『ルーヴル美術館展』@藝大美術館 - 鑑賞会 No.15
『ルーヴル美術館展』
古代ギリシャ芸術・神々の遺産
昨日、藝大美術館で、池上先生と中村先生のご引率の下、
上記の展覧会を鑑賞して参りました。さすがに、「ルーヴル」
と名がつくとわが鑑賞会メンバーの参加者数も13名の方々
がいらして下さいました。お暑い中、お疲れ様でした<(_ _)>
今回、ご一緒してくださった方々です。それぞれの方のHPや
ブログへリンクを張らせていただきました。
とらさん、Takさんご夫妻、Toshi館長ご夫妻、Nikkiさん、
ミズシーさん、イッセーさん、スイートピーさん、KANさん、
みゆきさん、チュミさんです。
池上先生のブログでも、ぜひご参考にされてくださいませ。
今年一番、この美術展を楽しみにしておりましたので
上記チラシの《アルルのヴィーナス》などギリシャ彫刻を
楽しもうと意気盛んに出かけました。が。。しかし、美術館に
着いてみると、もう行列が。。もしかして、入場制限~?
そして、私達で10人以上で大学生と他校の生徒さんも20人以上、
いらしたでしょうか?暑い中、先生をぐるっと囲んでチケットも
今回頂くことができまして、本当にありがとうございました<(_ _)>
入るまでも10分位、並んだでしょうか?17日(土)に始まった
ばかりというのに会場内に入っても、すごい混雑でした(/_ ;)
今回は、池上先生とギリシャ美術ご専門の中村るい氏が
ご引率してくださって、作品のご説明をしていただきましたが、
何しろ、他にもすごい鑑賞者の方々であまり、ゆっくりと拝聴
することができずで、とても残念でした。せっかくの美しい
ギリシャ彫刻と静かに対話することを夢見ていましたが、
それも敵わずに。。。
ただ、今回、私が、一目惚れをした女神像は、出品番号
130番の プラクトシテレス作、 《アフロディテ頭部》でした。
中村先生が、「左から見ると少し口を開いて微笑んでいる
ように見えますが、右からみると高貴に凛々しいお顔に
見えます。」と仰っていたとおりにぐる~と見回すと違いが
分かって素敵でした~♪ 思わず、美しさで軽くスケッチを
してしまいましたが、絵だとそんな風に思わないのに、
何十年前かに、ブルータスやアポロの石膏を見ながら
デッサンを描いていたのを体の方が先に反応したようで
面白かったです。
なんと言いましても完成した美というものは、2000年以上の
時を経過しましても完璧な造形美で、人々の心を魅了して
止まないものですね。頭部だけでしたが、《アルルのヴィーナス》
より美しく感じました。中村先生もこの作品は、「素晴らしい作品
なので、もうルーヴル美術館に戻ったら出ることはないでしょう。」
とご説明されていました。
混雑はしていましたが、ギリシャ彫刻の持つ力強い圧倒される
ような造形美に、神々の神々しい光を浴びたような強いインパクト
を感じております。また、ゆっくりと鑑賞したくなります。
小品ながら、素晴らしい完成されたブロンズ像でした。
ヘレニズム時代に造られたそうですが、これだけでも
感動してしまうほとの女神様でした。
~~~~~~~~~~~~~~
今日は少し、ギリシャ神話についてのご本をおとなしく
家で読み返して、女神について調べてみることにしました。
ギリシア神話 -神々と英雄に出会う 中公新書 (1798)
西村 賀子 (著)
前4000年紀以降、 黒海沿岸地域のインド=ヨーロッパ
言語を話す人々が、気象条件の変化や人口変動などで
南下し始めて、前2000年紀辺りから3度にわたって
エーゲ海海域に押し寄せてきたが、そこにはすでに
ギリシャ語とは異なる言語を持つ先住民が居住していて、
生と死をつかさどる大女信を信仰の中心に据えていた。
大女神信仰の痕跡は、ギリシャにも残っている。
外来の宗教はゼウスを神界の玉座に据えたとはいえ、
根強い旧来の女神崇拝を完全に駆逐できなかった
ため、先住民と侵略民の宗教的衝突は、新しい神を
上位に、そして古くからの女神を下位に置くという形で
最終的に融合した。具体的には、家父長制の家族形態
を擬し、古くからの女神たちを新米の男性陣の配偶者
や姉妹や娘とする系譜が編成されたのである。
~~~~~~~~~
鑑賞会でご一緒したミズシーさんがとても素敵な感想を
書いていらっしゃいましたので、転用させていただきます。
古代ギリシアでは人々の祈りの対象だった神像。
それが本来のあるべき場所から、遠くフランスに行き、
そして日本へ。
少し感傷的になりながら展示品を見ていました。作品の中には愛と美の女神アフロディテの彫像が
多くあった。 ヘパイストスの妻でありながら、軍神アレスと
不倫関係にあった惚れっぽく情熱的な女神。自ら作ったアフロディテの彫像に恋するあまり、
寝食を忘れてしまったピュグマリオンのような
彫刻家が古代ギリシアには多くいたに違いない。鼻を失い、腕を失い、頭を失い。。。
2500年の時を超え、ギリシアからフランス、そして
日本へと、長い旅路を歩んできた流浪の女神は
現代の我々に何を見、何を想うのか。。。
written by ミズシー氏
《サモトラのニケ》
taken by Julia at Louvre
*こちらは今回、出展されていません
(以前、ニケについて拙ブログでも記事を書きました)
壮大な女神の流れを汲み取って美しい詩を書き上げた
詩人のミズシー氏。お仕事も大変そうですが、どうぞ
いつまでもこのような叙情詩人でいらしてくださいね~☆池上先生、中村先生も大勢の観客の中、私たちまで
いろいろとご指導いただきまして、ありがとうございました。
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コメント
かなり良さそうですね!
ぼくも早く行こうっと!
投稿: すた | 2006/06/26 09:33
Juliaさんこんにちは!
やっぱり混んでいるんですね・・・
私もなんとかして行こうと思います!
もう他の展覧会では見られないかもしれない、
Juliaさんが一目ぼれした作品、見てみたいですね。
先日のお食事会の様子、画像をメールで送って頂いてありがとうございました。
お返事が出来ずに申し訳ありません。汗
遅くなりましたが、お礼申し上げます。
投稿: koji | 2006/06/26 17:45
Juliaさん、今回もセッティングお疲れ様でした。
人の多さがちょっと大変でしたが、理想的なメンバーに理想的な講師と素晴らしい一日でした。
それにしても背景の物語あり、様式の変遷あり、時代背景ありと勉強することには事欠きませんねぇ(^^;;
投稿: Nikki | 2006/06/26 21:51
>すたさん
そうそう~スタッスタッと早足でね~☆
すたさんのお好きそうな3Dのヴィーナスも素敵でした(^o^)
>Kojiさん
コメント、ありがとう~☆
>私もなんとかして行こうと思います!
もう他の展覧会では見られないかもしれない、
>Juliaさんが一目ぼれした作品、見てみたいですね。
ええ~!ぜひいらしてくださいね~!
まだ、平日に行かれるようならその方がいいかもです。。
一目惚れしたサイトが別にあるので、あとでメールしますね(^_-)-☆
>先日のお食事会の様子、画像をメールで送って頂いてありがとうございました
いえいえ。。Kojiさんがお食事を分析した文章に脱帽です。
家の娘も、パンやケーキを食べると大体、何が入っているのか分かるらしくって、ブツブツ言いながら食べていますよ~☆
調理師の免許、受かるといいですね!
>Nikkiさん
>Juliaさん、今回もセッティングお疲れ様でした。
は~い、こちらこそいつも貴公子さんがいらっしゃると華やぎますわ~ぁ~☆
>人の多さがちょっと大変でしたが、理想的なメンバーに理想的な講師と素晴らしい一日でした。
パチッ☆-(^ー'*)(,_,*)ウンウン♪ 最高の一日でした~(≧∇≦)
>それにしても背景の物語あり、様式の変遷あり、時代背景ありと勉強することには事欠きませんねぇ(^^;;
Nikkiさんに教えていただいた「ギリシャ物語」の本を引っ張り出して読んでいました。ココログの調子が悪くって、もっとなが~く書いたのに途中で消えたからもう~プンッって感じでしたよぉ~(-"-)
投稿: Julia | 2006/06/26 22:29
Juliaさん、とても良かったと思いました。
それからこちらの勉強不足を思い知らされました。
悪戦苦闘してレポを書きました。
投稿: とら | 2006/06/27 00:22
とらさん
細かい所まで中村先生のお話をまとめてくださって
ありがとう御座いました。また、じっくりとそれを
拝見してお勉強させていただきます(*- -)(*_ _)ペコリ
ギリシャについては、私達はあまり知識がないので
レポートを書くって言っても何を書いていいやら。。
本当に悪戦苦闘しますね~。
いろいろとお疲れ様で御座いました
投稿: Julia | 2006/06/27 00:43
こんばんは。
ご無沙汰しております。
折角私の文章を掲載して頂いたのに、御礼が遅くなりまして
申し訳ありませんでした。
「詩」と言うようなレベルの文章ではありません。
お恥ずかしい限りです。
暑い日々が続きますが、お身体ご自愛ください。
投稿: ミズシー | 2006/07/17 23:07
ミズシーさん
コメントありがとうございます。
お仕事、お忙しそうですね。。
ミズシーさんはハウステンボスへ行かれたようですね~♪
私も明後日から両親と一緒に行って参ります。
ヴェネチアのような水の都のようで楽しみにしています~☆
また、ツアーでもお気軽にご参加くださいませ。
投稿: Julia | 2006/07/18 21:02
こんばんは。
残念ながら長崎市内しか見ることができませんでした。
ハウステンボスは長崎よりも佐世保に近いと思います。
地元のかたもお薦めしていたので、楽しめると思います。
丘の上から眺める長崎港は素敵なものでした。
もしお時間があれば長崎にもお立ち寄りください。
とても穏やかな街です。
それではご両親と素敵な時間をお過ごしください。
良い旅になることをお祈りいたします。
投稿: ミズシー | 2006/07/19 23:00
ミズシーさん
昨夜遅く、長崎から帰って参りました~☆
ハウステンボスも一歩、園内に踏み込むと
そこはオランダの街を模倣したヨーロッパ的な
街並みが目の前に広がっていたので感激でした!!
>丘の上から眺める長崎港は素敵なものでした。
もしお時間があれば長崎にもお立ち寄りください。
仰るとおり、長崎港は絵になるような独特の港ですね。
長崎はグラバー亭や大浦天主堂、原爆平和公園など
お決まりのコースでしたが、グルッとバスツアーで
回って参りました。
>それではご両親と素敵な時間をお過ごしください。
良い旅になることをお祈りいたします。
ありがとうございます。旅先前にチラッとミズシーさんの
お優しいコメントを読んでとても嬉しかったです。
雨ばかりでしたが、お陰さまで両親といい思い出
旅行ができました。
秋には、鑑賞会で一泊ツアーもして見たいですね~☆
投稿: Julia | 2006/07/23 11:28