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2005/07/10

Angel Series No.6 - 『ドレスデン美術館展-世界の鏡 -』

9日(土)の午後、絵の好きな友人と上野の
国立西洋美術館で開催しています
ドレスデン美術館展-世界の鏡 -』
を観て参りました。

    lastscan

友人も私もあまり博物品には興味がないので、
目指すはフェルメールが1659年頃に描いた
  『窓辺で手紙を読む若い女』
まで足早で駆け寄って行きました。

やっぱり、手紙を読んでいる少女は素敵でした!!
もう二人でしばし食い入るように絵の中に入って
しまい、真剣に手紙を読んでいる表情から少女
の胸中を知りたいと思うほど、この小柄な少女の
横顔には魅了されてしまいすね!!

布地や髪飾りにキラキラと細かく光る線がこの絵
のアクセントになっているかのように上品で美しく
感じ、他には右手のカーテンとバランスを崩した
果物、窓に映った少女の影などが印象に残り、
それらが窓からの光が差す中、不思議な構図で
きちんと収まっています。鑑賞する人にいろいろな
ドラマを想像させる絵ですね!

それから、二つの素敵な天使の絵も展示されて
いました。

1つ目は、レンブラントの絵に近い所に展示してあった
ヘルブラント・ファン・デン・エークハウトが描いた
  『天国の梯子についてのヤコブの夢』です。

    rafaelo

        旅の途中で、石を枕に眠ったヤコブは、
             天から地にまで伸びた梯子を天使達が
            上り下りしています。その傍らに神が立ち、
             この地を彼と彼の子孫に与えるというのです。
           目が覚めたヤコブは「ここは天の門だ」と
                 考えます。彼は枕にしていた石を記念碑として
                 立て、その場所をペテル「神の家」と名づけた
                そうです。

ここでは、梯子ではなく階段のように天使が
次々と上に続いていますね。友人と「天使が
いっぱいね!」と話していましたが、このような
お話が元にはあったのですね。また、雲の間から
たまに幾筋の光が差し込む時がありますが、
これも「天使の梯子」と呼ぶそうです。また、人と
話に夢中になっている時に、一瞬会話が途切れる
時も「天使が通る」とその一瞬の間のことを差し
ているそうです。

もう一枚は、第七セクション「ロマン主義的世界観」
に展示されていた小さな作品ですが、
カール・グスタフ・カールスが描いた『音楽』です。
この画像は、クリアーフォルダーからのもので、実物は
もっと暗い色調の絵です。教会の前の宮殿に置かれて
いるハープを奏でに天使がさっと舞い降りてきたように
描かれていますね。カールスは医師でしたが、音楽や
絵画なども趣味としていたそうです。私の中の天使の
イメージはこれに近いものがあり、自由に飛び回り
お気に入りの楽器を見つけては好きなように奏でて
また、さ~と飛び立って行きます。確かに若い頃の
私は気まぐれに絵を描いたり、ピアノを弾いたり、
小説を読んだりと好きなようにして過ごしていたので
なんだか、今でもこのように自分に似た天使を見つけて
いるのかもしれません。
  

   angel_music
   

後に、先日ご紹介した福澤京子さんの写真集から
パリにある「ST Jacques Du Haut-Pas 教会」の
天使のお写真とそれに添えられていた文章です。

   angelparis     

            青い地球を見守る天使が
       きらやかな星星を摘みながら舞い上がる
      天使達は、こんな教えをくちずさみながら
      星星の咲きみだれる庭で、私たちを
      みおろしているのでしょうか

         求めなさい、きっと与えられるから
            探しなさい、きっと見つかるから
                   
叩きなさい、きっと開けるから
                        (ルカ11.9)

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コメント

Julia様もドレスデン美術館展へ行かれたのですね。
私もエークハウトの「天使の梯子についてのヤコブの夢」は展示室に入った瞬間に目に飛び込んできました。
柔らかな光と質感の魅力的な作品ですね。

ドイツロマン派の作品も美しいものでした。
これまでドイツロマン派といえばフリードリヒくらいしか知らなかったのですが、もっといろいろと見てみたいと思うようになりました。

投稿: 千露 | 2005/07/10 21:03

千露様

コメントTBを本当にありがとうございます。
千露様の記事も拝見しておりましたが、とても解釈が素晴らしいから私のほうからTBさせていただくのも申し訳なく思っていたのですが、コメントをいただけて大変嬉しく思っています。

あのようなレンブラント派というのでしょうか。。1600年代の作家ってまるで写真のようにそっくりと人間のお顔など描けて、優秀な絵描きさんが多かったのですね!!驚くべき緻密さですよね。

ドイツロマン派も景色が本当に美しくて、あの頃はディズニーランドのお伽の国がそのまま実在していたようですね!!

また、TBに伺いますね。(ちょっと時間がないのでまたコメントは後ほど伺わせていただきます(*- -)(*_ _)

投稿: Julia | 2005/07/10 22:02

フェルメールは私も好きです。
人物が出てくる作品は最高ですが、路地塀みたいなものを描いたものも好きです。
とはいえ、なかなかたびたび見る事が出来ないので残念。

投稿: seedsbook | 2005/07/12 15:58

Seedsbookさん

コメントありがとうございます!

>路地塀みたいなものを描いたものも好きです。

  Σ('◇'*)そんな作品がありましたでしょうか?ぜひ、探し出してみてみますね!!

  フェルメールがお好きな方が多いですね!
  検索したりすると皆さん素晴らしいHPばかりで驚きました!!

  seedsbookさんの不思議なリンゴのお写真も素敵なので、後ほど遊びに行かせて頂きますね(^_-)-☆

投稿: Julia | 2005/07/12 18:47

TB、コメントありがとうございます。本当に少女の胸中はと思うと、不思議な感覚になりますね。

投稿: ak96 | 2005/08/15 23:13

まぁ~ようこそいらしてくださいました。コメント、嬉しかったですヾ(´ー`)ノ

少女の胸中・・・なんだか、抱きしめたくなるような感じを抱いてしまうほど観客の心理をぐいぐい引っ張っていくフェルメール様は信者を増やしていくのが分かります。

投稿: Julia | 2005/08/15 23:55

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