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2005/10/30

「人間 ダ・ヴィンチ」 - 池上先生 毎日新聞連載 Ⅴ&Ⅵ No.11

ikesensei
             公式HP動画Interview 掲載              

池上先生のビックニュースの余韻が覚めやらずで
TakさんMegurigami Nikkiさん、カイエさんと
我・池先生同盟(?)の方々もその朗報をお伝え
していらっしゃいます。

池上先生の毎日新聞連載7回も終了してしまった
とのことで、全文を掲載できないままですいません。

1) 自然に囲まれて 10/12
2) 母への想い 10/18
3) 早咲きの才能 10/20
4) 精神的な愛 10/22
5) 戦争での矛盾 10/25
6) 真の自由人 10/26
7) 不運の画家 10/27

朝、時間があるときは駅の売店で朝刊を購入
できたのですが、あとは会社の古新聞をさっと
見るだけでしたので、ちょっと抜けてしまって
いますが、取り急ぎ、5回目と6回目を下記に
掲載させて頂きます。(
回目2回目

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

No.5 戦争での矛盾

  davinch_taiho トリノ、国立図書館
    《攻撃用の鎌を装備 した戦車の素描》
     「
レオナルド・ダ・ヴィンチ」 ブルーノ・サンティ著
                                          片桐頼継訳 

 ルネサンス戦国時代でもありました。主な
都市はそれぞれが国家をなし、覇権を競って
いました。レオナルドほどの当時から知られた
文化人でも、諸国に仕官した時の肩書は
軍事知識の披露にあてられ、芸術家としての
アピールはごくわずかでした。
 実際に彼は優れた武器研究家であり、
「散りゅう弾臼砲」のような驚くべき発明品も
ありました。しかし彼は、戦争を「野蛮な行為」
と批判したり、あるアイデアを「あまりに非人道
的がゆえに」開示しないとした文も残しており、
実は彼の理想と殺りくは対極にあったことが
分かります。
 彼は多才ぶりを発揮し、時代の要請に合った
生きる道を見い出したのです。戦乱の世だから
こそ、彼に活躍の場が与えられたともいえる
でしょう。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
No.6 真の自由人

  astronomy 《レスター手稿》
                                         (第一紙葉表)

 「それ自体は発光体ではなく、他からの
光を反射しているにすぎない」「地球も月
も太陽も等しく星の一つである

 こうしたレオナルドの手稿について、500年
前に書かれたということ以上に、ガリレオが
地動説を撤回させられた裁判の100年以上
前の記述だという事実に驚かされます。
 レオナルドの一歳上に、同じイタリアの
コロンブスがいたように、ルネサンス期は
大航海時代でもあり、地球と宇宙の姿
急速にあらわになりました。
 その一方で、聖書を否定する行為はまだ
危険がつきまといました。「ノアの洪水」の
証拠とされた山上の貝殻についても、彼は
観察の結果、明確に洪水説を否定します。

当時の強固な既成概念にもとらわれない、
真の自由人でした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

また、会社で残りの掲載文を見つけたら掲載させて
いただきます。先生もお気使いありがとうございます!!

レオナルドの追記として少し続きを書かせて
頂きます。

今日の午後は、例の
アートナビゲーター検定試験」があったの
ですが、現代アートの部分はあまりお勉強して
いなくてその箇所は大分間違えたので
ちょっと結果はあまり・・・??でも、このような
基本的なアートの知識をつけるにはとても
よい機会でした!

そんなわけで、このところ少し落ち着かなか
ったのですが、やっとホッとしました。その後、
家の近所にありますMotの図書室で西洋
美術書関係の本をいろいろと読んできて
また至福の時が過ごせました。それにしても
午後4時頃に着いたのですが、チケット売り場
は長蛇の列で、まだまだ、「
イサムノグチ展
の人気は後を切らないようですね!


図書室で、レオナルドの大きな画集があり
まして、下記の大きな図版を観たときは
あまりの美しさに魂がおかしくなりそうでした。
実物を観たらもっと素晴らしいのでしょうね!
一本一本の線がそれはそれは綺麗で
何かそこに実在するかのように、人間の美
が優雅に描かれていました。

   
    two_angels
    《アンドレア・デル・ヴェッラキオとレオナルド》
        キリストの洗礼(部分)
         フィレンツェ、ウフィツィ美術館

        -上記「レオナルド・ダ・ヴィンチ」同掲載画像ー

徒然なるままに」にak96様のところでお知らせ
がありました美術評論の高階秀璽氏が
文化功労者を受賞されたそうですが、その氏が
監修された「
西洋美術史」の中にもレオナルド
について下記の通り述べておられました。

現実に生きているかのようで、しかも現実
を超えた理想性と優美さを備えた人物を
描きえた。

最も価値があり最も困難な絵画の目標は
人間の魂の意図を肉体の動きを通して
表現することであった。同時に、彼は空間
構成と人間構成を緊密に結びつけ、画面
に覚悟ある中心と秩序を与えて、記念碑的
な荘重さを生み出している。

    

その他、
これならわかるアートの歴史」John Farman著
でもレオナルドのスフマート(技法)について
以下のとおり解説されていました。

目や口のすみをぼかしたり、陰で隠して
どんな表情や雰囲気を醸し出しているか
は見る人の解釈にゆだねてしまう画法で
ある。それは、人間の顔(物理的に表現
すること)から対象に生命を吹き込んだ。

暇を見つけてはさまざまな自然科学の
分野を探求し、人体の神秘、波や潮流の
仕組み、昆虫や鳥の飛ぶ様子などを研究
した。ヘリコプターに似た機械がいつかは
空を飛ぶことに最初に気づいた人物は
レオナルドである。

-----------*------------*--------

こんなにレオナルドにのめりこんでしまったのも
池上先生が毎日のように沢山の情報をご教授
くださったお陰です。この秋は本当にレオナルド
色に染まる我がブログですね!!

ではでは、残りの新聞記事もご期待くださいませ♪

レオナルド関連サイト様:

☆ レオナルドの英文リンク集サイト

☆ 「美術散歩」とらさんのレオナルド展
      過去2回含むご
感想文

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コメント

提出〆切が明日に迫った申請書の作成にくたびれて息抜きしていたら、ちょうどJuliaさんからのTBが飛んできたので、こちらもお返しTBをしてみました。

いつも本当にありがとうございます。

高階先生には実は私もひとつご恩がございます。なので今回受賞なされて、とても嬉しいです。

では作成に泣く泣く戻ります。論文や記事を書くのは好きな方なのですが、自分がいかに事務的作文に対しては根気が無いか、あらためて自覚させられています…

投稿: | 2005/10/30 23:49

先生、

コメントとTBを本日、何度もありがとうございます。

息抜きにどうぞまた遊びにいらしてくださいね!先生も高階先生のように将来きっと受賞されることと思います。

事務仕事は本当に退屈ですが、どうぞ夜通し(?)がんばってくださいませ。レオナルド展は参加者が多そうですが大丈夫でしょうか?
またそのことも後ほど。。。

他のコメントも有難う御座いました。今日はこの辺で失礼します。他の方も後日、お返事いたします。すいません(*- -)(*_ _)

投稿: Julia | 2005/10/31 00:04

Jennyたちが、フィレンツェで中心とか大きい時代をMegurigamiしなかった?


投稿: BlogPetのJenny | 2005/10/31 10:25

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