然の美しさに再発見している感動が伝わ
      ってくる素晴らしい作品でした。観れば見るほど、
      モネの筆使いや絵の上手さに惚れ惚れとして
    きます~☆  KANさんと一緒にしばし見とれて

       おりました。
            

         Mone02_1
      《赤いスカーフ、モネ夫人の肖像》
        Claude Monet

      この作品を観ることをすごく楽しみにしていたので
   モネの最初の奥様、カミーユの表情をしっかりと
      確かめてきました。やはりこの作品が完成してから
      しばらくしてカミーユは亡くなったとのことですが、
      消え入りそうな彼女の哀しげな顔が雪の中で
      切なそうでした。余程この時の印象が強烈だったのか
      モネは生涯、この絵を手放さなかったとのことです。
      一見、華やかさがない色調ですが、ずーと観ていると
      窓枠のグレーと床の茶、雪景色のなんともいえない
      白の淡い表情とスカーフの赤の色がそれぞれ浮き
      立つかのように心の中に柔らかくその色々に包み
      込まれるようでした。 

         Mone03_1
      《アンティーブの庭師の家》
       Claude Monet  1888年

    
       3番目に展示してあった目の覚めるように明るい
       モネの絵です。晴天の日にモネが大変、気持ち
       良さそうに筆を動かしているのを感じられる安定
       した美しい風景画でした。空や雲を描く短いタッチ
       に勢いを感じるほどの印象派の様式を確立して
       自信がみなぎっていたようですね~♪

    モネの質の高い絵を3点も見れて、ものすごく
      幸せでした~☆ 

             

       Mane_3
          《ベルト・モリゾ》
         エドゥアール・マネ
           1869年頃

   娘がしばしジートこの絵の前で留まっていました。
       「すごくきれいな人!」と言って惹かれたようです。
       色調は暗めなのに、モリゾの華やかさが目立つ
       都会的な作品ですね~☆ コートの下の部分が
    マネにしては激しく荒削りだったのは彼女に対
       するただならぬ感情の表れでは?と思ったり。。

   Pisaro
         《ポントワーズの關門》
          カミーユ・ピサロ
            1872年

   
      ピサロがこのように水辺と空を明るく美しく描いて
      いる作品を始めてみました。とても穏やかな素敵
      な絵です! いつ観てもピサロの絵は心を落ちつ
      かせる鎮静作用があるような安定感を感じます。

【2】 セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン: 後期印象派    
   
   Cezane_3
           《小川》
         ポール・セザンヌ
          1895-1900年頃

   この部屋は、ゴーギャンが一枚とゴッホが2枚と
    このセザンヌ の絵が一枚の計4枚のみ展示されて
     絵の間隔もゆったり取られている贅沢な空間です。


   セザンヌは晩年近くには風景画を描いているそうで
     すが、上記のピサロと一緒に屋外にでていた頃を
     思わせる描写だそうです。あのモネからも尊敬を
     されていたセザンヌですが、孤高に閉じこもって
     静物画を描いていたのが晩年にこのような風景画
     を描いていたとは知りませんでした。しかし、タッチは
     印象派から離れて物の構造ごとに描いていますね。
     セザンヌにしては穏やかな風景画に惹かれました。

       Bonnard
            《デザート》
         ピエール・ボナール
            1920年頃

   KANさんは、ボナールがお好きのようで、
      「珍しくボナールの絵葉書があったから~!」と
      嬉しそうに言われて購入されていました。ボナール
      の最愛の妻、マルトが亡くなってからも40年以上
      立っても若く描いていたそうです。そして、中央に
      いる男性は、友人のルドンの息子さんでやはり、
      4年前に亡くなっているそうです。不思議な絵ですが
      ボナールの心の中に二人のことが永遠に残っている
      のでしょうね。

ブログ容量(記事内)がこれで一杯近くなってきたので、
この辺で第一部は終了いたします。また、近いうちに
ロダンやその他、モディリアーニと、この後に3人でお茶
をした「グランドハイアット東京」の模様をお届けします~♪

続きは、こちらから宜しかったら、どうぞ→II

        

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2006/09/06

三越美術空間 - 「ロダン展」&「小川長楽展」 

Mercoledi, il sei Settember 2006
sono le sette e quaranta di sera

         Rodin_2
         『兜をつけたバラス』
             ブロンズ
        © musee Rodin

昨夜、三嶋哲也氏の油絵展を観たついでに同じ
6Fの「
三越美術空間」にある『特選画廊』では、
ちょうど、『オーギュスト・ロダン展』と『小川長楽展』
(9/5-9/11)を開催していたので観て参りました。

       09_05
       「三つの徳の女神たち」
           ブロンズ
        24.0×15.5×高さ28.7cm
          © musee Rodin

        (photo Jean de Calan)(HP)

 カミーユの作品を先月、観たばかりでしたので
   娘にも「この作品を造った人がカミーユの師匠で
   ロダンていうのよ。」とカミーユの作品を絵葉書で
   見せたときにショックに感じたらしいので、ロダン
   の作品には興味を持って観ていました。

   本展では、ブロンズ小品20点が展示されていました。
   小さいながらやはりロダンの手にかかると女性達の
   姿形がとても美しくて、娘は「うずくまっている女性」が
   一番
よかったと言っておりました。カミーユかどうかは
   わかりませんが、腕がなく、膝を下について前かがみ
   になっている女性が哀しそうでした。

  ロダンの作品を見ていると人間の肉体美がきれいなことと
   何かを思いつめたり考えたりと人間的な思索などが内面から
   滲み出してくるようで魅力的ですね。先日のカミーユの作品
   を見てから、ちょっと憎らしく思うロダンですが、さすがに
   小品ながら素晴らしい物を感じました。

     
            
---------------------



      Choraku

  お隣りの部屋では、『小川長楽展』を開催していて
    楽焼の美しい茶碗が展示してありました。とても
    暖かい色合いで窯の炎を感じさせるようで原色に
    近いのでしょうか? お茶の試飲コーナーも設営
    されていて本格的です。茶器やお皿などどれも
    これも目が飛び出すほどお高いですが、それだけ
    選りすぐっているのか、一つ一つが輝いて動き出し
    そうな力強い作品が多かったです~♪

昭和22年京都市生まれ。小川家の三代目として
精力的に活躍。伝統の楽焼の世界にあり現代感覚
を巧みに取り入れ作品を制作されています。
開窯100周年記念となる本展では、「高台寺三十六歌仙」
の歌見立作品を中心に茶碗、水指、花入など新作を
一堂に展覧いたします。


西洋と東洋の名品をみることができて、さすが三越の美術
部門は格調が高いですね~☆ そのほか、本館7階では
バレリーナなど一瞬の動きを捉えて描くことで有名な
ロバート・ハインデル」展が催されていました。いずれも
無料でちょっとした小美術館巡りをしているようで、会社
帰りにでも寄ってみると気分が良くなるかも知れません♪

    

続きを読む "三越美術空間 - 「ロダン展」&「小川長楽展」 "

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2006/09/05

三嶋 哲也 油絵展@三越本館 美術サロン

martedi, il cinque Settembre 2006,
sono le nove e venticinque.

  Dm_3
        三嶋 哲也氏 油絵展 三越本店6階 美術サロン

 mixiには様々なアーティストの方がいらっしゃるのですが、
  『足跡』で三嶋さんが私のページにご訪問して下さるのが
 分かりまして、三越で個展をされるとのこと、早速、本日が
  初日ということで、三越の新館(F&M)に勤めている娘と
  待ち合わせて、観て参りました。

 お写真からもイケメン画家さんと分かるのですが、最初は
  私も恥かしくてご挨拶しなかったのですが、背がスラーと
  高くてとても素敵な方でした~。・:*:・♪☆☆♪。・☆

 
  とにかく、絵をグルッと一周して鑑賞しましたが、とても
  質感が麗しくて、果物やお花が活き活きと生々しいと
  いうのか、葡萄など取って食べてしまいたくなる位の
  色艶といい新鮮さではじけています~☆ グラスの輝きも
  まるで本物のようです~♪

 恥かしいけれど、思い切ってお声がけしてみました。
  私はちょっと声が小さいので聞き取りにくかったのか
  すごくテレ屋さんなのか、あまりおしゃべりが噛み
  合わなくて申し訳ありませんでした<(_ _)>

 でも、娘や私を見る視線の強さはやはり物を描いている
  人の持つ鋭さを感じました。きっと物体をありのままに
  描くという写実性に優れているので、対象物をご自分の
  目で確認するというのでしょうか。。それは凡人にない
  ような野生的な鋭い視線をお持ちでした。

  前職は報道室があったので、沢山のカメラマンの人たちと
  すれ違うことが多かったのですが、彼らの視線も獲物を
  捉えるようにキラッキラッ☆と個人は目立たないのですが、
  目つきの鋭さは感じていたので、どちらかというとカメラマン的
  目線を三嶋氏もされているのかもしれません。

 これからの時期、果物が美味しくなりますが、その前に
  三嶋氏の美味しそうな果物の絵も見に来てみませんか?
  11日(月)は午後4時30分までですが、イケメン画家さんは
  各日サロンにいらしているそうです。女性に人気が出そうな
  勢いのある作品ともにご本人も超素敵です~☆

■三嶋氏関係のサイトです。
☆公式HP 三嶋哲也 Works of OIL painting

http://mishima.main.jp/
動画

http://www.artis-web.jp/mishima/moviediary.htm 

■受賞
米国、第2回インターナショナルARCサロンコンペティション
(写実的な絵画のみによる30カ国1500のエントリー)にて、
静物画部門でHonorable Mention受賞、

http://www.artrenewal.org/articles/2005/Salon/winners3.asp#Still%20Life
および人物画部門で ファイナリストに選ばれました。
http://www.artrenewal.org/articles/2005/Salon/winners4.asp

◆日本橋三越本店本館6階美術サロンにて個展を開催します。
会期/2006年9月5日(火)~11日(月)
営業時間 午前10時~午後7時30分
最終日は午後4時30分閉場
DM画像アップしました。
http://mishima.main.jp/dm.html
三越美術空間 
http://www.mitsukoshi.co.jp/art/schedule.html


 

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2006/09/04

Presents from Germany & France

lunedi, il quattro Settembre
sono le dieci e uno di sera

    Boshi_1

土曜日に、モディリアーニの《母と子》の絵を観たら
聖母子像が見てみたくなりました。そして、今日、
帰宅してみると、ドイツ在住の
Seedsbookさんから上記
の絵葉書が届いていたので嬉しかったです。
Kloster Knechtsteden
(Dormagen)という古くからの大聖堂が
ある所でしょうか。。多分、この
サイトかと?
追記: Seedsbookさんより
     春になるとアスパラガスの美味しい農家が近所に
      沢山あリます。(笑))



7月にSeedsbookさんの「アーティストユニット flugsamen展
を観にいきまして、楽しいひと時を過ごしました。その時の
お礼状のようでした。本当にご丁寧にありがとうございます。
Seedsbookさん、こちらこそ素敵な時間を過ごさせて頂いて
とても楽しかったです~☆ また、今度はゆっくりとお食事など
できるといいですね~☆ Lapisさんたちとご一緒に~(*'ー'*)♪

        ~~~~~~~~~~~

     Poulard_1
    ~ Mere Poulard ~ Mont Saint Michel

 会社でお隣りに座っていらっしゃるナッチーさんが
  パリへ夏休みに行かれて、モンサンミッシェルまで
  バス・ツアーで行かれたそうです。そこには有名な
  オムレツのレストラン『
La Mere Poulard 』がある
  そうですが、そこのお土産のクッキーです。バターが多めで
  表面にちょっと塩味を効かせて美味しいです~☆
 ナッチーさん、フランスの旅を満喫されてよかったです~♪

 ドイツとフランスからの素敵なプレゼントでなんとなく
  ヨーロッパの香りを楽しめて幸せな一日でした~(゚-^*)ノ 

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2006/09/03

■『ピカソとモディリアーニの時代』 @Bunkamura - 鑑賞会No.20

domenica, il tre Settembre 2006,
sono le dieci e trentasei.

        Mogi_2

昨日が初日の渋谷、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の

 『リール近代美術館所蔵 ピカソとモディリアーニの時代』

を芸術散歩の
とらさんとご一緒に観て参りました。19世紀末から
20世紀初頭の近代絵画が中心でしたので、正直な所、あまり
期待はしていなかったのですが、モディリアーニの油絵が6点と
素描が6点の計12枚を「モディリアーニの部屋」となって展示して
おりましたので、中央の椅子に座って、チラシの図版の《母と子》
を前に贅沢な時間を過ごせたことが一番良かったです~☆

ピカソとブラックのキュビズムの絵画が数点、会場に入った所
に展示してありますが、少々、この断面画が苦手です。二人の
色彩が驚くほど似ていたので、かなり影響し合っていたのでしょう。
とらさんも、『このように描いて、本人達は幸せだったかなぁ~?』
と仰っていましたが、本当に無理に物を崩しているように思えて
なりません。。モディリアーニはこの頃、このようなキュビズムの
影響が多大に出ていたモンパルナスでピカソたちと同時期に絵を
描いていたわけですが、あまり影響されなかったようですね。。
今回は、そのモディリアーニについて絞って書いて見たいと思います。

モディリアーニは皆様もご存知のように映画になっても大ヒット
するくらいドラマティックな短い人生を送っています。今回、
モディリアーニを見るに当たって、下記の本を読んで予習して
行きました。

  Takanasi
 西欧絵画の近代―ロマン主義から世紀末まで
  高階 秀爾

 内容(「MARC」データベースより)
ロマン主義、象徴派、印象派等、様々な主張を持って
生まれた近代芸術の方法。芸術家達は、どのように時代
を生き、思潮や手法を生みだしたのか。近代の本質を
探り新しい視座から作家と作品を論ずる躍動の美術史。

高橋氏はモディリアーニをご研究されていたのか、48ページ
ほどの長文で図版を交えて解説されていました。こちらで、
今まで知らなかったモディリアーニの絵画が確立するまでの
流れがとてもよく理解できるように書かれていたので、今回
モディリアーニの絵を実際に観て、彼の絵がいつもより理解
できたように感じました。

こちらのご本などからも少し引用させていただいて、自分
なりにモディリアーニついて、述べさせていただきます。

 『赤毛の少年』 1919年    Mother_1                

モディリアーニが彫刻家を最初
目指して、パリへ22歳の時に
来たことも有名ですが、その当時は
とらさんが教えてくださいましたが、
とても真面目な青年だったそうです。

体も小さい頃から弱くて、15歳の時に
学校の方は放棄してしまい、好きな
美術に集中するようになって、静養も
かねてナポリに治療にでたり、ローマ
やフィレンチェやヴェネチアなどの教会、
美術館などを見て回ったりしています。
そして、フィレンチェやヴェネチアの
美術学校で伝統的な絵画技法をパリに
でるまで4年間ほどきちんと学んでいたようです。

1907年頃、上記のとおり対象を解体するようなキュビズム、印象派、
フォーヴィズム、未来派、抽象主義といった様々な様式や造形上の
変化が展開された時代でしたが、モディリアーニはどちらかというと
異邦人画家という枠『エコールド・パリ』の一員と見なされはしましたが、
彼は、「ピカソの一党」にも加わらずに、どちらかというと彼独自の
「人間表現」を追及していったようです。

絵画に3年間ほど集中したあとは、1913年頃までモンパルナスに
移り住んで、人間の頭部を中心とした石彫を制作していたそうです。
石彫は、最初に頭にイメージしてからでないと、形を彫ることができ
ないので、この頃に、多くの石彫のためのデッサンをして、鋭い鉛筆
の線で物の造形を描く訓練をしていたようです。その彫像というのも
偶像に近い人間を通り越した神を創造したかったとのことです。

青年の時に鑑賞したイタリア各地のルネッサンスの人間中心主義を
絵画の上であくまでも貫きとおすように、1914年からまた絵画に戻っ
たときから、風景画はほとんどなく人間の主に上半身を描いて、
その人物の内面性も鋭く表しているとのことです。そして、上記の
彫像のためのデッサン方法が生かされて、絵画でもデッサンするとき
にも細い鉛筆の線でスーと一本の線で正確に造形的に描いてしまい
ます。モディリアーニの絵を真鷹で判断するときもこのデッサンの線で
見極められるそうです。題名は分からないのですが、女性の横顔が
端正に美しい鉛筆の線で描かれていて、とらさんと見惚れてしまう
程でした。

     Mother_child_2
         『母と子』   1919年

晩年に近く描いた『母と子』は素晴らしい作品で
母親のジャンヌの表情はあまり幸せそうでは
ありませんが、しっかりと腕に抱いた娘のジャンヌ
とともにとても真摯な気持ちでまるで聖母子像のように
美しく仕上げています。

小さい頃から体が弱くてパリへ来ても不安からか
お酒や薬などに手を出して、自らの死を早めて
しまったモディリアーニですが、このように最後は
生涯の伴侶を得て安らぎを手にする一歩手前で
したのに、さぞや無念だったことでしょう。

自分の肉体は滅びていくのに、それでも人間を描くことを
止めなかった芸術家としてのモディリアーニをしっかりと
感じさせてくれる素晴らしい絵を観れて心からよかった、
と思えました。

☆とらさんが早速、全体を含めて感想を書かれています。
そういえば、1Fのギャラリーで「
万華鏡展」も煌びやかな
アートの世界を覗けて楽しかったです~☆

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