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2006/05/17

「ロダンとカリエール展」 2回目

 Rodincarrie_1

連休中に、「ロダンとカリエール展」を2回目(一回目
ですが、観に行って参りました。最初は、どちらかと
いうとカリエールの絵画に目を奪われておりましたが、
今回はロダンの彫刻をじっくりと見ることにしました。

            Loden 
             『永遠の偶像』 ロダン

ロダンの出展品はどちらかというと「愛」と「友情」が
テーマだったと思いますが、人間の本質的な内面性を
人間の肉体を通して表情豊かに彫刻として表現した、
ということが今回はよく理解できました。

この展覧会のテーマであるカリエールとの友情に
ついてはあまり考えずに観ていると、ロダンの彫刻
には柔らかい手の温もりが感じるような作品が多く、
何か魂の叫びがその中から聞こえてくるようでした。

ロダンの若い頃に、お姉さまが病死で亡くなってかなり
絶望感から一時は修道院へ入ったほどでしたが、そこで
出会った神父の助けにより、彫刻家として生きる道を見

すことになったそうです(
毎日新聞)。それは、象徴主義
のモローが妹さんを失くした時も嘆いたように、肉親の死と
いうものを幼くして体験してしまったことが二人とも内面の
世界を表現する作家になったことを改めて知りました。


展覧会の作品は、写真を撮れませんが、西洋美術館の
中庭の彫刻をいくつか撮って参りました。こうして、ロダン
の作品をじっくりと展覧会場で観た後に、改めて、中庭に
いくつも設置してあるロダンの彫刻を観ると、今まで気が
つかなかったのですが、力強い作品であると共に人間と
いうものが持つ複雑な感情を彫刻として表現したかった
ロダンの思いが伝わってくるのを感じました。

   Girl_1  Jigoku
       《エヴァ》1881年頃    《地獄の門》1880-1917

ロダンの愛人だった『カミーユ・クローデル』の展覧会が
府中美術館で7月23日(日)から8月20日(日)の真夏の
期間に開催されるようです。題名もすごいです!
世紀末パリに生きた天才女性彫刻家
こちらも観に行くことが楽しみです!!

  

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コメント

Jennyたちが、府中で表情豊かを彫刻したはずだったの。


投稿: BlogPetのJenny | 2006/05/17 10:14

こんばんは!
ようやくNYより帰ってまいりました♪
ロダンの作品はメトロポリタンにけっこうな数が展示されていました。
力強さと人間の複雑な心理が滲み出すような、
そんなイメージを沸かさせてくれたように思います。

またおいおいNYレポートもアップしていきますので、
お時間のあるときにでも覗いていただければ幸いです♪

投稿: koji | 2006/05/18 00:29

Kojiさん

ご結婚、本当におめでとう御座いました。
そして無事のお帰り、何よりでした。

早速、NYをアップされていますが、とても
充実した旅を過ごされたのがすぐに分かりました(*^-゚)v♪

私も初めてロダンの作品をMETで観て感激したことがあります。でも、今回、じっくりと展覧会を通してみてロダンの作品を少しでも理解できたことをこの展覧会を開催してくださった方々にお礼の言葉を述べたいほどです。

ロダンの奏でるような愛で満ち満ちたハネムーンでは
なかったでしょうか~♡ Koji様ご夫婦の末永いを
お幸せを祈っております。

投稿: Julia | 2006/05/18 00:46

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