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2006年4月

2006/04/30

『ポンペイの輝き』@Bunkamura - 鑑賞会No.9

渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアムで開催している

     『ポンペイの輝き』展

を初日の4月28日(金)に「Visiting Tour Club」
の企画として、
とらさんNikkiさん、すたさん(HP)と
ご一緒して参りました。(それぞれのレビューに
リンクさせて頂きました)

    Catalog
       少し小さめのカタログ

2000年前の遺跡をロマンを感じながら観に行きましょう!
と初日に意気揚々と鑑賞しようとしたのですが、それは大変
な間違いで、ヴェスヴィオス山から灰を被って埋没した都市
の遺品や遺骸を観ていくうちに、これはとてもひどい悲劇に
見舞われた事実として胸に迫ってくるものがありました。

昨年でしたか、いつもこちらに登場するT氏が一冊の文庫本
を下さったことがありました。それは。。

   Morimoto  Back
   驚異の世界史 血ぬられた神話―古代地中海   
        文春文庫―ビジュアル版
     森本 哲郎 (編集)

 少し怖い題名ですが、この本は、
  『NHK文化シリーズ歴史と文明 埋もれた古代都市』
 から編集された本で、クレタ、ミケーネ、ポンペイの
  章から構成されて、それぞれご専門家の方と森本氏が
  インタビューされた形式で書かれています。そして、
  『大噴火に消えた街 ポンペイAD79』の章のご専門家は、
  今回のBunkamura『ポンペイの輝き』展をご監修された
   国立西洋美術館館長 
青柳正規氏でしたので、詳細に
   亘りポンペイについて語られていて、ポンペイについては
  その時からも大変興味深く感じておりました。


   図版と解説は、図録とHPからご紹介させて頂きます。  

  Bunkamuraの会場に入った途端に中が暗くて、いつもの
  雰囲気とガラッと違って何か緊張感が走り、普段のような
  美術館賞ではないことを感じ取られると思います。ポンペイ
  を含む周辺の4都市に分かれて構成されています。

 I. エルコラーノ/Herculaneum 

Hera_4 地中海を望む保養地エルコラーノ 
かつてはギリシア神話の英雄
ヘラクレスによって築かれた都市として、
ヘラクラネウムと呼ばれていたエルコラーノ。
風光明媚なこの保養地には、ローマ貴族や
裕福層が別荘を構えていた。(
HPより)

エルコラーラはヴェスヴィオス山から西へ
わずかに7kmしか離れていないために、
サージ(高温ガス)からの影響で、海に
船で逃げようとしていた300人の人たちを
襲ったそうです。そして続いて、サージと
火砕流が4回起こり、23mの火山放出物
の堆積の下に都市は埋没してしまいました。

左の美しい像が正面に設置されていて
それだけで息を呑むほどの美しい
ギリシャ彫刻のようでした。


『ヘラ像/Mable statue of Hera』
パピルス荘
(SAP inv.81595)

  海岸の船倉庫内に逃げ遅れた32人の遺骸の
  (大人20人、若者3人、子供2人、幼児7人)
  型取りされて展示されています。これを観るだけ
  で悲劇の大きさを感じて胸が詰まります。

 その犠牲者が身に付けていた宝飾品なども
  きれいに展示されていてその技術の高さにも
  この時点で現在の宝石店を覗いているのと
  同じような精巧で煌びやかな宝石に見
とれて
  しまうほどです。

II. オプロンティス/Oplontis

ここは、ポンペイから5キロ離れた現在の
トッレ・アンウツイィアータ市にあたるそうです。
大きなな二つの別荘が掘り起こされて、1つは
豪華な邸宅で、所有主は皇帝ネロの2番目
の妻が住んでいて、もう一つは豪商の
ルキウス・クラッシウス・テルティウスであろう
とのことです。そのテルティウス所有の別荘
には、避難者が逃げ込んだのですが、74人が
犠牲となったそうです。

見事なヘレニズム装飾された大きな金庫(幅140cm)
が展示されていました。そして、ここでの貴金属も
金製品で細かいチェーンで造られたネックレスなど
美しかったです。金とエメラルドを交互に繋いだ
首飾りが当時の流行だったようですね

III. テルユィーニョ/Terzigno

ヴェスビィオス山の南東斜面の区域で、古代は
ポンペイの最も北側の郊外に位置していました。
ブドウ畑が広がっていたようで、畑で作業してい
た農民は火山の轟音のために恐れをなして
ポンペイに非難したり、近くの沿岸に逃げようと
したそうです。火山から近いため、第2波のサージが
起こるまで逃げなかった人々はほぼ即死し、この都市
のすべては破壊されたそうです。

   Ter_02_1
     《葉飾りが付いた首飾り》 金 葉の長さ1cm
            テルツィーニョ 別荘2出土
        1世紀半ば ポンペイ考古学監督局蔵

  葉脈も描かれている金の打ち出しによる2枚1組
    の槍形の葉です。とても繊細できれいな金の
    ネックレスで思わず欲しくなってしまいました。

IV. ポンペイ/Pompeii

Pompei_veduta_1 西暦79年8月24日午後1時から
始まった噴火は翌朝まで続き、建物
は破壊され、街からはあらゆる命が
消え去った。
  当時、ポンペイの人口は一万人を
超え、劇場や円形競技場、公衆浴場
などが整備され、その繁栄を謳歌して
いた (HPより)

第2波のサージで逃げ惑う市民を死に
至らしめ、第3波で息絶えた町を襲い
かかり壊滅するに至りました。

 《ポンペイの公共広場を望む風景》 

     Snake  
      《ヘビ形の腕輪》 金 直径10.5cm
          ポンペイ 黄金の腕輪の家出土
          ナポリ国立考古学博物館蔵

   ジュエリーの中でも「ヘビ形の腕輪」と呼ばれる
  大型の純金製腕輪は、重さ610gを超える豪華なもの。
  双頭のヘビがくわえているのは月の女神セレネが
  浮き彫りになったメダルで、象徴的な意味合いが
  込められたものであることがわかる。(図版&解説/HPより)

    この金の腕輪は特別、豪華で重そうに見えました。
  610gもあるなんて男性用かと思いましたが、図録
   を読むと、裕福な既婚夫人の腕にはめられていた
   と推測されているそうです。そして、この見事な金
   の腕輪が見つかったこともあり、『黄金の腕輪の家』
   と出土された時に名づけられたそうです。この家に
   住んでいた大人二人と子供二人の家族の型取りも
   展示されていて、その子供の小さな体が痛々しかった
   です。

        Pom_03_4      
            《キヅタの葉の首飾り》
        ポンペイ テスモ通り出土 1世紀
        ナポリ国立考古学博物館蔵

 94枚のキヅタの葉をかたどった金のネックレス
  が長さ103cmもあり、洗練された意匠で素敵です!
 図録にも出土された装身具の中でも最も美しい
  ものの一つである、と書かれてありました。

 今回、一番感動した作品は、やっぱり次の壁画です。

     Apolo
          《竪琴弾きのアポロ》 (部分)
      ポンペイ考古学監督局蔵

   ポンペイ南側のモレージネ地区から発見された
    色鮮やかな色彩が残り、ローマ皇帝ネロを表わす
       といわれるアポロが描かれている。
        
この壁画はトリクリニウム(食堂)を囲う三面を復元
       する形で、 コの字型に展示される。

  高速道路の工事現場から発見されたという
    巨大な壁画の三方に囲まれた真ん中に立って
    いると、ものすごい気を感じて、自分も舞い上がり
    そうになりました。朱色がかった赤が大変美しくて
    竪琴を持つアポロも輝いて浮遊している姿が
    素晴らしいです。

  Nikkiさんのところで構成図が書かれているので
    アポロを取り囲む形で女神ムーサ(ミューズ)たち
    が誰なのか一目で分かりましたので、どうぞご覧

    くださいね。

  この壁画だけでも見る価値のある展覧会ですが、
    2000年前に起こった悲劇を犠牲者の身につけて
    いた美しい宝飾品からも感じとることができるでしょう。

   この後は、いつものイタリアンへ行って4人で色々と
     感想を述べ合ったりして楽しく過ごしました。
   
     その最中に、思わぬ方からご連絡を頂きまして、
     次の日に、「プラド展」へ行くことが急に決まりました。
     そのことは、また次回書かせていただきます。

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2006/04/29

▲ Blue Mountains ▲

 
       Blue_1
      
会社の近くで、ハーブのような小さなブルーのお花
が満開に咲いていてとてもいい香りがあたり一面
に漂っています。

ブルーと言えば、先月下旬に行ったシドニーから西、
約100km行ったところにある

   ブルーマウンテン国立公園

へ一日、オプショナル・ツアーで行ってきたことを
思い出して、簡単ですがご紹介したいと思います。

  Blue009

2000年に自然遺産として登録された地域だけあって
さすがに雄大な景色が広がっていました。 ユーカリが
発する蒸気と太陽光線によって、山全体が青くかすんで
見えることからブルーマウンテン(ズ)と名づけられたそう
です。

   Blue004

 スリーシスターズと呼ばれる伝説の巨大な奇岩を
  真近かで見たときは少し霞んでいましたが、90種の
  ユーカリの原生林に囲まれている大自然に感激です。

   Statue  

  『SCINIC WORLD』 というトロッコやロープウェイの
   発着場所の前には、アボリジニの素敵な彫刻が
    設置されていました。

   30

    上記の駅から約30度勾配の斜面を昔、石炭の
    採掘のために使われていたというトロッコに乗って
    約1分のスリルを味わいます。帰りは
大型ケーブルカー
    で上の駅まで戻ったのですが、その間も雄大な景色が
    眼下に広がっていました。やっと少し晴れてきました↓

   Blue10

   Blue_mountain001


   それから、しばらく30分ほど4WDに揺られていくと
   土ボタルの洞窟に到着しました。30分程山道の中
      を歩いて行きますと、洞窟なのですが、昔は海の
      中だったとのことで、砂道なのが面白かったです。
   
        Hotaru  
   
  小さな豆懐中電灯のみで真っ暗な洞窟の中を
    入っていくのでとても怖かったです。ゴツゴツと
    した岩のような細い歩道なので歩きにくいです。
    しかも、ガイドさんは早く早く、と先を急がせるの
    で、本当にアドベンチャー・ツアーでした(^_^;)
 
    土ボタルは現在では、あまり生息されていなくて
    思ったよりは光っていませんでしたが、こちらも
    貴重な経験ができて面白かったのですが、結構
    行き返り、山道や洞窟内も真っ暗だったりとかなり
    ハードなので、行かれる方はしっかりとした運動靴

   
を履かれることと、お年寄りの方はちょっと危険か
    もしれません。でも、幼虫が光っているなんてすごく
    幻想的で太古の雰囲気を味わえることは確かです。

  そんなわけで、オーストラリアの自然を味わうには
  最適のツアーでした。ガイドさんは現地に20年間も
  住んでいるというベテラン・ドライバーの女性の方
  でした。いろいろとお話していると、この20年間、
  お子様達を育ち上げた頃なので、たぶん、私と同じ
    位の年齢だと思いますが、オーストラリアの永住権
    を獲得してとても充実した生活を過ごされているよう
    でした。

  永住権を取得するとその日の内から失業保険も出て
  各種健康保険や年金や教育費など国からの税金が
  とても行き届いているそうです。その代わり、所得税
  などは高いそうですが、普通に暮らすには日本よりも
  ゆったりと暮らせそうです。ただ、残念なのは、日本
  のように四季がはっきりとしていないので、自然

  樹木がユーカリばかりで落葉樹がないとのことでした。
  確かに、山などは日本の方がいろいろな木々があって
  美しいかもしれません。

  しかし、まだほとんどの国土が砂漠で鉱石類も豊富に
  取れるので、そのような採掘ができる技術者の移民を
  多く求めているそうです。大学で優秀な生徒に対しては
  政府から1000万円の年俸を支払うような企業に就職
 
 できるような制度もあるそうです。他にも道中、色々と
  お話ができて勉強になりました。年金移住したくなり
  ますが、やっぱり日本の四季が好きな私はどうでしょうか?
  ただ、シドニーだけでもとても暮らし良さそうな感じを
  受けましたので、老後の年金がたっぷりとある方には
  半々に、日本とシドニーでそれぞれ気候のよい時に
  暮らせれば最適かもしれません!

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2006/04/27

:*+ 南極の氷 +*:

   
        Nankyoku

     これ正真正銘、南極の こ お り なんです!

   T氏の友人の友人が南極調査から帰ってきました。
       南極の氷で以前からいっぱい飲んでみたい♪
    と話していたら、昨日、友人より手配してください
       ました~(^u^)

     固いので中々溶けないようです~♪
     ちょっと普通より重い感じがします。
       不思議な白い塊、地球の裏側から家の
       冷蔵庫に無事、着きましたね!
       なんか、興奮します!!
    
      今年のカレンダーは南極の写真でしたので
      少しだけご紹介させてくださいまっせね。

      Olora_1
                     アデリーペンギン

      Inseki_2
      ☆南極隕石 宝石のようにきれい☆

            Olora2
                 炎のようなオーロラ 

    Taiyo
         強風に磨かれる氷

           Taiyo2
              〇真夏は沈まない太陽〇

 週末に、スコッチに南極の氷を入れて飲んでみようと
  思います。T氏と南極へ行かれたご友人に乾杯です~☆

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「『ダ・ヴィンチ・コード』を解読する」 ike先生インタビュー by Playboy

池上先生がまた、なんとあの「月刊プレーイボーイ」の6月号
(4/25発売)「『ダ・ヴィンチ・コード』を解読する」という
特集記事に、インタビュー形式で掲載されているそうです。
5月20日、『ダ・ヴィンチ・コード』の映画の世界同時公開
に向けてかもしれませんが、すごい勢いですね!

それでも、先日発売された先生ご執筆の『ダ・ヴィンチの遺言
は、『ダ・ヴィンチ・コード』の原作とは違い、レオナルドの真実を
語っているので、いろいろな誤解がこれで解けることと思います。

私は、まだ第2章までしか読んでおりませんが、大変面白いです!
本屋さんで、こちらのご本を探す時に大分時間がかかったのですが
 (何しろ、『ダ・ヴィンチ・コード』の文庫本ばかり目立つ所に置いて
あります)、本屋さんによっても違うかもしれないのですが、文庫本の
コーナーに陳列されていまして、文庫本サイズの大きさなので、
ご参考までに。。

昨年は先生のご講演などもいくつか拝聴させていただいたので
大体のことはわかっていましたが、今回、このご本を読んで、
もっとレオナルドの真実や家庭環境やフィレンチェの当時の時代
背景や社会風土と言ったことがとても詳しく分かります。

レオナルドは、父、セル・ピエロに生まれたころからまるで無視
されたように育てられたのですが、それでも祖父や叔父の愛情で
幼児期を過ごせたことは幸いでした。そして、画家になって
からは、その父から何かと政治的手腕を使って、レオナルドに
仕事を回していたようですが、彼もなぜか作品を完成することが
あまりなく(いくつかの理由を述べられています)、フィレンチェを
去っていくようです。

大学生の生徒さんたちに語るようなどちらかというと柔らかい
話し言葉で書かれているので、私たちの素人にも分かりやすく
先生がまるで、そこで講義されているような感じで、今にも
先生の声が幻覚で聞こえてきそうな先生のドラマチックで
軽快なテンポがそのままご本にも活かされているように思います。

これは、レオナルドの真実を語るベスト・セラーとなり、
『ダ・ヴィンチ・コード』を抜きそうな勢いがあると思います。

また、続きは後日、書かせていただきますが、本当に面白いです!!

取り急ぎ、感想まで。。。

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2006/04/24

私の二都物語―東京・パリ written by 辻 邦生

     Nitomonogatari

  私の二都物語―東京・パリ    中公文庫
    辻 邦生 (著), 小瀧 達郎 (写)

T氏からお借りした辻氏の書かれた本を読み終えた所です。
東京とパリの二大都市を建築学的に捉えた観点を詩的に
表現しているので、少々観念的な感じもしますが素敵な内容
の作品でした~☆

私も東京もパリも大好きな都市なのですが、辻氏のような
考え方で両都市の比較を読んでみると、中々、両都市の
違いが細かい路地裏や男女の関係までがそのような意味
合いを持つのかと新たな感慨を持ちました。

東京は、平面的でゴチャゴチャしていているのは結局は
個を埋没させたい特質もあって、何かその中でごろっと
安心していて寝転んでいたい性質を現しているとのこと
です。一番、嬉しかったことは、辻氏が広重の自然描写
をよく書き出していたことで、広重好きの私はやっぱり
どこか好きな作家とは感性がこういうところでも合うの
かしら!なんて嬉しくなってT氏にメールすると、


 
「Juliaさんにもっと感性がピッピッと合う様な辻の本が
   ありますよ。
  『
モネ(ウィリアム・ザイツ著)を辻が翻訳したようです。」

なんて書いてくださって、ますます辻氏の世界へのめり込み
そうな勢いです~(^_-)-☆

パリについては、パリはすべてが立体的で箱的な街で
あり、その堅固で古い石の建築物は「死」を意味するが、
その重さから徐々に新しい建築に移行することによって
人々は安らぎを求めているかのようであるが、それでも
基本にあるのは、その古い建築の土台があって新しい
奇抜な器も調和してくるのである、ととても読んでいて
苦しくなるほどですが、パリ編は昨日一気に読み上げ
て見たら、夜中に少しうなされる感じがするほどかなり
気合が入った内容でした。

     Saint_gelman_dupure
     確かにパリは立体的で遠近方
     的箱型(中心から広がる)の街    
     -サンジェルマン- Photo by Julia

東京はどちらかというと、『江戸復元図』などで調べて、
品川辺りを散策すると、江戸の頃にあった小さな神社が
必ず残されているので新たな発見があり、江戸時代に
タイムスリップするような郷愁がある、と書かれていました。
私も先日、父と浅草界隈を歩いた時に、古い地図を
見かけて、江戸時代の街並みを想像しながら散歩したら
やっぱり楽しかったので、皆さんも、たまにはそのような
風情のあるお散歩をしてみると楽しいかもしれません。

その『
江戸復元図』ってときどき、本屋さんの前で展示
販売をしていますので、立ち止まって見るだけでも趣きが
あって
楽しいものです。古い地図は手書きですから味わい
があって、現在の冷たい機械的な地図とは違うので、ぜひ
覗いてみてくださいね! また、お散歩する時には、
次のような切絵図が持ち歩くのが便利とのことです。

   Kiriezu
   切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩
    
古地図ライブラリー別冊

     人文社編集部 (編集), 安田 就視, わたなべ こういち

辻氏は、江戸時代の頃の東京の方が人々の生き方も
街並みも美しく感じているのかもしれません。

私も東京が好きですが、やっぱりもう少し景観としては
何とかして欲しいかな?と言うのが本音ですが、自分の
心の持ちようでこの大都会の人工的な景観も詩的に感じる
という辻氏の教えに従って、そのように都会を眺めてみる
のも楽しく生きる方法かもしれません。

T氏には、いつもよい本を拝借して感謝申し上げます。

             Cherry008_2
            東博内の日本庭園 
               江戸の趣きがする・・・

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2006/04/23

『現代植物画の巨匠展-ボタニカル・アートのルネサンス-』 - 鑑賞会 No.8

    Tubaki_1
       《薔薇「アルバ・マキシマ」》
     コーラル・ゲスト (英国)
     水彩・紙
     © Shirley Sherwood Collection


昨年の7月にも藝大美術館で、
  『
500年の大系:植物画世界の至宝展(拙記事)』
で本格的な植物画展を堪能したのですが、5月に植物学者の
大場博士の「ボタニカル・アートの講演会」について書いた

拙記事へ初めてTBして頂いたMegurigami Nikkiさんと
鑑賞会としてご一緒に、新宿の副都心にある

損保ジャパン東郷青児美術館でオープニングの昨日、

 『現代植物画の巨匠展
    -
ボタニカル・アートのルネサンス-』

を観て参りました。

      Botanical_big
           植物図館 (植物の解説版)

期待以上に素晴らしい植物画展で、さすがに
「植物画の巨匠展」と名付けるだけあって、どれも
これも植物の美とともにその芸術的な技術の高さに、
水彩画といえどもその表現力の精緻な線と豊かな
色合いに魅了され続けられました。

     Botanical_art_2
    ☆ジュニア版☆ブックレット
    ボタニカル・アートの基本的なことについて
         分かりやすく書かれた小冊子。
    図版は、オーストラリアのシダで、10mまで
         成長するそうです。ステファニー・バーニ作

本当に単純にただその植物の美しい絵に
 「きれい~♪」とか「すごい~!!」とか「素晴らしい~~♪」
とかそれしか感嘆な言葉しかでないほど一枚一枚に作家が
命を吹き込んでいるのが感じられるほど、丁寧に描き上げて
います。

       Rose
               《黄色い薔薇/Study of a Yellow Rose》
                 ロリー・マキューワン
                 葉の一枚一枚が輝いていて
                 大変美しい作品でした。

今年の初めに、「バーク・コレクション展(拙記事)」でも
バーク夫人が集めた東洋美術の美しさに酔ったのですが、
今回もシャーリー・シャーウッド博士という女性のコレクターが
集められただけあって、繊細で驚くほど日本的な感じも漂う
作品も多かったので、女性のコレクションて自分にもとても
合うように感じました。

             Anemone_1
                  《アネモネと羽》    1995
                   ヘレン・バッテン
                  水彩、鉛筆/紙
          この絵の前では、ひれ伏したくなるような
         きれいな色彩と羽の一本一本にも神経が
         行き亘って精密に美しく描かれています。


世界各地に分かれて特色だった植物を展示して
いまして、アジア地域では日本人の作家の作品も
いくつか展示されていました。

     Donguri3_2     
        《ブルネイの団栗》
      石川美枝子 水彩・紙

   このどんぐりの絵はどこかで観たことが
   あるような気がしていますが、いろいろな
      角度や大きさで色艶もよく描かれ、絵として
      もとても遊び心があって面白くて、観ていて
      惹き込まれてしまいます。

植物画(ボタニカル・アート)とは、植物学の記録の
手段としてその構造を正確に描写する絵のことですが、
そのような学術的な観点も忘れてしまうほどアートとして
美しい絵が多くて本当に溜息のまま会場をあとにする
ほど素晴らしい植物画展でした。

植物にご興味あって絵がお好きな方には、水彩画の
美しさに目が覚めるような思いをされると思います。

図版はポストカードからですので中々その良さがわから
ないのですが、葉の葉脈の一本一本まで丁寧に描か
れていますので、 作者がとても植物を愛して、それを
丁寧に表現しようという卓越した技術をどうぞご覧に
なってくださいませ。

この植物画を観たあとに、ゴッホの「ひまわり」を観たら
何か今までと違った「ひまわり」が展示してあるかのように
観えて二人で驚いておりました。

Nikkiさんのブログで学術的な解説も書かれています。

☆こちらの展覧会は、7月2日まで開催しております。
 月曜日が休館日で、金曜日は20時まで開いているそうです。

☆ギャラリー・トーク
学芸員が会場内で作品の解説をします(30分程度)
一般対象:5月5日(金)/5月12日(金)いずれも17:30~
小中学生と父母対象:4月29日(土)/5月13日(土)
いずれも13:30~

☆HPで無料招待券を抽選でプレゼントしています。
    (応募: 5/7まで)

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2006/04/22

『ダ・ヴィンチの遺言』(河出書房新社) - 池上 英洋氏 

いつも美術情報などでは大変お世話になっております
西洋美術史ご専門家の池上 英洋先生が本日 (4/22) 、

    『
ダ・ヴィンチの遺言

      Yuigon_2
         河出書房新社


を刊行されたとの素晴らしいニュースを知りました。

内容(「MARC」データベースより)
天文、物理、建築、軍事、そして芸術…。さまざまな
分野で偉大な功績を残したダ・ヴィンチ。驚くべき才能は
いかにして開花したのか。500年前に現れた「天才」の
素顔と真相に迫る、謎解きミステリー。

レオナルドが過ごしたルネッサンス期の時代背景を
より追求して書かれた興味深い内容のようです。

先生のブログでそのことについて触れておりますので、
どうぞご覧下さいませ。

     Leda 
       『レダの頭部』

昨年は、先生よりレオナルドに関する多くのことを
学びまして、こちらでも拙いながら沢山記事を書か
せていただきました。(
拙記事

レオナルドに関する素敵な本がまた一冊完成
されて拝読するのが楽しみです。ルネサンス期
の時代について知ることは美術史上でも重要な
時期に値しますので、皆様も教養の一貫として
ぜひご購読くださいませ。

第2章までの感想
全章のレビュー

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2006/04/19

◎ Easter Egg ◎

  ドイツ在住のseedsbookさんから素敵な
  イースター・エッグのお写真が届きました。
  あまりにきれいなので、一人占めしている
  のがもったいなくて、皆様にもご紹介させて
  頂きます。

  Eggs

  すごくプロフェッショナルなお写真ですね~♪
 
  卵の上にアートしてそれが完璧なのですから
   
素晴らしい技術ですね!! まるで陶器の上
     に絵師が絵付けしている感覚でしょうか?
   

    『イースターエッグの展覧会』に行かれたそう
    ですなので、詳しいエッグについての説明など
    seedsbookさん
ページでご覧くださいね!!

  seedsbookさんは6月の下旬に日本で個展を
    されるそうなので楽しみですよね~(゚-^*)ノ 
    素敵なイースターエッグの画像プレゼントを
    ありがとうございました。ものすごく感激です!!

  そこで、ちょっとはそのイースターにちなんだ
    説明と絵をご紹介したいと思います。

  「イースター」とは、イエス・キリストが死後3日目
  によみがえった、「復活」を祝う日のことです。
    クリスマスとともに、キリスト教徒にとっては最大の祝日。
    春分の後で、最初の満月にくる次の日曜日にお祝いを
    するので、今年は4月16日(日)だったようです。
   
  キリストが登場する前の2000年以上の昔、人々は
    「大きな力が卵に存在する」と信じて、卵に色や絵を
    描いていました。その当時の人々にとって卵は、長い冬
    の束縛から地球を解放し、新しい希望、新しい生活、
    繁栄を約束する春の始まりを象徴していたそうです。

    -----

    キリスト復活の絵画も見つけてみました。
    1つ目は先日も「プラド美術館」で5点も展示
    されていたてティツィアーノの作品からです。

   Tiziano_3
  『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』
   1511-12年頃
      National Gallery, London



    ヨハネ福音書に記される教義
    ≪ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)≫を
   ティツィアーノが海を背景に美しく描いて
   いますね。キリストは身を引きながら、
   「私に触らないように。私はまだ父の許に
                     上がってはいないのだから」
   とマリアに言います。でも、マグダラのマリアも
   現代的な感じで今にもキリストに触れようとする
   かのように身を乗り出しています。当時の絵と
   しては人間的なドラマ性を感じさせます。

              
***

       Correggio_noli00_1
              『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』
       1518-1524年頃 |  プラド美術館
                           コレッジョ

   こちらの絵はプラド美術館に収蔵されている
    ようでしたので、今回の展覧会で実際に観た
       かったですね!マグダラのマリアの切なさが
       顔や体全体からも感じられます。二人の衣装
       の色が鮮やかですね。手の表情から劇的な
       場面がよく表されていると思います。

       コレッジョは上記、ティツィアーノを始めとする
       ヴェネツィア派や、レオナルド・ダ・ヴィンチの
       影響を受けているそうです。

実際にティツィアーノの絵をプラド美術館展で観てから
同じ作家の絵をこのように知ると、またもう少し画家に
ついての知識が増えるようで楽しいです。

ドイツも日本もこれからが春本番で、次々と咲き誇る
お花や新芽に心を時めかして日々、暮らして行きたい
と思います。
   

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2006/04/18

* 花のレクイエム *  辻 邦生

昨日、辻 邦生氏の本を2冊もT氏が貸してください
まして、それもとても素敵な内容でしたので、また
皆様にご紹介いたします。

  Flower
    花のレクイエム    新潮文庫
  辻 邦生 (著), 山本 容子 (版画)

     

  Nitomonogatari  
    私の二都物語―東京・パリ    中公文庫
    辻 邦生 (著), 小瀧 達郎 (写)

 
    辻氏の「風の琴」を読んでから、こちらで3回
    紹介したのですが、辻氏の文章にぐぃぐぃと
    惹き込まれて行かれるので、もうたまらない魅力
    があります。また、辻氏の文章は大変、描写が
    鮮やかでまるで絵を観ているような心象風景が
    浮かんできます。

    画家のマティスとかクレーとかを「色の魔術師」と
    呼びますが、辻氏はまさに「言葉の魔術師」ですね!
    お写真も拝見したら、品の
あるお顔立ちでますます
    ファンになりました。

    今夜は、「
花のレクイエム」だけお届けします。

  内容(「BOOK」データベースより)
  憧れの年上の人が鋏で切ってくれた山茶花(一月)。
     難民の少女が希望のしるしとしたライラック(四月)。
     放浪癖のある兄が好きだった向日葵(八月)、明治
     維新のとき自害した女の前で咲き乱れていた萩(十月)…。
     十二ヶ月の季節の花に導かれて生み出された辻邦生
     の短い物語十二編。そして、そのひとつひとつに添えら
     れた山本容子の美しい銅版画。文学と絵画が深く共鳴
     しあう、小説の宝石箱。

     目次
    山茶花   アネモネ    すみれ
    ライラック  クレマチス    紫陽花
    百合     向日葵     まつむし草
    萩      猿捕茨     クリスマス・ローズ

  『花のレクイエム』は、1995年に雑誌『挿絵』に
     『十二の花物語』のタイトルで、山本陽子さんの
     版画とともに、見開き2ページの構成で連載され
     ていた、と作者のあとがきに書いてありました。
    
  また、辻氏は今まで文学、音楽、文学と絵画を
    組み合わせてその両ジャンルから生まれる独特

    の効果を楽しむというジャンルを超えた芸術空間
    を試みてきた、と書かれているように版画家の方
    とはお話の中身については触れずに、お互いの
    独自の幻想世界を作ることに努めたそうです。

  表紙の山茶花も山本容子氏は白の山茶花で
     お話の内容では赤い山茶花でした。この最初の
     一話の山茶花に絡む憧れの人が結婚していき
     そして死に至ってしまった悲しいお話にはぐっと

     くるものがありました。真実のお話かどうかは
     分かりませんが、主人公が庭でお花の手入れを
     していた美人の高校生から山茶花を一輪、手渡
     してくれるところから物語が始まるのですが、お花
    と美しい少女が花嫁姿になる華麗な過程が見事です!! 

  Anemone アネモネ』
               山本容子

    次の「アネモネ」のお話も地味に生活していた
    伯母だったのですが、昔、アネモネに纏わる
    忘れられない恋愛をしていたことを知る主人公
    とそのアネモネを抱えてダンスする伯母の姿が
    絵のように浮かんできて素晴らしいのですが、
    とても切なく悲しくなります。

  
    そのほかのお話も含めて全12話ありまして、
    とても簡潔に書かれてはいますが、まるで
    絵の中の世界へ入っていくような夢幻な境地
    にさせられます。本屋さんで見かけたら、ぜひ
    一話だけでも読んでみてくださいね! その
    鮮やかな世界に惹き込まれてしまうことでしょう。

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☆ Cafe Montana ☆ 

今日はお仕事の帰りがけに不二子姫と
久しぶりにお茶して参りました~♪
私たちのお気に入りの画廊喫茶の

     「CAFE MONTANA

   Fontana003_1 

 以前にもご紹介したことがあるのですが、
 こちらのお店は小さいながらもとても
 落ち着いていて、お茶もパイ・ケーキも
 本当に美味しいくてお勧めです!!
 少々、分かりにくい場所にあるので

 それがまた隠れ家的でいい感じです。

  Fontana002_1
       ☆ いつ見ても素敵な壁絵 ☆

  Applle
  不二子ちゃんはアップル・パイ

      Fontana_1
         私は洋ナシ・パイ

 久しぶりでしたが、やっぱり裏切らない美味しさで
  このようなシンプル・セットでも安心していただける
  のは、すごく嬉しいことですね!!

 不二子姫も新しいボーイフレンドができてお幸せ
  そうでした~・:*:・(*'ー'*)♪・:*:・ 姫は子供の頃から
 世界各地で住んでいたけれど、「オーストラリアの

  メルボルンが一番住みやすくて良かったです!」と
  仰っていましたが、私も先日、シドニーへ行って
  とても暮らしやすそうなのを感じました。もしかしたら
  いろいろと比較すると世界一、豊かな国なのかも
  しれませんね。人口も2千万人余りで、資源も豊富
  だし、社会保証も充実しているという日本とはまるで
  反対な感じです。そんなことで明るいオージーの話題
  と近況報告で楽しい時間を過ごせました。

美味しいティーと若い美女とのひと時は本当に癒され
ます~★☆。.:*:・"゚★
  

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2006/04/16

ブリヂストン美術館 - 雪舟からポロックまで 

昨日 (4/15)は、ブリヂストン美術館で土曜講座も
聞いて参りまして、そちらはまた後日レポートを書く
つもりでおりますが、今回の企画展、

    
「石橋財団設立50周年記念
         雪舟からポロックまで」

について拙いレポートを書かせていただきます。

    Brigestone_1

今回の企画展は、かなり力が入っているようで
ものすごく見応えがありました。この頃、どの
美術館もとても展示作品の質が向上している
ので、美術愛好家にとっては本当に幸せな日々
を提供していただいて美術館関係者の方々には
御礼申し上げます。

    Back_1

 チラシの裏の図版をご覧頂いても↑お分かりか
  と思いますが、通常の常設展にちょっと企画作品
  を足しているいつもの企画展と違って、東京と
  久留米の石橋美術館コレクションでも宝物を
  全部、170点ほど放出している感じがします。


  ですので、いつもの常設に展示してある印象派
  の作品が移動して絵の間隔も狭いので、かなり
  違った印象を受けるかもしれません。それに、
  国宝クラスのコーナーだけが仕切られている
  第2章 に展示してある作品には腰を抜かしそうに
  なる程、素晴らしい屏風絵や墨絵や器物が、
  ガラス棚というのでしょうか? ミニ・バーク・
  コレクションのような展示場でした。今まで観た
  ことないような東洋美術にまたもや日本美術の
  奥の深さを開眼させられました。

 雪舟の『四季山水図』も4枚の墨絵を間近く観れて、
 狩野典信の『墨松墨梅図』の迫力ある屏風絵には
  梅の木の太い幹から気が発せられるのではないか
  と思うほどの力強さで、墨絵の持つ豪放さというもの
  に圧倒されるものを感じました。これは、本当に必見
  です!!

 円山応挙の『牡丹孔雀図』の孔雀の羽の美しさには
  見事ととしかいいようがありません。

 私の好きな鈴木其一が描いた『富士筑波山図』は、
  いつもより落ち着いた風情があって、ここで其一さん
  の作品に遭えるなんて感激でした!

 いつもはあまり器物には興味がないのですが、中国元
  時代の『飛青磁花瓶』(重要文化財)は色、形といい
  このような完璧な造形美には神秘的な感じさえしました。

 日本の画家では、黒田清輝の『針仕事』の女性が
  光が溢れるばかりに美しく描かれていて、この絵に
  今回は一番、魅了されたかもしれません。

 思わぬところで、青木繁の『海の幸』や
  『わだつみのいろこの宮』なども観ることができて
  幸せでした。

  こちらのピカソの作品は落ち着いているので
  5点ほどありますが良かったです。

 藤田嗣治も今、近美へ皆さん行かれているようですが
  こちらの猫が描かれているのが2点あって、それも

  見応えがありました。

 なんと、今まで見逃していた、ザ・ウォーキーの
  『07.06.85』と『風景 2004』の素晴らしい色彩の詩が
  弾けていうような2作品を観ることができて、こちら
  にも魂が吸い取られそうになりました。

 私は「グルッとパス」を持っていたので、こんなに
  すごい作品をそのパス券で無料で鑑賞できたので
  申し訳ない気がするほど、今回の力の入った展覧会

  には、大盤振る舞いといった感じがしますが、ぜひ
  皆様もご覧になってくださいね!!!

 会期は6月4日までで、夜間も日曜・祭日以外は開いて
  おりますので (お出かけの際は再チェックください)、
  会社の帰りがけに間に合う方は、ぜひお出かけください
  ませ。印象派から東洋の美術から現代の作品まで、
  ご満足されることと思います。

 開館時間
 火曜〜土曜  10:00 - 20:00
 日曜・祝日   10:00 - 18:00

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△ 父との下町ツアー ▼

  Yae002
       浅草   八重桜 

今日の午後は、父と急に浅草から蔵前まで
「下町ツアー」することになりました。始めは岐阜
の根尾谷に咲いている淡墨桜(うすずみさくら)
を観に、母とバス・ツアーをしてきたので、その
お土産だけを渡しに来てくれるというので軽く、
駅で待ち合わせたのですが、合うなり父が、

 「時間があったら、浅草のおばあちゃん家の
  跡でも一緒に観にいくか?」

と聞かれたので、「は~い!」と素直に子供に
戻り、テクテクと何十年前に盆暮れと家族で
訪ねて行った祖母(父の母)の家の跡地へ
一緒に行ってみることにしました。以前は、
浅草の駅を降りるとお線香の匂いがどこから
ともなく匂ってくるほどお仏壇屋さんが多かった

のですが、大分、ビルなどが立ち並んで下町
風情も変わってきました。

そして、祖母が千葉に移った跡には、他の家が
建っていました。確かに間口と奥行きが同じ位
で、父が盛んにお隣りさんやら回りの商店のこと
を懐かしそうに話し出しました。私も祖母が火鉢
の前で座っていたのを思い出したり、当時の

お部屋の様子が蘇ってきて、大変懐かしかったです。

それから、「蔵前まで歩いてみるか?」と80歳を
過ぎてもまだ、横浜までたまには出勤している
元気な父が言い出します。「は~い。いいわよ!」
と素直な娘は返事を返すと、それから下町ツアー
が始まりました。お時間のある方だけでもご一緒に。

         Yaesakura

昔、幽霊が出たとか(?)の伝説が残っている
土冨神社で、きれいな八重桜↑がさいていた
のでちょっと撮ってきました。ピンク色の桜は
今は見ごろできれいですね~♪

昔の同級生の家や永六助氏のお家などを
父の案内を聞きながら、鳥越神社まで行き
ました。

   Ktorikoshi_1
         鳥越神社でお参り

昔はここから出発してお神輿を街中、担ぎまわった
とか・・・沢山の思い出があって幸せな下町時代を
過ごしたみたいです。   
   

    Map_1 
       江戸時代の頃の浅草周辺の地図

 上記の地図がウィンドウ内に展示してあり、
 右下が隅田川で川沿いにお米の蔵が10蔵
  もあったそうですが、戦災で焼けてしまったと
  のことです。細い河は、人口水路を造って船
  で荷を運搬していたようです。

  この地図を見たときに、以前、ヴェネチアに
  ついての講座を
陣内先生から伺ったとき、
  東京も昔は水路が発達して船が多く利用さ
  れていたことを思い出しました。

 

続きを読む "△ 父との下町ツアー ▼"

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☆ ガナッシュ・バナーヌ ☆ 娘の初創作パン

娘が創作したパンが店頭でこの4月より販売される
ことになって、実家のおばあちゃん達も私たち家族
もすごく喜んでいます~☆

   Banana
     ☆ ガナッシュ・バナーヌ ☆
  Fortum&Mason - Mitsukoshi Nihonbashi

     

あまりきれいに写らなくて申し訳ないのですが、
また今度、雑誌にも掲載されるそうですので
プロが撮ったお写真があれば、それをアップ
いたします。

少し細長い形をしていまして、お味はチョコと
バナナなので濃厚です。上に小さな三日月が
乗っていてそれが特徴かもしれません~☆

テスト試食会のあとに、シェフがすぐに気に入って
ガナッシュ・バナーヌ」と命名してくださったそうで
本当に感謝申し上げます<(_ _)>

デパート価格なので一個260円とお高いのですが
一日、限定6個しか販売しておりません。もし、
ご試食されたい方がいらしたら、お取り置きさせて
いただきますので、こちらのプロフィール内アドレス
までご連絡くださいませ。三越デパート日本橋新館

地下2階のFortum&Masonで販売しております。

    fmaison_breads 

☆娘とパンに関連するサイトです。

    

         mother_day
        F&M  Mother's day present 2005

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2006/04/15

告知 Visitin Tour Schedule & Spring Flowers

桜の花びらも大分、散ってきてましたが、まだ八重の桜
が残っていたり、山吹の黄色がとても色鮮やかですね!
そして、今年は公園内で「ハナダイコン」の紫色がよく
目立つように思います。

     Cherry_2 
        上野公園  八重桜   4/8

4月中旬から5月にかけてのVisiting Tour Scheduleを
最近、撮りましたお花の写真を交えて掲載したい、と
思います。季節がいいので、毎週末のように書き並べ
ましたが、時々、変わったりもするので、mixiのコミュか
メールでもお問い合わせくださいませ。

         Daikonbana
         東博内 日本庭園 ハナダイコン 4/8

現代植物画の巨匠展 -ボタニカル・アートのルネサンス
  会場: 損保ジャパン東郷青児美術館
  開催日:  2006年04月22日

  HPより以下の本文と図版を引用しました。

 この展覧会は個人としては世界最大規模を誇る
 シャーリー・シャーウッド博士のコレクションから、
 現代の植物画家による作品121点を紹介いたします。

 シャーリー・シャーウッド コレクション
 オクスフォード大学で植物学を学んだシャーリー・
 シャーウッド博士は植物画の普及につとめながら
 世界各地をまわり、30カ国以上200人以上にのぼる
 現代の植物画家を発掘・支援しその作品を収集して
 います。現在、コレクションの総数は600点以上に
 および、本展ではその中からシャーリー・シャーウッド
  コレクションとしては本邦初公開の作品を展示いたします。

   
Flowers_1
   ポール・ジョーンズ   「エリルデーンの花々」
   ©Shirley Sherwood Collection


   
             Teien_cherry  
        庭園美術館 八重桜? 4/9

②「ポンペイの輝き」- 古代ローマ都市 最後の日
   会場: Bunkamura ザ・ミュージアム
  開催日:  2006年04月28日(金)夜間
 

          P2 
          《竪琴弾きのアポロ(部分)》 
       漆喰 壁画の高さ251センチ、幅468cm
       モレージネ 建造物A出土 1世紀
                ポンペイ考古学監督局蔵

 

                      Pompei_veduta
                        ポンペイの公共広場を望む風景
                              
    
    HPより上記の図版と本文を引用いたしました。
 
  
古代ローマ帝国が「人類史上、最も幸福な時代」と讃えられる
   絶頂期にさしかかったころ、突然の大災害が南イタリアを襲いました。
   西暦79年8月24日午後1時、ヴェスヴィオ山から巨大な火柱が噴き
   上がったのです。噴火は翌朝まで続き、ポンペイなどふもとの町々が
   埋没しました。夏のまぶしい太陽は灰雲にさえぎられ、住人たちは
   闇の中、持てる限りの財産を手に町を脱出。噴出物に厚く覆われた
   都市は復興することなく、ようやく18世紀に発掘が始まりました。
   本展は、かつてヴェスヴィオ山周辺の暮らしを彩っていた壁画や
   宝飾品、彫像など400件余りの第一級の出土品を集め、古代ローマ
   美術の粋を紹介します。2000年の時を超えて輝く宝物には、19時間
   にわたった噴火の悲劇が凝縮されています。欧米各国で好評を博した
   展覧会がいよいよ日本で公開されます。

      Teien_1
     庭園美術館 ヤマブキ&ハナダイコン 4/9

③ ナポレオンとヴェルサイユ展    
      開催日: 2006年05月06日(土)   
       会場: 江戸東京博物館 1階 企画展示室   

         Naporeon_3   

   HPより以下、抜粋いたしました。

   1804年12月2日、ナポレオンはパリのノートル=ダム
      大聖堂で戴冠式を行いました。皇帝戴冠200周年を
      記念して、ナポレオン関係のコレクションでは世界
      有数の規模を誇るヴェルサイユ宮殿美術館の絵画、
      彫刻、家具、工芸品を中心に、
           「ナポレオンとヴェルサイユ展」を開催します。
     ヴェルサイユ宮殿美術館の全面的な企画協力により、
     ナポレオンの波乱の生涯を縦軸にして、その時代に
     花開いた新しい美術様式や文化、社会の様子を浮き
     彫りにしようとする試みです。
    

連休中に「イタリア映画祭 2006」も行こうと思っておりますが、
これは個人的にいくかもしれません。ご興味ある方は、mixiコミュ
かメールでご連絡くださいませ。

まだ、いろいろと企画しておりますが、また後日お知らせ
いたします。

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2006/04/14

ティツィアーノ・ヴェチェリオ Tiziano Vecellio 「風の琴」 第3話 恐れ III 

プラド美術館展」を土曜日に皆さんと鑑賞してから、
以前、こちらでもご紹介した 辻 邦生氏の「
風の琴
をまた読みたくなっておりました。

といいますのも、こちらの図録の表紙もティツィアーノ作
ですが、「風の琴」本文中にも図版(自画像)が掲載され
ていたからです。

      Prado_1
         「プラド美術館展」の図録         

                      

昨日の夕方頃、私の携帯に着信履歴が表示されて
いて、ピッチの番号だけで、誰からか登録していません。
でも、ピッチを使用している人が何人かいるのですが、
普段はあまりかけ直さないのですが、何故かひどく
気になってかけてみることにしました。

  「もしもし~、Tです!」とおやまぁ~渋めのいい声
   のT氏からではありませんか!!
    「辻氏の本があったけど買っておきましょうか?」
    「***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃぁ♪ええ!!ぜひぜひ!!」

と鑑賞会でも評判になっているT氏がまたまた辻氏のご本
を古本屋さんで(お休み中)発見してくださいました!!

さっそく、「第三話 恐れ」を読み返してみました。図版は
懐かしいティツィアーノ・ヴェチェリオ(1488-1576)の
自画像がありました。

         2_1
         Museo del Prado, Madrid       
         1567-68 

辻氏の図版解説によると、この自画像は80歳頃
に描かれたそうです。兄弟子のジョルジョーネは
早折してしまいましたが、ティツィアーノは99歳の
長寿を保ちました。生涯栄光に包まれ、王侯の
顧客も多かったとのことです。特に肖像画にすぐれ、
北方のリアリズムにヴェネツィア画派の豊かな色彩
を加え、 性格の内面の把握と表現は見事です。

 本文中で語られているのは、次の絵です。

      Tiziano07_1
       『賢明の寓意』
              National Gallery, London
              1565-70


  以下、本文から抜粋です。

 「謎めいた絵ですが、魅惑的です」ジョバンニは
  息をつめるようにして言った。「それに先生のこの
   激しい筆触。先生の筆になると、ふだん見慣れた
   ものも特別なものに見えてきます。どうしてでしょうか」
    「たぶんわしがこの世を愛しているからだろう」老人は
   画筆を置くと、室内帽に手をやりながら、神経質に言った。

   画布には、正面向きの男の顔を真ん中にして、その右に
   若者の横顔、左に老年の男の横顔が描かれていた。右
   から左へ若者、壮年、老年と人生の変転が寓意的に描
   かれている不思議な肖像画であった。老人は、老年の
  男のモデルに自分を選んだ。そして、実際より、ずっと
  激しい表情に描いた。

  「これはわしが不死であることを示しているのだよ。
  わしは今は老人だが、本当は、壮年でもあり、君の
     ような若者でもある。そのどれでもであり、そのどれも
     でない。つまり青年、壮年、老年を超えた<生命>その
     ものが、わしの姿なのだ。この<生命>は年齢によって
     さまざまな形を現すが、決して滅びることはない。
     分かるかね、<生命>は生きることを喜んでいるあいだは、
     不滅なのだ。不死なのだ」

   Perrillo_1  
        『ダナエ』
        
Museo del Prado, Madrid
        1553-54

         DETAIL: "Little dog sleeping"

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2006/04/11

Art Gallery of NSW, Sydney

 Museum004

3月の下旬にシドニーへ旅をしたのですが、日本へ
帰ってきてからのお花見が忙しくて、なかなか書け
なかったのですが、今夜は、やっとご紹介がてら
書いてみようと思います。

   Art Gallery of New South Wales
    (ニューサウスウェールズ州立美術館)

   Museum_1           

       Museum003_1   

 大きさとしては、国立西洋美術館をもう一回り大きくした位
  でしょうか?それほど、広くはないので観やすかったです。
  それに、ちょっとしたスペースから観える外の景色が絵に
  なっていて、街の美しさも楽しめることができます。

   View_museum
        シドニー湾の入り江が窓越しから見えます

  あまり期待しないで行ったのですが、やっぱり全体的
    には現代の作品が多かったです。それでも、学生さん
    や大人も絵に向かって熱心にスケッチしていて、そう
    いうスタイルが自然にできることは羨ましいですね!

   Museum005
   ビデオ画像の作品の横で熱心にスケッチを
      しているカッコイイ女性が目に着きました。

    Inside
    まだ、新しいビルなのかとてもモダンで開放的
    な造りになっています。

    Maria_1
    
       所々に白い大理石の彫刻が~♪

              Museum007

   Govh_1 肖像画」展をちょうど開催
                          していました。


    Renaissance to Contemporary   
     

          Sp_anguissola_210   
      Sofonisba Anguissola Self-portrait at the
       Easel Painting a Devotional Panel, 1556.
             Muzeum-Zamek, Lancut, Poland

             レンブラントの自画像もありましたが、やはり
            陰影の持つ美しい絵で、それが一番素晴らし
             かったです。

その自画像展に入場する時に、日本人の女性スタッフが
いらして、「アーチボールド展という有名な企画展と写真展
とこの自画像展が$15で観れますが、いかがですか?」
と薦めてくださったので、美術館の入場料は無料だったこと
もあってそのチケットを購入して入ってみました。

ARCHIBALD展というのは、オーストラリアでは大変有名な
展覧会だそうで、若手の芸術家の育成にも貢献していると
のことです。先日の鑑賞会でNikkiさんが、「ルネサンス期の
絵と現代の絵を組み合わせた面白い絵画ですよ。」と教えて
下さったのですが、私も一番、良かったと思うのを写真に
撮ってきたのが、
SULMAN賞を獲得した下の作品です。

    Nsw001_2

        Jiawei Shen
        Peking treaty 1901

  「アンドレア・マンテーニャの『死せるキリスト
     (ミラノ・ブレーラ美術館)』1490年」を囲んで
    古今東西の面々が何やら会議をしようとして
    いますね。題名を見逃していたのですが、
    『北京議定書』の調印をする会議で、
    八カ国共同出兵(日、露、英、米、独、仏、墺、伊)
  をして北京を占拠するために集まっていたようです。
  キリストの遺体を囲んでこの列強の代表達は、
    この絵の中では何を決めていたのでしょうか?
    作者の意図も聞いてみたいですね!
   

   ご親類とお知り合いがこの賞を取られた人達の
    作品を観に来ていらしたのか会場は少し興奮
    気味で、人が沢山いて熱気に満ちていました。
    このように、若手の芸術家を育てようという国は
    懐が大きく感じますね~♪

   Museum002_1
  
    旧館と新館の間の窓から先日ご紹介した
   
聖メアリー大聖堂が見えて、窓からの
        眺めもアートですね!

 それほど、古典作品は所蔵されてはいませんが、美しい
  街並みと調和したモダンな建築と現代のアーティスト達を
  育てていこうという現代的なシドニーの新しい感覚はまた
  新たなアートが育っていく地盤となりそうです。

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2006/04/09

プラド美術館&お花見 - 鑑賞会 No.7

3月25日(土)のオープンニングの日にも一度
鑑賞しましたが、今回は「Visiting Tour」で上野の

    
  プラド美術館展」&お花見

を企画しまして、私を含めて9名の方々とご一緒に
楽しく鑑賞して参りました。午前中から待ち合わせ
たのですが、最後は若者組で夜遅く3次会まで
過ごすLong Visiting Tourになったようです~♪


       Cherry002_5

お花見は東京都国立博物館内の庭園が期間限定
で解放されていましたので、プラド展を観た後に、
皆さんで桜の花びらが散り始めている日本庭園を
ぐるっと鑑賞して参りました。お天気が心配されま
したが、美しい木漏れ日の中、それぞれのお茶室
を見学して楽しいひと時でした。

 Cherry009

           Cherry008_1    

御参加者は以下の方々です。

Nikkiさん (一回目二回目レポです)、はろるどさん
ミズシーさん、花子さん、 チョングリさん、のんさん、
yamayuuさん、みほさん(大阪から初参加してくださった
素敵な女性です)と私を含めて9名です。

いや~それにしても素晴らしすぎる名画の数々で、2回目
なのにやっぱり、感動の連続です。本当は取り上げたい絵
が20枚以上あるのですが、一つの記事に対してファイルの
容量制限があるので、各章毎にアップしたいと思います。
図版と解説は図録から取りまして、それに自分の拙い感想を
付け加えさせていただきました。今日は、どうも「ココログ」の
調子がまた消化不良を起こしているようなので、第1章だけ
お届けします。

第1章 スペイン絵画の黄金時代ー宮廷と教会、静物



          Twosisters
             『王女イサベル・クララ・エウヘニアと
                カタリナ・ミカエラ』 
      サンチェス・コエーリョ、アロンソ
      1575年頃 油彩

  会場に入って、最初に展示してある作品です。
    フェリペ2世とその3番目の妻イサベル・デ・ヴァロア
    の間に生まれた年子姉妹です。大人っぽい顔つきで
    あまり子供らしさがないようですが、衣装や二人の
    花輪などが大変美しく描かれていて、会場に入った
   瞬間から貴族的な欧風世界へ連れて行かれます。
    男性はあまりお好きではなさそうでしたが、オペラの
    舞台衣装を見るような華やかさで私は好きでした。

                                  ***

       Ribalta_2  

       『聖ベルナルドゥスを抱擁するキリスト』
         リバルタ、フランシスコ
            1625-1627年頃 油彩

  最初にこの絵を観た時はすごい衝撃でした。キリストが
    そこにいるのではないかと思うほどリアルで、人間の
    肉体美と聖ベルナルドゥスの衣装の質感が光のコントラスト
    と共にくっきりと浮かび上がっていて見事です。ヴァロック的
    な幻視体験が見る側に自然に映るように描かれている
    第一級の作品と評されています。クリスチャンでなくともこの
    ようなキリストの前では拝みたくなります。

                               ***

       Saint_francis_1
             『アッシジの聖フランチェスコの幻視』
        リーべラ、ジュゼッペ、デ
       1636-1638年頃  油彩

    実際に観るとこの光と影がドラマティックな場面を
    よく表していて素晴らしいです。私も初めて、今回
   リーベラの絵を観ましたが、花子さんも3作品とも
   大変良かったと感動されていましたように、他の
      作品を含めてぜひ、絵の好きな方々はご覧になって
      いただきたいです!! 司祭職につくべきか迷って
      いた聖フランチェスコですが、天使が現れ、その助言
      を聞いている瞬間を光の中で感情を露わに描いて
      凄いですね。

                                     ***

         Allegory
             『神の愛の寓意』
         スルバラン、フランシスコ・デ
          1655年  油彩

   右手に燃え立つ心臓をささげて、その上に精霊
       を表す鳩が飛んでいます。聖女なのに華やかな
       民族衣装を着て、お顔立ちもラテン系で可愛らし
   く描かれていますね。スペイン的な聖女の描き方
   なのでしょうか~? この絵の額縁がすごく豪華
    なのもあって、周りが暗めの聖人像だけに、
   この絵が大変華やかに感じました。


                                   ***
   

         Murillo001
              『エル・エスコリアルの無原罪の御宿り』
        ムリーリョ、パルトロメ・エステバン
         1660-1665年  油彩

   ムリーリョも初めて見る画家でしたが、もう卒倒
       しそうな位素晴らしかったです。このマリア様も
       少女のような面持ちですが、プット達も愛らしく
       本当に浮かんでいるように軽やかでいて敬虔さ
       も感じられて、私はこの作品が一番、お気に入り
       です。このマリア様にもなぜか手を合わせたく
       なりました。

                                    ***

      Children   
        『貝殻の子供たち』
         ムリーリョ、パルトロメ・エステバン
         1670-1675年  油彩

    今回のハイライトですよね!! なんというか
    これ以上に、愛らしい絵はなかなか観られない
    のではないでしょうか? 図版で見るよりずっと
    子供たち(キリストとヨハネ)がきれに上品に
    描かれています。ソフトなのに宗教的な深みが
    あって全体から何か荘厳な空気も伝わります。

 
  期間中にもう一、二度観にいって観たいです。
  御参加してくださった皆様、本当にありがとう
  ございました<(_ _)>

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2006/04/08

St. Grace Cathedral/AOYAMA

今日の帰りは久しぶりに表参道に行きましたら、
すごいブランド通りになっていて、景気が戻った
という世間での噂とおりのようですが、そのほか
美容院へ行こうとして角を曲がったらビックリ!!

     Church

狭い土地にチャペルがバーンと聳え立って
いました。5月からオープンするという

   
St. Grace Cathedral/AOYAMA
     [セントグレース大聖堂/青山]

との名称がついていました。美容院の人に聞いたら
どうもセレブの方々が主に使用するというチャペル
だそうです。

それにしても、路地を入ったところにいきなり大聖堂
ですから・・・。 日本て本当に景観も周りとの調和も
ありませんね。。。(/_ ;)

+++

先日行きましたシドニーの

        St. Mary's Cathedral  
         [聖メアリー大聖堂]
      

      Church008

    Church004

        大きな公園に溶け込んでいて、市民を見守って
        いる感じがして素敵でした。また、内部も素晴ら
        しかったので、後日アップいたします。

    もうちょっと、日本も街の美観を考えて欲しいです。
   同じ「大聖堂」と着いていたので、すごく考えさせられ
       ました・・・。 

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2006/04/06

すしざんまい@本陣 - Lunch 

今日は風は強かったものの素晴らしいお天気
でしたね~ヾ(´ー`)ノ

皆様の所では、新学期や組織替えなどで新たな
出会いやお仕事などこの4月からいろいろと
変化の多い春を迎えられていることと思います。

私の課では、今までおじ様達が多かったのですが、
今回、フレッシュなメンバーが入れ替わりに入って
雰囲気がこういってはなんですがとても華やいで
います。若い方々の新しいお仕事への挑戦しよう
という意気込みは教えられるものが多いです。
特別、できる方たちが入ってきたのか全体的に
ものすごくやる気が沸いています。

女性も増えたので、今日は女性達だけで近くの
お寿司屋さんで、ランチをご一緒することにしました。
とても美味しかったので、ご紹介したいと思います。

  すしざんまい 本陣 (地図

京橋郵便局の裏にあって、ちょっと分かりにくいの
ですが、今風のお寿司屋さんでした。それというのも
会社を出る前に、なにを食べるかと前もって電話で
注文できるので、席に着くとすぐに以下のお寿司が
運ばれてきました。



  ランチメニュー

  Chrashi
         ちらし

  Lunch_sushi_2
        にぎり

  ちらしもにぎりにも茶碗蒸しとサラダと
   お味噌汁がついて1000円です。
   ネタも築地に近いから大変、新鮮で
   美味しいです!!

  イクラやエビもあるし、お味噌汁がまた
   とても美味しくて、幸せでした~(*'ー'*)♪

お店に入ると案内してくださる人がマイクをして
いるので、中の人達とすぐ連絡が取り合える
ようになっていて、なんだか、昔のお寿司屋
さんじゃない雰囲気がしますが、常にその方
が私たちの席への気配りをしています。

こんなに新鮮で、お腹が苦しくなるほどの
ボリュームで1000円なんて申し訳ないですが、
皆さんとでワィワィとしながら楽しく頂きました。
あまり職場の人たちとはランチをご一緒に
しない方ですが、また、今日のお店をご紹介
してくださった方が地域の穴場Mapを作成して
いるそうですので、美味しい所にこの次も案内
していただけると嬉しいです~(*"ー"*)♪

築地の周りには、美味しいお店が多いので
これからは外に出やすいこともあり、また
皆様にも順次、ご紹介しますね~☆

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告知: イタリア映画際2006 5/4 (木・祭)「聖なる心」&「13歳の夏に僕は生まれた」 

 イタリア映画際 2006 のお知らせです。

      Cinema


有楽町朝日ホールで、
この連休中の5月2日(火)-7日(日)まで
日本で未公開のイタリア映画を12本も上映するそうです~♪

☆上映日程→こちらから

☆チケット情報→こちらから

私のプランで申し訳ないのですが、5月4日(木・祭日)に
下記の2つの映画を朝から2作品、通して観れますので
もし、お暇な方でご一緒したい方がいらしたらご連絡くだ
さいませ<(_ _)> チケットはいろいろな組み合わせで購入
できるので、人数が集まれば私の方で手配したいと思い
ます。

  Work_c

  聖なる心」 5/4 AM10:30~
     Cuore sacro (Ferzan Ozpetek)
  2005年/117分/監督:フェルザン・オズペテク

    父から受け継いだ不動産会社の女性社長として
    活躍するイレーネは、仲間と盗みを働く不思議な
    少女との出会いをきっかけに、自分の人生を考え直す。
    母が住んでいたローマの館に引きこもり、少女と共に
    貧しい人々を助けるボランティア活動に向かってこれ
    までと違う生き方に踏み出す。イレーネを演じたバルボラ・
   ボブローヴァは、この映画でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
    主演女優賞に輝いた。

  Work_y
    プレミア上映
 「13歳の夏に僕は生まれた」 5/4 PM1:30~
 Quando sei nato, non puoi più nasconderti
  (Marco Tullio Giordana)
  2005年/115分/監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ

 北イタリアのブレシャの裕福な家庭に住む13歳の少年
 サンドロは、父親と地中海のクルーズ中に海に落ちて
 しまい、違法移民の乗る船に助けられる。サンドロが
 そこで見た世界はこれまでと全く異なるものだった…。
 『ペッピーノの百歩』と『輝ける青春』の巨匠、ジョルダーナ
 監督の新作で、去年のカンヌ国際映画祭でコンペに出品
 されて絶賛を浴びた。父親役を『輝ける青春』で自殺する
 弟を演じたアレッシオ・ボーニが好演している。初夏、
 Bunkamuraル・シネマほかにて全国公開予定。

上記、2作品を間のランチを挟んで、鑑賞したいと思います!

気になる作品として、次も上げられますので、こちらも
どなたかご一緒できるようであればご連絡くださいませ。

  Work_a
    「見つめる女」 5/3 AM10:30 PM1:30
  La spettatrice (Paolo Franchi)
  2004年/98分/監督:パオロ・フランキ

  トリノに住む26歳のヴァレリアは、同時通訳をしながら
    孤独な毎日を送っていた。彼女の唯一の楽しみは向かい
    に住む40代の男マッシモを窓から観察することだったが、
    マッシモがローマに引っ越したとわかり、ヴァレリアは何も
    考えずに列車に乗る…。新人監督ながら、マルコ・ベロッキオ
    などの撮影を務めた重鎮ジュゼッペ・ランチをキャメラに迎え、
    女性の微妙な心の動きを繊細な光と影に捉えた表現力は
    高く評価された。主人公は、人気急上昇中のバルボラ・
    ボブローヴァで『聖なる心』でも主演。

    バルボラ・ ボブローヴは売れっ子の女優さんのようですね!
    今までは、フランス映画にとても興味があったのですが、
    イタリア語も習ってみたいと思っているので、これからは
    イタリア映画も観て音に慣れておきたいと思います。

  連休中はまだまだ、独断で鑑賞会のご案内をしたいと
    思っておりますので、またぁ~~~??(・_・*)(*・_・)(*~^~)/??
    ってご批判が出るかもしれませんが、ご参加可能な方は
    ぜひ、お待ちしておりますぅ~(^_-)-☆  

■図版と解説はHP(FESTIVAL DEL CINEMA ITALIANO 2006)
   より拝借いたしました

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2006/04/04

告知: 4月 Visiting Tour Schedule

昨夜、mixiの「ぐるっとパス」というコミュでオフ会が
ありました。それというのも団体で購入すると一割引き
になるので、それもちょっと嬉しい特典ですが、そのパス
を引き取る際に、皆さんでオフ会でも、ということになりました。
場所は、Youchanの会社関係で三井タワーの裏にある
「東レ社員クラブ」というヨーロッパのパブのような落ち着いた
お店でした。

                        Party

小学生のお子様も参加されてみなさんでとても賑やかな
パーティとなりやっぱり、インターネットだけの繫がりでなく
顔と顔を合わせて、おしゃべりするのも大切なひと時である
と改めて感じました。

4月のVisiting Tour のお知らせです。mixiのコミュニティで
ご案内していたので、以前のHPなどにアップしなくなって
しまいました。でも、随時、ブログでも告知いたしますので
ご参加されたい方はぜひ、ご連絡くださいませ。

① 「プラド美術館展
開催日:  2006年04月08日(土)
会場:   東京都美術館

      Sheep
      ムリーリョ
   「貝殻の子供たち」
   1670-75年頃 104×124cm

 
オープニングに行きましたが、数々の名画に酔いしれました。
今回、初めてみたムリーリョやベラスケスなどもう素晴しいの
一言です! 少しでも絵にご関心のある方は、ぜひこの展覧会
をご覧になってくださいね!!もしかしたら、今年のベスト1に
入るかもしれないので、スペインまではなかなか行けないので
遠方の方もせめて東京か大阪まで足を運んでくださいね~♪

☆参考サイト様

読売新聞↓

http://event.yomiuri.co.jp/prado/index.htm

プラド美術館HP↓

http://museoprado.mcu.es/home.html

プラド美術館とは↓

http://event.yomiuri.co.jp/prado/about_prado.htm

展示作品・作品リスト↓
http://event.yomiuri.co.jp/prado/works.htm

②「ナポレオンとヴェルサイユ展
開催日:  2006年04月22日(土)
会場:   江戸東京博物館 1階 企画展示室

 Naporeon_1

企画展詳細↓
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2006/0408/200604.html


1804年12月2日、ナポレオンはパリのノートル=ダム
大聖堂で戴冠式を行いました。皇帝戴冠200周年を
記念して、ナポレオン関係のコレクションでは世界
有数の規模を誇るヴェルサイユ宮殿美術館の絵画、
彫刻、家具、工芸品を中心に、「ナポレオンと
ヴェルサイユ展」を開催します。 ヴェルサイユ宮殿
美術館の全面的な企画協力により、ナポレオンの
波乱の生涯を縦軸にして、その時代に花開いた
新しい美術様式や文化、社会の様子を浮き彫りに
しようとする試みです。



ナポレオンとヴェルサイユ展動画配信
コミュニティサイト 「Napoleon Channel」↓

http://www.napoleon-expo.com/

主な出展作品↓

http://www.napoleon-expo.com/exhibition/entry.html

ヨーロッパの歴史を見聞していると必ず、登場してくるのが
ナポレオンですが、今回は、ヴェルサイユ宮殿美術館展の
煌びやかな美術品が展示されるそうですので、これからも
西洋美術を観て行く上でも一度は、まとまって鑑賞して
おくことは大事なことかと思います。

上記、Youchanの会社の協賛なので、企画展と常設展を
合わせた共通招待券を10枚も頂いております<m(__)m>
この機会に、ナポレオンと江戸時代を両方、楽しむのも
粋なことかと~(^u^)

③「ポンペイの輝き」展
開催日: 4月28日(金)夜間
会場:   Bunkamura ミュージアム


  Pompei_08
《竪琴弾きのアポロ(部分)》 
漆喰 壁画の高さ251センチ、幅468cm
モレージネ 建造物A出土 1世紀
ポンペイ考古学監督局蔵   
   

古代ローマ帝国が「人類史上、最も幸福な時代」と
讃えられる絶頂期にさしかかったころ、突然の
大災害が南イタリアを襲いました。西暦79年8月24日
午後1時、ヴェスヴィオ山から巨大な火柱が噴き上が
ったのです。噴火は翌朝まで続き、ポンペイなどふもと
の町々が埋没しました。夏のまぶしい太陽は灰雲に
さえぎられ、住人たちは闇の中、持てる限りの財産を
手に町を脱出。噴出物に厚く覆われた都市は復興する
ことなく、ようやく18世紀に発掘が始まりました。本展は、
かつてヴェスヴィオ山周辺の暮らしを彩っていた壁画や
宝飾品、彫像など400件余りの第一級の出土品を集め、
古代ローマ美術の粋を紹介します。2000年の時を超え
て輝く宝物には、19時間にわたった噴火の悲劇が凝縮
されています。欧米各国で好評を博した展覧会がいよ
いよ日本で公開されます。

以前から興味があったポンペイですので、オープニング
で、金曜日は夜9時まで開いているBunkamuraで夜間
鑑賞をしたいと思います。土、日にご一緒できなかった
方々もぜひ、今回はご参加くださいませ!!

魅力的なギリシャ文化やヘレニズム文化を鑑賞しに
ポンペイの一夜をご一緒に過ごしましょう~(^_-)-☆

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2006/04/02

小平 -花小金井 グリーンロードお花見&墓地見学

オーストラリアから帰国してから、3日間とも
お花見をしているのですが、この時期、日本
でも最も美しい桜が咲き誇っていたり、若冲の
強烈な絵を観てしまうと、もう日本人としての
DNAの血が騒いでしまって、オージーのことは
すっかり後回しになってしまいました(^_^;)
でも、また追々そのことも書いて行こうと思います。

その前に。。今日は両親と小平までお墓参りに行き
ました。お墓参りと言っても、母方のお墓もあるの
ですが、実は父がお墓を購入していたので、
どうしても私をそこに連れて行って「よろしく頼む。」
っていう感じで案内されました。実家の名前が入った
墓石を観ると、なんだかジ~ンときてしまいました。

                        Bara

でも、不謹慎かもしれませんが、今風のお墓では
墓石の代わりにガラスに百合が描かれていたり
天使が舞っていたり、洋花が活けられたり、噴水や
バラ園もあったりで、案外、明るい墓地なのを知り

ホッとしました。

来るべき時がくることを準備している両親もすごい
ですが、自分はどんな気持ちで対応ができるで
しょうか。。最近は友人の親も亡くなるという話も
多く聞きますが、死は誰しもやってくるのですから、
そのときまでできるだけ健康で楽しく暮せるといい
ですね!

       Tea
         *ケーキ・セットでちょっと休憩*

何時になく深刻なお話になりましたが、そのあと
小平から花小金井まで2.6kmの
グリーンロード
満開に咲いた桜のトンネルの下をくぐって3人で
歩いてきました。雨になると天気予報では言って
いましたが、その時までは降らないでよかったです♪

    Cherry001_4      

   Cherry002_4

  Ohayoshi
  途中、「小平ふるさと村」の前では、若い人達が
     お囃子と踊りを演じていてとても上手でした~!

  Cherry003_2

どこまでも続くかと思われるほどの桜並木で、あまり
人も歩いていなくて、お散歩コースとしてはこの時期
最適なのに、ご近所の方々はもっと違う名所に行か
れてしまったのでしょうか?

思わぬ穴場のお花見ロードを満喫して、両親とは
別々の帰路に着きました。
 

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映画 「プライドと偏見」

またイギリス映画のご紹介です。機中で観た映画なので
まだ、日本では未公開と思っていましたら、今年の1月14日
からもうすでに劇場公開されていたようです。

       「プライドと偏見

   Pride80 

18世紀末のイギリス。5人姉妹がいるベネット家
の隣に大富豪の独身男性ビングリー(サイモン・ウッズ)
が引っ越してきた。美しく慎み深い長女ジェーン
(ロザムンド・パイク)とビングリーが互いに惹かれ合う
一方で、快活な次女エリザベス(キーラ・ナイトレイ)は、
ビングリーの親友ダーシー(マシュー・マクファディン)の
気位の高さに強い反発を抱いていた。様々な噂を耳にし、
ますますダーシーに嫌悪感を募らせていくエリザベス
だったが、なぜか彼の存在が気になっていた。

 キーラ・ナイトレイの主演なので、それほど
  美人ではないかもしれませんが、若手なのに
  内から秘める演技が抜群で、イギリス英語で
  字幕もないので、あまりよく分からなかったの
  ですが、彼女の集中力ある演技と全体的に
  イギリス独特の映像美に魅了され続けました。

 イギリスを代表する女流作家ジェーン・オースティン
   の「高慢と偏見」の映画化ということが帰宅して
   HPなどを観て分かりました。

   全体が貴族の生活なのですが、5人姉妹がいかに
   優秀な伴侶を見つけるかという恋愛作戦(笑)に
   近いのですが、イギリスの郊外や邸宅などがその
   恋愛モノとしても芸術作品のように高めて大人も
   十分に楽しめます。

 最後のシーンでも霧の中から偶然、二人が出会う
  のですが、それこそイギリスのプライドが漂う高貴
  で幻想的な忘れられない場面となります。

 下に紹介したジョニーデップの映画が男性的な
   貴族の映画なら、こちらは女性的な華やかな香り
   がする優雅な映画ですので、両方、楽しまれると
  英国の高貴なシャワーをたっぷりと味わえそうです~☆♪

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映画/ジョニー・デップ主演映画 「リバティーン」

 またまた、ジョニー・デップ主演映画 

    
    リバティーン

 4月8日(土)劇場にて、公開予定とのことです。

 Main_1

  Donyu_3

17世紀のイギリスに実在した放蕩詩人、ロチェスター伯爵の
壮絶な一生の記録。彗星のごとく現れ、美しく燃え尽きていった
男の人生を演じるのは、世界中を魅了し続けける稀代の人気
俳優、ジョニー・デップ。
破天荒な才覚と突飛な性向で周囲を畏怖させ、『17世紀のロック』
との呼び声高いセクシーな伝説の男を、デップが渾身の演技で

魅せる。
共演は怪優、ジョン・マルコヴィッチ。演技派との呼び声高い
サマンサ・モートン。音楽に『ピアノ・レッスン』でも大変高い評価を
得たマイケル・ナイマン。
最高のスタッフとキャストが集結し、王政復古時代の英国を
スクリーンに見事再現した傑作!

いまや映画界の時代の寵児と言っても過言でない
ジョニー・デップがイギリスの貴族の詩人に扮する
なんて、絶対観たくなりますよね~♪
ジョニー・デップ自身も台本を読んですぐに出演を
決定したという位、本人の性格にピッタリのような
華麗で野生的で魅力的な役どころなのかもしれ
ません!!

予告編で流れている音楽も素敵ですよ!!

ぜひ、ご覧になってくださいね~♪ 連休中にでも
映画鑑賞会でも開きましょうか?? それとも恋人
やご夫妻でご覧になった方がなんだかムードが
盛り上がりそうですね~(^_-)-☆

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2006/04/01

若冲 「花鳥」第一期 - 皇居内お花見

宮内庁三の丸尚蔵館で第5期に亘って
若冲の描いた作品を鑑賞できるとのことで
お花見がてら大手町まで出かけてきました。

花鳥-愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>

      Jyakuchu_1

宮内庁三の丸尚蔵館に入ったのも初めてでしたが
若冲の描く花や鳥の強烈な絵から今にも踊り出し
てきそうな命が溢れていて、華やかでいて絵の中で
収まっているのが苦しいかのように、強い生命力を
感じ、観ているとこちらの息が苦しくなるほどでした。

     Gunkei_2
      もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品
     佐藤 康宏 (著)

 バーク・コレクション展で上記の本を購入しました。
  今回、「南天雄鶏図」として実物を拝見しました。
 闘鶏用に飼われていた鳥なので、ものすごく力強く
  今にもこちらに飛びかかってきそうな勢いを感じ
  ました。とにかく緊張のある迫力に圧倒されます。

 そのほか、「椿花図譜」もいろいろな種類の椿が
  丁寧に一花一花、花びらの色形が描かれていて
  欲しくなってしまうほど鮮やかに描かれていました。

 修復がされたということですが、所々、若冲では
  ないような線が感じられたので、やはり修復する
  のにも若冲では、それ以上の高度の技術が要求
  されるので仕方がありませんが、色彩はきれいに
  なってよいかもしれませんが、線はできるだけ
  残して欲しいようにも思いました。

 詳しい会期などはこちらからー→ 

昨日と違って、穏やかな天気で暖かく絶好のお花見
日和となりました。こちらから日本庭園を見たのも
初めてでしたので、きれいに桜が満開だったことも
あり、嬉しくて子供のように桜のお花の写真を撮って
きました。また、何枚かご紹介しますね(゚-^*)ノ 

  Cherry002_3

  Cherry005_1

  Cherry007_1

  Cherry004_2

  皆様はどんなお花見を過ごしましたか~?

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