「カポディモンテ美術館展」@国立西洋美術館
殺人的な暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、昼夜とクーラーを使っている場所にいるので、ついに
喉がやられました~
もっと東京より北に住みたくなりますね!
ところで、随分、前になりますが、国立西洋美術館で開催中の
「カポディモンテ美術館展」に行って参りました。
暑いときに、濃いバロック調の油絵を観るとちょっと拒否反応が
出てしまうのですが、一点、心を打たれた作品があったので、書いて
おこうと思っています。
息子が先月、ナポリに滞在していたのですが、こちらの美術館では
なくて、もう少しナポリから真北にある「カゼルタ」という美術調度品も
豪華に展示されている王宮と庭園が素晴らしい世界遺産に認定されて
いる町に行ってきたようです。
どちらにしてもナポリというのは、以前はヨーロッパでも巨大な権力が
あったことが建築物や美術品からもうかがい知れますね!
宜しかったら、ナポリ周辺の遺跡などもアルバムにして
みましたので、観て上げてくださいませ↓
http://www.floralmusee.com/photos/_tour_/index.html
「カポディモンテ美術館」は、ナポリの丘の上に建っていまして、
当時権勢をふるったファルネーゼ家が、一級の美術品を収集し
家名を高めたとのことです。前半はルネサンスからバロックまで、
後半は、17世紀のナポリ絵画が展示されています。

エル・グレコ
《燃え木でロウソクを灯す少年》
エル・グレコの描く聖人画はそれほど好きではないのですが、
それでも時折、絵の中にぐっと引き込まれるときがあります。
以前もこちらの絵は観たことがあったようにも思いますが
絵の前に立った時に、非常に感銘を受けました。少年の顔の
肌色の色調が素晴らしく、一心にロウソクに火を灯す少年が
まるで、目の前に立っているようなリアリティがあります。
優しい灯りが私たちの心にも灯火を灯してくれるようで、
もし一人で観ていたら、きっと涙が出て止まらなくなるだろうと
思いました。
こういった作者の心が、優れた技術の上に現れたときに、
現代の私達の心をも洗ってくれるのだと思います。
夏休みには、ぜひお子さんに見せて上げてくださいね!

バルトロメオ・スケドーニ
《キューピッド》
もう一点ですが、とてもかわいいキューピッドの絵がありましたね
ドラマチックな絵が多かっただけに、少しホッとするような安らぎ
を感じるよい絵だったと思います。
その他にもグイド・レーニの大作やティツィアーノの「マグダラのマリア」
も良かったですが、グレコの優しい灯火は俊悦だと思いました
上野の美術館へ行くのにも熱中症になりそうで心配なほど
今夏は猛暑の連続ですね。。
ナポリもとても暑い所だったそう
ですが、皆様もどうぞ脱水症状にならないように気を付けて、
水分補給もしっかりとされてお出かけくださいませ
。
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