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2005/08/06

カンディンスキー -Phillips Collection No.5

今週は本当に暑くて暑くて~~~・゚゚・(×_×)・゚゚・。

でも、一週間、絵を観ていないと禁断症状が
出てくるようで、「フィリップス・コレクション展」を
2回目なのですが、六本木ヒルズまで行って
観て参りました。

最近は、会社のアート好きな方の影響も
あって、パウル・クレーなどの抽象画の魅力
にもはまりつつあります。blogを書いたり、
他の方のお好きな画家の絵を観ていたりして
自分は何か「
」に惹かれているのかしら~?
と思うこの頃です。あまり物体そのものより
色の輝きが好きなのではないかしら?と
blogを始めて1年近く立つのですが、今の所
そのように思い出しています。

そこで、前回も一目観てからすごく気になって
いた作品ですが、ヴァシリー・カンディンスキー
の作品と彼の仲間「青の4人」についても少し
触れてみたいと思います。

   kanndinsky
                 《連続/Succession》 1935年

 この絵を観た時に本当に音楽が聴こえてきそう~!!
 と思いました。音が見えたら、音の長さや強弱などが
 このような色になって表現されるのではないかしら~?
 と観ていてもとても楽しくなりますね!!
 きっと音楽を演奏できる方ならすぐにメロディーが浮か
 んでくるのではないかしら~? それぞれが楽器の
 音色にも見えるし想像するだけで、
               とても楽しいです
゜・。・゜

 こちらの《コンポジション》 はオーケストラの音が
 ワァ~と広がっていくような音色の重なり合いが

 美しく表されていて素晴らしいですね!!
 (これは残念ながら展示されていません。。)

   kandinsky

   ロシアに生まれて当初は学者の道を進みますが
   1895年にモスクワでフランス印象派展を見て、
   モネの《積み藁》に衝撃を受け、画家になろう!
   決心したそうです。その翌年、31才になった彼は、
   大学講師の地位を辞退して、絵画を学ぶ為に、
   ミュンヘンの王立学校で学びました。 1909年、
   ミュンヘンで「新芸術家同盟」を結成しました。
   1922年にバウハウスの教授としてワイマールに
   招かれて、バウハウスでの教育活動と並行して、
   1924年に、クレー、ファイニンガー、ヤウレンスキー
   と結成したのがグループ「青の四人」です。
   「抽象表現主義」の創始者として活躍し、その後は
   モスクワ大学の教授となりました。

     tsumiwara 

  1895年カンディンスキーがモネの《積み藁》を
    見たときは、彼は最初それがなにを描いたものか
    分からなかったそうですが、絵は感動を与えると
  いうことを知ったそうです。モネの絵を観たのが
  きっかけで画家になるなんてすごい!!ただ
  その偶然を調べていて興奮してしまいました!
   

  次の作品は「青の4人」の一人、ライオネル・
  ファイニンガーが描いた《村/Village》です。
  この画家も音楽を勉強しにドイツに住んで
  いたのですが、音楽家にならずにやはり
  画家になってしまったアメリカ人です。あまり
  目立たない作品ですが、とても色がきれいで
  建築的な造形美を感じて現代的な美しさが
  ありました。

  feininger

  ご存知、パウル・クレーも「青の4人」の
  一人ですが、カンディンスキーを師と慕い
  色彩感をはじめ、芸術に対する考え方、
  特に音楽への関心が美術と結びついて
  いることも二人が深く共感しあっていた
  要因です。

  直線、曲線、明るい色、暗い色、有形、
  無形を縦横無尽に織り交ぜた彼らの
  絵画から鑑賞する人自身に音色や
  リズムを感じさせる
ような絵画を描いて
  行こうと思っていたそうです。

  
  カンディンスキーはチェロを弾き、クレーも
  バイオリンの腕前もプロ並だったようです。
  そのように現実にも音を紡ぎだす二人です
  から、音を絵画にしてみたいというのもわか
  りますね!

   photograph violin

          present 記、画像2枚は
                     《クレーの贈りものより     

  もう一人のヤウレンスキーに関しては
  情報がないのですが、この「青の4人」
  の結成期間は、ヒットラーが現代芸術
  を排斥してしまったので、短い間のよう
  でした。それから、クレーも苦難の時期
  が始まりますが、彼を知れば知るほど
  虜になってしまいそうな程、その世界は
  深遠です。

     (昨日の「続き」から加筆・修正いたしました)

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コメント

モネの「積み藁」は
モンブランみたいだ~と
とある方が本に書かれていました。
いい目をお持ちです。

投稿: Tak | 2005/08/06 20:05

Takさん

コメントありがとうございました。
この「積み藁」はほんと美味しそうな感じの色合いですよね!

カンディンスキーさんも甘い物に目がなかったのかしら~?な~んてネ(^_-)-☆

Takさんもお仕事大変そうですが、暑い夏にあまり無理しないで(手を見つめすぎないで??)頑張ってくださいね!

投稿: Julia | 2005/08/06 20:12

カンディンスキーの作品は、
「私が初めて理解できた抽象画」です!
作品を所蔵するというMoMA、
グッゲンハイム美術館に行ってみたいです・・・。
そういえば、今朝異常に早く目が覚めたので
テレビをつけてみたら、
「世界美術館紀行」なる番組を放映していて、
「青騎士」=第一次世界大戦前にカンディンスキーが結成していた
グループについての内容でした。
ヤウレンスキーという画家については、
私もよく知らないのですが、その「青騎士」のメンバーでもあったようです。
昨晩読んでいたのは「クレーの日記」。今朝
カンディンスキーについての番組を見るとは
偶然というかなんというか・・・
あ、長いコメントすみません。

投稿: Mei | 2005/08/06 20:22

Mei様

ようこそいらしてくださいましたヾ(´ー`)ノ

昨夜遅く書いたので、文章がヨレヨレしていたのもあって修正し直したばっかりでしたので、それを読んでいただけたようで嬉しいです。

>カンディンスキーの作品は、
「私が初めて理解できた抽象画」です!

  Mei様は抽象画に関しては私の先輩になりそうですね!また教えてくださいね!!

>今朝異常に早く目が覚めたので
テレビをつけてみたら、
「青騎士」=第一次世界大戦前にカンディンスキーが結成していたグループについての内容でした。

  わぁ~!ご覧になったのですね!
  私もその番組について知ってはいたのですが、昨夜この記事を書き上げたのが午前2時前位でしたので、さすがに起きれませんでした~でも残念です(*ノ-;*)

>偶然というかなんというか・・・

  ええ!!そういうことは私も沢山、経験しているので、Meiさんも偶然が重なったのだと思います。芸術関係って意外に根底で繋がっていて怖い位です。
  このように好きになりかけた画家について調べているとやっぱり、モネが関係して出てくるのでモネという人は実にいろんな人たちに影響を与えていたのが分かります。
  Meiさんは以前、ご投稿してくださった方でしょうか?これから私も現代アートを追いかけていくつもりですので、またぜひ遊びにいらしてくださいね!!

  

投稿: Julia | 2005/08/06 20:48

Julia 様

こんばんは。
コメントありがとうございました。

私が行ったのは8/4(木)の8時少し前ぐらいなのです。その日に書かなかったので...

カンディンスキーの「連続」、この絵を見るのは初めてではないのですが、
今回、「連続」の感覚を今までより感じられたように思いました。

コローやシスレーなど、以前は全く興味がわかなかったのですが、
少しずつ自分も変わっているのかなと感じます。

カンディンスキーやクレーの音楽はどんななのでしょうか?
「連続」は前衛ジャズ、の感じがします。
「村」はヴァイオリンの音が聴こえました。
クレーはイメージ的にはシェーンベルクやウェーベルンなどの現代音楽かしら?

今はこのように感じたのですが、
Julia様はどんな音楽をイメージされましたか?

色、ですね。私も色や光に惹かれます。
印象派が来るとたいがい見に行っています。

とりとめなく書いてしまいましたが、4人組のこととか大変勉強になりました。
(すぐ忘れてしまうのが難なのですが)
ありがとうございます。

投稿: juil | 2005/08/07 01:15

juil様

こんにちは!
juilさんの素敵な感性がたくさん伝わってくるコメントをありがとうございますヾ(´ー`)ノ

>コローやシスレーなど、以前は全く興味がわかなかったのですが、少しずつ自分も変わっているのかなと感じます。

juilさんも絵の趣向が少しずつ変わられたとのことですが、その時によって見方が変わってくるので自分でも面白い発見ですよね!

コローのあの森の色とそれに指す光がきれいで大好きです。また取り上げてみたいと思っています。

シスレーの雪の絵は本当に素晴らしかったですよね!観るたびに雪の色の美しさに感動してきます。

>カンディンスキーやクレーの音楽はどんななのでしょうか?

  う~ん。。やっぱり古典のクラシックを彼らは多く聴いていたと思いますが、なにかジャズのような響きも感じますよね!

> 「連続」は前衛ジャズ、の感じがします。
  お~そうですね!
  私はそれと自分の頭の中では、ピアノの
早くリズミカルな曲が流れていました。
モーツアルトのトルコ行進曲に近いような?
あとはショパンの革命のエチュード(エチュード12番) のような激しさとか~?

>「村」はヴァイオリンの音が聴こえました。
 まさしく、こう静かな癒されるような楽曲ですよね!
   ドビュッシー 「月の光」とか
  ヴィヴァルディ:「四季」より「春」より
  あたりでしょうか?クラシックは初心者程度なので。。(^_^;

>」クレーはイメージ的にはシェーンベルクやウェーベルンなどの現代音楽かしら?

  そうですね!現代音楽が流れてきますね!あとは武満徹さんの透き通った曲、サティなど。。もっと音楽に詳しければ出てくるのでしょうが。。

>色、ですね。私も色や光に惹かれます。
印象派が来るとたいがい見に行っています。

 まぁ~ヾ(´ー`)ノ本当にjuilさんの感性と同じようで大変嬉しく思います。Bunkamuraは、これから、モロー展があってそれから印象派の作品が来年まで続きます!!

 また、コローやシスレーについても調べる時間ができたらここで取り上げてみたいと思います。

 juilさんの手がご快復したら、ぜひ演奏を聴いてみたいと思います。ドビュッシーやラヴェルのような印象派的な楽曲がお好きですか?
また、お知らせくださいませ。

投稿: Julia | 2005/08/07 11:24

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