« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »

2005年7月

2005/07/31

『若い農夫』 - アメデオ・モディリアーニ

今日も大変暑い一日でしたが、皆様の週末はいかが
お過ごしでしたでしょうか? 私は昨日、午前中の会話
が終了してから、ブリジストン美術館で開催している
  「
絵の中のふたり-シャガールから靉嘔まで」展
を観て参りました。シャガールの絵はさすがに美しかった
のですが、今日は常設にあるモディリアーニの作品に
ついてご紹介したいと思います。

やはり、モディリアーニの映画を観た後でしたので、
じっくりと「若い農夫」という作品の前に立って
しばらく鑑賞しておりました。いままで何度か観て
いたと思いますが、あまり印象が強くなかったの
ですが、今回はとても感慨深いものがありました。

この絵はモディリアーニが静養のために、ニースへ
滞在していた時、地元の農村の若い人たちを描いて
いた絵の中の一枚です。気候もよくて穏やかなニース
に住んでいたので健康もよくなったのか、優しさが漂う
絵が多かったようですね。

   modiliani  giovane_dai_capelli_rossi
   「若い農夫」 1918年頃    「GIOVANE DAI CAPELLI ROSSI」 1919年

えみ丸様が以前、拙ブログのコメントで
物を立体で観る目を持っているの」と
モジリアーニについて書いて下さいました。
立体的かどうかなどじっくりとみてみますと、確かに
目と眉の間がとても立体的に描かれていまして、
顔や体も浮きだって見えるのはそうことでしょうか?
彼は絵を彫刻を彫っていくように細かい線で描いて
いくので、こちらのプリミティブのブロンズ像の延長
のような絵画を描いていますね。

       bronz

図版では不自然に感じる首の長さも実際に観ると、
とても自然で流れるような美しさにも感じます。
あとは、瞳が描かれていませんが、実際に観るとこの

エメラルド・グリーン(ブルー系)の色がとてもきれいで
その目の中に吸い込まれてしまいそうになります。
全体に品があって色もどちらかというとイタリア的なの
でしょうか~?赤の壁色が人物を浮き立たせていて
素晴らしいです。落ち着いた時期に描かれていたのを
感じられる素敵なモディリアーニの作品だと思います。

あとは、メルマガを発行されている
 
 「イタリア猫の小言と夢」様から
 「モディリアーニ: 映画と美術展

の記事を発見しました。発行者の方は、映画はお気に
召さなかったようですが、イタリアの小島で開催されて
いる
モディリアーニの展覧会について詳しく解説して
下さっています。

   “Modigiani a Venezia, tra Livorno e Parigi”
ヴェネツィアのモディリアーニ リヴォルノとパリの間

会期: 7月14日~9月25日
会場: サルデーニャ島カリアリ
     CASTELLO DI SAN MICHELE

HP MODIGLIANI  に詳しく書かれています。
               

メルマガの発行者の邦訳を抜粋させていただきます。

 美術展はリヴォルノとパリにあるモディリアーニの
法定文書保管庫の文書、写真、書簡も展示され、
ヴェネツィアでの2年間を中心に、生活と作品が
たどれる趣向だ。
 展示されている当時の写真は、修業時代に大きな
役割を果たしたヴェネツィアを始めとするイタリア各地
と画家。続いて、ピカソ、詩人のマックス・ジャコブ、
またモンパルナスでエコール・ド・パリと呼ばれた
藤田嗣治、モイズ・キスリングなどの画家や、
アヴァンギャルドな芸術思潮の詩人たち、共同アトリエ
やたまり場だったカフェやビストロなど、映画にも出て
くる状況の貴重な資料の公開だ。
 カリアリでは展示数も増やし、サルデーニャで暮らした
家族の資料を初めて公開、1899年にモディリアーニが
サルデーニャで描いた作品も展示される。また、イタリア
各地の図書館で発見された、サルデーニャで過ごした
青春から結婚までの文書類も多いという。モディリアーニ
をよりよく知りたい人にはたまらない好機なのだ。

この展覧会場であるサルデーニャ島について調べて
いましたら、
日本人女性が運営されているサイトを
これまた発見しました!

 サルデーニャ島の観光情報-カリアリ県【南】

このようなイタリアの小島で日本人女性が住み活躍
していることに逞しさと羨望を感じます。きれいな
地中海に囲まれた小島の様子をとても詳しく掲載
しています。

続きを読む "『若い農夫』 - アメデオ・モディリアーニ"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

素敵な映画の3作品(゚-^*)ノ 

  暑中お見舞い申し上げます。

 nizen
    
 『ニーゼン』 パウル・クレー 1915

さて、今月を振り返ってみますと、素晴らしい映画
を3本も続けて見ることができまして、映画のよさ
を再認識した所です。まずは、自分のレビューを
書いてから他の皆さんのblogを見てみますと、大体、
自分と同じ様な感想をお持ちで、皆様がこの3本の
作品についてはとても良かったと書かれていますので、
改めてご推薦がてら列挙して見たいと思います。
 

  モディリアーニ 真実の愛
  スターウォーズ エピソード3 / シスの復讐
  ヴェラ・ドレイク

まず最初の「モディリアーニ~真実の愛~」へは
多くの皆様から拙ブログへアクセスがありTBなどを
頂きまして、改めて感謝いたします。映画ファンの
方がblog人口でとても多いことがこのことを通して
分かりました。また、この映画を見たことで、絵
にも関心を持ってみます、との嬉しいコメントを
頂きました。私も昨日、ブリジストン美術館
モディリアーニの「若い農夫」という常設にある
絵をじっくりと観て来ました。また、このことは
あとで記事にしたいと思いますが、彼の絵が立体的
だと教えてくださった えみ丸様(彫刻家)のお言葉
が、その作品から少し分かったように思いました。
実在した人の映画を観た後に、実際の絵を観ると
感動が全然違いますね!!驚くほどでした。

   modiliani  『若き農夫』1918年頃

☆映画の登場人物に似た作品が掲載されているサイト
  WebMuseum, Paris
  Modigliani, Amedeo

その次の「STAR WARS EPAISODE3」に関しては
もうSTAR WARS マニアの方々が沢山いらして
この作品に終止符が打たれたことを皆さんが
すごく嘆いていらっしゃるようでした。私は息子の
誘いでたまたま、最初にして最後の観劇でしたが、
その作品がどこから見ても完璧に素晴らしくて
感動いたしました。でもアナキンの最後は悲痛でした。
ちょうど、息子と同じ年齢位でしたので、よけいその
死がいたたまれないほどで、悪人であっても救い出
したい思いがしました。オビ=ワンが最後の止めを
刺せなかったことも分かるような気がします。
ルーカス監督の長年(28年)にわたるこの映画の制作
を「哀しみ」という形で終了してしまいましたが、また
どのような形であれ、この壮大なテーマを作り続けて
欲しいように思いました。

   star

3番目の「ヴェラ・ブレイク」ですが、これは本当に
「演技の本質とは何か?」と改めて問い直してみたく
なるようなイギリス映画の演劇人たちがみせる素晴
らしい演技を堪能できます。とにかく、画面はあまりに
日常的でそれこそ映画的には美しくない映像ばかり
ですが、家族愛が深く根底にあり、このシリアスな
テーマを暖かく包んでいきます。日本人では極力
避けたくなるテーマですが、女性の苦しみをも男性
である監督は救いたくて描いたのでしょうか?当時
の弱い人々に暖かい目を注ぎつつも厳しい現実と
いうものを直視せざる得なかったその展開の妙味に
また鋭い社会性と写実性といったものを感じます。
さすが、シェークスピアの発祥の地、演劇のレベルが
格段に違うことを思い知らされた演技の教科書の
ような映画でした。

    _vera_arrest

映画に関するblogの人たちとも少しずつお知り合いに
なれて、皆さんがとても感性が鋭くて文章がまた
とても上手な方が多いのでそのレビューを読んでいると
楽しくて時間が立つのを忘れてしまうほどでした。
上記3作品をしのぐ映画はあまりないかとは思いますが
また、時間を見て避暑がてらこの夏は映画館へ足を
運ぼうと思います。上記作品は決して、皆さんの期待を
裏切らないと思いますので、暑い夏の盛りにどうぞ
ひとときの時間を映画でお楽しみくださいませね!
 

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2005/07/27

『ヴェラ・ドレイク』 Vera Drake

昨夜の台風も大したこともなく、今日は台風一過、
体感気温が40度近くあったような異常な暑さの
東京でした。明日は息子が湘南へ友人と行って、
サーフィンの真似事をするような水浴びをしてくる
そうです。

とにかく暑いので、ちょっと寄り道をして帰ろうと
思っていると、ちょうど今日は水曜日でレディース・ディ
なのを思い出し、早速メールで娘に連絡して、職場
からも家からも近い
銀座テアトルシネマへ行って
  『ヴェラ・ドレイク』 
を二人で観て来ました。

      doreku

1950年頃のロンドンで普通の主婦が逮捕される
までのシリアスなお話でした。イギリスの映画らしい
渋めの映画ですが、俳優人が舞台で活躍している
人たちばかりなので、演技だけでも見ごたえある
素晴らしい映画でした。

最初は、主役のヴェラ・ドレイク役のイメルダ・
スタウントンは明るく家族にも近所の人たちにも
世話を焼いて、こんな風なお母さんて昔は日本にも
沢山いたかしら。。と思えるような貧しいながらも
家族もワィワィと安心して暮らしていました。

上記の写真は内気な娘がやっと婚約できるように
なってお祝いをしている席に、警察が乗り込んできて
彼女が悲痛な顔をした瞬間です。それからは、
とても悲しくて悲しくて・・・

でも、その旦那さんと家族は彼女を赦そう!と
とても温まる家族の愛を切に演じていきます。
ご主人役のフィル・デイヴィスも誠実に彼女を
信じて、怒る息子を一生懸命、説得します。
息子は愛する母親に対して一時は怒りを露わに
して涙を浮かべながら、
 「なぜだ~!!」 と母に訴えます。

娘のフィアンセもそのような義母(将来)に対しても
最後のクリスマス会で、


 「今までで最高のクリスマス会でした。感謝します。」

ときちんとしたお礼を言います。すごくイギリス的な
誇りを感じたシーンでした。

ちょっと重いテーマでしたが、それ故に家族愛の
強さと深さを胸に染み込むように感じさせます。
小さな居間に小さなテーブルで足をくっつけ合い
ながら食事をしたり、ちょっとした冗談でも家族愛
の絆を感じさせます。彼女がつらい思いをしている
人たちを救おうって思ってしたことは医療的には
間違っていたかもしれませんが、そこには人を
救おうというがあってのことだったのです。
家族に隠していたことは家族を裏切っていたかも
しれませんが、それは最終的に彼女の存在を
赦して待つ」という暖かい愛に繋がっていくのだ
と思います。  

久しぶりにブリティッシュ・イングリッシュも聞けて
懐かしい響きでした。TOEICのリスニング・テストが
これからはイギリス人の発音もあるそうですから、
受ける方はどうぞイギリス映画を観て慣れておくと
いいかもしれませんね!


「STAR WARS」のような垢抜けたアクションや
CGIの飛びぬけた画像もないのですが、最終的には
何が一番大切なのかを教えてくれる映画でした。

        Official Site イギリスの公式サイトです。
                  ぜひご覧ください!

アカデミー賞主要3部門(監督賞、主演女優賞、脚本賞)
ノミネート、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞・主演女優賞
受賞をはじめ数々の映画賞を受賞。

映画賞 allcinema

続きを読む "『ヴェラ・ドレイク』 Vera Drake"

| | コメント (11) | トラックバック (11)

2005/07/26

バナーも作ってみました(*^-゚)vィェィ♪

impression

 [お気に入りのドガとルノワールのダンス・シリーズ]

今夜は東京にも台風が上陸するそうですが、
まだそれほど激しくないようですが、夜中に
かけて暴風雨がくるのでしょうか?夜中に
出歩く方はどうぞお気をつけ下さいませね!
この台風が去ると本格的な真夏がいよいよ
やってきそうですね!!

今朝は「BBS」もリンクさせましたが、「バナー
というのも作成してみました。

美術散歩のとらさんが親切に作り方を説明して
いただいたので、なんとか自分でも作ることが
できました(*^-゚)vィェィ♪結構、夢中になって
楽しいものですね! とらさん、本当にありがとう
ございましたヾ(´ー`)ノ

とらさんの説明を下記にコピーしますので、
皆様もぜひ作成されてくださいね!

  バナー作成には簡単バナー」という
  フリーソフトを使っています。ヤフーなどで
  「簡単バナー」を検索し、ソフトをダウンロード
  すれば使用開始できます。「背景」を決める際、
  「参照」によって画像を入れることができます。

   banner3

    文字は、色合わせとかフォントや
   位置など何回かやり直してみたの
   ですが、位置の細かい高さと横の
   設定は、 X Y で + -で微妙に
   調節するようでした。

   作ったはいいのですが、ブログって
   リストに貼り付けられないから
   どうしたらよいのかしら~?と
   悩んでいます。HTMLで読み込ませる
   のでしょうか?? 

       皆様の所でバナーが使えるようでしたら
     少々、ボケ・バナーですがご使用になって
    下さいませm(*- -*)m

   ではでは、関東近辺の方は呉々も台風には
     お気を下さいませ。
  

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

BBSを始めてみました(゚-^*)ノ 

shokubutsugun BBSを左のリストにリンク
させましたので、皆様
どうぞ画像など貼ったり
お気軽にメッセージも
書いてくださると嬉しいです!

今まで2つのBlogは更新が
滞ってしまったのでちょっと
お休みですm(*- -*)mス・スイマセーン

パウル・クレー 『砂の上の植物群』   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/07/24

STAR WARS EPISODE III / シスの復讐

  tokyo_omote1

息子が試験も終わってホッと
したのか、「お母さん、映画へ
行こう!」と一年に一度位、
一緒に映画デートをする時
があって結構、楽しみです!

どちらかというと私はフランス映画
を観たかったのですが、今話題の
STAR WARS エピソード3
を近所の
シネマズ109で観て参り
ました。

英語の先生も先週、早速観にいかれて、今までの
STAR WARSシリーズの中でも一番良かった!
おっしゃっていたので、ちょっと期待して観にいって
きましたが、やっぱり、そのお言葉通り、素晴らしい
映画でした!!

    050430_hero

とにかく、このがいいでしょ!!
アナキン役のヘイデン・クリステンセンは今回、
光の輝く明るいところからダークサイドへと移行
していく心の葛藤が彼のにそれが徐々に
変化
して表れ、このように最後はきつくなっていきます。
若さゆえに、自分の実力が認められない苛立ち
と妻の命を救いたいがためにダース・ベイダーに
なっていく過程を繊細な演技と迫力溢れるアクション
で最後まで魅了してくれました。

そのアネキンが実の師に殺されるシーンで、溶岩
が彼の体を燃えつくしていくところは、何か悪人と
いえども最後まで救いの手を差し伸べてしまいたく
なるほど切なかったです。

私は大体のストーリーしか知りませんでしたが、
今回はストーリーの展開というより、音楽も
フル・オーケストラで演奏されるので、戦うシーン
も何か壮言な感じがし、他の役者の方々も大変
落ち着いていて英語の発音もとてもきれいです
ので、音に関してもパーフェクトに楽しめます!

今回でこのシリーズも終了とのことですが、 監督の
ジョージ・ルーカス氏は28年間もこの映画の製作に
携わってきたので、最終的にできあがったスクリーン
をみて大変感慨深かったそうです。何かそういった
哀愁のような感じも漂うような映画に感じられました。

このあと、「スターウォーズ」のテレビドラマ化の話も
あるそうですので、このように争いがあっても根底
には’愛’のテーマがあるような人間味を感じさせる
映像であって欲しいですね!戦う場面がいくつも
あるのに、CGの映像がとても美しくて、全体的に
とても格調が高いように感じるほど芸術的な映画
でした。皆様もぜひ劇場で、この映画を楽しまれて
下さいね!本当にご推薦します!! 

| | コメント (10) | トラックバック (5)

2005/07/23

レオノール・フィニ展 - Bunkamura

先ほど、東京地方でも震度5強の地震があり
私の家でもすごく揺れました。また余震などある
かもしれませんので、皆様もお気をつけ下さいませ。
(ご心配メールを各地よりありがとうございました)

ところで、昨日は渋谷Bunkamuraで今月の31日(日)
まで開催される「レオノール・フィニ展」を観て参り
ました。

金曜日は午後9時まで開いているので会社帰りでも
ゆっくりと鑑賞することができます。しかし、
こういう世界がお好きな方にとってはきっと魅了
されるかもしれませんが、私はどうも苦手かも
しれません。。お好きな方にはすいません(/o\)

  fini

それでも、トリエステ時代の初期の絵画は素晴らしい
ものがありました。特に、こちらの自画像はご自分の
美しさと強さと儚さといったものを良くわかって情熱的
に描いていると思います。その辺りの衣装も細部に
渡って繊細に色も美しくて、普通に描いていたらかなり
絵画の方では大成されたのではないかと感じるほど
力作が多かったです。でも、何かしら人物の表情が
とても哀しげで、観ていると胸に迫ってくるほど女性
としての非痛感が感じられました。


その後からは絵の調子がどんどんシュールになって
変わってしまい、だんだんと私の許容範囲から遠ざ
かってしまいました。。。本当に日本画もまだまだ
わからないし、このようなシュールの世界もなにか
掴めなくて残念です。

先日、観にいきましたジャン・コクトーの方が同じ
舞台芸術家としては絵を観る限りでは、まだ気品が
あるように感じました。自分と違う世界は理解できない?
のかもしれません。まだまだ、いろいろな芸術を観て
自分の世界を広げなければと思いますが、また
一年後にblogを書いていたらどんな嗜好になって
いるかも楽しみです。

morou

この後、8月9日(火)より
ギュスターヴ・モロー展」が
開催されます。

宝石のように瞬き輝く
幻想的なモローの作品が
大変楽しみですね!

いつも美術について教えて頂いている
Windflowersの千露様が
 「
ギュスターヴ・モロー展(神戸の休日 vol1)  」
のレビューを詳しく書かれていますので、ご参考に
されてくださいませ。

  

続きを読む "レオノール・フィニ展 - Bunkamura"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/07/20

ジャン・コクトー展 - Jean Cocteau

日本橋三越本店 新館7階ギャラリーで
本日が初日の「ジャン・コクトー展」を
観て参りました。

    cocteau002

 会期は20日(水)から31日(日)まで
 ですから、皆様、どうぞお見逃しなく
 この展覧会、ぜひご覧下さいね!!

 250点の作品を一堂に観られます!

     cocteau003

私は若い頃、やっぱりアート仲間がいまして
コクトーはその頃はみんなの憧れの的だった
んです!憧れというより神様に近かったで
しょうか~!その時の彼氏もコクトーに傾倒
していたこともあり、初日に行かなければ!と
いう逸る心の思いに押されるように、自分の
青春を思い出すべく会社の帰りに、三越へと
向かいました。

私自身はそんなに詳しいわけではなかったの
ですが、堀口大學氏や堀辰雄氏の訳でコクトー
の詩を読みながら、暗い面持ちをして、
コルトレーンのジャズを聴く、なんていうのが
私達のアート仲間では、クールな感じ!って
いうイメージだったのでしょうか!?

ちょっと思い出に浸り過ぎましたが、肝心の
展覧会ですが、やっぱり私はこちらの三越さん
の展示がとても好きです!絵にス~と入って
いけて、落ち着いて鑑賞できます。でも、前回
の浮世絵はなんとも数が多すぎて×でしたが、
それを除いたら、本当にその作者の絵が好きに
なるように暖かい展示をしていると思います。

     cocteau003

コクトーはこのように男前ですから、かなりナルシスト
でもいらしたようで、自画像が自身と友人からのと
それはハンパなく多かったです!入ってすぐの所に
ショックな絵がありました!それは、先日も映画で
観たばかりのモディリアーニが鉛筆で描いたコクトー
の肖像画の素描でした!!目立たない作品で、ただ、
黒い線でコクトーをス~と描いているのに、
モディリアーニがまるでその場で描いたかのように
感じて、心からなにか感激してしまいました!
なので、今回はこの作品が一番、衝撃的な出会い
でした!

また、彼の友人仲間としてピカソとモジリアーニの
写真もあって、なんていうか偶然としても次々と絵
の世界ってどこか繫がりあるものですね!

続きを読む "ジャン・コクトー展 - Jean Cocteau"

| | コメント (16) | トラックバック (6)

2005/07/19

Happy Aperitif in Tokyo on 2nd June 2005 (No5)

フィリップス・コレクション展の『舟遊びの昼食
をご覧になった皆さんが素晴らしい!!と
感想を言われていて
、また前にあるソファで
休みながら絵を観るとまた優雅なひとときを
過ごせるようですネ(*"ー"*)♪

   もう一度、アップしちゃいますね!

   20050601_phillips_collection_2

先日のアート・オフ会では絵の好きな方々が集まって
ワイワイしていると本当にこの絵のように楽しい
雰囲気になってきます。

そのアート仲間のお一人のYukoさんから、「どんなランチ
を頂いていたのか気になりますね!」との楽しい問いかけ
がコメントにもありましたので、私が以前行きました
アペリティフの日」のお祭りの時に、沢山のフレンチ・
レストランのブースが出店されていまして、もしかしたら
このようなアミューズ・ブーシュと、ワインやカクテルを
その時も頂いていたのではないかしら?と思い、お写真
をご紹介したいと思います。

   roses    sashi 

また、どこのお店でそれは何?っていうのは後日
解説を付けたいと思いますので、今夜はお写真だけ
お楽しみくださいませ。

 2005年 Happy Apéritif in  東京
 (2005年6月2日(木)実施)

    pass   hills002

   10種類のアミューズと5種類のドリンクの
     
PASSです。首からぶる下げておきます。

              cakes

        ★美しいデコレーション・アミューズ★

     apretief

           cheese
           いろいろなチーズとベリー系を合わせたアミューズ
             こちらは大変人気のあるブースでした!

    apre
      

              horohoro
                ホロホロ鳥のアミューズ

                people
                   ~ワインとシャンペン通り~

    wine 本場のシャンペンのサーブも!           

   drink    shaker
  本格的なカクテルもプロのバーデンダーの方より堪能できます(*'ー'*)♪
    
  shefs hattori_sensei
      メインステージとシェフの方々         服部先生

 今日は画像がなんとかアップできました。ホッ~(^_^;ゞ
 とりあえず、今日はここまでですが、
 お客さんが遅くになるにつれどんどん
 増えて会場はすごい熱気でした!!
 (^_^)v(@_@)(^-^)(*_*)(^O^)(^_-)

 来年はもっと広い会場でないときっと
 入りきらないでしょうね!
 どの人たちもお酒とおつまみ片手に
 ホントに上気気分で、さしずめ
 『六本木フレンチ遊びのアプリティフ
 って感じでしたよぉ~♪

 来年はぜひご一緒しましょうね!!

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/07/18

「フィリップス・コレクション展」文化講演会2回目 - Phillips Collection No.4

7月14日に、「フィリップス・コレクション展」文化講演会を
豊島区民センター文化ホールにて、吉川節子氏による
ご講演を拝聴して参りました。

フィリップス・コレクション展」は実際に見に行きまして
大変素晴らしい作品が多いので、その作品に纏わる
お話ならなんでも聞いてみたいと思い、この展覧会に
ついての講演会は2度目(
一度目)ですが会社の帰り
に池袋まで行って参りました。

全体的な吉川氏のお話は、印象派の作品とその時代の
フランスにおける時代背景と画家達が何を本質的に描き
たかったのかということが主なポイントでした。吉川氏は
モネがお好きなのかしら?と思うほど、モネの絵を沢山、
スライドで紹介して下さり私はそれが大変嬉しかったです。

折しも当日は、「フランス革命の日/(1789年7月14日 -
1794年7月27日(フランス革命暦9年Thermidor9日)」
でした。このころから、市民が近代化に目覚め、
イギリスの産業革命の影響もあって、フランスでも
工場化が進められてきました。その影響が今回の
印象派の作品にいくつも見て取ることができました。

まずは、それまで絵の具は(それぞれの画家が顔料と
油を自分で調合して作っていたものを)豚の膀胱の袋を
使って、その上にヒモを巻き付けるだけでしたので、
持ち運ぶことが大変不便だったのですが、この産業革命
でねじ巻き式蓋が開発されたこともあり、絵の具が外に
零れることがなくなったので、持ち運びに便利になり、
画家達がリュック式の絵の具箱にこの絵の具を入れて
戸外で絵を描くことが容易になったそうです。(お髭を
はやしているセザンヌとピサロがこの絵の具箱リュックを
肩にかけて二人で郊外へ写生を描きに出かけた写真を
講演会などで良く紹介して頂きますが、そういう事情も
あったのですね!)

印象派でも代表的なモネはそれ以来、セーヌ川の船に
乗ってよくセーヌ川やその近辺で絵を描くようになった
そうです。それからルノワールやその友人達がモネが
戸外で描いている所を描くことも多かったようです。
スライドでもいくつか見せて頂きました。

それから、もう一つはそのフランス革命以後、鉄道の発展も
市民のレジャーの生活を一変させました。それまでは、貴族
が馬車で郊外へ行って川や海で遊んでいたそうですが、
パリ市内にも工場ができて人口が増えてきたこともあり、一般
の市民もその鉄道に乗って、パリから2, 30分乗った所にある
郊外のシャトー(
芸術の丘モンマルトル様)やアルジャントィユに
週末になると朝早くから蒸気機関車に乗って、それこそ大勢の
人たちがセーヌ川の岸辺でレジャーを楽しむようになったそう
です。

そんな中で、描かれたのがこの「フィリップス・コレクション展」で
目玉と言われる作品「
船遊びの昼食」ですが、ルノワールが
親しい人たちと楽しく昼食しているところを描いています。パリ
から2,30分も列車に乗ればついてしまうシャトーのレストラン
に集まって、開放感で輝いている市民達の笑顔はこの時代
だからこそ余計に明るく描けたことがわかりました。

モネとルノワールも共に、セーヌ川に写生に出かけていき、
その時の2人の作品から画家の描きたかった本質をスライド
を見ながら教えて下さいました。同じ景色を描いていても、
モネはセーヌ川に反射する水面の光を中心に描いて、人は
簡単に描かれているとのことでした。そして、モネの初期は、
最初の奥様のカミーユを描いている頃は暗い色調の時期も
ありましたが、戸外へ出るようになり、感じた光をキャンパス
にそのまま忘れない内に描いていくことで、だんだんと色調が
明るくなってきたそうです。それも、なるべく、パレットの色を
混ぜないでさっと一筆で描く印象派の画法を確立させたのも
この時期だったようです。そして、晩年になるほど、人の絵が
少なくなり最後の作品、オランジュリー美術館の壁画は70歳
になってから描いたそうですが、それには人間の陰も描かれて
いないとのことでした。

反対にルノワールは、晩年に行くに従って人間を対象に
描くようになってきたそうです。あの「船遊びの昼食」の
絵のそばにあった
ブロンズ像は、ご長男が生まれた後に
描いた絵を元にして、彼女の死後、それを墓標(お墓の
前に建てる)つもりで制作したそうですが、それは可能に
ならなかったということです。それにしてもそこまで愛され
通した奥様が羨ましいですね!若かりし頃のアリーヌが
きれいに絵の中で犬と戯れていて、死後も彼女を思い
子供が産まれてすぐの幸せな当時を思い出して像を
造り、永遠に作品の中に愛を残していけるなんて、
とても素敵で幸せな事だと思います。

産業革命で工場が建ち並んでいる絵がモネやルノワール
の絵などで煙突から煙が出ていたり、鉄が製造されだして
駅の駅舎も鉄骨とガラスで造られた「サンラザールの駅」を
モネは連作で良く描いていたそうですが、後ろにある
ヨーロッパ橋(
MONE サイト様)も新しい時代を表しています。
そのヨーロッパ橋もカイユボット(カイユボットまとめ/
ハミガキ様
何点か描いていまして、その作品も見せて頂きましたが大変、
現代的でポップな感じもしてリアルでとても素敵!!と思った
ほどです。

いろいろな作品を見せて頂いていたら、なんだかまた
パリへも行って直接、沢山の絵画を観たくなってしまい
ました。私はどうしてもそのモネの描く光が好きなのです。
他に名作は数々あるのですが、産業革命のお陰で
印象派の作品を今日でも堪能することができ幸せです。

また、この後も月に一回、ここの文化ホールで美術講演会も
予定されているとのことです。展覧会のチケットを頂けるのも
ありますが、その国々の時代背景などもわかり、とても勉強に
なります。美術に限らず、史実を聞くつもりで参加してみるのも
楽しいものです。

(長くなりました。お付き合いありがとうございます。
 最近、「ココログ」の調子がまたよくないので、
 画像などアップしておりませんが、リンク先など
 ご覧になって下さいませ。TBなどでもご迷惑を
 おかけしていつも申し訳ありません。システムと
 自分の頭のシステムの不具合が時々整合して
 しまいます(。><。)ゴメンナサイ)

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005/07/17

500年の大系:植物画世界の至宝展

昨日のオフ会で、皆さんが「小林古径展」は18日
までなので、観にいったほうがいいですよ!と
おっしゃっていたので、午前中は近代美術館へ
行って参りました。しかし、あまり日本画もわから
ないのと、近美の展示が自分の波長と合わない
こともあって、申し訳ないのですが、落ち着いて
みることができず残念でした。。。

そんなわけで、常設もざっと観てきて、一路
芸大美術館へと向かいました。大場博士の

講演会の記事に何人かの方々がTBをして
頂いていたので、本当は早目に観にいきた
かったのですが、本日、漸く見に行くことが
できました。

   botanical

東京藝術大学の美術館は近代的な建物で
美術館としては小規模(?)かもしれませんが、
今回のような小さな作品を見せるのには
適度な広さで各テーマ毎の植物画を上手く
展示していたように思います。ご観覧されて
いた方々もどなたも大変熱心に植物画と
お顔をつける位に近くに寄って、その緻密な
絵に魅入っていらっしゃるかのようでした。

第1章から第5章に分けて、1500年代の
「近代植物画の誕生」から第5章の
「植物画のルネサンス」の現代にいたるまで

書籍8点をふくむ計129点の作品を各テーマ
に分けて展示されていました。

第1章 近代植物画の誕生
展覧室の入口には、立派な1500年代の
植物誌が展示してあり、それもめったにというか
世界初の未出版書籍ということですが、他にも
貴重な植物画が描かれた書籍が展示されていて、
興味深く観ることができました。

大場博士のご講演を思い出しながら、各テーマ
を見て行きますと、初期は実際に植物を観ながら
根から葉、花、実へとリアルに描いているのが
分かります。医者がその植物を理解するために
描かれていたということですが、まだ装飾性が
なく素朴な薬草などの絵がまた美しく見えました。

大場先生のお話を引用させていただくと、1503年
にダ・ヴィンチがモナリザを描き出し、植物も描いて
いたそうです。「模写から写生」への転換時期と
なって、植物画でもルネサンスを迎えることになり、
16世紀半ば(1530年)にブルンフェルスにより
『本草写生図譜』第一巻が刊行されました。この
時期には、ヨーロッパ全体でも自然回帰の姿勢を
貫いた植物画が誕生していったそうです。

第2章 大航海時代と植物画の黄金時代
大航海時代に入って、各国の王家は競うように
新大陸の動植画を紹介するために、画家と
植物学者と協働で植物画を描かせたそうです。

18世紀初頭に、ツーヌフォール(植物学者)と
植物画家オーブリエを伴い、中近東のレヴァント
へ協働して行った例は名高いとのことです。

ウィリアム・フッカーが果実の実などを描いて、
植物の園芸書やカタログが出版される
(1750-1830)ようになり、カラフルできれいな

植物画が増えてきました。

そのフッカーについて大場先生は。。。
科学的にもより正確な「植物画」と「記述」を成し
とげ、自著『植物誌』では、写生、版下作製、銅版
を分業で行い、各担当者の氏名も明らかにする
ようになりましたが、植物の全形を一つの図版
に収めるため、相対的な大きさが歪められ、樹形
も枝ぶりもかなり不自然になっているそうです。


1501年にシエナに生まれたマッティオリは植物の
特徴を示す部分図だけ描くようにしたので、その
植物の特徴がよりよく現れてくるようになりました。
その解剖図の登場は、科学的な評価に耐える
植物画誕生の契機になったとのことです。


この章では特に、下記のClara Mariaの《camellia》
が私はとても好きでした。

    tubaki_clara

 昔から椿の植物画が好きで、八重の椿など
 薔薇のようで素敵ですよね~♪

 それから真紅の《Dahlia》を描いたSillett Jamese
  の作品も美しいですよね~?

        tsubaki

 

続きを読む "500年の大系:植物画世界の至宝展 "

| | コメント (8) | トラックバック (2)

2005/07/16

「モディリアーニ ~真実の愛~」&オフ会

今日は先日、こちらでもご紹介しました
映画、「
モディリアーニ ~真実の愛~
を観に行って参りました。

主役のアンディ・ガルシアもモディリアーニ
の繊細で奔放で破壊的で且つ天才的な
アーティストが持つカリスマ性を甘いマスク
とともに迫真の演技で見せてくれました。

奥さんのジャンヌ役のエルザ・ジルベルスタイン
もどん底のモディリアーニを最後まで愛して
支え続けた哀しくも美しい愛をモディアーニが
描いた女性と同じような容姿と雰囲気で、
熱演していて、こちらも素晴らしかったです。

ただ、私はフランス語の会話が聞けるかと
楽しみにしていましたら、英語だったので
その点だけはがっかりとしました。パリの
風景が美しく描かれているだけに、英語で
会話~?と少々、違和感を感じました。

当時のエコール・ド・パリの画家達がサロン
に出展するために、それぞれが自分の絵
の制作に没頭して描いているシーンは
画家たちの絵を描くという動きが楽しめて
それは圧巻でした。

それから、モディリアーニが最後に地面に
倒れている時に、ブルーの雪が舞い降りて
くるのですが、それはよけい悲しみを増して
くるようでした。。。

モディリアーニはイタリア出身だけに、、
イタリアの少年時代のことや時折、パレード
シーンなどが回想のように現れるのですが
昔、観たフェリーニのお祭りのシーンが思い
出され、夢のような不思議な世界もあり

そういうシーンはガルシアだからこそ合うよう
にも思いました。

そのほか、ピカソやユトリロやルノワールが
絡んででてくるシーンなど実在する画家たち
だけに、観ていて大変胸が打たれ、本当に
この作品は今だからこそ自分でもよく理解
でき
、観にいくにはグットタイミングな映画
だったように思います。

絵に少しでも興味がある方はぜひ、ご覧に
なってみてくださいね!古いパリの街並みも
映像的にとてもきれいに映っています。

あまり宣伝もしていなかったのに、満席に
近かったようですので、週末に行かれる方
は、全席指定席ですので、早めにチケットを
購入された方が良いかもしれません。

この映画を観た後は、お茶してからオフ会
へ行きました。ご興味あるかたは。。。

続きを読む "「モディリアーニ ~真実の愛~」&オフ会"

| | コメント (14) | トラックバック (15)

2005/07/13

セザンヌ・アート・サイト - 発見!

ちょっとだけですが、素敵なサイトを見つけました!

今日、翻訳するので翻訳サイトを探していたら
このサイトもすごい辞書サイトなのですが、

 翻訳のためのインターネットリソース

 Cézanne, Paul
 セザンヌのオンライン回顧展

 Paris: Tours

写真がとってもきれいです。アップしてぜひ
ご覧くださいね!英文ですが・・・

風邪を引かれている人が多いので
皆様も体調にはお気をつけてくださいねチュ(゚・^*)

| | コメント (1) | トラックバック (1)

2005/07/11

セザンヌとピサロ展 - MoMAで開催中

  昨日、MoMAのOnline Store

  「Pioneering Modern Painting
    
Cézanne & Pissarro 1865–1885

   

        cezanne

 の本が販売されているというお知らせを
 したのですが、本日、良く調べてみましたら
 MoMAで2005年6月26日から9月12日
 までこの
展覧会が開かれているそうです。

  new-york-art.com さんの所でもご紹介
  されていますが、少し抜粋させて頂きます。

  近代絵画の先駆け:セザンヌとピサロ1865−1885展

  本展が網羅するのは、1865年から1885年。
   MoMAとしては随分時代をさかのぼる 印象派最盛期 。
   この年代は、近代絵画の父、ポール・セザンヌ
  (1839−1906)が“師”と呼んだカミーユ・ピサロ
  (1830−1903)と出会い交流した時期でもある。
  本展の企画者ヨアキム・ピサロ(ピサロのひ孫にあたる)
  は、この時代が近代絵画の幕開けだと語る。

ピサロについては・・・

続きを読む "セザンヌとピサロ展 - MoMAで開催中"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/07/10

Cézanne and Pissarro 1865–1885

MoMAのOnline Storeを見ていましたら、なんと

 「Pioneering Modern Painting
  Cézanne & Pissarro 1865–1885


の本が販売されています。($40.00)

  home_184

邦題だと。。
 「現代絵画の先駆者
   セザンヌとピサロ 1865–1885」
になりますでしょうか・・・?
展覧会(開催中)の図録のようですね(゚-^*)ノ 

  cezannepisaro

先日も「ポーラミュージアムアネックス」の
講演会で、セザンヌとピサロの関係を聞いた
ばかりでしたので、この本は本当に欲しく
なりますね!

その時のお聞きした内容を下記に抜粋いたし
ますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

 才能があるのに、サロン向けしないような絵ばかり描いて、
  そのために、もちろん落選続きのセザンヌを、ピサロは
  ポントワーズにパリから移って住まないかと誘います。
  ピサロはその頃、ポントワーズにいろいろな画家を呼び
 寄せて、芸術村を作っていました。その時に、仲間の
 一人に宛てた手紙に、
  「我々の仲間であるセザンヌは希望の星です。」
 とセザンヌを高く評価するようなことを書いていました。

 そして、ピサロとセザンヌは背中に画材を入れたリュックを
 背負って、一緒に戸外へ出て歩き回りながら、お互いに
  影響をし合って制作を続けていきました。セザンヌはピサロ
 から絵の描き方を学び、色調もだんだんと 明るくなって
  いきました。

 1874年 第一会印象派展 にピサロの願いでセザンヌは
  《首吊りの家》を出展します。

 1877年 二人の間にだんだんと個性が出始めます。
  ピサロは点で描くようになって、後にスーラとシスレーとも
  知り合うことで、もっと点が細かくなる点描技法になって
  きました。一方、セザンヌは、《ポントワーズの果樹園》
  でも観られるように、面で絵を描いていくようになります。

 戸外で描くことを学んだセザンヌは、色彩も明るくなり
  自然を良く観察して、それを光と色に置き換えることも
  できるようになって、自分の絵が確立してきました。

     (ポーラ美術館学芸員の奥村まき様のご講演から)

続きを読む "Cézanne and Pissarro 1865–1885"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Angel Series No.6 - 『ドレスデン美術館展-世界の鏡 -』

9日(土)の午後、絵の好きな友人と上野の
国立西洋美術館で開催しています
ドレスデン美術館展-世界の鏡 -』
を観て参りました。

    lastscan

友人も私もあまり博物品には興味がないので、
目指すはフェルメールが1659年頃に描いた
  『窓辺で手紙を読む若い女』
まで足早で駆け寄って行きました。

やっぱり、手紙を読んでいる少女は素敵でした!!
もう二人でしばし食い入るように絵の中に入って
しまい、真剣に手紙を読んでいる表情から少女
の胸中を知りたいと思うほど、この小柄な少女の
横顔には魅了されてしまいすね!!

布地や髪飾りにキラキラと細かく光る線がこの絵
のアクセントになっているかのように上品で美しく
感じ、他には右手のカーテンとバランスを崩した
果物、窓に映った少女の影などが印象に残り、
それらが窓からの光が差す中、不思議な構図で
きちんと収まっています。鑑賞する人にいろいろな
ドラマを想像させる絵ですね!

それから、二つの素敵な天使の絵も展示されて
いました。

1つ目は、レンブラントの絵に近い所に展示してあった
ヘルブラント・ファン・デン・エークハウトが描いた
  『天国の梯子についてのヤコブの夢』です。

    rafaelo

        旅の途中で、石を枕に眠ったヤコブは、
             天から地にまで伸びた梯子を天使達が
            上り下りしています。その傍らに神が立ち、
             この地を彼と彼の子孫に与えるというのです。
           目が覚めたヤコブは「ここは天の門だ」と
                 考えます。彼は枕にしていた石を記念碑として
                 立て、その場所をペテル「神の家」と名づけた
                そうです。

ここでは、梯子ではなく階段のように天使が
次々と上に続いていますね。友人と「天使が
いっぱいね!」と話していましたが、このような
お話が元にはあったのですね。また、雲の間から
たまに幾筋の光が差し込む時がありますが、
これも「天使の梯子」と呼ぶそうです。また、人と
話に夢中になっている時に、一瞬会話が途切れる
時も「天使が通る」とその一瞬の間のことを差し
ているそうです。

もう一枚は、第七セクション「ロマン主義的世界観」
に展示されていた小さな作品ですが、
カール・グスタフ・カールスが描いた『音楽』です。
この画像は、クリアーフォルダーからのもので、実物は
もっと暗い色調の絵です。教会の前の宮殿に置かれて
いるハープを奏でに天使がさっと舞い降りてきたように
描かれていますね。カールスは医師でしたが、音楽や
絵画なども趣味としていたそうです。私の中の天使の
イメージはこれに近いものがあり、自由に飛び回り
お気に入りの楽器を見つけては好きなように奏でて
また、さ~と飛び立って行きます。確かに若い頃の
私は気まぐれに絵を描いたり、ピアノを弾いたり、
小説を読んだりと好きなようにして過ごしていたので
なんだか、今でもこのように自分に似た天使を見つけて
いるのかもしれません。
  

   angel_music
   

後に、先日ご紹介した福澤京子さんの写真集から
パリにある「ST Jacques Du Haut-Pas 教会」の
天使のお写真とそれに添えられていた文章です。

   angelparis     

            青い地球を見守る天使が
       きらやかな星星を摘みながら舞い上がる
      天使達は、こんな教えをくちずさみながら
      星星の咲きみだれる庭で、私たちを
      みおろしているのでしょうか

         求めなさい、きっと与えられるから
            探しなさい、きっと見つかるから
                   
叩きなさい、きっと開けるから
                        (ルカ11.9)

| | コメント (6) | トラックバック (3)

2005/07/07

ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)- モネ Phillips CollectionNo.3

 今日は七夕の日ですが、ちょっと曇ってしまい
 ましたね(*ノ-;*) 織姫と彦星は天の川を今頃
 お互いに渡っている頃でしょうか・・・?

 そんな日に空の美しい絵があったのを思い
 出して、書いて見ることにしました。先日、
 観にいきましたフィリップス・コレクション展
 透明感があって遠くから観てもひと際、光の
 色で輝いていたクロード・モネの作品で
 『ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)』
 です。

  monet
   《
Val-Saint-Nicolas, near Dieppe (Morning) 1897

  実物を観るとこの空の部分が霞みがっていて
 あまり色がないようですが、パア~と明るい光
 が差しているようでした。

 池上先生のお話(講演会)では、この絵の明るさ
 からもわかるとおり、印象派画法で色があまり
 混ざり合わないよう点で描くようにしているので、
 この頃の絵が印象派でも頂点に当たる時期、
 と
教え下さっています。

 フランスの北岸、ル・アーヴルで育ったモネは
 崖の絵を50点も描いていたそうですが、この絵に
 描いているのは人影もなく、崖と海と空と遠くに
 かすかに見える海岸線だけです。

 ダンカン・フィリップスは、このような
 「個々の輪郭が(中略)光の中に溶けていく」
 風景画を「これ以上、美しい作品を観たこと
 がない」と思ったそうです。

 (絵と文は、フィリップス・コレクション展の図録から
    参照させていただきました。)

 もう一点、モネの作品で 《ヴェトゥイユへの道》
 がありましたが、私はこちらの明るい色彩の崖
 の絵の方が好きでした。

 会期終了日(9/4)まで、もう一、二回観にいきたく
 なるほど素晴らしい作品が揃った展覧会ですね!!

追記:
池上先生よりコメントを頂きました。ありがとうございます。

  モネのあの「ボワッと真っ白い」絵は、明度を
  落とさないためのモネの科学的な実験の、
  一つの到達点ともなっている絵です。それに
  しても明るい絵ですよね。あれほど白っぽく
  明るい絵画は僕も他に観た覚えがありません。

それから、早稲田大学のエクステンションセンター
三回シリーズのオープンカレッジ集中講義(コード:220445)
の内、下記の日程で先生が2回ご講演されます。
 
  7月25日(月) 13:30~15:30
 
8月1日  (月) 13:30~15:30

フィリップス・コレクション展について詳しく丁寧に
画家達の背景知識などを含めて教えてくださいます。
お時間のある方はぜひご参加くださいね!
私も先生のお話を聞いてから、これまでになく絵を
奥深く観ることができるようになりました。先生の
ダイナミックなご講演は本当に素晴らしいです!!

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005/07/06

Angel Series No.5 -Angel Photo Books

天使というのは、いろいろとランクがあるなんて
知らないで、Angel Seriesも5回目になりましたが
昨日のアモールには羽が着いているのですが、
どうも天使ではないかも?と思って調べており
ましたら、このアモールはキューピットで、
「愛を司る神」ということで神様の仲間らしいですね!

天使についてすごく詳しいHPを見つけました。
天使、一つとっても本当に奥が深くて今更驚いて
おりますが、これからも勉強していきたいと思い
ます。

  AREA66様HP
   天使の縄張り

東京地方は午後から雨が上がり、夕方には
晴れてきたので、銀座までブラブラとしながら
本屋さんへ寄ってきて、その天使についての
本がないかしら、と探してきたところ、次の
2冊の素晴らしい写真集を見つけて、もう
幸せな気持ちでおりますヾ(´ー`)ノ

pht_book

『Talking with Angels ロンドンの天使達』
             岩谷薫/写真・文

 

出版社/著者からの内容紹介:
鏡リュウジ氏、推薦!
ヴィクトリア時代に建立された、ロンドン郊外8カ所
の墓地に眠る天使像。その奇跡的なまでの美しさと
出会いを伝える、今だかつてない優しさに満ちた写真集。
墓地における天使像の歴史的、象徴的意味についても
詳細に解説してあり、天使とコンタクトをとる方法書として
も秀逸。写真、文章、イラスト、全てが繊細に折り重なった
本書は、写真集というカテゴリーでは納まり切らない、
まさに“天使の書物”です。
青く高い空と新緑に包まれ、1世紀半の時を超えてたたずむ
天使たちとの、言語に由ることのない癒しの対話をご体験ください。

         angel    angel002

         天国とは神の至福のイメージを見ることだと悟れば
     そこはもう時間を越えた瞬間 (a timeless moment)
          だということがわかるでしょう 時間は炸裂してしまう
     だから もう一度言いますが 永遠とはいついつまでも
     存在するというようなものではない それはまさに いま
     ここにある この地上であなたが他者と関わりあう
        その経験のなかにあるあるのです      
              - ジョーゼフ・キャンベル『神話の力』 -

                        
          
   (お写真と文:『ロンドンの天使たち』より)

 もう一冊は、ヨーロッパの街や美術館にある天使達
 のお写真が沢山掲載されている写真集です。
  kyoko       

『天使に出会う旅』
福沢 京子 (著)  

 内容(「MARC」データベースより):
ページを開いてみよう。いや、街角をちょっと
見上げてみよう。もの想いに沈む天使たちが、
まわりにあふれていることに気づくだろうか。
ヨーロッパの至る所に静かに佇む天使たちの
様々な表情を収めた写真集。  

     

kyoko_angel
Versailles.(ヴェルサイユ)

  空にまでとどきそうなヴェルサイユ宮殿の広い庭
  散歩好きだったマリー・アントワネットの思い出を
  歌いながら、小さな天使達が風の中を飛んでいます
  この子たちは、空とも鳥たちとも仲良しで、
  花たちとさえも、兄弟のようにまじわり、語り合って
  いるのです
  いつの日か素敵な大人になりたいと

   (お写真と文: 『天使に出会う旅)』 より)

2冊とも文庫本より少し大きめですので、バックに
忍ばせて、ランチのときにでもチラッと眺めるだけで
心から癒されそうな天使が微笑んでくれます。

特に、岩谷薫氏の写真を最初に観た時、名画を
観るような衝撃でいつもの震える感覚が襲って
きました。素晴らしいです!!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2005/07/05

 《プシュケとアモール》 

  七夕の日ももうすぐで、なんとなく素敵な
  恋の絵画を探したくなったのですが。。。
  
やっぱり、「ルーヴル美術館展」で観ました
  こちらの美しい絵をご紹介したいと思います。

  絵の好きな方はもうご覧になった方も多いと
  思いますが、私は先日、初めてこの
  新古典主義という絵画に衝撃を受けました。
  入って直ぐの所に展示してありましたアングル
  の《泉》も素晴らしかったのですが、この
  大きな二つの絵には圧倒されました。

    最初は、フランソワ=ジェラールの
     《プシュケとアモール》です。
    サイズも「186x132」ととても大きくて
    本当に鮮やかな瑞々しい二人の男女が
    艶やかな色彩で描かれていました。

    pushuke 

      簡単にこのギリシャ神話を説明しますが、
      このプシュケがあまりに美しくて誰にも求婚
      されずにいたので、それを知ったヴィーナスは
      嫉妬をして、自分の息子を送り込み他の誰かに
      恋をさせようとさせます。しかし当の息子は
      あまりに美しいプシュケに見とれてしまい自分
      (キューピット)に矢を刺してしまいます。 
      そしてすっかりアモルはプシュケに恋をして

      毎夜、プシュケの元に通うようになります。

 

  また、もう一つの作品は、フランソワ=エドゥアール・ピコ
    の描いた《アモルとプシュケ》です。こちらも
  「233x291」と大変大きな作品ですが、この絵の
  全体から官能の美が光り輝いているかのように
  本当に美しい作品でした。
プシュケの寝顔もまるで
  生きて呼吸しているかのように少し赤みがかり
  肌が透き通って素晴らしく感動した作品でした。

   picot

  どちらも大変美しい作品で、これからの男女の恋
  の行く末が期待されるかのようなドラマチックな
  感じがしますね!おぉ~今年の七夕の夜は晴れる
  でしょうか?空想の中の恋、またいいですね!!

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2005/07/04

パウル・クレー ★ 色彩の魔術師 No.1

映画「サハラ」のご招待券を頂いたので、昨晩
娘と観にいきまして、思ったよりもアクション
満載で、また砂漠の景色の美しい映像には
感嘆するほどで、
昔の007を観ているような
ストリー展開も面白かったです!主人公の
二人が個人的に惹かれあっていくのも微妙な
表情でわかったりしてそれも楽しめました(^_-)-☆

そして、その砂漠から連想して、クレーが
アフリカへ行ってから彼の色彩が変わったと
書かれていたのを思い出して、映画の画像から
伝わるあの黄土色の砂や灼熱の太陽などから
「なるほど、これがクレーの色ね!!」などと
一人分かったように感じたものですから、本日は
パウル・クレーについて書きたいと思います。
   
    angelklee

いつか、わたしは無の世界に
         横たわることだろう。
 だれかひとりの天使の傍らに。

    (西田秀穂・元木幸一訳)




先週の土曜日(2日)に、再度ブリジストン美術館
へ行って参りました。ここの美術館が落ち着いていて
好きなことと「印象派と20世紀の巨匠たち」展を
もう一度、観ておきたかったのです(10日まで)。
クレーは以前から少し変わっている絵かしら?と
思っていましたが、特にその華麗な色彩と動きのある
線と特殊な画材に
惹かれていました。そして、ここの
常設でもクレーの「島」に前から惹かれておりまして、
今回もマジマジとご対面してきました。この絵は
そのベースとなる色が砂漠の色ですよね!!そして、
いろんな色の点々でアクセントをつけて、真ん中を
流れるようなメロディアスといってもいい程の線が
自在に描かれています。この線が島を現しているの
かもしれませんが、とても楽しい気分で描いているのを
感じとれます。

  cley
        《島》油彩、板に砂をまぜた石膏下塗り 1932

そして、フィリップス・コレクション展でも2枚展示して
まして、その一枚がこの《大聖堂》です。ダンカン・
フィリップスはクレーの作品を13点も集めていた位
クレーがお気に入りだったようです。彼は、この芸術家を
  
「夢想家で詩人、かつ内向的な反逆児」
と呼んでいたそうです。この《大聖堂》にはデザインの
基礎要素(矢印、半円)や建築的な平面図、立面図
などが組み込まれているそうです。そして右側の音楽記号は
聖堂内部で聞こえてくる音楽を現しているといるそうです。
まさに、建築と音楽のハーモニーを完璧に理解している
表記で描いている、と図録では解説してありました。
実際にみるとこの作品はとても小さく、色ももう少し
濃い赤と少しオレンジ系の薄い赤色で描かれていて
それは、「光と闇」を表現しているそうです。この解説を
読むまでそこまで、建築的で音楽的な絵であるかなんて
分かりませんでしたが、何か芸術の全てが結集している
ようですね!!

  clay_daiseido
      
《大聖堂》 水彩、油彩/板を貼り合わせた
                               カードボードに張った紙  1924

    色がぼくを捉えた。彼を必死になって捕まえ
      ようとしなくてもいいのだ。ぼくは知っている、
    彼はぼく
を捉えて二度と離しはしない。
    なんと幸せな瞬間だろう、ぼくと色彩はひとつだ。
       ぼくは画家なのだ。

        
   (1914年チュニジア旅行で/宮下誠訳)

続きを読む "パウル・クレー ★ 色彩の魔術師 No.1"

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2005/07/03

*Flower Photos*

GoodSpeedさんのお花のお写真と秋から冬にかけて
撮られた京都、大阪近辺のお写真をご紹介したいと
思いますので、ご興味のある方は左端にある

「マイフォト」リストから

  GoodSpeed「古都の秋」

   ishibei002 kisen015

  * FLOWERS *

   pink_ajisai kyoto_kisen

をご覧になってくださいね!!

* FLOWERS * の方には以前こちらにも掲載した
 私のお花やパリやニューヨークの美術館で撮って
 きたお花の絵のお写真もあります。ただ、題名が
 今すぐにわからないので分かり次第、付けていき
 ますので、もしどなたかご存知の方がいらしたら
 教えてくださいませ(*- -)(*_ _)

  これから、先日こちらでBLOGキャンペーンというので
 「サハラ」のことを掲載しましたら、本当にチケットが
 2枚送られてきましたので、娘と観にいってきます!!

 また、明日から一週間が始まりますね。皆様、体調には
 くれぐれもご留意されてお仕事やblog活動(?)など
 頑張ってくださいませ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年6月 | トップページ | 2005年8月 »