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2004/11/04

Turner - Whistler - Monet - R鵮ion des mus饳 nationaux

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より、近代絵画史上名を留める3人の風景画家、ターナー、
ホィッスラー、モネを扱った展覧会がパリで開催されている、
という素敵なお知らせが入ってきました。
私の大好きなモネ様にこのような海を渡って影響し合えた
画家仲間の関連性があったとは。。。!

ぜひ、このような素敵な展覧会を見てみたいですね!
ノーミ(IM事務局)さん、貴重な情報を本当に
ありがとうございます!!

twm.jpg

◆大気、光を捉えた画家達。その絵の共通項は、音楽性、抽象性、色の魔術
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃03┃ グラン・パレ国立展示場「ターナー、ホィッスラー、モネ」
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ★発信元 ― ノーミ(IM事務局)

前号で国内の巡回展を紹介しましたが、本号では海外の巡回展の
お話をします。オンタリオ美術館(カナダ)で開催された、近代絵画
史上名を留める3人の風景画家、ターナー、ホィッスラー、モネを
扱った展覧会がパリにやってきました。パリ開催は2005年1月17日
まで、その後2月にロンドンのテート・ブリテンに巡回します。

パリの会場は、特別展専門会場のグラン・パレ。ここは毎年秋から
冬にかけて大規模な美術展を開催し、文化シーズンを彩ります。
同展の企画には、上に挙げたカナダとイギリスの美術館と、
フランスからはオルセー美術館が参加しました。3人の風景画家達
の作品はいずれも音楽的、幻想的であり、そして非具象的傾向が
指摘できます。その国籍は、順番にイギリス、アメリカ、フランス
ですが、彼らに接点はあるのでしょうか。

モネがロンドンのナショナル・ギャラリーでターナーの作品に
出会ったのは1870年代末、ターナーが死去して約20年後の
ことです。この頃モネはまた、ホィッスラーのアトリエを訪ね、
有名な「ノクターン」や、テムズ川のエッチングを見たと
言われています。アメリカで生まれ、パリとロンドンを本拠
地とし、ロンドンで没したホィッスラーもまた、ターナーに
魅せられた画家です。ターナーとホィッスラーがモネにある
影響を与えたと仮定するのが、この展覧会の主旨です。

ホィッスラーとモネは厚い友情で結ばれ、ロンドンとパリで
展覧会が催された折には助け合います。ホィッスラーの
存在をパリジャンに知らしめたのはモネであり、また、
ホィッスラーのお蔭でモネの絵画がロンドンっ子の賞賛
を浴びることになりました。

モネの作品は、先ほど紹介した横浜美術館の「失楽園」展に、
ほとんど抽象画のような「日本の橋」が展示されています。
彼は、ターナーとホィッスラーに導かれるように、テムズ川や
セーヌ川に立ち上る「霧の効果」を捉えようとしました。
研究熱心なあまり、工場の煙突が吐き出す煙による大気汚染
まで描写されていることは、彼の同時代の人々が指摘した
ところです。一見平和で美しい風景画でありながら、「楽園」
の崩壊の兆しが顔を覗かせていたということなのでしょうか。

モネはテムズ川を描いてから約30年後、やはりロンドンを
舞台に、チャーリングクロス駅や国会議事堂をテーマに
連作を制作します。これらの作品にもやはり、ターナーと
ホィッスラーの影響が認められます。約100点が展示さ
れている同展は、6部で構成されています。ホィッスラー
とラスキンの関係を探ったり、3人の風景画家が描いた
ヴェニスの作品を対比したりもしています。近代の
代表的な風景画家の比較とともに、彼らの筆が捉えた
都市の姿の比較も楽しめそうな展覧会です。

◎グラン・パレ国立展示場(Galeries nationales du Grand Palais)
 3, avenue du General-Eisenhower, 75008 Paris
 TEL:(33)01-44-13-17-30 FAX:(33)01-45-63-54-33
 http://www.rmn.fr/galeriesnationalesdugrandpalais/

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