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2006/04/11

Art Gallery of NSW, Sydney

 Museum004

3月の下旬にシドニーへ旅をしたのですが、日本へ
帰ってきてからのお花見が忙しくて、なかなか書け
なかったのですが、今夜は、やっとご紹介がてら
書いてみようと思います。

   Art Gallery of New South Wales
    (ニューサウスウェールズ州立美術館)

   Museum_1           

       Museum003_1   

 大きさとしては、国立西洋美術館をもう一回り大きくした位
  でしょうか?それほど、広くはないので観やすかったです。
  それに、ちょっとしたスペースから観える外の景色が絵に
  なっていて、街の美しさも楽しめることができます。

   View_museum
        シドニー湾の入り江が窓越しから見えます

  あまり期待しないで行ったのですが、やっぱり全体的
    には現代の作品が多かったです。それでも、学生さん
    や大人も絵に向かって熱心にスケッチしていて、そう
    いうスタイルが自然にできることは羨ましいですね!

   Museum005
   ビデオ画像の作品の横で熱心にスケッチを
      しているカッコイイ女性が目に着きました。

    Inside
    まだ、新しいビルなのかとてもモダンで開放的
    な造りになっています。

    Maria_1
    
       所々に白い大理石の彫刻が~♪

              Museum007

   Govh_1 肖像画」展をちょうど開催
                          していました。


    Renaissance to Contemporary   
     

          Sp_anguissola_210   
      Sofonisba Anguissola Self-portrait at the
       Easel Painting a Devotional Panel, 1556.
             Muzeum-Zamek, Lancut, Poland

             レンブラントの自画像もありましたが、やはり
            陰影の持つ美しい絵で、それが一番素晴らし
             かったです。

その自画像展に入場する時に、日本人の女性スタッフが
いらして、「アーチボールド展という有名な企画展と写真展
とこの自画像展が$15で観れますが、いかがですか?」
と薦めてくださったので、美術館の入場料は無料だったこと
もあってそのチケットを購入して入ってみました。

ARCHIBALD展というのは、オーストラリアでは大変有名な
展覧会だそうで、若手の芸術家の育成にも貢献していると
のことです。先日の鑑賞会でNikkiさんが、「ルネサンス期の
絵と現代の絵を組み合わせた面白い絵画ですよ。」と教えて
下さったのですが、私も一番、良かったと思うのを写真に
撮ってきたのが、
SULMAN賞を獲得した下の作品です。

    Nsw001_2

        Jiawei Shen
        Peking treaty 1901

  「アンドレア・マンテーニャの『死せるキリスト
     (ミラノ・ブレーラ美術館)』1490年」を囲んで
    古今東西の面々が何やら会議をしようとして
    いますね。題名を見逃していたのですが、
    『北京議定書』の調印をする会議で、
    八カ国共同出兵(日、露、英、米、独、仏、墺、伊)
  をして北京を占拠するために集まっていたようです。
  キリストの遺体を囲んでこの列強の代表達は、
    この絵の中では何を決めていたのでしょうか?
    作者の意図も聞いてみたいですね!
   

   ご親類とお知り合いがこの賞を取られた人達の
    作品を観に来ていらしたのか会場は少し興奮
    気味で、人が沢山いて熱気に満ちていました。
    このように、若手の芸術家を育てようという国は
    懐が大きく感じますね~♪

   Museum002_1
  
    旧館と新館の間の窓から先日ご紹介した
   
聖メアリー大聖堂が見えて、窓からの
        眺めもアートですね!

 それほど、古典作品は所蔵されてはいませんが、美しい
  街並みと調和したモダンな建築と現代のアーティスト達を
  育てていこうという現代的なシドニーの新しい感覚はまた
  新たなアートが育っていく地盤となりそうです。

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コメント

白いビデオ画像とかを開催したいはず。


投稿: BlogPetのJenny | 2006/04/12 10:32

いいですねえ~~。
オーストラリアって、やっぱり現代アートが主軸なんでしょうか。18世紀や19世紀の絵画なんかもたくさんあるんですか?
一度は行って見たいなあ。

投稿: すた | 2006/04/12 13:18

すたさん、

コメントありがとうございます。
すたさんも箱根でご家族と楽しまれたご様子で羨ましいです(o^∇^o)ノ
ポーラ美術館までのバスツアーがあったのですが、なんでもすぐに完売になってしまったそうです(^_^;)

シドニーは街中全体も小さくて1時間もあればグルっと回れてしまうので、私たちもよく街中を歩き回りました。技術者なら永住権もすぐ取得できるし、社会保険などもすごく充実していて暮らしやすそうです! 

美術館は、オーストラリアの画家とか近代アートが主なので、古典を楽しみたい方にはちょっと物足りないかもしれませんが、レストランから美しい街並みとハーバーが見えて本当に世界一、環境がいい美術館なのでは?と感激しました。

投稿: Julia | 2006/04/12 19:43

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