« * 花のレクイエム *  辻 邦生 | トップページ | 『ダ・ヴィンチの遺言』(河出書房新社) - 池上 英洋氏  »

2006/04/19

◎ Easter Egg ◎

  ドイツ在住のseedsbookさんから素敵な
  イースター・エッグのお写真が届きました。
  あまりにきれいなので、一人占めしている
  のがもったいなくて、皆様にもご紹介させて
  頂きます。

  Eggs

  すごくプロフェッショナルなお写真ですね~♪
 
  卵の上にアートしてそれが完璧なのですから
   
素晴らしい技術ですね!! まるで陶器の上
     に絵師が絵付けしている感覚でしょうか?
   

    『イースターエッグの展覧会』に行かれたそう
    ですなので、詳しいエッグについての説明など
    seedsbookさん
ページでご覧くださいね!!

  seedsbookさんは6月の下旬に日本で個展を
    されるそうなので楽しみですよね~(゚-^*)ノ 
    素敵なイースターエッグの画像プレゼントを
    ありがとうございました。ものすごく感激です!!

  そこで、ちょっとはそのイースターにちなんだ
    説明と絵をご紹介したいと思います。

  「イースター」とは、イエス・キリストが死後3日目
  によみがえった、「復活」を祝う日のことです。
    クリスマスとともに、キリスト教徒にとっては最大の祝日。
    春分の後で、最初の満月にくる次の日曜日にお祝いを
    するので、今年は4月16日(日)だったようです。
   
  キリストが登場する前の2000年以上の昔、人々は
    「大きな力が卵に存在する」と信じて、卵に色や絵を
    描いていました。その当時の人々にとって卵は、長い冬
    の束縛から地球を解放し、新しい希望、新しい生活、
    繁栄を約束する春の始まりを象徴していたそうです。

    -----

    キリスト復活の絵画も見つけてみました。
    1つ目は先日も「プラド美術館」で5点も展示
    されていたてティツィアーノの作品からです。

   Tiziano_3
  『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』
   1511-12年頃
      National Gallery, London



    ヨハネ福音書に記される教義
    ≪ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)≫を
   ティツィアーノが海を背景に美しく描いて
   いますね。キリストは身を引きながら、
   「私に触らないように。私はまだ父の許に
                     上がってはいないのだから」
   とマリアに言います。でも、マグダラのマリアも
   現代的な感じで今にもキリストに触れようとする
   かのように身を乗り出しています。当時の絵と
   しては人間的なドラマ性を感じさせます。

              
***

       Correggio_noli00_1
              『ノリ・メ・タンゲレ(我に触れるな)』
       1518-1524年頃 |  プラド美術館
                           コレッジョ

   こちらの絵はプラド美術館に収蔵されている
    ようでしたので、今回の展覧会で実際に観た
       かったですね!マグダラのマリアの切なさが
       顔や体全体からも感じられます。二人の衣装
       の色が鮮やかですね。手の表情から劇的な
       場面がよく表されていると思います。

       コレッジョは上記、ティツィアーノを始めとする
       ヴェネツィア派や、レオナルド・ダ・ヴィンチの
       影響を受けているそうです。

実際にティツィアーノの絵をプラド美術館展で観てから
同じ作家の絵をこのように知ると、またもう少し画家に
ついての知識が増えるようで楽しいです。

ドイツも日本もこれからが春本番で、次々と咲き誇る
お花や新芽に心を時めかして日々、暮らして行きたい
と思います。
   

|

« * 花のレクイエム *  辻 邦生 | トップページ | 『ダ・ヴィンチの遺言』(河出書房新社) - 池上 英洋氏  »

+2006年 文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

見事な絵ですね!
卵を模した陶器に絵の描いてあるもの見たことりますがこれは本物の卵なのでしょうか・・・
ゆで卵なら、とてももったいなくて殻が剥けなさそうです

子供の頃日曜学校に通っていたので、イースターは懐かしいですが、意味も知りませんでした、
お恥ずかしい限りです(^^;

投稿: えみ丸 | 2006/04/20 09:09

きれいなイースターエッグですね!!!

プラド展、先日行ってきました。マグダラのマリアと言えば、ホセの「マグダラのマリアの被昇天」がありましたね。すばらしかったです。レビュー書かないと!(笑)

投稿: すた | 2006/04/20 10:53

イースターエッグ、すばらしいですね。
熟練した職人技を要求されるこういった作品、大好きです。
卵という立体をキャンバスにして描かれるさまざまな絵柄や模様、
手の平に広がるちっちゃくて大きな世界。
素材が同一なだけにおのおのの個性が際立ちますね。
作者の方と対面しながら購入できるというのもいいですね。

投稿: ともとも | 2006/04/20 16:05

Juliaさんおはようございます。
私のブログを又文中リンク有難うございました。
Juliaさんの絵の紹介も素敵です。
いつも素直な感激をスラリと書いておられるところ感心しています。。

↑のコメントにあります卵が本物かどうかの件ですが、本物です。しかし茹で卵ではありません。中身は抜いてから、細工をします。

投稿: seedsbook | 2006/04/20 17:30

まぁ~皆様、Easter Egg Artに反応してくださって、ありがとうございま~す(*'ー'*)♪

>えみ丸さん

コメント、ありがとうございました~♪

>卵を模した陶器に絵の描いてあるもの見たことありますがこれは本物の卵なのでしょうか・・・
ゆで卵なら、とてももったいなくて殻が剥けなさそうです


>seedsbookさんよりお答えです

↑のコメントにあります卵が本物かどうかの件ですが、本物です。しかし茹で卵ではありません。中身は抜いてから、細工をします。


 ひゃぁ~本当にゆで卵じゃないかって想像してしまうくらい硬そうに見えますけど、あの卵の殻一枚なんでしょうねw(゜o゜)w  すごい繊細な作業で気が遠くなりそうです。

 日本ではあまりイースターなんて騒ぎませんから、なんで卵なんだろう??って思ってましたけど、いろいろと深い意味があるようですね~(^_^;) でも、このような芸術の行きまで達するアートって本当に素晴らしくて、イースターでなくても一年中、お部屋の飾り物になりますね!!

投稿: Julia | 2006/04/20 22:23

>すたさん

コメントありがとうございま~す(゚-^*)ノ 

>きれいなイースターエッグですね!!!

  私も初めてこのような絵を観て感激でした。
 クリックしていただくと大きな画面で
   よく絵がご覧になれますよぉ~☆

>プラド展、先日行ってきました。すばらしかったです。レビュー書かないと!(笑)

すたさんと奥様、ご一緒で行かれたレビューを先ほど、拝見しました。すたさんのレビューは分かりやすくて、とても勉強になります。

>ホセの「マグダラのマリアの被昇天」がありましたね。
ええ、あのようなマグダラのマリアが被昇天する絵は初めてみましたが、背景がきれいなブルーでとても印象的でした。マグダラのマリアのモデルは二人いたそうですから、きっと聖女の方かもしれませんね。

投稿: Julia | 2006/04/20 22:33

>ともともびっちさん

いつも心のこもったコメントをありがとうございますヾ(´ー`)ノ

>熟練した職人技を要求されるこういった作品、大好きです。
卵という立体をキャンバスにして描かれるさまざまな絵柄や模様、手の平に広がるちっちゃくて大きな世界。

ともともママさんは詩人にして美術評論家のような巧みな描写でこちらも素晴らしい文才に感動しました。このように私も書けるといいのですが~♪

>作者の方と対面しながら購入できるというのもいいですね。

そう~それが一番大事なことかもしれませんね!! 左の卵を描いた作者は、これは私の「魂の欠片」とお客さんに仰っていたそうですが、それだけ描く方も真剣なのでしょうね。そういった作者の一言が聞けると聞けないとでは作品の味わいが違ってきますものね!!


投稿: Julia | 2006/04/20 22:49

>seedsbookさん

seedsbookさんのお撮りになったお写真からは、作者の魂を感じられるほど、こちらに強く訴えてくるものがあります。

T氏が仰っていたのには、チェコ人の作家をご存知のようで、以前から兄弟でも兄さんの絵を良く観ていたそうです。

素敵なお写真を本当にありがとうございました。いろいろな文化をこのようなブログで知ることができて、それも大きな喜びです。

投稿: Julia | 2006/04/20 22:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54618/9672556

この記事へのトラックバック一覧です: ◎ Easter Egg ◎:

» マグダラのマリア [さくらみるく]
おお マグダラのマリア 主、なれを愛す 許された者のみ主の愛を知る そんな美しい美しい聖歌があります。 大好きな聖歌です。 聖書の中に、こんな話があります。 映画を観るように状況が、思いの中に広がります。 イエスを、その返答によって罠にかけようと企む悪意ある人たちが 一人の女性をイエスの前に突き出します。 「この女は姦通の現場で捕らえられました。  わたしたちの祖先の律法では  このような罪を犯した女は石打ちの刑で殺せとあります。  あなたはなんと言われますか。」 イエスは、知らん顔をして地面に何か... [続きを読む]

受信: 2010/12/30 13:23

« * 花のレクイエム *  辻 邦生 | トップページ | 『ダ・ヴィンチの遺言』(河出書房新社) - 池上 英洋氏  »